四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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早朝に起き、準備を整え、朝食を食べた。
今日の朝食は、パンだけであった昨日とは違い、小さなオムレツもついていたので小さいながらしあわせを感じた。
今日は約12時間 悪路を走りモロンベへと向かう。そして定刻通り7時に出発した。
街の中心部をくぐるように抜けて、牛車やバスなどとすれ違い、ひたすら走り続ける。
その模様は写真の方がわかりやすいと思うので・・・
そしてこの移動で初めての大きなバオバブ (アダンソニア フニィ)遭遇。
またほど近いとところにパキポデューム ラメリー。これはかなり大きい。バオバブと見間違うぐらいである。
それらの近くに、サボテンの実があり、せっかくなので食す。
本来ならグローブをして触るべきとこと、車まで戻る手間を怠ったため、案の定とげに悩まされる一日となった。
多くの村人とすれ違い、多くの人が笑顔で手を振ってくれる。とても温かい気持ちになれる。
途中でランチ食べ、大草原でのトイレ休憩をして、またひたすら走る。
バオバブをしばし眺めて、ドライバーさんの休憩を、ホテル CALIFORNIAでおこなった。ここは以前、秋篠宮殿下と眞子さまが訪れたと説明を受けた。
そして今回、関空から同行の谷さんが10年前にこの地を訪れ、その時取った写真を持参されて、皆さん見せられていた。でも殆どの人がこの地を離れていなかったが、村人がこの子を知っていると言って、一人の青年を連れてきた。
そして写真を目の前に照れながら喜んでいた顔をしていたのと、その光景を嬉しそうに眺め、またシャッターを下ろす谷さんの姿がとても感動的であった。
その光景と10数年前、モンゴルに学校を建てるプロジェクトリーダーを行っていた時に、集まってきた子どもたちの姿がオーバーラップさせてしまい眼が熱くなってしまった。
再び車を走らせ、出発から約8時間。圧巻の光景が目に飛び込んできた。
凄いと言って良いのか?美しいと言っていいのか?言葉が見つからない光景であった。
ここのサイズは、マダガスカルでは2~3番目とのこと。この光景をもっと多くに人に見てもらえるようになればいいな~と思う反面、この素敵な光景がひょっとして人の手で崩れてしまうことは避けなければならないという気持ちが交差しながら、しばしこの光景に釘付けになってしまった。
そして後ろ髪をひかれる思いで、再び目的地モロンベをめざした。
そして出発から約13時間で宿泊地その名も「HOTEL BAOBAB」に到着した。
到着早々停電と言うトラブルに会いながらも、湯浅先生曰く停電は名物みたいなものだよという言葉に妙に説得され、真っ暗で何も見えない中、部屋にスーツケース押し込んだ。
そして食事を始める前に、停電は復旧し、ホッと肩を撫でおろしたのだが、先生からここはマラリア発生地域だから必ず蚊取り線香は絶やさないようにと言われたのだが、私が持参した蚊取り線香はこれ。
これは2時間しか持続しないのである。大きなミスをしてしまった(^^;)
他の人に聞けば、その方はベッドの四隅に置いているとのことである。
であるならばできるだけ頑張って起きておこうということになり、深夜引き続きデスクワークを行い、このブログを書きました。きっと文章は残念だろうが写真を楽しんでくださいませ。
私は普段から虫や蚊も殺さない人なので、今日明日だけは、今までの功績に免じて、私を刺すことは許してくれるだろうと思いながら・・・
さて蚊取り線香の新しいのに火をつけて、蚊帳を降ろして眠ります。
ドライバーさん。一日お疲れ様でした。ありがとうございました。
おやすみなさい。
快適な朝を迎え、パンのみの朝食を終え、1日 のスタートを迎えた。
そして荷物を積み込みナーセリーへと向かった。といっても見ての通り積んだのは私でなくポーターの方々である。25kgを超える重さのスーツケースなのですごく申し訳ない気がした。
そして午前中の行程を終え、アンタナナリブ空港へと向かった。
そして空港内でランチを済ませ、飛行機に乗り込み、チュレアール空港へと向かった。
乗ること約1時間で、電車の駅よりも小さなチュレアール空港に到着。
ホテルでは最近話題のモリンガがそびえたっていた。
そしてホテルの部屋に荷物を置いて、すぐにテーブルマウンテン周辺を探索した。
この周辺は石灰岩土壌であり、植物としては好石灰岩植物と耐石灰岩植物が分布している。特に目立っていたのがアルオーディアであった。
その他にもデロニクスなど、当然日本で自生していることを見ることができない植物を多く見ることができた。
そして場所をかえ、探索していると何と日本では凄い人気のオペルクリカリア パキプスが自生をしていた。鉢植えのオペルクリカリア パキプスをみることも容易でないのに、自生のものをみることができて感動した。でも近くには大きな穴もあり、きっとこのオペルクリカリアを採取するために、掘った痕跡と思える。
そう思うと、正直複雑な気分になる。ビジネスよりも先に地球にとって、植物にとって、住み暮らす人々にとって何が大切かを考えなければならないとあらためて思えた。
そして、そうこうしているうちに陽も落ち始め、モザンビーク海峡が望める小高い所に移動し、沈む夕日を堪能させていただいた。
美しさと珍しい植物に後ろ髪をひかれる思いで、牛車をみながら車に乗り込み、ホテルへと戻った。
そして夕食いただき、部屋に戻り、深夜薄暗い中デスクに向かってこのブログを書いています。かなり眠いためさらに文章はぐちゃぐちゃとは思いますが、明日はまたネットがつながるかどうかもわからないので、下手な写真だけでもいいので見ていただければと思ってアップします。
さて明日は車でムルンベへと向かいます。車で10時間ぐらいだろうか・・・
腰が痛くならなければいいのだけどな~~。
おやすみなさい。
深夜香港に到着し、そこで湯浅先生率いる羽田出発組と合流。乗り継ぎの間に簡単な自己紹介を終え、経由地であるモーリシャスに向けて再び飛行機に乗り込んだ。
機内に乗り込み座席に腰かけると、いくらエコノミーとはいえ、LCC顔負けのかなりの狭さに少し驚いた。日本人の私・・・いや少し小さな・・・いや小柄な私でさえ、かなり窮屈に感じるのだから、大柄の人や、西洋の人はかなり厳しいのではと思う。前の人がシートを倒されるので、パソコンは打てたものではない状況である。
そして出発前には、機内全て座席頭上の荷物置き場辺りを、キンチョールのようなものをかけていた。事前情報によると、マラリア感染が拡がらないための殺虫とのことだそう。
この情報を聞いていなかったら、一体何をしているのか?と驚く作業であったと思う。
そのような中、無事離陸し、窮屈さにもがきながら、約9時間後モーリシャスに到着した。
モーリシャスでは、約6時間の乗り継ぎ時間があったので、少しトラブルはあって苦戦したが入国をした。
空港では早速、トックリヤシとアフリカマイマイが私たちを出迎えてくれた。
そして陽気なドライバーに出迎えられバスに乗り込み、北部にある植物園をめざした。
道中は、サトウキビ畑が拡がり、モカという山が美しかった。ガイドのアナウンスではコーヒーの「モカ」といってはいたが、詳細はよく聞き取れなかった。ちなみに私はコーヒーでモカは好きな種である。
そして車窓を楽しみ約1時間30分でSSR Botanic Gardenに到着し、少しの時間であったが、できるだけの植物を観て回った。
BaobabやTalipot、Giant water lilies、ゾウガメなどをみていると、与えられた1時間はすぐに経ってしまい、再びバスに乗り込み帰路についた。
そして空港に到着し、再び出国手続きを行い、マダガスカル アンタナナリブへと向かった。
機内では、入国カードに記入するのだが、これが結構項目が多く、座席のシートナンバーまで記入することになっていて、少し時間を要した。
着後はホテルへ。こじんまりしたホテルで、部屋も私にお似合いのかわいい部屋であった(笑)
そしてしばし、重要な方々とのミーティングの時間をいただき、ディナーを済ませ、部屋でこのブログを書いている。
さ~。明日から始まるマダガスカルでの9日間。どんな感動に出逢えるか。本当に楽しみである。
台湾より戻り、次の日は和歌山日帰り、前日もミーティングなどでバタバタのままでやり残したことが多く、出発当日もミーティングを終え、慌てて準備を行い、関空に向かおうとした途中、スマホが手元にないことに気づいた。
海外に出る時、私にとってスマホは唯一と言える通信手段であり、カメラをほぼ使わない私にとっては貴重な記録手段である。またFacebookやブログアップにも欠かせないものなのである。特に現在進行中の重要なプロジェクトを数件抱えているので、通信手段がなくなることは、あまりにも影響が多いため、正直頭を抱えてしまい、恥ずかしながらかなり慌ててしまった。
結果的には、もう諦めて気持ちを切り替えようとしたとき、スマホのありかを何とか見つけ出すことができ、慌てて取りに行き、その後献身的なスタッフの助けを得て、渋滞にも巻き込まれはしたものの集合時間から少し遅刻で何とか到着することができ、汗びっしょりでチェックインを済ませた。その時の汗の量は半端でなかったため、関空のユニクロで着替えを購入し、着替えて機内へと乗り込んだ。
今回の又右衛門プロジェクトは、マダガスカルの動植物については日本の第一人者と言える進化生物学研究所の湯浅浩史先生のツアーに、別枠で同行させていただきながら、私自身は先生よりレクチャーを受けながら、自分自身のマダガスカルにおける動植物や環境について研究・調査が主な目的になる。
行程は、香港を経由し、モーリシャス、マダガスカルとなり、マダガスカルで10日間毎日移動をし続け、帰国はモーリシャス-香港-台北-大阪という行程である。
出発以前からバタバタ劇を繰り広げてしまった私が今回のマダガスカル訪問でどんなことが待っているかは正直不安ではあるが、楽しみもいっぱいである。
通信環境が不安定らしいのでブログアップは帰国してからになるかもしれないが、今回はコメントを控え、写真を多めのアップを皆様に届けられればと思っています。
また良ければFacebookで金岡信康もしくは又右衛門を検索いただきご覧いただければと思っています。
今は香港に向かう飛行機の中、このアップも帰国してからになるかもしれませんが、とりあえずマダガスカルに向かいます。
ではいってきます~~~。
15日の早朝 まだ夜が明けきれないときより、お墓までご先祖様をお送りさせていただき、関西空港へと向かった。
そして、空路 台北へと向かい、定刻よりも約30分早く桃園国際空港に到着。
空港には、数年前知り合った日本でも活動されている素敵なパートナーが、ちょうど帰国されていて、今回忙しい中にも関わらず私の案内役を受けていただき、台北を案内していただけた。
到着してまず新しい空港線で急行にのり約30分で到着。
そしてまずランチに連れて行っていただいた。
まずパートナーに好き嫌いはありますか?と尋ねられ、特にないですよ。せっかくなので台湾らしいものを紹介してほしいと頼み、連れて行ってくれたのがこのお店である。
ホルモン麺の方は、濃厚かつおだしで、とても美味しかったのだが、噂には聞いていたが臭豆腐は、納豆攻略にも、長い年月を要した私にとっては、正直中々の難敵であった(^^;)
そしてランチ終了後、Caféでミーティングを行い、とりあえず私の宿泊施設に荷物を置きに行ってきた。
今回の宿泊施設は、最近流行りの民泊のようなものなので、ホテルのようなわかりやすい外観もなく、見つけるのには地元の方がいなければ少し苦労をする感じだが、駅近でとても便利なところにであった。
チェックイン、アウトも自分で行うので、慣れればわかりやすいものであった。そして荷物を置き、台北での活動が開始された。
今回の台北は、植物の取引はあまり目的に置いていないため、台北花市場は見学させていただくぐらいであった。
鉢物棟では、多くの店舗が軒を並べ、それぞれ商売をされていたのが印象的であった。ただ私の興味に当てはまる植物はなく、また各店舗の特色を見出すことが出来ずであったので、本当に見学だけになった。
生花棟も私には同じであったので、流れるように見学をさせていただき、しばし時間を過ごしたのちに、他の地区を色々まわることにした。
ここは昔ながらの建物をリノベーションし、アトリエやデザイナーの発信基地になっていてとても興味深いものが多くあった。
また市内中心部では新しい商業施設などを見学してきた。植栽だけをみるとその精度は、まだまだと感じるところもあるが、洗練されたデザインの建物に高級ブランドが立ち並ぶ姿は、凄いなと感じるところが多くあった。
飲食は日本の外食チェーンも多く出展していたり、都内にもあるお洒落なお店や若い世代が好むようなお店も多く出店されていたり、地元の方々で賑わっていた。
そのような中、私は台湾の昔ながらのスタイルの飲食にこだわり、そして堪能させていただいた。
今回、本当に短い間の滞在であったが、新旧が融合しながら変わりゆく台北において、新しい文化や異業種のデザイナーと触れ合い、又右衛門として少し違う角度から見た今後の展開を考えることができたのはとても有意義であった。
是非これらが近い将来形になり、皆様に案内できる日が来るかと思うので、是非楽しみにしていただければと思っています。
今回もいつものようなユニークな植物アップを楽しみにしていただいた方には、少し申し訳ない内容かもですが、それは来週から始まる渡航を楽しみにしていただければと思います。
ではでは~~。
まだここではお話することはできないですが、今回も異業種の方との新しい出逢いや、新たな絆によって、今までと少し違ったユニークなこと皆さんにお届けができそうです。
ご期待くださいませ。
ダーウィン空港で待つこと約6時間。Caféでデスクワークに没頭していたので、そんなにも長く感じなかった。
そしてダーウィン空港から約4時間で出発の時と同じように経由地であるクアラルンプール空港に到着した。
実はここでの乗り継ぎのための待ち時間が約15時間と尋常じゃない長さである。いくらコスト削減のためと言え、愚痴や文句の一つや二つ出てくるのが当たり前だと思う。ただ私たちの一行から、そのような言葉のかけらも出てこない。不思議なぐらいであった。
それは忍耐強い人の集まり???と思う人もいるかもしれない。でもそうではないと思う。旅行じゃなく、業務だから愚痴が言えないのでは???というのでもない。普通の仕事だったら、きっとちょっとの愚痴ぐらいはこぼれてもおかしくないからである。
では何故?と思う人もいるだろうが、私は、きっとそれぞれが確固たる使命感をもって、このプロジェクトに参加しているからであろう。そしてこのコスト削減が植物のために使われていくのを理解し、私たちを信頼していてくれるからであろうと思え、本当にうれしく思えた。
クアラルンプール空港でそれぞれが自由に過ごすことした。ちなみに私は15時間、食事時間以外は全て座ったままパソコンと格闘し報告書など作成をしていた。
そして時折、パソコンの画面は、文字しかないWord書類なのに、次から次へと様々なシーンが映し出されてくる。まるでスライドショウを観ているかのように・・・
それだけ、このプロジェクトの意義や重要性を身体全身で感じていたからではないかと思う。そして幾度も映し出されてくるのは、このような写真であった。
そう。笑顔である。屈託のないとても素敵な笑顔である。
私はこのプロジェクトで、色んな学びを得ることができた。学術的なものもあるが、それよりももっと大事なこと。
それは、絆と笑顔である。
又右衛門は、パートナーとの固い絆によって結ばれ、支えられているということを。
そして笑顔こそが全ての源であるということを・・・
それを教えてくれたバオバブや植物、大地、パートナーに心より感謝したい。
本当にありがとう。
さ~このバオバブ サバイブ プロジェクトは始まったばかり・・・
気を引き締めて、また歩み出そう・・・
朝、キャサリンを出発し、ダーウィンへと向かった。約3時間の走行になる。
途中、せっかくなので蟻塚に寄ってみる。そして以前に何故このような高い蟻塚を築くのか?という問いかけに、「人間と一緒で高いマンションの上層階に住みたいから・・・」
という、前と同じ答えが返ってきた。
いやいやそれはいいから本当のことは???と聞いたら、「蟻に聞いてくれ!」と。これまた全く同じ答えだったので、そのままスルーをすることにした(笑)
そして昼前にダーウィン植物園に到着、マダガスカルゾーンや、レインフォレストゾーンを見学。
そしてサイカスゾーンも見学した。数年前に訪れた時と変わらず、見事なマクロザミア マクドンネリーをはじめ、ネイティブサイカスをしっかり目に焼き付けてきた。
出発から約4時少々、停まることなく歩き続け、何とか植物園を全て見ることができた。
その後、近くのサンデーマーケットに向かい、1時間少々楽しむことができた。
そのマーケットでお土産に帽子をゲット。同行の幾田くんも帽子を購入。記念に3人で写真をとり、一時を楽しんだ。
そして、夕刻 一行で私が毎度訪れるお気に入りのワーフに移動し、打ち上げを兼ねた最後の晩餐をみんなで行った。
そこで、最後のミーティングとこれからのことを相談し、また今回のオーストラリア プロジェクトについて話し合った。そこで一行の代表から、本当に貴重な体験をみんながすることができたとねぎらいの言葉をいただき、又右衛門チーム全員でホッと胸をなでおろすことができ、まだまだこれから続くプロジェクトへの責任感と式が高まることになった。
そこで今回通訳を担っていただいたKaoriさんとお別れをして、空港へと向かった。
Kaoriさんには今回も本当にお世話になった。本当に感謝でいっぱいである。
本当にありがとうございました。
そして私たちは空港内に入り、朝4時出発までの6時間をそれぞれがそれぞれの方法で過ごすことになった。ちなみに私は、Caféの一角を陣取り、ひたすらたまりにたまったデスクワークを進めることができた。気がつけば深夜3時。そろそろ出発が近づいてきたのでパソコンをとじることにした。
あっという間のようであったオーストラリア。多くの出逢いと学びに本当に感謝である。
ありがとう。皆さん。再会を心より楽しみにしています。
今朝は朝一番から、みんなでバオバブの洗浄作業を行った。
そうして数時間で一旦作業を終え、各参加者は、それぞれナーセリーの見学を行った。
そして私は、この間にTV局からインタビューをしていただいたのだが、打ち合わせなし、台本は全くなしで、いきなりハイ!スタートであったので、いつもに増して訳の分からないことを言ってしまったり、将棋のひふみんさんのように、噛んでしまったりして、少し残念なことになってしまいました。いつものことですが(^^;)
ただ救いなのは、収録していただいた方々が、「プロのしゃべりでなくてよかった。想いがいっぱい伝わって感動した。」と慰めの言葉をいただけたことです。その仕上がりについては放送を観ていただければと思います。約20分のインタビュー。1分に切れば何とかなっているかもです(笑)
そしてランチをはさみ、又右衛門チームはCycad Internationalの本来の主力商品である
ワシントン条約のAppendix Ⅰに値する希少品種や、日本で流通していないものもあり、見学者は驚きの表情であった。
出来れば写真アップや品種名をアップさせていただければいいのかもしれないが、趣味家の方でブログが炎上したり、直接の問い合わせが殺到したりして、生産者に迷惑が掛かっては申し訳ないので、ここでは控えさせていただきたいと思う。
興味のある方は、Cycad Internationalの日本総代理店をつとめさせていただいているのでお問い合わせください。また多くの皆様に両者による新しい取り組みを、改めて報告させていただきます。楽しみにしておいてください。
この他にも小型のバオバブなどの多くの植物を見させていただき、陽が落ちたので仕事を終えることにし、ディナーに出かけることにした。
そしてその時、Karenさんから私に今回の取り組みのご褒美にとバオバブの絵をプレゼントしてくれた。
私はそのプレゼントの絵が素敵であったのもあるが、その心が本当にうれしくて、またまた涙腺が緩みそうになってしまった。
その後ディナーに移動し、日本からのお土産に又右衛門Tシャツを送らせていただき、美味しく食事をいただくことができた。そして時間の許す限り互いが将来に向けての話や、今までの苦労話をすることで、今まで以上に分かり合え、さらに絆を深めることができ、今後の揺るぎないパートナーシップを約束し、ここでJoe達とお別れすることになった。
さ~明日は、ダーウィンに向けて出発。バオバブくん。元気で過ごしてね。本当に多くの学びをありがとう。
早朝、バオバブと一行は、次の目的地であるCycad Internationalの本拠地 ノーザンテリトリー州 キャサリンへと向かった。
出発からしばらくは、数十キロ走るたびに車を停めて、ラッシングに緩みがないかなどを行いながら慎重に車を進めていく。
そしてしばらくして西オーストラリアとノーザンテリトリーの州境を無事越え、順調に車を走らせていた。
すると、TVクルーや関係者を乗せた車両がトラブル。パンクである。
手際よくタイヤ交換され、再び順調に走るもまた同じ個所に異変が・・・
結果的に単なるタイヤ交換だけでは終えることが出来ず、急遽出発地から部品を届けてもらい修理をすることになった。
それが少し驚き、約一時間後、部品を届けてくれるのは小型飛行機であった。そして部品を渡されるとすぐまた飛び立っていった。その姿を見て、何とさすが大陸と感じた。
そしていつものティンバークリークでお気に入りのハンバーガーを食べ、そのうちに何とか応急措置を行ってもらい、あらためてキャサリンをめざした。
そして遅れること約2時間 600kmの車の旅を終えて、全ての車両がキャサリンへと到着した。
そこには、先着したトレーラーから降ろされたバオバブが、ダメージを受けることもなく悠然と横たわっていた。その姿を皆が安心して見つめ、さらに優しく手で撫でながら旅の疲れを癒してあげていたのが印象的であった。
さらにそこにはJoeの奥さんであるKarenさんが私たちの到着を待ってくれていた。
そして到着するや否や、私に「日本の息子よ。元気でよく来たね。」と声をかけ、しっかりハグをしてくれ、またまた、こみあげてくるものを感じることになった。
そしてその夜は、JoeさんKarenさんと一緒にディナーをし、今までの思い出話やバオバブの武勇伝についてなどを語り合い、夜が更けてきたので、それぞれが帰宅をすることになった。
昨日は、今回の渡豪のメインであるバオバブのディギングを無事終えることができ、少しだけだが時間が出来たため、カナナラの街が一望できる丘に行ってみた。
そこにはいくつかのグループのオーストラリア人も来られていて、周りと少し違う雰囲気を感じられるのか、数名が私たちに声をかけてくれたので今回のプロジェクトを伝えさせていただくととても興味を持たれたのか、いくつか質問を受け、下手な英語で答えさせていただいた。
そして人が引いた時に、岩に腰かけ街を見渡した時、また昨日、仕事を終えた時と同じようにこみあげてくるものがあるのと同時に、何とも言えない爽快感を感じることができた。
午後になり、JoeとJoyと私で、普段は見ることができない秘密のバオバブを観に行くことにした。
この場所は少し入り組んだ場所にあるため、中々目にすることはできないかと思う。せっかくの機会のため、本来であればTVクルーにも観ていただければとは思ったのだが、環境や植物のことを考えると、それが果たして良いことであるのか難しいと思い、今回も私たちで巨大なバオバブと少しの時間を過ごさせていただくことにした。
そして夕刻になったので、昨日掘り出したバオバブのところへ行き、明日のキャサリンまでの輸送の準備として、長い枝を切り落とし、西オーストラリアからノーザンテリトリーまで州を越えての移動のために必要な殺菌と殺虫処理を行い、私たちもそれらを実際に確認することができた。
そしてホテルに戻り、明日が早朝出発のために、支払いなどを前日に済ませ、ホテルの皆さんにお礼を言ったところ、私たちの今回の活動にとても関心を持っていただき、又右衛門の再度訪問を楽しみにしています~~。と、とても温かい言葉をかけていただけ、たった3日間の滞在であったが、とても気心知れた仲間のような感覚を抱くことができ、素敵なこの地の締めくくりとなった。
別れの度に、正直つらさは残るけど、本当に出逢いって素晴らしい。