四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日は、オフィスでの仕事を少し早めに切り上げさせていただき、イベントの打ち合わせのために京都へと向かった。

 そして素晴らしい方のご縁で八坂神社に参拝させていただいた。この時期は日本の誰もが知っている祇園祭である。当たり前のことだがかなりの人である。

実は私は関西に居ながら祇園祭は初めてである。また八坂神社参拝は本当に久し振りである。学生時代以来かもしれない。さらにかなり暑い日にも関わらず参拝させていただいたのは、この日は出雲の石見神楽が舞われると教えていただいたからである。




到着後、まずは参拝をさせていただいた。その後、石見神楽が始まるまでは時間があったので、境内を周らせていただいた。

 すると、木の陰からひょっこり狸の子どもたちが姿をみせた。全く逃げる様子もなく、人になれた感じで、時折愛嬌を振りまいていた。


 そうこうしているうちに、神楽が始まり、とても多くの人が舞台前にかぶりつくように、陣取り、私は近くに寄ることもできずであった。そのためもあり、少し時間をおいてから、見学に切り替えさせていただいた。

でありながら、何とかクライマックスには、横の方からのぞかせていただくことができた。

大蛇が素戔嗚尊に退治されるクライマックスは、観覧者から多くの拍手が飛び交うとても熱気にあふれたものであった。そうして約3時間強の石見神楽は終演となった。

また機会があれば本場で観させていただきたいと思う。そうこうしているうちに電車の無くなる時間が近づいてきたので、人生初の祇園祭を体験し終え家路につくことにした。

色んな意味で本当に暑い?熱い?一日となった。そして帰り道には、縁というものは本当に不思議で素敵なものであるな~~とあらためて感じ入った。

今日は大阪 富国生命ビル4階にて、第12回智の木協会ワークショップの講師として、講演の機会をいただき、お話をさせていただいた。

見た目によらずとってもシャイなため、依頼をいただきながらも笑ってごまかしてきた又右衛門が、今週2回目の講演となり、真夏の珍事となった。

 


会場には、ほぼ席が埋まるぐらい多くの方にお越しいただき、1時間余り自らの今までの活動、これからめざすところのお話をさせていただいた。

 出席者は智の木協会メンバーの方々、遠くは四国から来ていただけた方までもいらっしゃり、中には熱心に質問される方もいて、双方が何か得ることができる機会になったのではと思っている。


 参加者には、マダガスカルの村民がコミフォラという木から作った木彫りのバオバブを配らせていただいた。

 芸術品とは言えないかもしれないが、現地の子どもたちが一生懸命作ったこの木彫りは、温かく人の心を和ませてくれるとてもとても素敵なものなので、お持ち帰りいただいた皆さんの家庭や会社で、マダガスカルの子どもたちの現状や世界の環境について考える機会になってくれるのではと思っています。

講演終了後、懇親会でも色んなお話をさせていただき、素敵な時間を過ごさせていただきました。


また講演の冒頭には、智の木協会 小林理事長の挨拶があり、その中でとってもHOTなニュースである「うめきた2期」について触れられていた。私もちょうど前日のニュース(上記写真)で観ていたところ。関西で最後の一等地と言われる「うめきた」は日本中が注目している。この素敵な場所を、智の木協会の皆さんと盛り上げ、大阪にMIDORIを創造していきたく思っています。さ~~楽しみがいっぱいだ~~~。

9日に戸隠から帰り、事務所で仕事をしたのち、10日朝から蒲郡へと向かった。

今回の蒲郡は、豊和会という豊明花き市場の買参人の会主催による“サマーセミナー2018”への参加。

「感性と感動で花を売る!!」がテーマとなり、その記念講演を私にご依頼いただき伺わせていただいた。

 朝 電車で新大阪に向かい、そこから新幹線で名古屋に。そして在来線に乗り換え45分ほどで蒲郡に到着した。 

駅で今回大変お世話になり、記念講演に私を推薦してくださった堀内会長とバッタリ会い、一緒に会場入りをさせていただいた。

会場はホテル竹島でとても眺望のいいホテルであった。ホテルに到着したときには既に役員やスタッフの方も来られており、私も講演の準備をさせていただいた。そして昼食をいただき講演会場へと向かった。 

 会場には、来賓はじめ豊和会の会長や顧問の皆様、買参人である多くの会員の方々、また生産者で構成される豊成会の方々など併せて100名以上が参集されたにもかかわらず、スムーズな案内の元、会は定刻に開演された。

まずは会長の挨拶から始まり、豊明花き市場 福永社長などの来賓あいさつ、そして品評会の表彰式が行われました。 

休憩をはさみ、私の講演の時間になり、私のモットーである「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」と題し始めさせていただきました。そして簡単な自己紹介の後、まずは植物やコンテンツの輸出入についてお話をさせていただきました。 

続いて、ガーデンや空間などのデザインから緑化イベントプロデュースなどのお話をさせていただき、 

その後、私たちがマダガスカルなどで行う国際交流プロジェクトのこと、最後に今後の考え方についてたっぷり90分間お話させていただきました。

そして第2部として買受人と生産者によるパネルディスカッションが開催され、最後の最後まで中座する人も無く、集中力の高さが際立ったセミナーであった。 


終了後、懇親会まで約1時間あったので近くの竹島の八百富神社を参拝してきた。そこには八大龍神社もありとても素敵な空気が流れる場所であった。

 奥に進むと龍神の松や龍神岬があり、一昨日の戸隠神社から引き続き全身で龍を感じさせていただくことができた日となった。


そして足早にホテルに戻り、懇親会に出席。私は若輩にも関わらず上座に座らせていただき、美味しい食事をいただいた。

 懇親会中、多くの方からお声かけ頂き、私たちの活動への共感、色んな温かい励ましのお言葉、ご協力いただけるというお言葉までいただけました。


そして、そのような盛り上がった時間は経つのが早く、気がつけば中締めとなり、21時過ぎに盛会のまま終わることとなりました。

 

そのような楽しい夜を過ごした後の朝は目覚めが良く、目覚めてすぐに朝食をいただき、お腹を満たして、帰路へとついた。 

 送迎バスやタクシーはあるものの、最後にもう少し名残を感じたく少し暑いが歩いて駅へと向かった。駅に近づくと帆の張っていないヨットが視界に飛び込んできた。


そのヨットを眺めながら、これから一仕事終えたので宝塚に帰るという感覚ではなくなり、次の地へ向かうのだという気持ちになり、又右衛門丸は決して破れることがない“仲間”という強い帆を張って、大海へと航海をめざしたいと改めて想うことになった。

 今回は、はじめてお会いする人が多く、当初少しの不安はありましたが、皆さんに温かく迎えていただき、多くの方とお話ができ貴重な学びの機会となりました。

 

更に何のご縁か竹島にも行くことができ、これは本当に多くの方に助けられ、導かれているのだと感じることができました。本当に素敵な機会をありがとうございました。

少しアップまで間ができてしまいました。その間何もしていなかったわけではなく、西日本を襲った大水害による様々なことに多くを気づかされ考えさせられていました。

 

この豪雨によって多くの尊い命が奪われてしまうことになりました。ご冥福をお祈り申し上げます。また被害に遭われた方々の一日も早い復興を願っております。微力ではありますが、私たちにできることを考えながら活動をしていきたく思っております。

 

そして気がつけば週末を迎えました。週末はあるご縁をいただき、ビジネスもですがその他の用事もあり、久しぶりに信州長野へと向かうこととなりました。今回のアップではビジネスのことは置いといて、素敵な場所の案内を。

 朝一番に出発。高速道路は通行止めが多く、西名阪で奈良、三重、名古屋を通り、第一目的地である飯田に約6時間後到着しました。

 そして今回のお世話になった方のご案内で、戸隠へと向かいました。途中、私が卸を始めた際、とても力を貸していただいた長野を通り、少し時間があったので皆神神社を参拝させていただきました。

 その時に森田梅泉先生の素敵な笛を間近で聴かせていただき、その素晴らしさに感動をしました。

そして再び車に乗り込み約1時間で戸隠神社に到着。今晩お世話になる宿坊に入り、買い込んだ夕食をいただき、明日に控える3年に一度の柱松神事前夜祭に参加させていただきました。

前夜祭では見事な太鼓、ほら貝、舞、歌の奉納を間近で拝見でき、さらに以前コラボさせていただいた方との再会、新しい皆さんとの出逢い、ご縁をいただけた素敵な前夜祭となりました。

 翌日は朝食をいただいた後、戸隠神社 奥社へ参拝させていただきました。 

 駐車場から言葉では表せないぐらい素敵な杉の街道を通り、素晴らしい緑に囲まれ清められながら進みました。

そして片道約40分で奥社に到着。初めて来ることができた感謝の意を伝えさせていただき、九頭龍神社も参拝させていただきました。

 そして午後からの柱松神事に参加させていただき、色んなことを吸収させていただくことができました。

 神事終了後、火之御子社を参拝させていただきました。

 そこには夫婦杉と呼ばれる螺旋階段のようにねじれながら伸びているとてもパワーのある杉がそびえ立っていました。普通であればまっすぐ伸びるのが杉なのですが、パワーが漲る場所ではこのようなことがあると言われる方もいらっしゃいます。それをうなずかせるような素敵な気が漲る場所であったのは間違いないです。

 

そして時間が許される限り戸隠に滞在し、夕刻帰路につきました。そして帰りも飯田を経由し、日付が変わった深夜1時ごろ無事宝塚に到着しました。

 

今まで、仕事で長野は数度訪れていましたが、戸隠は訪れていなかったので、何か達成感も感じることができ、今回も多くの出逢いがあり、とても素敵な時間を過ごすことができました。

 

このような機会を与えていただいた方々に心より感謝です。ありがとうございました。

 

ここでのパワーを最大限に活用し、さらに前へと進んで行こうと思っています。

 

北陸から戻り、今週はミーティングの毎日が続いた。

月曜日は甲南大学での集まりに出席、火曜日は地元宝塚での会議や商工会議所の定例会。

 火曜日からは、仙台から矢野TEA氏の来阪に併せて、様々なミーティングが各所で行われた。

そのどれもがワクワクするもので今後への夢がさらに膨らんだ。 

 そのような中、スペインより到着済みであった1000年オリーブが無事、大阪営業所へと到着した。

 

今回のオリーブは一昨年に現地で厳選したもので、前回のオリーブとは少し違い、枝が拡がるタイプのため、通常とは違った形での輸入となった。



そのため、正直多くの手間と時間はかかってしまったが、防疫所の方々にご指導いただきながら、何とか無事に日本に迎え入れることができた。

今回4本の大きなオリーブくんに来てもらったが、どれもが特徴的な姿をしてくれている。

現在は、輸送のために葉や枝を大きく刈り込んでいるが、実際に葉を伸ばすと、次の写真のように、その姿は迫力満点である。

あと2年ぐらいで、現地のようなボリュームを取り戻してくれるかと思う。少し時間はかかってしまうが、2020年の東京五輪の頃には、再びその姿を見せてくれるであろう。皆様には楽しみにしていただければと思う。

 

今回の大型のオリーブの輸入には、予期していないことも起こり、正直多くのものを費やしてしまった。でもしかしその分多くのことも学ばせていただいた。毎度のことながらご指導いただいた植物防疫所や輸入に携わっていただいた方々の協力に心より感謝である。

 その恩に応えるためにも、このオリーブくんたちをしっかり育て、多くの人に喜んでいただけるステージへ送り出してあげたいと思っている。

 今日は630日 夏越大祓である。あっという間に半年が過ぎてしまった。この半年、本当に多くのご縁をいただき、経験を積ませていただくことができた。身体は少し疲れ気味かもしれないが、まだまだ十分気力は残っている。残り半年、力いっぱい頑張ります!!!

22日 都内で重要なセッションが開かれ参加してきた。その内容については、公開はできないが、2020年以降の取り組みが主であり、私たちの活動が大いに役にたてるものもあると感じることができた。

 セッション終了後もコアなメンバーで集まり、場所を変えて、地球の将来や夢を深夜まで語り合った。そしてその夜は新橋の常宿にとまり、翌日23日早朝に羽田に向かった。

この日は石川で開催される結婚式披露宴出席のため小松空港へと向かった。私にとっては初めて乗る航路である。最近は新幹線もでき、利用者は少ないであろうと思っていたが、使用機材は767の結構大きな飛行機で、また満席に近い状況でびっくりした。

 そして小松空港から車で約1時間30分 羽咋市にあるホテルに無事到着。そして着替えをして披露宴会場へと向かった。

今日の婚儀は、私が日本青年会議所 国境なき奉仕団委員会に所属させていただいていた時から、ずっとお世話になっている金森先輩の長女さんが 波佐谷山 松波松岡寺という大変由緒あるお寺にお嫁に出られるといということもあり、多くの方に見守られ執り行われた。その内容は地元新聞でも取り上げられるほどの注目されたものであった。 


そして披露宴もそうそうたる出席者のもと開催され、そのような中に私も含ませていただき、厳粛且つ盛大に開催され、進行も素敵であった。

新郎は若いにも関わらず凛々しく、新婦は美しく、とてもお似合いの2人であった。

披露宴中は、先輩に大変お気遣いいただき、多くの方々を紹介していただいたりして、はじめての方と出逢いの機会をいただくことができた。また久しぶりに会う同期もいて、あっという間に時間が経っていった。

そして締めには新婦の父である先輩より、とても素敵なスピーチがあり、ある意味現役の時以上に大きく感じ、感動させていただくことができた。本当に厳粛且つ盛大な披露宴であった。

披露宴終了後は、2次会へといき、歴代の国境なき奉仕団の委員長と金森委員会メンバーが集まり、笑いがあふれかえるほどであり、とても楽しかった。

そして部屋に戻ると地元のコアなメンバーで、夜遅くまで、よくわからない話を笑いながら続け、体力がなくなったものから、布団に倒れていった。

翌朝、多くのメンバーはそのままゴルフに。私は仕事があるので帰ることにし、車をかりて加賀温泉駅まで向かい、車を乗り捨てて、そこから電車で帰ることにした。


 

ただ残念ながら乗りたかったサンダーバードには数分間に合わず、諦めてまずは普通電車で大阪に向かうことにし、その帰りの列車で琵琶湖を眺めながら車内でこのブログを書いている。



 

いや~~。この2日間もとてもワクワクする時間であった。結婚式のスピーチにもあった言葉「縁」。本当に不思議で素敵なものだな~~としみじみ感じた。

そしてもうひとつの言葉「覚悟」。とても印象に残った。私ももう若くはない。最後の覚悟をもって取り組んでいかなければならないと、深く感じることとなった。

 

日本植物園協会の総会が6月19~21日の間 広島市植物公園にて開催された。


 私は19日に東京で開催される日本フローラルマーケティング協会の総会のため上京。その後一旦 宝塚にもどり準備をして20日から広島市植物公園入りした。

 20日は、植物公園の視察に秋篠宮殿下がお越しになられるとのことで、実際にバオバブの移植を手掛けた私にご案内の大役をお声掛けいただいたための訪問である

植物園につくと、早々に先日のリニューアルオープンの際に、バオバブの前で記念写真を撮っていただいた方などが来園されており、お声掛けいただけたのがとてもうれしく感じた。

そして先に私は大温室のバオバブ前でスタンバイをさせていただき、秋篠宮殿下がお越しになられるのを中央、地方のテレビ局5社、新聞各社と広島市の職員の方々などにカメラを向けられながらステージ上でお待ちさせていただいた。

そしてしばらくして殿下がお越しになられて、実際にバオバブに触れていただきながら、現地での状況などをご説明させていただきました。

多くの方がご存知かと思うが秋篠宮殿下は植物をこよなく愛され、専門知識も豊富に持たれており、むしろ私の方がお教えいただくことも多くありました。
しばしご説明差し上げ、多くのねぎらいのお言葉を頂戴し、また今後についてのお話をいつものような優しい笑顔で接していただき、ここで私の今回の大役は終えることになりました。

 その後、報道各社の前で囲み取材を受け、お話をさせていただきました。この状況は期間は限定だが

 

参考記事
https://www.fnn.jp/posts/2018062000000007TSS
https://www.sankei.com/li…/news/180620/lif1806200034-n1.html
https://www.iza.ne.jp/…/ne…/180620/lif18062020530019-n1.html


全国・地方のニュースでテレビ新広島、広島ホームテレビ、中国放送、NHKなど4社ほど配信されていたようです。又右衛門の緊張した珍しいスーツ姿を観てみようと思われる方は、リンクから入っていただければと思います。

その後、取引先であり友人である広島の古田氏が、忙しい中、植物園まで迎えに来てくださり、街中へと戻り、素敵なお店で夕食しながら情報交換をさせていただき広島の夜を過ごさせていただいた。

そして21日朝一番に食事をいただき、朝刊に目を通すと、ご連絡いただいた朝日新聞社が、昨日の模様を取り上げていただいていた。

その後 総会の開催地 兼 視察地になっている植物園に再度訪問した。到着すると以前のバオバブの特別番組で私のことを知っていただいた方や、昨日のニュースを観て、激励に駆け付けてくれた人にお声掛けいただけ、とてもうれしく思えた。中には私の現地での活動の姿が印象的であったのか「又右衛門さん。スーツ持っているのですね!」などとも気軽に仰っていただき再会を喜び談笑させていただけた。

 そして開園されると日本植物園協会 代表の岩科さんはじめ、全国の著名な植物園の方々が視察に来られた。中には数年後にリニューアルを検討されている植物園もあり、今後とも情報交換しながら進めていただこうと思っている。

 

また以前「たむけんのぶっちゃ~けトーク」という番組で共演させていただいた兵庫県立フラワーセンターの土居さんにも久しぶりに再会でき、とても有意義な時間を過ごさせていただくことができました。

 そうこうしているうちにお昼を周り、私は帰路についた。夕方 宝塚に到着し、再度準備を整え、宝塚商工会議所で開催されるセッションに参加し、多くの方とお会いし情報交換をさせていただくことができました。

 

この2日間は多くのことが詰まった日であった。私の活動の中でも忘れられない日になったと言える。このことをしっかり胸に刻みながらまた一歩前へ。1段上へと進んでいきたいと思う。

 

 

バオバブの芽のように・・・・ 

今春、来日したパラボラッチョである。
パラボラッチョはスペイン語で酔っぱらいの木という意味である。
正確にはチョリシア(学名/Chorisia )という名前である。
アルゼンチンやパラグアイに自生する。
特にパラグアイからのパラボラッチョは、徳利のような特徴がしっかり出ていることが多く、人気が高いようである。 

 直接の太陽の日を浴びこんなにも多くの葉を出している。凄い成長である。

 植物自体が健康で到着したのに加え、私たちの土壌設計、オーガニックメンテナンスが大いに効果を出しているからであろう。

 このような元気な姿を見ていると私たちも元気になってくる。きっと見る方も元気になっていただけると思う。

 機会があれば多くの皆さんにも観ていただきたいものである。

またまた遅くなってしまいましたが報告です。

 一般財団法人 進化生物学研究所の客員研究員として仲間入りをさせていただくことになりました。 

 湯浅先生はじめ、国内外で活躍されている尊敬できる先生方、諸先輩方とともに研究が出来ることを本当にうれしく思っております。

 植物や地球環境を守るとともに、まだまだ未知なる植物の可能性を見出し、社会に活かすことができる研究をしていきたく思っております。


何分、現場人間であった為、まだまだ学ぶことが多すぎるとは思いますが、せっかくの機会ですのでしっかり形にしていければと思っています。
 

 

また厳しい地域でありながらも、一生懸命取り組んでおられる方々と連携をしながら、新しい循環モデルを創りたく思っていますので、今後ともよろしくお願いします。

 

また進捗状況をご報告差し上げます。

先週から続々とスペインからオリーブが到着している。来週のスペシャルなオリーブを除いて今年になって40feetコンテナ5台分である

 

 

そして今回は100年オリーブ®を中心に300年サイズも含めコンテナ3台が、ほぼ同時期に到着をしている。

 

そしていつものような厳しい検査の後、手続きを終え、無事日本に入国を認められた。

当たり前のことではあるが毎度のようにホッとする。オリーブの命がかかっているから当然のことではある。

 

 昨今は、欧州から日本に送られてくるオリーブの輸入検査で不合格となり、廃棄や返送を余儀なくされているケースが多くあると耳にする。輸入者にとっては大きな痛手であろう。

しかしながら、輸入者が気の毒とは思わない。何故ならば多くの責任は現地をまともに訪れずに、ブローカーやパートナーに任せっきりの輸入者にあると私は思うからだ。

残念ながら現在の日本の輸入者のほとんどがそうであろう。

 

確かに国民性の違いから、前準備を丁寧にできるかどうかはある。でもそれをきちんと克服するために、何度も現地を訪れ植物やナーセリーとコミュニケーションをとり根気よく進めていかなければならないのではないだろうか?

 

私たちのように、現地に又右衛門スペースとして日本向けの特別管理施設までを造ることは難しいかもしれないが、パートナーときっちり話をし、時には現地スタッフと共に作業を行いながらコミュニケーションをとることで解決できることも多くあるからである。

 

 スペインから日本に向けて輸出したいと取り組んでいる業者はたくさんいる。しかし日本向けに確実な輸出準備ができるナーセリーはそう多くはない。なので単純にお金での売買による安易な輸入には賛同できない。

 

 

私は輸入者として強く思う。

 

●現地植物への尊厳

まずは植物の「命」への尊厳の念を強く持たなければならない。そして現地の生きた植物を元気な状態で日本に迎え入れ、そして日本で元気に育っていただけるような環境をつくらなければならない。

 

●日本の植物への尊厳

いい加減な前準備で輸入されたものが、万が一日本に入ってきたらどうなるであろう。ひょっとしたら大きな問題を引き起こすかもしれない病害虫が付着しているかもしれない。そうすれば日本の植物、環境に悪影響を及ぼしてしまう。そうならないためにも、輸入者としてしっかりした準備をしなければならないと考える。

 

●植物防疫所への尊厳

私は輸入の最前線に携わり多くのことを学ばせていただいている。日本の植物防疫官は本当に素晴らしいと思う。毎日植物と向き合い、植物の命を真摯に考え、日本の環境を考え活動をされている。そしてわからないことは時間を取っていただき、指導もしていただける。

 

にもかかわらず輸入者の中には、彼らの厳しい活動を批判するものもいる。ひどい奴らになると罵声を浴びせる輩もいるようである。でもそれは大いに違う。輸入者のために活動をしているのでなく、植物のため、日本のために活動していただいているのである。本来、私たちが現地できちんとしなければならないことの最終チェックをしていただけているのである。

万が一、病害虫など問題を見つけていただいた時は、私たちは感謝をするべきであろう。

 

 

私たち輸入者こそが彼ら防疫官と同じ意識をもち、同様の眼力や知識をもち現地で植物と向き合うことをしなければならないと思う。

 

大切な植物の命を道の途中で奪わないように・・・・・

 

平和と愛の象徴のオリーブが、志半ばで命を失うことにならないように・・・

 

輸入者として。そして植物貿易を学ぶ者として・・・・・

当たり前のことを当たり前にやらなければ。

 

さ~今週もスペシャルなオリーブが到着する。ドキドキワクワクである。無事の日本到着を祈念してやまない。皆様にも素敵な報告ができることを楽しみにしています。