四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

前夜の大雨の傷跡である道に拡がる土砂を避けながら、自宅から空港へと向かった。

今日も東京へと向かうため、雨降る伊丹空港を出発し、羽田空港へと向かう。

羽田に着くと一転青空が拡がっていて、今日の一日は暑いぞ!と感じる日差しであった。

そして午前中は、ペットに関わる素敵なプロジェクトを起ち上げられる方々が運営される店舗内の植栽のご依頼をいただいていたので、そのチェックと打ち合わせへのために両国へと向かった。

空港から1時間30分ほど電車を乗り継ぎ現地に到着。早速メンバーの皆様にご挨拶させていただき、今回のプロジェクトについて話を聞かせていただくと、私たちの活動とリンクするところが多くあり、とてもワクワクするものを感じた。

※その素敵なプロジェクトはまた後日Facebookなどで報告させていただきます

 

そして約1時間の打ち合わせを終えて、駅に向かうととても気になる看板が・・・・

 「江戸ねこ茶屋」・・・・。気になる。気になる。ご存知の方も多いが、吾輩はねこ好きである。それも結構なねこ好きである。期間限定で開催されているようで1時間1500円とのこと。高いか安いかの判断はしかねるが、ねこ好きの方は行かれたらと思います~。

 

そして私は軽く食事を済ませ、電車に乗り込み、次の会議のため大田市場へと向かった。今回の太田市場訪問は、全国花卸協会理事会に出席のためである。今回は木本会長のもと新体制になることもあったためか、いつもより多くの理事会構成メンバーが出席し、各産地の被災状況や次期総会開催、市場法改正による仲卸の役割などについてなど熱い議論が交わされた。

その後、場所を変え品川にて懇親会が開催された。ここでも引き続き熱い議論が交わされる。お酒が入ると少しぐらい砕けた話になるかなと思いつつも、延々と仕事の話が続いていた。

きっとそのような根っからの仕事人間である先輩方であるからこそ、深夜早朝勤務の厳しい業態である花き仲卸を長年営み、一時代を築き上げてくることができたのであろうと思った。そしてその姿勢にはまだまだ多くを学ばなければならないところもあると思った。またそれと同時にこれから変化していく流通に、どのように対応しながら、自らの道を描いていかなければならないのか多くを考えさせられた。

その後多くの皆さんは2次会へと向かわれたようだが、私はまだまだ用事があるので、先に失礼させていただき、いつものように新橋のホテルへと向かった。

 

今日も新しいプロジェクトやねこ茶屋など萌え~~とする一日となった。

さー明日も早朝の飛行機、早く仕事を終えて眠ります・・・・

今回の台風21号によって被害に遭われました多くの皆様、謹んでお見舞い申し上げます。また一日も早く復旧ができますことお祈り申し上げます。

 

また自然の木々や栽培されている多くの植物にも甚大な影響がでてしまい、とても悲しく感じております。

写真こそは控えさせていただきますが、弊社も万全な体制で臨んだものの、自然の猛威にはまだまだ力不足で敵わず、今までになかったような大きな被害を受けてしまうことになってしまいました。ご心配をいただきました皆様には心より感謝申し上げます。

 

ただスタッフの努力によって、ハウスなど構造物の損壊こそありましたが、皆さんから預かった植物への影響は最小限に抑えることができたのではと思っております。
これからも引き続き植物の状況を確認しながら復旧をめざしてまいります。

今回の台風21号による被害は天災なので仕方がないという声が多いのですが、果たしてそうなのであろうかと思うこともあります。

このような大型台風や、猛暑などの今まで起こることがなかった、いわゆる異常気象は、ひょっとしたら人類による開発など、環境の変化が起因になっているかもしれません。そうであれば見方によっては、人災とも言えるのではないでしょうか?

私たちは植物を販売することで成り立っています。であるならば、誰よりも植物に寄り添っていかなければならない企業です。そしてその植物を育む自然、地球環境について真摯に向き合わなければなりません。

まだまだできていないところばかりで恥ずかしいですが、私たちはただ単に植物を販売する企業ではなく、このような災害の起因となる活動に歯止めをかけ、人類が誤った道を進もうとした時に、NO!と言える立場の企業になれるように頑張ってまいります!!!

深夜までの激論が夢であったかのような静かな朝を迎えた。そしてホテルの朝食をいただき、朝から満たされた気分であった。

そして昨日は三回目を迎える「花育」がありますと教えていただいたので、せっかくなのでどのようなものか見学に行かせていただいたのだが、私の勝手な想像では、りんどうを使った生け花かアレンジをするだけかなどと思ってはいたが、それは想像をはるかに超えていた。

りんどう生産者である斎藤正樹氏の作業場にて集合。そこにスクールバスが到着し、大きな声で「おはようございます!」と元気いっぱいの子どもたちが、10名ほど集まってきた。


そこでまず斎藤氏より今日の参加者の紹介と作業説明が行われた。斎藤氏の真剣なまなざしは、昨晩の激論しながら走り回っていた姿と全く異なる表情であった。

まず地元で生産されるりんどうの説明を行う。またおしべめしべの受粉の話など子どもたち全員の真剣な表情がとても印象的である。


そして少し離れた圃場へとスクールバスで向かった。そして実際に畑で育ったりんどうを前に、りんどうの説明と、収穫するタイミングなどを教えてもらう。

そして実際の収穫。子どもたちが大きく育った、りんどうの花を背伸びしながら一生懸命のぞき込んでいる姿がとても素敵に感じる。

そして収穫されたりんどうを再び、作業場に持ち帰り、今度は選別作業体験。全員が規格に合わせた選別を行う。

さらに流通用の箱作り作業も行う。

またアレンジ体験なども行われ、午前中で花育授業を終え、また元気いっぱい笑顔いっぱいでスクールバスに乗り込み帰っていった。

 

冒頭にも書かせていただいたが、見学させていただくまでは、地元のりんどうを使い、リサイクルした花器にアレンジなどを教えるものだと思っていたのだが、それだけではなく地場農業であるりんどうの説明から、生産から出荷までの農業体験も組み込まれており、本当に素敵な花育であると感じた。

 

このたった2日間であったが、自然、植物、生産者や子どもたちなど多くに人に触れ、大切なことをあらためて学ばせていただいた。その衝撃で心も身体も筋肉痛である(笑)

 

お世話になりました。ありがとうございました。素敵な2日間でした!!!

 

さて、宝塚でも地元産業である花卉園芸に関わる「花育・植育」をもっと積極的に取り入れ、地元理解と感性を高め、そして植物に触れながら地球全体を考える活動を企画中であるので、是非楽しみにしていただきたいと思っていま~~す。

昨晩からの海外との緊急のやりとりがあり仮眠だけして、大阪営業所へ向かい、バタバタのまま伊丹空港へと向かった。

 今日の目的地は、岩手県 安代(八幡平市)である。

そして今回のプロジェクトはJA新いわて八幡平花卉生産部会&又右衛門(バラエングループ)による安代りんどうの産地パックである。一見単純にも見える産地加工ではあるが、私はとても意義深いものと思っている。

プロジェクト内容の概略は、新鮮かつ綺麗でありながら、少し長さが足りないために規格から外れ、通常流通されずに行き場を失ってしまうかもしれないりんどうを生産地でパック花に加工することで、鮮度抜群な製品かつ産地とエンドユーザーを繋ぐメッセンジャーとしてピカピカに輝いた道を歩いていただこうというものである。

伊丹空港をほぼ定刻に出発した飛行機は、少し遅れて無事 花巻空港へと到着。

空港には長年お付き合いいただいている方々が迎えにきてくださり、ミーティングをしながら現地へと向かった。

到着後、今回のプロジェクトについて、地元新聞社のインタビューがあったので、リンドウ部会会長と一緒にお話をさせていただいた。

 そして昼からは生産者、市場、販売者によって、りんどうのパック加工作業を行った。

 まずは、専用のスリーブ(ナイロンの袋)に切り花の栄養剤、メッセージカードを入れる。



そして生産者から届いたばかりのりんどうを3本の束にし、あらかじめ用意したスリーブに入れて、パック花は仕上がりである。

続いて出来上がったパック花を切り戻しして、鮮度保持剤入りの水が入ったバケツにいれる。そして段ボールケースに入れて出荷用のシールを貼り、冷蔵庫へ入れて今日の作業は終わりとなった。あとは明日のトラック便に載せるだけである。

久し振りの産地パックのため、少し時間はかかってはしまったが、無事予定数量を製作することができた。その過程では案の定、参加者それぞれの立場から意見なども出たり、問題点も出てきたりし、とても有意義な意見交換ができた時間となった。

 

そしてその後、場所を変えて、今回のプロジェクトチームが再集合して、食事をしながらの反省会を夜中まで行った。気がつけば日付は変わってしまったので、喉と身体を痛めながらの反省会はお開きとなり各自、自分たちの寝床に向かうことになった。

 

実は今回のプロジェクトは、発案から約10年以上というとても長い時間がかかったプロジェクトである。大きな反対があった訳でもないし、後ろ向きであった訳でもない、複雑なプロジェクトであった訳でもないが、何故か最後まで行きつくことができず、長い年月を要してしまった。

 

今回の安代りんどうのパック花の作業工程は、いたって普通の産地パックと言える。むしろ全く機械化されていない、ほぼハンドメイドに近いものであり、数量もわずかである。ただ今までより少し違うところや、優れたところがある。その辺を下記に少し触れたせていただく。

●日持ち保証販売

エンドユーザーが購入されてから、10日間という日持ち保証がついている。切花としては通常より長い期間で設定をされている。今後は2週間、14日間品質保証も検討をしたいと思っている。

 

●販売店認定制度

通常の場合は、代金決済などの基本契約があれば、誰でも仕入れは可能であり、仕入れた花は、購入者の裁量による自由な販売が許されるが、今回のパック花を販売するにあたって一定の資格が必要となる。またその販売方法にも約束事が発生するのである。それは・・・

・産地である安代に対して一定の知識を有すること。

・安代りんどうの店舗での取り扱い方、お客様の楽しみ方など一定の知識を有すること。

・上記のことや本プロジェクトの主旨を理解し、実際に履行し、積極的に販売すること

などが販売店の認定を受けるために必要になってくる。(※現時点)

そして当たり前だが、何より植物や産地、消費者への思いやりの心を持って販売していただくことである。

小売店舗を運営される方々によっては、何を上から目線でと仰る方も多くいらっしゃるかもしれないが、私は間違ったことを言っているとは思わない。むしろ自然と毎日向かい合い、長い時間植物と一緒に寝起きしている生産者が上から目線でいうべきではないかと思う。

 

また花を買う方は、当然生産地を選び購入する。であるならば生産地が販売者を選ぶことも別にいいのではないかとも思う。むしろその方がフェアなのではとさえ思うこともある。

確かに全ての花がそういう訳にはいかないし、そうなるべきとも思わない。ただブランド化をめざし、今まで以上に努力を重ねてきたものであるのであれば、私は販売者や場合によっては、お客さまを選ぶことは必ずしもいけない事ではないと思う。

 

今回のパック花は、全8回であり、正直その総数量も多くない。完売されたとしても、産地も販売者もそんなにも金額としては大きなウェイトを占めない。大型加工センターから出荷される量からすれば、雀の涙ぐらいの量である。

でもしかしこのパック花は今後大きな意味を持ってくると思われる。今では物流も整備され、生産者は身近な集荷場に持ち込むだけで、全国各地に配送されるようになってきた。購入側は、ネットなどによる在宅セリや前売りなどで購入ができ、配達機能なども整備され、店舗にいるだけで、花が届いてくる。とても便利な世の中になったものである。

 

ただ本当にそれでいいのであろうかと思うこともある。通信の発達で商品の良し悪しも確認はできる。でも生産者の想いをエンドユーザーに届けることはできるのであろうか?

私はこのパック花が持つ大きな意味として、生産者に見守られながら最終商品のパックを作り続けることで販売者やエンドユーザーへの理解が進み、以後の生産にも良い参考書になるのではと考える。そしてそのパック花に色んなメッセージをのせることで、生産者はエンドユーザーに直接語りかけることができる。一工夫加えればエンドユーザーの生の声を直接聞くこともできるのである。

私は流通が便利になる反面、このアナログな取り組みでしかできないことこそが必要となってくるのではと思っている。そのためには、作る数量や金額ではなく、しっかりやり続けることが大事であると考える。

 

そして生産する人、販売者、エンドユーザーが全体の流れを考え、互いの立場を理解し思いやることこそが、最終的に花きの消費拡大につながるのではと思っている。

ともあれこのような取り組みを真剣に考え、取り組んでいただける花き生産部会や関係の方々に本当に感謝である。みんなが同じ熱量で取り組みができたことで今回のプロジェクトを始動させることができたと思う。

まだまだ始まったばかりのプロジェクト。私たちの取り組みには賛否両論色んなご意見もあるかもしれませんが、双方が自分たちだけのプロジェクトとしてではなく、日本の花き生産・流通の一つの取り組みとして捉え、少ない量に真剣に向かい合い、これからは販売者が花を作り、生産者が花を売るぐらいの強い気概をもって取り組んでいきたいと思っていますので、何卒よろしくお願いします。

今日は、かわしまかずよ先生の生徒さんが主催されるパーティーにご招待いただき出席させていただきました。実は私、又右衛門は、かわしま先生の生徒の一人。ただ生徒の中で一番短く、できの悪い生徒であったのが私であったと思う(^^;) そのことは後ほど触れさせていただくとして・・・

今回いただいた招待状には、「かわしまかずよ先生はアトリエでのお花の仕事を引退され、次の夢に向かってスタートされることになられました。つきましては先生の新しい門出のお祝いと今日までの感謝の気持ちを込めて・・・・」と生徒さんからのメッセージが・・・。先生が素敵であれば、これまた本当に素敵な生徒さん。と感じながらの出席である。
朝一番から用事を終わらせ、パーティー会場へ急行!そして昼頃に到着。会場はとても素敵に飾られた花が多くあり、熱気ではなく温かく優しい気が溢れていた。

 受付を終えると、胸にはブートニアを。そしてWelcomeドリンクをいただき、生徒さんにすすめられ2階へと進んだ。2階の会場も素敵な花で飾られ、お洒落な飲み物や料理も用意されており多くの来場者でにぎわっていた。そしてそこには、先日かわしま先生の紹介にて鹿児島でお会いさせていただいたハーブやパンジー&ヴィオラの匠 庭人の片山さんもいらっしゃり、再会させていただいた。
片山さんは匠というだけでは足りないほど、頑なまでにパンジー&ヴィオラを愛し、自らの考えを貫き通す、現代には珍しくなってしまった先輩である。

そんな片山さんが又右衛門の生き様をご評価くださり、とても素晴らしい提案をもって来てくださった。是非来年には皆さんに驚いていただくことができる企画が提案できると思う。その助走を今年の年末にご提案できると思うので乞うご期待。

少しパーティーから外れてしまったので話を戻して、このようにかわしま先生には、自分の利害には関係なく、素敵な方を紹介していただける。きっとそれは私にだけではなく、多くの生徒さんにも同様だと思う。
フラワーアレンジメントの技術だけではなく、このようなお人柄が、多くの人を惹きつけるのであろう。
このように先生の少し若い写真も工夫し飾られていた会場は、本当に花も人も空気も素敵であった。 是非かわしま先生の~夢のはじまり~を大いに期待したいと思いながら、素敵なお土産もいただき会場を後にした。このようなパーティーにご招待いただき、心より感謝です。本当にお世話になりました。ありがとうございました。そして帰り道、このブログの冒頭でも触れたことをあらためて思いだしていた。それはかれこれ30数年前、私が花業界に入って間もないころのこと。あるご縁があってかわしま先生からはじめてのフラワーアレンジを教えていただく機会を得た。そしてその教室となる会場と私の会社との途中に先生のご自宅があったため、私が、レッスン終了後、先生をお送りする役を担った。そして初めてのレッスンで、たった数時間しか教えてもらってないにも関わらず、厚かましい私は先生に「どうでしょうか?」とお聞きし、先生からは「はじめてなのに良い感じでできています!」と言っていただけた。

普通なら喜ぶべきところなのだろうが、見た目にも飛び切り素敵なものが作れなかったと感じていた私は、自らの判断で「先生、私は自分が習うより、先生のような素敵な方と一緒に仕事ができる環境を作る方面で頑張ります!」と厚かましい言葉を残し、その後のレッスンは先生を送ることを役割とし、お花を習うことは殆んどしなくなった。

その選択が正解であったかどうかの答えはまだ出てはいないが、現在そのような形に進んでいるように感じている。かわしま先生にとっては一番短く出来の悪かった生徒であるかもしれない。

さらに先生と出逢ってしばらくして、私の叔父とかわしま先生が、とある職場でご一緒させていただいたこともわかる等、不思議な縁を感じている。先生とのご縁も叔父が引き合わせてくれたのかもしれないとも思える。 
毎度ながら縁は本当に不思議で素晴らしい。私も先生からのご縁を大切にし、さらに拡げ、多くに人に繋げていけるように頑張らねば!!!

今日は、ガーデンセンターで注目を集めるオザキフラワーパークさまで、なんとこれまた注目を集めているWEBメディア『LOVEGREEN』やフリーペーパー『Botapii』の仕掛け人、石塚秀彦さん(ストロボライト代表)とのトークセッションが あり、朝一番の飛行機で都内へと向かった。実はオザキフラワーパークの尾崎社長とは、知り合いになってから、まだ8ヶ月ほど。さらに石塚代表とは、活動は拝見していても面識はないという状況でのイベントであり、シャイな又右衛門にとっては、少し不安なイベントでありながら、素敵な場所、素敵な方とのトークセッションであるためワクワク感もあり現地へと向かった。 そしてお昼前にオザキフラワーパークに到着。ちょうど尾崎社長は店頭にいらっしゃり、ご挨拶。実は先月シンガポールガーデンズ・バイ・ザ・ベイ訪問にご一緒させていただいたので、まるで近くの方に会うような感覚にも思えた。まず、オザキフラワーパークにあるカフェで、ランチをご馳走していただいた 。これはおすすめのランチ。まずはスターターにスープとオムレツ。続いて新鮮な地元野菜をふんだんに使ったプレート。素材が良いので味も良い。見た目も素敵なのでさらに美味しく感じる。最後にはコーヒーまでついていて、又右衛門はガソリン満タンとなった。 その後、打ち合わせで少し時間があったので、店内を見学。 エスカレーターや店内いたるところに私の写真やポスターを貼っていただいており、恥ずかしいやら嬉しいやらであった。
当然これだけ貼ってあったら、多くの人が私に気づき、にこりと笑っていただいたり、声をかけてくれたりした。
そしてトークショー前に石塚さんはじめストロボライトの方々、そして今回のイベントの立案企画などをしていただいた、とても頼りがいあるオザキの秋田さんとで、簡単に打ち合わせをさせていただき開催までしばし時間を過ごした。
 そして定刻より少し遅れてトークセッションが始まった。司会進行の石塚さんに呼んでいただき、満員になった会場の皆さんから拍手で迎えられ入場させていただいた。その時、緊張はきっとMAXになっていた。
そして皆さんにご挨拶をさせていただき、席に腰掛け話を始めさせていただいたのだが、やはり緊張していたせいかはじめは少しギクシャク感があったものの、石塚さんの匠なリードで、口が開くきっかけを作っていただき、何とかペースを創ることができた。
最近講演などをする機会があるのだが、やはり100名近くになると中には数名、眠そうな顔をしている人が見受けられるのだが、今回はそのような人は全くおらず、さらにほとんどの人がとても温かい眼で私を応援するかのように見つめ、とても優しい表情で相槌を打っていただき、そのおかげで本当に気持ちよく、楽しく普段着でお話させていただくことができ、気がつけばアッと言う間に1時間半が経った。
その後質疑応答の時間を設けさせていただいた。とても熱心なご質問や応援メッセージをいただくことができ、 素敵なトークセッションとなったと思う。
 トークセッション終了後には希望者には又右衛門シールと缶バッチを配布させていただいたが、ほとんどの皆さんがお持ち帰りいただいたようで、これもまた嬉しく感じた。
その後は売り場では多くの方が実際にオリーブや植物に
触れていただき、それぞれが植物のメッセージを感じ取っていただいたようである。

また来場者と記念撮影などをさせていただき、さらに熱い応援のメッセージや握手をいただくことができ、オザキフラワーパークさんでの素敵な一日を終えることができました。
今年になって幾度か講演、TV番組出演などさせていただくことができたが、その中でもこのトークセッションは心に残るものになった。 それはテキストを前においた講演やテレビカメラに話すような一方的なものではなく、目の前の素敵な来場者、素敵な会場、素敵なオザキさんスタッフ、素敵な石塚さんチーム、素敵なパートナーに囲まれてのイベントであったからだと思う。 まるで今まで純粋な小さな子供たちの前で行わせていただいた「又右衛門授業」と同じような感覚であったようにも思う。本当に皆さんのおかげで思い出に残る一日になった。素敵な機会をいただいた皆様に本当に感謝である。
 またどこかで皆さんに再会できること、 新しい出逢いができることを期待し、植物のメッセージを抱えて世界を歩きまわりますので、見かけたら是非お声掛けくださいませ!

ではでは~~。ありがとうございました!!!



P.S.8/26(日)まで『Tokyo Wonder Botanical Summer! 30days!』と題しまして、

又右衛門プランツの展示即売会を行っております。またこのイベント以外にも本当に素敵な植物がいっぱい並んでいますので是非来店をおすすめします!!!

 

オザキフラワーパーク

住所:〒177-0045 東京都練馬区石神井台4丁目6−32

電話: 03-3929-0544

https://ozaki-flowerpark.co.jp

セネガルから帰国し、若干の時差ぼけの中、「宝塚23万人の線香花火大会」にスタッフと共に参加させていただいてきた。

これは宝塚観光花火の復活につなげるイベントとして企画されたもので、燃焼時間150秒という日本一なが~い線香花火に同時点火する人数でギネス世界記録TMに挑戦!というものである。
少し早めに到着。受付を済まして、河岸で寝そべり、少しの間、ゆっくりしていた。

すると多くの人に、「お帰り~~」「元気そうでよかった!」など、温かい声をかけていただき、随分身も心も癒された。
さらに、いつも近くにいるスタッフの不思議な行動にリラックスさせていただくことができた。

私の登録番号は1196(いいくろ)である。だからと言って何もつながりはないが(^^;)

ルールとしては、一人一人決められた10秒間のうちに、自らの手で線香花火に点火させなければならない。それは決して自分以外の人に補助などをしていただくことができないというものである。
そして、19時のオープニングセレモニーを終え、いよいよ点火の時間がやってきた

GO!の相図から約3秒後、私は無事に点火することができた・・・・
STOPの合図とともに終了となった。その結果は集計に約1時間かかるとのことであったので、再び河岸でリラックスタイム。

そして待つこと1時間半 集計結果が発表される。その数1713名。今までの記録1700名を超え、見事ギネス達成である。
結構ギリギリの雰囲気があり、無理だったのではとの空気感もあったので達成できたときには本当にホッとしたのと同時に、とてもうれしかった。

お祝いのサプライズ打ち上げ花火などもあり、会場は大いに盛り上がりをみせていた。

会場を後に帰路につく。途中、振り返った時に、個人やチームで世界に挑戦し、達成した時の歓びもあるが、多くの見知らぬ人と一つのことに取り組み、そして達成できたときのまた違った感覚の歓びもあるものだと感じることができた。
このような素敵な機会を作っていただけた実行委員会の皆様、本当にありがとうございました。
次は又右衛門が多くの方々にまた違った歓びを得ていただけるようなものを創り上げていきたく思っておりますので楽しみにしておいてくださいませ!

シンガポールより帰国し、疲れている間もなく東京流通センターで開催されたタカショー

ガーデン&エクステリアフェア2018に初出展させていただいた。

 

 

25日朝一番で都内に向かい、大事な打ち合わせを行った後、展示会会場へと向かった。

 

 

到着すれば基礎工事は完成済みで、350年のオリーブなど大型の樹木も配置済みで、あとは低木や下草類を入れていく作業を待つ状態であった。

 

 

そして約3時間でほぼブースを完成させることができた。今回のブースは通路の前面には樹齢350年のオリーブをはじめスペイン産の植物をメインに作庭。

 

 

背面側はディクソニアなどオーストラリアの植物を使い作庭した。どちらの面も輸入植物や新建材などを使用しながらも、日本人が持つ美意識と感性を活かしたデザインによって今までにはない提案ができたのではと思っている。

 

 

そしてブース完成後、宿泊地である新橋に移動。又右衛門チームでディナーミーティングを行い、時間が許す限り、打ち合わせを行った。



 

そして迎えた初日。

朝一番に会場入りし、撮影などを終え、準備万端でOPENを迎えた。今回は、はじめての展示会ということもあり、少し勝手がわからなかったが、スタッフの方が大切にしてくださり、多くの皆様にブースにおいでいただき、また称賛の声もたくさんいただくことができ、あっという間に終えることになった。

 

 




その後、初日の打ち上げを盆栽のスペシャリスト酒井氏、弊社 矢野TEA氏 福中氏と翌日の英気を養った。



そして最終日の2日目も、初めてのご縁の方や、再開のご縁、またワザワザFacebookで見たと駆けつけていただいた方々など多くの人と、私たちの活動のことや夢を多くの人と語り合うことができ、気がつけば2日間の会期を終えることになった。

 

 

この展示会で強く思ったのが、エクステリアとガーデンデザインは隣り合わせで、また植物も近々しいところにあるにも関わらず、この展示会で会う方が知らない人ばかりであったということである。

 

 

これだけ近い所で活動しているにも関わらず接点が少ないということ、互いにとってとても大きなチャンスロスをしていると感じるとともに、まだまだ私たちの業界がしっかりとした提案をしていくことで、チャンスが残されていると感じることができた。これは大きな収穫であった。

 

 

これからもエクステリア業界の方々を通じ植物からのメッセージを伝え、みどりの力を感じてもらえるような活動を提案していき、ともに手を握り合い面白いことができるようにしていきたいと思う。

 

今回出会った、今まで出会えていなかった方々とのご縁を大切に頑張っていきたいと思う。お越しいただいた皆様。激励の言葉をかけていただいた皆様。そしてこの機会を与えてきただいたタカショーの皆様に心より感謝です。


また次の機会を楽しみにしています。ありがとうございました。

今日はエクシブ八瀬離宮で開催されるJFグループ生産者協議会にお招きいただき出席させていただいた。

この会は毎年開催されて多くの生産者が出席され、加藤会長はじめ元気いっぱいな方々が集まられる。

総会終了後は講師の先生方の講演を聴かせていただいた。そして今年も以前より大変お世話になっている日本体育大学 松浪健四郎理事長の講演を聴かせていただくことができた。

 

松浪先生の講演は、毎度ながら内容も旬であり面白く興味深い。さらに声、話し方も素晴らしく、いつも食い入るように聴いてしまう。何とか少しでもその術を手に入れたいといつも思う。

そして講演後 盛大に懇親会が開催され、私は東社長、松浪理事長、加藤会長はじめ代表の方々と同じテーブルにしていただけていた。このような、業界でもかなり熱い大先輩との一緒のテーブルのため、そこでの話はさらに熱い。

 全国的な猛暑のため記録的な気温で驚かされているが、それにも負けない暑さ?熱さ?のテーブルであった。 

料理も大変美味しく、2時間余りの懇親会はあっと言う間に中締めとなった。少し前、東社長が体調を崩されたとのことを耳にしたが、隣で今まで以上に元気な姿を拝見し、全く心配がないと胸を撫で下ろすことができた。 

 年に一度のこの会で、いつもの皆さんにお会いできることは本当にうれしく思う。また来年も皆さんに元気な姿を見せることができるように、私も人間ドッグに行くことにしようと思う今日この頃であった(笑)

今日は、夕方から全国町村会館で行われる「国境なき奉仕団 創立25周年、法人化15周年」の記念式典のため上京した。

 

早朝所用を済ませ、いつものように伊丹空港から飛行機で都内へと向かった。



到着後簡単にいつものお店で昼食を済ませて、まずはご無沙汰しているアトムCSタワーへと向かった。

 


この日「自然布 日本の美しい布」の出版記念と日本の自然布展があったので見学とミーティングを行った。

 

 

F会場には自然染めの衣服が展示されていて、そのどれもが魅力あふれるものであった。
あくまで展示のため販売はされていないが、写真はOKとのことで撮らせていただき、今後の参考にさせていただこうと思っている。



B1会場にて展示と限定的な販売もされており、色々お話をさせていただくことができた。そして、とても素敵な活動をされている方もご紹介いただき、意義深い訪問となった。



そして18時からは国境なき奉仕団 25周年記念式典に出席させていただき、政界、経済界、医師会でご活躍されている大先輩たちに混ざり皆様と交流をさせていただいた。

中には十数年ぶりの方もいらっしゃり、当時を振り返り、とても懐かしく感じ、面白おかしくお話をさせていただくことができました。そして定刻に式典は終了し、私はホテルへと戻った。
それにしても一緒に汗水、涙を流した同志は何年たってもその関係は薄れることなくつながっている。そしてそのつながりがさらに大きな渦のようになって拡がっていき、多くの人を巻きこんでいく。本当に素敵な仲間たちである。


このような集まりは、実際ビジネスの利害関係が無いから、お互いが深く心のお付き合いをさせていただけるように思う。中には仕事にならない集まりはいかがなものか?という方もいるかもしれないが、私はそうではないと思う。こういう集まりだからこそ、助け合い、分かち合うことができ、そのような機会の方が貴重であり、必要ではないかと。

 

今回も素敵な縁ができました。本当にありがとうございました~~~。