四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2025.10.02

又右衛門 滋賀へ。

今日は、牧場訪問と、講習会参加のため愛車(愛称チョロQ)で滋賀県へと向かった。朝のため渋滞にはまりながら、まずは午前中の訪問地信楽へ向かう。

 

 

信楽と言えば、まず思い浮かぶのは信楽焼。そして信楽焼と言えばタヌキの置物が頭に思い浮かぶであろう。確かに町にはタヌキの置物を陳列、販売されるお店を多く見かけた。

 

 

そのような景色を横目に見ながら市街地を少し離れたぐらいの場所に、目的地である信楽牧場に到着することができた。牧場と言えば牛、馬、羊など様々な動物を管理する畜産を営むものがあるが、今回は馬。それも競走馬を育成する牧場である。

 

そして今日は信楽牧場の会長である中内田克二様にお会いするために訪問をさせていただいた。競馬ファンであればご存知の方も多いであろうが信楽牧場は、外厩と呼ばれる競走馬を育成することを目的とした牧場である。そしてその外厩を日本で最初につくった先駆者であり、歴史ある牧場である。そして長男が現在牧場経営をされ、次男は日本を代表する中内田調教師である。皆さんが素晴らしい経歴の持ち主である。

 

そのような中内田会長とは、とある施設で知人を通じて出逢い、それ以降は私の様な若輩でもいつも優しい笑顔で接していただけており、今回お願いをして訪問ができることになった。

 

訪問中は中内田会長のお父様の活動から、信楽牧場を開設に至る経緯など普段ではお聞きすることができないような話や、今まで育成されてきた馬のことなどを聞かせていただくことができた。また多くの輝かしい成績を残された名馬たちの写真を拝見し、あらためて

素晴しい功績を目の当たりにすることができた。

 

さらにバラエングループの取り組みにも共感いただけ、関心も持っていただけた。話の中では私たちが今まで壁にぶち当たっていることなども相談させていただくと、とても親切に教えていただけ大いに学ばせていただくことができた。本当にありがたい時間であった。

 

まだまだ教わりたいことはあったが、多くを教えていただくと小さな私の脳みそは許容範囲を超えてしまうので、厚かましくも近い日に再度訪問をお願いして後ろ髪をひかれる思いで牧場を後にした。

 

それにしても私の様な新参者を迎え入れるだけでなく、しっかりと耳を傾け、寄り添ってお話をしていただけるとても素敵な方であった。それは今までの輝かしい功績に裏付けされた先を見据えた考えや取り組み、何といってもお人柄であると感じた。そして自分自身もそのような人物にならなければならないとあらためて気づかされた。

 

そして再び愛車で移動。目的地近くで昼食をいただき、午後はJRA栗東トレーニングセンターへと向かった。そして年に一度開催されるJRAおける飼料販売に関する講習に、「競走馬用マリネックス」を製造・販売する会社として参加させていただいた。

 

講習会場には、多くの会社が参加されしっかり講習に耳を傾けていた。毎年の開催のため大きな変更はないものも、随所に重要な変更箇所あり、資料とあわせて丁寧に指導をしていただくことができ、このようなことを毎年きちんと行うJRAはさすがであると感じることになった。

 

そして終了後、再び愛車で帰社することになった。今日は植物ではなく馬に関することであったが、全く畑違いではない。馬の健康を維持するためには牧場施設を健康なものにしなければならなない。そここには私たちが開発した製品や培ってきた技術が役に立つであろう。今夏の猛暑は馬自身も牧場にとっても大きな負担であったであったと思う。それもきっと軽減できると確信している。まだまだ実績こそ少ないが、必ず結果を出せるという確信があるので粘り強く取り組んでいきたいと思う。決してへこたれずに・・・・・