四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日は、午前中のミーティングを終え、大阪・淀屋橋の住友ビルで開催される青年海外協力隊プラザ・大阪の理事会に出席させていただいた。

私は縁あって昨年に本会の理事に就任させていただき、参加させていただいた。理事に就任されるほとんどの方がJICA隊員経験者の大先輩である。昨年の就任の時に、来年に還暦になりますと伝えたところ、還暦か!若いね!!と声をかけられたことがとても印象に残っている。

理事会が開催され、とても活発で熱がはいった意見交換がなされていて、その雰囲気にのまれてしまいそうなぐらいであった。

最近では多くの会で、若返りを口にされる場合は多いが、あまり意見を述べる若手が少なく儀礼的に行われる理事会もある中、今回の理事会を通じて、会の若返りとは年齢ではなく、意識と行動力であると言うことを強く感じた。

確かに体力は衰えていくが、精神がアグレッシブであれば、その方が会は生き生きするように思う。是非私も我欲を優先せずに、積極的に取り組みながら歳を重ねていかなければならないとあらためて感じさせていただけた。当たり前だが何年経験を重ねても先輩は、やはり先輩である。ありがたい存在である。

日曜日の高松日帰りに続いて、昨日は秋田へと向かった。ただ関東地方悪天候のため少し心配な旅程である

というのも今回も少しでも安いチケットをと思ったら、羽田空港経由であったため、雪に影響があるかもしれないためである。念のため朝一番の飛行機で伊丹を出発。いつも楽しみにしている富士山の姿は全く観ることができずに、羽田空港に着陸した。

羽田空港で少し時間があったので秋田へのお土産を買い、テレワークをしていると掲示板には相次ぐ欠航の表示がでていた。私の乗る予定の飛行機は、無事に出発できるようだが、次の秋田行は欠航のようである。欠航で影響が出た方には申し訳ないが何とかいくことができることに安堵した。

雪化粧が美しい山なみを観ながら定刻より少し遅れて秋田空港に到着した。そして秋田駅行のリムジンバスに駆け込み、秋田駅へと向かった。

バスは、私が乗ったときはとても少ない利用者のため隣の座席にコートを置いていたが、順次お子様連れの家族の方々などが乗ってこられたので、席を開けるために足もとに色々詰め込んでいたら、周りの方はハンドバッグや通路側に座るなどをされていたためか、私の横に座っていただけた。ただ羨ましいほど体格の良い大きな方であったので、バスでは密着度が高く、体温が伝わるほどであったため、私の来ていた極暖のインナーと、ダウンベストが呼応し、ほとんどサウナ状態になり、そのような状況で事務所とラインのやり取りを行ったため、車酔いをしてしまい、ほぼ拷問状態。おそらく強制的にあと30分乗りなさいと言われたら、どんなことでも自白してしまうような状態であった。

そのような状態でギリギリ秋田駅に到着。そこには先乗りのスタッフが迎えに来ていただけていたので軽トラにて現地へ向かうことにした。

自分たちの生産地へ向かう前に、前回訪問し、先日の日本植木協会にて講演させていただいた時に再会できた会社を訪問し、貴重なアドバイスを受けることができた。

MTGと現地見学を終えて、生産地へと向かった。

地元の氏神様を参拝し、ご挨拶をさせていただいた後、生産を引き継がせていただいた加賀谷様と急遽用意していただいた食事をいただきながら、前年の振り返りと、今年の考え方などを伝えさせていただいた。

加賀谷さんと懇意にしていただいているパートナーの方に、お約束していた出雲のお土産を手渡し、楽しく歓談させていただき、きりたんぽ鍋のおかげもあって、身も心も温まることができた。

しばらくして、夜が更けると道路も危ないので食事会はお開きにして、私は秋田駅まで送ってもらい、ホテルにチェックインをし、机の上で色々な用事を行い、日付が変わったのでベッドに横たわることにした。

早朝に起床。ホテルで朝ごはんを食べる時間がないので、そのままリムジンバスで秋田空港に向かう。まずは羽田行きの飛行機が条件付きになっていないかなどを確認し、問題なさそうなので予定通り羽田経由で伊丹空港へ向かうことにした。

そしてコンビニでご飯を買って、いつものなまはげくんに挨拶をして、手荷物チェックを行うまでの間、待合室で過ごしていると、地上係員の方から、「金岡さんですよね。」と聞かれハイと答えると、「搭乗券を落とされたのが届いています」とのことであった。あれだけしっかり持っていたはずが、大事な通話に気を取られていて、落としたことに気がつかなかったようである。またやってしまった。

2日前の香川では切符を入れ間違え、係りの方に手間をかけてしまい、飛行機の方が安心と言った矢先のことである。でもこのように飛行機はチケットを落としても、パスポートを置き忘れてもかえってきてくれる。多くはいつもお世話になっているJALの皆様のおかげである。このような方々の支えによって私はいつも国内外を移動できている。本当に感謝である。

無事に羽田空港で乗り継ぎを終えて、伊丹空港へと向かう。この飛行機は、出発前にスーツケースにバッテリーか何かを入れられたのか、そのチェックのためかで遅れての出発となったが大きな遅れはなく伊丹に向けて飛び立つことになった。

この遅れで午後の予定は大きく変更になるが、まずは無事に帰ることができるので、そのことを感謝しよう。

今回、短い滞在で、限られた訪問先ではあったが、とても貴重な学びや情報を得ることができ今後に向けて有意義な時間を過ごすことができた。さてとりあえず大雪は、去ってくれたようなので、週中もバタバタするが気を引き締めて積極的に頑張ろう。ではでは。

今日は、日帰りで今年初めての高松へと向かった。今回の用事はまず、わずかながらご支援させていただいている「第7回全国高校生花いけバトル全国大会」を観戦させていただくためとパートナーでありお世話になっている半田植物園さんを見学するためである。

朝一番、昨日のうちに手配した中山寺~高松間往復の切符を片手に、駅に向かう。少し早めではあったが隣の駅である川西池田の改札を通って、新大阪に向かう途中、切符をよく見ると、帰りの切符を自動改札に入れて入場したようである。

このままでも問題ないだろうなと思いながら一応新大阪で係りの方に尋ねてみると、問題があるようで、親切に説明いただき、ハンコを押して、今回は自動改札を使わずに、有人の改札を使ってくださいとのことであったので、案内いただけたように旅が始まることになった。それにしても電車は難しい。飛行機の方が簡単だな~~と思う情けない大人である。

新幹線とマリンライナーを乗り継ぎ、家を出てから約3時間で高松駅に到着した。車で行くのと大体同じぐらいの時間であるが、事故の可能性を感じると電車の方がはるかに低い。ただ失くし物をする可能性は、電車の方がはるかに高いので、どちらが良いか今後の課題である(笑)

駅を出るとちょうど雨が上がったぐらいか、辺りは濡れていた。年間降水率がかなり低い高松でさえ雨が降る、さすがレインマンと言われるだけのことがあるとおもった。駅には半田さんに迎えに来ていただけ、早速車で移動した。

まずは半田さんが設計・施工したレインガーデンを見学し、雨水の利用法から、その水の経路などを説明いただき、このようなガーデンの必要性をあらためて認識することができた。

またその他に、コンクリがはられた上に設置されたガーデンなど拝見させていただいた。このガーデンは盆栽のような設計がされており、このような薄い土壌でも可能であるとのこと。さすが盆栽が盛んな鬼無地区で長年活動されている方だなと思えた。

そして、半田さんに生産していただいている「大和橘(やまとたちばな)」の圃場を見学させていただいた。「大和橘」は準絶滅危惧種であり、数少ない柑橘における日本の固有種である。そのこともありこの橘をまもるために活動し、半田さんには大切な役割を担っていただいている。このように仕上げ、数量限定ではあるが会員はじめ一部全国に向けてお届けさせていただいている。

またAIR-POTにて生産していただいている株は成長も良く、その機能を大きくご評価いただいており、今後さらに増やしていこうと考えている。とても楽しみである。

視察終了後、今回の高松訪問の主たる目的である「第7回 全国高校生花いけバトル 全国大会」会場へ向かった。

会場は駅が近くとても広く、素晴らしいステージである。

そこに、長年のパートナーである菊を契約栽培していただいている合田さんの菊をはじめ、多くの花材が用意され、5分間で生け込み、会場参加者によってジャッジされるとてもユニークなイベントである。

このイベントには全国から勝ち上がってきた若き猛者たちが集い、その技術を競いながら想いを込めていけこんでいくのである。

限られた時間に作品に取り組むその姿はまさにバトルである。ただバトルといっても、同じ競技者か?花材か?それか自らか???

制限時間を終えて競技者が一言を述べる時間があり、その言葉の多くは前を向いた晴れ晴れしいものである。その言葉聞いたときに、彼らは自らと闘っていたんだなと確信することができた。

生け花と捉えれば、作法など色々な考えがあるかと思うが、このように文化部でありながら、甲子園のように熱く取り組み、中には涙しながらいる輝いた彼らの眼を見ていると、本当に素敵なイベントであると思っている。又右衛門もその姿に多くを気づかされ、彼らに素敵なバトンを渡すことができるように今後も頑張っていきたいと思えた。

今回、この設えに関わられている方々に敬意を表するとともに、運営者、学生の皆様から多くを学ばせていただけたこと、深く感謝しています。今後もこの大会が末永く繁栄していくことを心から願って止まない。

先週の広島訪問を終え、今回は現在引き受けている大事なプロジェクトのための視察と、生産者訪問のために、沖縄を訪れた。この前に沖縄に訪れたのがいつかわからないぐらい久し振りの訪問である。

いつもの出張は、予定を組んでからチケットを手配し現地を訪れるのが当たり前であろうが、今回は、とりあえず先にチケットを手配し、後から現地での行動を決めている。何故かというとJALのタイムセールというのがあり、片道6,000円という破格値で那覇行きが手配できるため、結構前にチケットだけ手配をしていたためである。それにしても6,000円は、移動費がかさむ中、とてもありがたいことである。

定刻より少し遅れて出発、また強い追い風のため遅れて那覇空港に到着となった。到着後、予約しているレンタカー会社に連絡しようと思ったが、うっかり何という名前のレンタカー会社であったかを忘れてしまい、途方に暮れていたところ、何とか15分間ほど悪戦苦闘し、やっとのことで探し当て、さらに遅れての車移動の出発となった。

まずはコスモス畑。春にコスモス満開というのも少し違和感もあるが、とても美しい。多くの方が訪れていた。

ただ中には咲いていないとこともあり、わざとリレーしているようにも思えず、撒く時期の違いがあるのか?土壌条件が違うのか?を少し調査して提案ができればと思う。ちなみに開花後は漉き込むと現地の方に説明をしていただけた。それにしても花畑は気持ちが和むが、すぐに何か課題はないかなどを考えてしまうのは、明らかに職業病である。

移動し、臨時で養殖場の視察、駆け込んで最終日のガーデンフェスタを見学と思ったが、ほぼ片付けの状態での到着となった。

そうこうしているうちに陽も落ちてきたので、宿泊先にと思ったが、地元の方に近くでさくら祭りがあるので、エイサーでも観ていけばと進められてエイサーを見学させていただき、やっと沖縄を感じることができた。その後、今回お世話になるSUPER HOTELにチェックインして初日を終えることになった。

翌日午前中は、地元のJAにて農産物を見学。きれいなエディブルフラワーが販売されていた。エディブルフラワーは、私たちも植物工場での取り組みで関わらせていただいているので購入し、鮮度保持などのテストをさせていただいたが、思ったより日持ちも良く、素敵な出来であると感じた。その他にも沖縄特有の農産物などをチェックし、生産者の提案材料を検討させていただくことができた。

ランチにソーキソバをいただき、駆け足で八重岳の桜を見てから、少し南下。

途中であるプロジェクトのために植生チェック。その後東南植物楽園を見学させていただいた。

東南植物楽園は、日本植物園協会で同じ第三分野に所属し、お世話になっている植物園である。到着後早速園内を周らせていただいた。

園内には例年より少し早く開花が始まったヒスイカズラの棚があった。この何とも言えない発色が私は大好きである。

また好きな植物の一つでもあるトックリヤシの並木を抜けていく途中では

日本一のザー バオバブのエリアが目に飛び込んでくる。ザーはマダガスカルにのみ自生する品種で、このように多くのザーを観ることができるのは、恐らくこの植物園だけではないかと思う。

他の見どころを見学し、向かいのZONEへと向かう。ここには日本一のユスラヤシ並木があり、天空に向かって伸びている姿は圧巻であった。そしてしばし空間に身を置き、次なるプロジェクトのイメージを浮かべることができる貴重な時間となった。

そうこうしているうちに陽も落ち、ホテルの部屋に戻ることにした。そして、その夜は、完全オフにし名護にて仕事をしている長女と夕食へ出かけることにした。

夕食は、普段長女を可愛がっていただいているお店へと向かった。そこは居酒屋のような感じで、三線の教室やライブを行っているお店で、とても気の良い方々たちが集まっていた。

私の好物のゴーヤチャンプルやもずく天ぷら、タコなど沖縄を代表する料理をいただいたが、他人が見ていなければお皿をなめたくなるぐらい美味しい。

さらにちょうどその時には、三線の教室が開催されていて、その開催後に、松田先生やとても活躍されている名護ザイルの方々によるライブを聴かせていただくことができた。

三線をライブで聴くことができるだけでもありがたいが、その大先生である松田先生や名護ザイルの方々とのコラボ演奏を、ほぼ独り占めしているかのような状況は何とも贅沢であり、沖縄を全身で感じるとともに、心を震わせながらも、和ませていただけた。

そして、引き続き長女の面倒をみていただくお願いをして名残惜しいがとても良い気分でお店を後にした。そしてホテルまで送ってもらい、楽しい時間を終えて、部屋に戻ることになった。

最終日は早起きして、地元の神社を参拝。近くにあった海にて、ブレスレッドをお清めし、最後の目的地へと向かう。

その途中にある道の駅 許田で、三ツ矢ボールを購入。サーターアンダギーを軽くフワッとしたような触感でとても美味しくいただけた。ちなみに一個120円である。

三ツ矢ボールをいただきながら車を進め、しばらくして目的地である沖縄植物園さんに到着した。

沖縄植物園さん訪問は恐らく3度目で、久し振りの訪問である。そこで代表の仲座さんとお話をさせていただいた。この場でどのような話をさせていただいたかは、現時点では言えないが、お互いがとても興味を持てるプロジェクトを抱えているのと、花き園芸業界のために取り組んでいければという目的は合致しているので、今後は良い関係性をもって進めていければという話ができた。

また仲座さんはとても素敵な取り組みをされており、又右衛門も大きく刺激を受けさせていただくことができ、短い時間であったかもだが、とても意義深い良い時間となった。今後が本当に楽しみである。

充実した時間を過ごし、残った時間をゆったり空港に向かい、無事に定刻の飛行機にて伊丹に到着。帰宅することができた。

今回久し振りの沖縄で、もっと訪問したい方や場所も多くあったが、時間の制約があり中々周ることができなかった。次の沖縄訪問は今回のように時間が開くことはないであろう。さ~これからどのような進展をみせることができるか乞うご期待である。

今日は、一般社団法人日本植木協会の総会が広島にて開催され、その記念講演を又右衛門にと去年からご依頼いただいての広島訪問である。

講演の依頼をいただくと、私が世界を周り植物から預かったメッセージをお届けするのと、お聴きいただける方の業種・業態に関連があるものを少ない引き出しからもってきて準備をさせていただくようにしている。その準備は講演慣れしている訳ではないので結構時間を費やしているが、それ以上に気を遣うのが、依頼日の結構前から当日に絶対穴を開けないように予防接種や自分なりの行動制限をして、体調管理を行ったりしている。それでも、当日には若干体調を崩すのが常である。それはテスト前にお腹が痛くなる子どもと同じようなもので、間近に還暦を迎える歳になっても、変わっていないのがお恥ずかしいところでもある。

講演日当日は、天候不良もありダイヤに影響が出ているようなのでかなり早めに新大阪から時間に余裕をもって広島に入ることにした。あまりにも早すぎたので駅前でネタのせ放題の海鮮丼をいただきお腹がパンパンになって、苦しくなってしまった。中々おバカな私である。

路面電車に乗って約10分総会会場であるホテルメルパルク広島に集合時間の45分ほど前に到着した。受付をさせていただくと、いつも大変お世話になっている半田植物園の半田様に丁寧にご案内いただき、慣れない来賓室に案内いただき、飲み物をいただいて最後ギリギリまで講演準備をさせていただいた。そして少し早めに退室し、賛助会員の方々の出展を拝見させていただきながら、出番待ちとなった。

総会終了が15分ほどおしたため、私の講演開始も15分遅れのスタートとなった。今回の講演は【健康な植物(みどり)の力で地球をリ・デザインする~ネイチャーポジティブの実現向けた社会課題を解決する緑化・植栽デザイン~】と題し、90分間お時間いただいての少し長めの講演である。

講演中は、ありがちな退席者や居眠りされる方を見かけさせていただくことはなく、とても集中してか?それか異質な若手の発言にスイッチが入っていたのか、鋭い目線を終始感じながらの講演になった。

講演の終了と共に、素敵な機会をいただいた皆様にお礼をさせていただくと、大先輩の方が起ちあがられ、お叱りを受けるのかと思いきや、大きな声で「ブラボー」と声をかけていただき、皆様からとても大きく強い拍手をいただくことができました。

ただでも活舌が悪いのにもまして、15分おしている会の進行時間を取り戻すために、早口であったり途中をカットしたりしながらの駆けっこのような講演で聞きづらかったと思いますが、最後まで温かく見守りながらお聴きいただけたのはとてもありがたく思えました。

講演会のとりには、GREEN×EXPO2027 国際園芸博覧会について、国際園芸博覧会協会事務次長でいらっしゃる佐藤様がお越しになられ、皆さんに強いメッセージをわかりやすくお伝えされており、又右衛門も見習わなければと学ばせていただけた。

その後の意見交換会でも本来であれば若輩の私が各テーブルを周り、出席者の方々に感謝の意を伝えに行くべきところ、わざわざ私のところに多くの方にお越しいただけ、名刺交換をしながら、意見交換させていただけた時間はとても貴重であった。また共感いただけ温かい言葉も頂戴し、あらためて講演を受けさせていただき本当に良かったと思え時間であった。

あっという間に意見交換会の時間も中締めとなり、とても素敵な時間は終えることになった。日本植木協会の皆様には本当にお世話になりました。私こそが多くを学ばせていただくことできました。そして多くをお気遣いいただいた事務局の方々にも感謝です。この場をお借りして御礼申し上げます。

最後に、最近は総会などを儀礼的にシャンシャンと行っている団体も多い中、会員でない私には、どのような議論をされていたかはわからないが、時間を過ぎるまでしっかり議論し、事務局もとても親切丁寧でしっかりされている日本植木協会は素晴らしいな~~って感じることができました。

常日頃、居心地の良い素敵な空間をつくることができるのは、健康な植物(みどり)があってこそであると思っている。すなわち生産者の皆さんの尽力がなければ素敵な空間は作れない。そして業界の発展もないと言える。言わば私たちの将来は生産者の方々の肩にかかっているといっても過言ではない。私は引き続き、そのような健康な植物(みどり)を創り出すことができるよう生産者の皆様に敬意と期待を抱きながら、手の届きにくい隙間を埋めながら、共に歩んでいきたく思っている。今後どのように進んでいきことができるかとても楽しみである。

今日は今年初めての淡路島である。今回の訪問はオリーブ栽培をしている企業や、農業を推進している企業への訪問である。

朝、私たちグループに指導をいただいている自然生態系調和型農業の第一人者と環境配慮型資材の担当と待ち合わせし、早速現地入りをさせていただいた。

まずは淡路島にてオリーブ栽培を行っている企業を訪問した。この企業は、本業は建設業であるが、農業法人を起ち上げ活動をされている。

アポの予定時間より少し早く到着したため、まずは私たちメンバーで圃場をひと回りさせていただいた。第一印象はとても丁寧に管理されている印象である。

オリーブも元気にしており、病害虫の影響もほぼなく、良好であると言える。本業ではないにも関わらず、しっかり取り組まれていることを感じた。

しばらくして朝礼を終えられた担当者の方と合流させていただき、施設の説明や活動趣旨を聞かせていただくことができた。またオリーブの搾油施設もつくられており、欧州よりも実の採取から搾油までの時間が大幅に短いため、品質の高いオリーブが栽培できるとのことであった。実際にオリーブオイルのコンテストにおいて最高賞の受賞もされている。

また少量であるが果樹や野菜の生産も行っており、今後は拡大予定とのこと。同社は環境にも配慮した取り組みを進められているので、私たちが有するオリジナルの資材や技術は多いに役立てることが可能と言える。

グランピング施設もあり、今後はcaféの増設も検討されているとのことで、今後のご活躍が楽しみである。最後に、今後良い関係性を持ちながら続けていきましょうと言うことになり、この日はこの辺で施設を後にさせていただいた。

次に訪問したのも大手グループに属する農業を行う企業である。この企業は数年前に訪問させていただいて以来になる。そして到着後、早速圃場を見学させていただいた。

担当される方は、環境に配慮した農法に取り組む姿勢であり、実直に農業と向き合っているのを感じることができた。そして今回同行している弊グループ顧問と、意見交換をさせていただき、こちらからも気がついたことなどをいくつかお話させていただいた。

この企業は新しい区域にて拡張が予定されており、勢いを感じる。そしてとても丁寧に案内をしていただいたのち、お互い次の予定があるため、次へと移動することになった。ここでは今すぐに何かを一緒に取り組むとまでには至らなかったが、今後関係性を持ちながら進めていければということになり、今日のところは終えることになった。

その後、参加者で遅めの地元の野菜の試食を兼ねたランチミーティングを行い、いくつか依頼をいただいている土壌改良や新しいプロジェクトについての打合せを制限時間いっぱいまで行い、あっという間の1日が終わることになった。

ま~~それにしても風がとても強く寒い1日となった。まるで35年前ぐらいにいったスキー場 びわ湖バレイのような寒さであった。ただ体は寒くても、心は熱い1日となった。今後どのように進んでいくか楽しみである。

金曜の夜、エジプトから無事帰国。ただ成田空港に到着。そのまま明日開催される京都国際会館での「NPO法人 BRA国境なき奉仕団」理事会・総会出席のため、成田expressと

新幹線を利用し京都をめざした。

久し振りの新幹線というのと機内食があまり食べられなかったためと日本食が恋しくて、駅弁を買おうと東京駅構内を走って探したが、さすがに遅い時間ということか、ほとんどが売り切れ。その中で、まだ残っていたお肉のお弁当を奮発して購入。頭に浮かべていたお弁当とかなり違いはあったが、久し振りの日本のお米に、身体が喜んでくれたような気がした。

比較的車内も空いており、となりの席はあいていたので少し大事な資料を作成しながら、あっという間に京都へと到着。そのまま駅前のアパホテルに宿泊をさせていただいた。

翌朝、大きなスーツケースはホテルに預けて、地下鉄で国際会館へと向かい30分弱で到着することができた。

青年会議所卒業生で構成される国境なき奉仕団の理事会総会は、青年会議所の京都会議と一緒に開催されるため、駅を降りると元気いっぱいの若いメンバーが多くおり、その中を少し老いた私が一人歩いていることに、何となく恥ずかしさも感じながら国際会館に到着した。

少し早めに理事会会場に到着。久しぶりにメンバーと顔を合わすことができ、お互いの元気そうな顔をみて嬉しさを感じた。

定刻、1月1日の能登地震によって命を落とされた方々への黙祷に始まり、松山理事長の挨拶があり、審議、協議、討議、報告事項と議事は進んでいった。今回の議事では、やはり中心となったのは能登地震についてであった。加賀出身居住の金森専務理事から、メンバーや関係者への支援に対する謝意と現状報告がなされ、国境なき奉仕団としての今後の支援の行い方など、時間いっぱいまで議論がなされた。

金森専務は自らの家族が被災をしながらも、市民のために物資の調達や配送などずっと支援に関わられており、本当に頭が下がる思いである。

監事講評がなされ午前中に理事会・総会は終了。時間のある方のみで昼食をいただくことになり、私も参加させていただいた。昼食時には松山理事長と同じテーブルにつかせていただけ、様々なことをご指導いただき、私が個人的に抱えているトラブルまで親身になって考え、すぐにその対応に動いていただくなど本当にありがたく思う。理事長は日本の中心で日本国民をまもるために日々尽力をされている方のため、私達には全く及ばない関係を有し、迅速に対応でき、さすが・・とあらためて思うことができた。

私たちメンバーは普段何もない時は、冗談を言ったり、バカ話をしたりすることもあるが、いざ有事となれば、目つきが変わり、皆が結束し、今必要とされる行動をいち早く判断し、行動にうつす頼もしい方々ばかりで、話をしているだけで勇気と癒しの両方を与えてくれるかけがえのない仲間である。

昼食を終えると、各メンバーは全国各地へと帰っていき、私はその背中を頼もしく見つめながら、見送らせていただいた。

次に会うことになるのは、理事会のテーブルの上か?被災の現場か?海外の現場か?わからない。またその日が明日になるか?1年間何もないか?もわからないが、絆は薄れることなく、そのままであろう。そのような仲間に入れていただいていること、私は誇りに思っている。

今日は、毎年恒例の十日戎に行ってきました。私は小さな頃から両親に連れられて十日戎では西宮えびす神社を参拝させていただいてきた。

父が参拝できなくなってからは、私が毎年欠かさずに参拝をさせていただいている。今回も宵えびすに参拝させていただいてきた。

9日の午前中ということもあり若干すいてはいるものの、ここ数年からすると多い方である。恐らくCOVID-19の規制もなくなり、多くの人出に繋がったのであろう。

少し並んで赤門といわれる正門からはいり、まずは昨年に授かったお札や吉兆を納札所に納め、1年間のお礼をさせていただいた。

順路を進み本殿に向かう際に今年は、本殿改修にあたり材料である銅板に祈願をかいて奉納できるものがあり、当たり年でもあるので会社と家族と個人で3枚奉納させていただいてきた。ただその際に自分の名前を書き間違えるなど今まで有り得なかったようなこともあり、大汗をかいてしまった。

今年の新しいお札を授かり、本殿にて昨年までの御礼と報告をさせていただいた。隣ではマグロに硬貨をはりつける催しが今年から再開され多くの人が並び、順にマグロの体に小銭を貼り付けられている光景を目にすることができた。これにはお金が身に着くという意味を持っているとのことである。できれば私の体にも貼り付けていただければ・・・などと、はしたないことを考えたりしてしまった。きっとこのようなことを考えたりしているから名前を間違ってしまうのかもしれない(;^_^A

毎年お世話になっている吉兆をいただいている福富さんへと向かった。福富さんには長年お世話になっており、いつも良くしていただいている。

昨年はかなり大きな熊手をいただき、これ以上は飾れないため、今年は少し小さめのものを選び、また年々大きくしていきたいと思い、素敵な縁起物を見つけることができた。

授かった吉兆をもって神楽殿へ。そこでお札や縁起物を全て御祈祷いただくことにした。ただその際にもいつものであれば授かったお札も同時に御祈祷いただくが、うっかり差し出すのを忘れてしまい、手に持ったまま座席からの御祈祷となった。

そして、荒えびすを参拝させていただき、一通りの参拝を終えることができた。最後に、久し振りにおみくじをひかせていただいた。ひいたおみくじは半吉・・・微妙である。そこに書かれたいたことは、「目先の利益にとらわれず、慎重に」と書かれていた。

確かにと納得しながら読ませていただいた。ちなみに失せもの出てきにくいとのこと。ただでも失くし物の多い私にとっては、大きな問題である。おまけに先ほど参拝中にも落とし物をしてしまっているので、今年は今までより慎重に行動しなければならないと思った。

全ての参拝を終えて、えびす神社参拝の楽しみである露店販売をのぞかせていただいた。COVID-19の規制も少なくなったせいか多くのお店が軒を並べ、とても賑わっていた。その中で今年新しい提案のお店はないかなと探してみたが特に真新しいものはなく、いつものような光景であった。ただその変わらぬいつも光景が嬉しくも感じた。

今回もいつもの焼き鳥を購入。美味しくいただいた。他にりんご飴も好物であるが、年々衰え治療中の歯では、かぶりつくのはかなりリスクが高いため断念。歯には優しいタイ焼きにさせていただいた。

そのような感じで十日戎を無事???参拝させていただき、いよいよ今年の仕事が本格的にスタートを迎える。今回の参拝でお告げ頂いたことをしっかり頭に入れて、目先の利益にとらわれず慎重に。そして失くし物をしないように心がけていきたいと思う。ただ決して守りに入ったり消極的になったりはせず、しっかり目的に向かって進んでいきたく思います。

うっかり又右衛門。今年も実直に歩んでいきますので皆さまご指導お導きいただければ幸いです。

週末、今年初めての都内へ向かう。飛行機はいつものお気に入りのJALである。

年明け航空機事故から毎日のように報道がなされている。事故にあわれた方、お身内の皆様に心よりお見舞い申し上げます。またいつもお世話になっているJAL乗務員さんや搭乗者の冷静な判断と行動には頭が下がる思いである。そのような思いの中、伊丹―羽田空港間を往復させていただいた。

私の予約便は、欠航にはならずに影響を受けることはなく、予定通りに到着し、新橋のホテルに荷物を置いてから、今日の目的地である目黒の雅叙園へと向かった。

今日は「斧田清幸氏 東京都功労者賞表彰を祝う会」に出席のための上京である。斧田さんは以前より全国花卸協会にてお世話になっていて、私も駆けつけさせていただいた。

会には花き園芸業界でご活躍される方々が都内を中心に全国各地から出席される中、盛大に開催された。

多くの方々から、斧田ご夫妻へのお祝いの言葉が伝えられたが、そのどれもが心温まる内容で、いかに斧田社長が皆様から信頼されていたかをうかがえるものであった。また斧田社長からも、ユーモアあふれるお礼の言葉が述べられ和やかな雰囲気で祝宴は進行をしていった。

そして参加者の中には、数十年ぶりにお会いする生産者との再会や出会いもあり、素敵な縁を繋ぐことができたのはとてもありがたく感じた。

また2次会でも気の合う仲間が集い、大先輩たちとお話をさせていただくこともでき、新年の始まりにふさわしい、とてもめでたく嬉しい1日となった。

週明けには、恒例の戎神社参拝や海外出張が始まり本稼働となる。今年一年頑張っていこう

今日は初市である。いつも大変お世話になっている市場職員の方々や、お客様と新年の挨拶をさせていただき、静かな新年から再び活気を取り戻した市場を実感することができた。

さ~これからまた長いようで短いような1年間が始まる。どのような1年になるか?どのような植物に出逢えるか?どのような縁が繋がるか?楽しみである。

そのような期待に満ちながら空を見上げると、空港に着陸する飛行機が頭上を滑空していった。いつもは飛行機の中からの風景を写真に収め、Facebookなどでアップさせていただいているが、今回は地上から飛行機を撮らせていただいた。

あらためて去年はいっぱい飛行機に乗ったなーと思い、その履歴を見てみると、普段お世話になっているJAL便だけで130回の搭乗記録が残っていた。単純に計算すると3日に1回は飛行機に乗っているということになる。まるで乗務員の方々に迫るかもしれない回数かもしれないとも思った。

それと同時に2日に起こった羽田空港での事故が思い浮かぶ。私のように年に100回以上乗っても、大きなトラブルに巻き込まれないものもいれば、今回の事故の時が初めての搭乗であった方もいらっしゃるかと思うと、いつ何時どのようなことが起こるかわからないものだな~~と思った。ともあれ今回の事故にて亡くなられた方、怪我をされた方、そしてその方のご親族の方々、心よりお見舞い申し上げます。

少し話はそれるかもしれないが、今まで1000回以上搭乗した機内でふと思ったことを少し書かせていただく。私は搭乗の際には可能であればいつも窓側の席を予約させていただいている。それは単に窓から観える景色が好きだからである。

伊丹空港から羽田空港に向かう時には富士山がきれいに見える時がある。その存在感は秀でていて、さすが日本一高い山であることを感じる。

ただ他の路線に乗ってもその窓からは素敵な山をいくつも見かけることはできる。そう日本一高い山は富士山ではあるが、日本一美しい山、魅力的な山はそれぞれであると言える。

同じように私たちバラエングループは当然業界一大きな企業ではない。今はそこをめざしている訳でもなく、めざしても到達できるものでもない。しかし植物や業界で必要とされる企業をめざし実直に取り組んでいきたいと思っている。そんな簡単なことではないが、今のスタッフとともにめざしていきたいと思っているし、めざすべきと考えている。

引き続き花き園芸業界にて特色のある他とは比べられない魅力ある企業をめざしたいと、あらためて市場の中心で思うことになった。