四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2025.06.27

目が血走った又右衛門 北海道にて。

今回の北海道は農業の中でも本業である花き生産農場ではなく牧場訪問が目的である。そして牧場といっても牛やヤギではなく馬、それも競走馬である。そのことについてアップさせていただきます。

 

 

グループ会社が開発・製造するマリネックス社が、野菜生産だけでなく畜産現場においても著しい成果をあげてきたため、数年前に「競走馬用マリネックス」をリリースし、各試験にも合格をしたものの、今までと違う業界での活動はかなり苦戦を強いられてきた。

 

ただ今春の宮崎の育成牧場訪問時に、北海道をベースに国内外で活動する競走馬業界に精通し、顔も広いとても素敵な方とご縁をいただけたおかげで今回の訪問に至った。

 

 

昨晩、実はちょっとした自爆トラブルで目を刺して傷つけてしまい、左目の白目が全て血の色になってしまいさらにした瞼から血が溢れるような状況になってしまったため急遽眼科へと駆け込み治療をしていただいてから一晩明けて出発となった。

 

 

出発の朝は台風2号の影響もあり雨が心配されたが、雨はほんの少しだけで飛行機の遅延もなく、目の痛みだけを除けば順調に新千歳空港に到着。そのままレンタカーを借りて競走馬の一大産地である日高地方へと向かった。

 

途中渋滞などのトラブルもなく、予定より少し早く静内に到着。そこで今回も大変お世話になったエージェントのI氏と合流。ミーティングを兼ねたランチをいただいた後、まず静内の生産牧場を訪問させていただいた。

 

この牧場では、競走馬の生産についてなどを学ばせていただき、実際に当歳馬(今年産まれた馬)も拝見させていただくことができた。

 

またここでは牛も飼っておられて、畜産におけるマリネックスの効用などにも触れさせていただくことができた。

 

 

その後一旦宿泊施設にチェックインした後、最終集合して、静内の素敵な場所で会食をさせていただいた。その時のメンバーについてはここでは控えさせていただくが、競馬について深い見識をもつ、とても素敵な方々であったので、多くを学ばせていただくことができた。この時間だけでも今回訪問をさせていただく価値があったと言える。素晴らしい機会をつくっていただけたI氏には感謝である。

 

 

翌日は、I氏に日高育成牧場付近を案内していただいた。

 

 

育成牧場周辺を一望できるところに連れていっていただき、各施設について教えていただくことができた。この施設の総面積は東京の渋谷区と同じ広さと言うことに驚かされ、また各施設の役割、その充実度にも感心させられるばかりであった。今まで会いたかった馬や関係者の方々とお会いすることができ、とても幸せな時間を過ごすことができた。

 

午後からは静内に移動。ここでも素敵な生産牧場を紹介いただいた。中にはこの夏の競りに上場予定の馬も拝見させていただき、その迫力に圧倒されっぱなしであった。その他にもいくつかの施設を訪問した後、宿泊施設へ移動。チャックインを行って少しだけ部屋で休憩をして、この夜は昨日の生産牧場の方と、本日訪問した牧場の方と、そしてI氏と一緒に会食をさせていただいた。

 

若い生産者の方々と長年国内外での活動で経験と知識が豊富なI氏とご一緒させていただいた食事は、学ばせていただけただけではなく、私が取り組んできたマリネックス事業や、その他の農業における取り組みとが彼らの競走馬生産とリンクすることが多くあり、大いに盛り上がるとても貴重な機会となった。

 

今後は、さらに一歩進めた活動ができるのではと思っている。とても楽しみである。そして夜も更けたので名残惜しいが会食場所を後にして宿泊施設へと戻ることにした。

 

最終日はまず育成牧場を見学。厩務員の方などにもお話を聞くことができ、管理施設や食事である飼い葉なども拝見し、今後の提案に大いに役立てることができた。

 

 

その後、育成牧場を見学。実際に今夏に上場もしくは販売される競走馬たちを前にして色々とレクチャーを受けさせていただいた。

 

 

競走馬を前にして、教えていただけることは、大きな学びとなっただけではなく、色々な未来への想像が膨らんでいく時間となった。

 

 

そしてとても有名な人気店のお蕎麦屋さんにて、今回最後のミーティング兼食事をさせていただくことにした。ここのお蕎麦は美味しいのだが、私にはこの連日で大いに受けた刺激で、目が血走るほどの興奮を掻き立てられ、そばをいただいた記憶がなくなるほどであった。それと同時に、3日間ご一緒いただいた素晴らしいI氏のアドバイスや繋いでいただいた方々とのご縁によって、今まで私にはなかった構想が頭に浮かびあがってくることになった。

 

 

この構想の実現は大部分が未知の分野であり簡単ではないため、数年で達成できるものではないかもしれないが、とてもやりがいを感じるとともに、このような素晴らしい方々とであれば夢ではないと思う。とても楽しみである。

 

そして食事を終え、大変お世話になったI氏ともここでお別れ、再会と互いの活躍を祈念し合い、それぞれが帰路に着くことになった。

 

 

この3日間。目は痛かったがしっかりと目に焼き付いた光景がある。それは青く広がった牧場、海、空。そしてとても澄んだ目の馬。そしてそしてご縁をいただいた皆さんの目。どれもが美しく輝いていた。皆さん本当にありがとうございました。お世話になりました。近いうちに再訪します。その時はきっと私の目も治って輝いているはずです!!!