四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今朝、昨晩に教えてもらった美味しいと言われるホテル近くのパン屋さんへ行ってみた。
又右衛門は基本米食(和食)派なので、普段パンはあまりいただかないが、せっかくのお勧めなので今回は韓国でのお粥はあきらめてパンを食べて1日をスタートした。
手配いただいたレンタカーに乗り込み、まずは今、韓国でブーム?人気スポット?になっている植物いっぱいのベーカリーカフェを訪問することを勧められたため、代表的な店舗をいくつか訪問することにした。
まずは郊外にあるカフェ。自動車道路に面していて、日本で言うサービスエリアや道の駅のような感じである
確かに広々とした施設内に多くの植物が配置されている。特別デザインされたものではない感じではあるが素敵な空間である。
そしてショーケースにあるパンも美味しそうである。ここでパンを選んでカウンターで飲み物を注文するのは日本と同じである。
そしてパンとコーヒーをもって2階にある見晴らしのよいシートに向かう。ここもとても広い空間なので開放的である
人気があるのは景色が良く見えるベンチシート。そこから見える山の向こうは北朝鮮。ここに来た人は田園風景を眺めながらゆったり過ごすのが人気らしい。
私は、それより施設内の植物の方が気になるので真反対の施設内部側に陣取り、しばし時間を過ごさせていただいた。そこから見える景色は植物以外に、訪問したカップルなどが笑顔で写真を撮る光景が印象的であった。
ただ朝もめったに食べないパンをいただいた上に、ここでも再びパン。さすがに全部食べ切れず半分をお持ち帰りすることにして、次の目的地をめざすことにした。
次に訪問したのは著名なガーデンセンター。私は今回初めての訪問である。
広々とした店舗内に、輸入植物を含めた屋内外用の多くの植物や資材が販売されていた。
価格は日本での販売価格と近いような印象がある。
中にはこのような木製のオブジェもある。私がインドネシアに行ったときに気になっていたものであるので、どこの国からか聞いてみたところタイやその周辺国とのこと。そこで製造されたかどうかわからないが、現会長である両親が海外をまわって集めてきたとのこと。何となく私と同じような感じにも思えた。
販売価格は結構するが競馬場関係が購入されたり、一部レンタルも行ったりしていて人気であるとのこと。私たちもレンタルを始めよう検討していたため、その考えの後押しをしていただいたような気がした。
あと良いヒントになったのは、植物を植え込む際に使う用土は大きな容器から、自分の好みで調合し買えると言うことと。出口付近(入る時には入口)で、ここで買ったPOT(鉢)に自分で植え替えてから、持って帰ることができるシステムになっている。確かにこの形式であれば、家を汚さず余分な土も購入しなくても良いので、これは良いアイデアであると思った。早速もう一工夫して日本でも活かしていこうと思った。
他にもいろいろな植物を拝見し、社長自らゆっくり話を聞かせていただき、こちらからは私が扱う輸入植物や、日本クオリティの植物、資材を案内させていただいたところ高い関心を持っていただけ、今後に繋がる貴重な時間となった。忙しい中時間をとっていただいた若き社長に感謝である。そして今後が楽しみである。
そしてお昼も随分過ぎたので簡単にランチをいただき、ネコと戯れ、今日の最終目的地へと向かった。
ここも有名な植物いっぱいのベーカリーカフェである。15時のカフェタイムであったせいもあるのか駐車場も満杯であった。
店内に入るといっぱいの植物に加え、にぎやかなオーナメントや水場もあり多くの人が写真を撮っていた。
システムはどこも同じで、気に入ったパンをチョイスする。甘そうではあるが美味しそうである。
そしてカウンターで飲み物と一緒に購入し、お気に入りの場所にてゆっくり過ごす。私は植物が気になるので、植栽に一番近い場所にてしばし観察。
多くの来場者はこの写真にもあるひな壇にて靴を脱いでゆっくりお話をしながら過ごされている。
特にひな壇上部からは景色もよく、この辺り席が人気であるのがわかる。来場者の多くは特に植物に興味があると言うよりも、植物がある素敵な空間を求めてこられているのであろうと思った。
このサイズを日本にて展開するには少しハードルが高いであろうが、いくつか活かせるヒントは得られたので少し工夫をしてみようと思うのと、このような施設で植物のクオリティを高め、私たちが提唱する環境に配慮した健康な植物の導入や管理を進めることで、さらに良い空間になるのでではと感じることができた。
現在韓国ではこのようなカフェが増えているとのこと。その理由としてはこのような癒しの空間を求める人がいる需要があるのと、もう一つ韓国は相続税がとても高いため、このような施設を法人としてつくることで対策しているとのことである。ま~いずれの理由にしても、植物いっぱいの施設が増えることは、花き園芸業界にとっても、来場者にとっても得るものが増えるので良いことである。
そのようなことを感じながら、ここでは何とかパンを食べきって、お腹もパンパン。頭の中も情報でパンパンになりながら帰路に着き、渋滞に巻き込まれながらも無事にホテルに到着。部屋にてデスクワークを行った後に、ディナーミーティングを行い、部屋にて持ち帰ったパンを少しいただいて深夜ベッドに倒れ込んだ。
翌朝である最終日も朝ごはんは昨日から残っているパン。さすがにパンは飽きたと思いながらも、それしかなかったのと、無駄にしたくないと思いながら、コーヒーとともにお腹に流し込んだ。
そして先日来日いただいた関係会社であり韓国にて事業展開するMARINEX KOREA社の代表とミーティングを行った。当社には弊社から素材や技術などを提供してきた関係である。
代表者はとてもマリネックスの効果を高く評価し、長年携わっていただいて来た方である。マリネックスの効果についての研究は分野によっては日本より成果が出ているものも多くあり、参考にできるところもある。ただ近年、交通事故などにて前に進められなかったこともあり、足踏み状態であったが年内には活動再開の目途も立ち再稼働を目指しているので、今後の飛躍がとても楽しみである。特に美容分野ではとても面白いと言える。
今回のミーティングも前回に続き長くなったが、その分お互いの想いはしっかり確認ができたので引き続き日本からも支援をしていき、日韓両国協力し合いながら技術を含めた全てを高めていき、普及させていきたいと思っている。是非このような取り組みに興味を持っていただける方はご一報いただければ幸いである。
このアツいミーティングを終えた頃はお昼前になったので、私は帰国のため仁川空港をめざしトラブルなく到着。
新しくなった第2ターミナルは日本の空港と比べて随分広々として素敵であった。様々な事情があるとは思うが、日本の空港も世界の玄関口である以上、素敵であることを望んで止まない。またそのような取り組みが行われるのであれば、今まで培ってきた技術や魅力的な植物の提供は惜しまない。是非そのような機会があること願っている。
短いですがこれにて韓国紀行は終わりです。新しい取り組みも始まるので、また近いうちに再訪になるかと思いますので続編を楽しみにしていてくださいませ。
さ~~帰国したら南米からの植物が届いているころ。これもまた期待値大である。