四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

前回のブログにも書かせていただいたが、昨晩はパソコンを開いたまま、椅子にもたれかかって寝てしまい、深夜 目が覚めそのまま朝までデスクワーク。気がつけば出発の20分前だったので大慌てで、パッキングを済ませ、部屋を飛び出し、駅へと向かった。
駅のCaféでサンドイッチとコーヒーを買って、飲み込むようにお腹に入れた。そしてRenfeに乗り込みカステロンに向かった。予定より少し遅れて2時間少々でカステロン駅に到着した。
そこには私たちのとても重要なパートナーであるナーセリーの方が向かえに来てくれていた。そして再会を喜び合い、早速車でナーセリーの拠点であるヌレスへと向かった。
このナーセリーはデザットプランツと呼ばれるユッカ各種、ノリナ、ダシリリオンやアガベ類をスペインにおいて圧倒的な品質と量で出荷するナーセリーであり、世界中から引っ張りだこである。そして又右衛門を信頼していただき、日本での販売を全て託してくれているかけがえのないパートナーである。

そして30分ほどで到着。
さっそくオフィスにカバンをおいて、植物の仕上がりをチェックするために圃場へと向かった。
このナーセリーはいち早く、又右衛門専用スペース(日本向け植物 管理スペース)を取り入れ、高品質の植物を送り出してくれている。
既にこの中には来年早々に日本にやってくる逸品が入っていた。ブログ読者にはせっかくなので一部事前公開を
まずはこれユッカ ロストラータ ヒドラ このサイズまで大きくなったものはない。最初で最後の逸品であるかもである。
これぞ逸品と言えるノリナ ネルソニー トルネード。息を飲むほど美しいウェーブ。地元ではこのウェーブを私の髪型に似ているということからかMATAEMONタイプとかKANAOKAモデルなどと呼び、人気を集めている。うれしいばかりである。今回限定で注文品として入荷予定。
又右衛門スペースに入る前のものなどを少し紹介。これはユッカ ロストラータ メデューサ 初登場である。ユッカロストラータ ブルー・スワンのマルチタイプ。通常ブルー・スワンは枝分かれしないが、ごく一部枝分かれしたものが現れ、メデューサと名付けての販売となった。後にも先にもこの数鉢になるため入国したら是非見に来ていただければである

ユッカ フィリフェラ 大型のサイズである。これを並べれば城壁ができるほどである。
大きな商業施設やテーマパークでは活躍をしてくれそう。
これはダシリリオン ロンギッシマム いい感じで立ち上がっている。
これはユッカロストラータ ブルー・スワンの少し細いものでスタンダードと呼ばれるもの。通常のブルー・スワンは少し大きすぎるとの声もあり、少し工夫し細目にしあげたもの。価格も抑え、使っていただきやすくなっているかと思うのでご期待ください。
この他にアガベやカクタスなども多くあり、さらに高質な管理場所をかなり拡大しているので今後に期待をしていただきたいと思う。
ただアガベ類は、品質の良さからかなり引き合いが多く、この先2~3年先まで、注文待ちの状況である。また入荷次第報告をさせていただきます。
まだまだいっぱいアップしたい写真はありますがとりあえずはこの辺で。詳しい事はお問い合わせくださいませ~~~。
そして少し遅めのとっても美味しいランチをいただき、資材の購入などを行い、ホテルへと送っていただいた。
そして夜に再集合し、タパスを食べながらディナー会議を行い、時間が許される限り忌憚ない意見交換を行った。

さてと明日はイベルフローラ(展示会)視察。楽しみである。また報告をさせていただきます(^^)v

ではでは、今日はこの辺で。おやすみなさい。

今日から活動開始。今回のスペイン訪問は、限られた時間のため、毎日がバタバタになるかもですが、いくつかをピックしてアップさせていただきます。

 

まず今日は、毎回訪問時と同様に午前、午後に分けて、日本で代理店をつとめさせていただいているナーセリーを見学した。

まずは午前中。朝、ホテルに迎えに来ていただき、早速契約しているナーセリーに向かう。
このナーセリーは樹齢約1,000年のオリーブからポット苗までを扱うかなり大きなナーセリーである。
到着するとまずスペインのキジが迎えに来てくれた。そしてオフィスにて新体制になったチームの皆さんと挨拶させていただき、来年日本に来る予定のオリーブの生育状況確認と今後の取り組みについてミーティングをした。
テーブルディスカッションを終えて早速、又右衛門スペース(日本向け隔離栽培スペース)にある来年出荷のものの確認をした。このスペースは、地面と接点をなくすことで線虫の侵入を防ぎ、ネットによって害虫の飛来を抑制することで、より良い状況で植物に日本へ来ていただくために増設していただいたものである。通常の工程に、このことを付加することで、日本に病害虫が来る確率を激減させることへつながっている。ただ何事もパーフェクトはないので今後ともさらに技術力を高め良き施設にしていければと思っている。まずはテーブルオリーブ。順調に生育している。このボリューム感でこの低さのものは稀少である。良い仕上がりである。
昨年直ぐに売り切れたSafari。来年度は少し大きめであり、値ごろ感も良い提案ができると思うので、人気が出るのではと思う。
そしてわずかの限定数のみ入荷している高地にて育ったピレネー。比較的低温にも強く、枝の動きもあって面白い。この他にも樹齢300年のものなどをチェックしてきた。
この他にもスタンドタイプのものや、ちいさなものもあり、色々視察。ただ日本の国内産であるものは、価格だけの競争になるので控えたいと思っている。そして色んな圃場を視察。気がつけばタイムリミットとなり、視察を終えることとなった。この視察では深刻な病気など一切発見できず、安心して次の目的地に向かうことができた。
スタッフの皆さん。ありがとうございました。荷物の到着を楽しみにしています(^^)v
午後からは付き合いの一番古いナーセリーを訪問。私がスペインからオリーブを輸入するきっかけとなったナーセリーである。このナーセリーは、親子兄弟で経営をしているためとても安定をしているのが特徴である。
比較的大きなオリーブを特徴としている。最近では中国からの依頼も多いようで、盆栽のように仕立てたものが多く並んでいる。
その他にフィカスなどもあり、興味深いものもいくつかあったのでチェックをいれて、午後の視察を終えた。
明日は早朝に出発のため、アリカンテ駅近くのホテルに移動。
その後夜にセッティングされたミーティングまでの空いた時間に街歩きをしながら植栽などをチェック。

そしてミーティング終了後、深夜このブログを書いていると机を前に、椅子にもたれて眠ってしまい、早朝、書き足しています。さて今日は電車で移動。今からパッキングしていってきます(^^;)

大慌ての又右衛門です(^^;)