四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

朝一番、朝食会場のオープンに一番乗りして、お腹を充実させ、他の出展者さんよりも一足早く会場入りし、ブースのメンテナンスを行った。


そしてその頃から、お目当ての植物を手に入れるために1時間以上前から、多くの人が順番待ちをしていた。

そして開場前の挨拶や朝礼を終え、いよいよ9時開場。
それと同時に、まるで名古屋マラソンのスタートか、西宮戎神社の福男レースを思わせるような勢いで、我先にと会場を縫うように走り、お目当てのブースめざして駆け抜けていった。

そんな光景に圧倒され、しばらく目を奪われていると、少し落ち着いた頃から、弊社ブースにも人が立ち寄っていただきはじめた。


開場中は断続的ではあったが、以前からのパートナーや初めてお会いする人が来ていただき、私たちの海外パートナーの取り組みや、そこから送られてくる植物の素敵さを伝えさせていただくことができた。
さらに今年入荷予定の植物や現地に行くことでわかった情報など、ネットとかでは伝えられない話などをさせていただくなど、双方にとってとても貴重な時間を過ごさせていただくことができたと思う。

そしてそのような取り組みを高く評価いただき、いくつかの植物を購入していただけた

今回の私たちが送り出す植物も、どこで出逢い、どのようにして私たちのところに来て、そこでどのようにして育てられてきたかなど、それぞれの植物に物語を書くことができるほど、印象深く残っていて、それぞれに思い入れがある。
それだけに毎度ながら、旅立つ喜びと寂しさとが交差し、正直売買だけでは割り切れない複雑な思いになってしまう。そのような中からいつも私を救ってくれるのは、植物を見て時には声をあげて喜んでいただける人や目をギラギラ輝かしてくれている人である。
そのような姿を見ていると、多くのことが報われたような感じがし、今までの複雑な思いを忘れさせてくれることができた。

そうこうしているうちに、楽しい時間はあっという間に過ぎ、トレードフェア2015春は終わりを迎えた。

またまた今回も素敵な出逢い、そして旅立ちによる新しい縁に恵まれた。本当に素敵な時間であった。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

最後に、私と一緒に写っているとっても素敵で大切な植物たちが、皆さんのところへと、それぞれ向かいます。

生産者の愛とそれらを伝えることを託された私たちの熱き思いが詰まった可愛い子たちをどうぞよろしくお願いいたします。

そしてまたどこかでお会いできますこと楽しみにしています~

昨日の朝6時に大阪を出発し、まずは常滑へと向かった。

常滑は皆さんもご存知の通り、有名な焼き物の産地である。ここで焼き物や花器についての打ち合わせをさせていただき、途中で中々美味しいハンバーグをいただき、昼過ぎに豊明花きに到着した。

しばらくして、別送の植物たちも到着し、トレードフェア設営を行った。
今回は大型のオリーブは持参せず、先々週に訪れたオーストラリアのディクソニアを中心に、スペインやオーストラリアのパートナーの植物を飾らせていただいた。

予定よりも早めに、飾りつけを終えることができたので、一旦会場を後にして、春日井方面へオリジナル資材の打ち合わせに向かった。常滑同様ここでも興味深いお話を聞かせていただき、今後につながるお話ができたように感じた。またこのご報告は後日に・・・。

そして宿泊地である会場近くの知立に向かった。その車中では先月からの国内外の出張続きでの時差ぼけではないのだが、なぜか昼と夜の逆転現象が出る時もあって、夜が眠れずに、朝方までパソコンで仕事をして、昼過ぎにはウトウトしてしまい、何となくすっきりしない日が続いて、きっちり今日も車でウトウトと・・・。
同行のスタッフの皆さんごめんなさい。

出発から一時間弱で宿泊地の知立へ到着。その後食事に向かった。

知立と言えば「知立ホルモン」と教えてもらい、せっかくなので食べようと思ったが、どこのお店も金曜日ということもあって、いっぱいで入ることができずに、隣の魚料理のお店へと入った。

そこでスタッフと打ち合わせがてら、食事をしていると、これまた偶然に、普段交流をさせていただいている素敵な千葉のナーセリーさんや九州で大活躍の小売店とバッタリ!!!

ここ知立まで来て、こんな素敵な懇意にしていただいている方々とまさかバッタリと会うことができるとは本当に偶然とだけでは片づけられないご縁を感じることができた。

そして、お腹もいっぱいになり、私たちは一足先にお店を出て、ホテルへと戻ることにした。

ホテルに戻る途中で、少し気になる食べ物があり、この夜に食べると肥るからいけないとわかりつつも、誘惑に負けて食べてしまった。

これは知立には全く関係ないであろうものだけど気になってしまい食べることにした。

味は大体の予想通りで、学生時代に、インスタント焼きそばUFOのお湯をきっちり捨てずにソースをかけてしまった時の味によく似ていた。でもある意味その失敗が懐かしく美味しく思えた。

そして近くのコンビニで買った飲み物と知立名物の「大あんまき」をもって部屋に戻ることにした。

ちなみに「大あんまき」には、普通のつぶあんや白あん、抹茶 あん+チーズ、あん+カスタード。さらには、「あんまき天ぷら」まであった。価格は一個200円程度でボリュームがあった。

部屋では無料のコーヒーと、このあんまきを頬張りながら、好物のあんこのおかげで元気がでたので、このブログを書き、メールチェックなどを行い、深夜まで充実した時間を過ごすことができた。

さ~~明日はトレードフェア!どんな一日になるか楽しみにして、寝ることにします。

おやすみなさい。

昨日今日と私たちの仲卸ローズガーデン、ローズガーデンプランツの本拠地であるJF兵庫県生花市場 大阪本部でトレードフェスタが開催された。

 



本年度は、昨年より会場のレイアウトも大きく変わり、お客さんにも好評であった。また会場で行われるアレンジ講習会にも例年より多くの人が参加をしていたように感じた。

 

その中、弊社の出展物は、先日 オーストラリアの南海岸のナーセリー訪問させていただきいたディクソニアの事前受注と、プロトリーフ社の肥料や用土、それとパフュームフラワーという、石鹸の香りが漂うプリザのように見える造花である。

 

 

正直数字としては、予想通りのかなり厳しいものがあったが、様々な意見などをいただくことができ、また反省点も見つかり、とてもいい勉強ができたと思う。

 

これらを参考にして、次のステップへとつなげていければと思っている。

 

さ~~少し日も長くなってきたことだし、アクセルを踏み込まなきゃだな~~。

1月21~23日 パシフィコ横浜で開催された日本ショッピングセンター協会 主催の

SCビジネスフェアに出展をさせていただいてきた。

 

 

まず今回、私たちから出展したのは、日本総代理店をつとめさせていただいている従来の輸入植物を使った、メンテナンスフリーのサスティナブルな植栽の提案である

 

 

どこに行っても、ユニークな植物には多くの人が集まってきてくれる。いつもながら植物の人を引き寄せる力はすごいと感心させられる。

 

その中でもやはり人気者は樹齢数百年のオリーブ古木。この木の持つパワーと優しさに多くの人が集まってくる。そして有機栽培で管理しているので安心して触れていってくださいというと、多くの人が興味をもって木に触れていってくれる。

 

ペタペタ多くの人に触れられてオリーブくんもきっと喜んでくれていると思い、うれしくなってくる。
その反面、私には誰もペタペタ触ってこないので心なしかオリーブくんに少し嫉妬してしまいそうになる。
もし触ってきたら怖いですが・・・
()

 

その他にも、根がしっかり張った輸入植物は、こんなにも輝き、素敵なのですね~、とお声掛けいただくことも多かった。それは今まで流通していた輸入植物は、あまりしっかりしたものがなく、枯れることも多かったためだとか。

そして今回、私たちの素敵な生産者から送られてきた植物をみて、感嘆の声をあげて下さる人も多かった。

これをきっかけに、愛情をもって、真摯に向き合いながら育てられた植物がどんなにか素晴らしいものかを多くに人にわかっていただければと思う。

そしてもう一つのメインはこれ

 

*セラテリアブース取得済みであるセラミック栽培法を使用した、インテリア植物の

「セラテリア Ceraterior」と野菜工場の提案である。

 

野菜工場は通常では今まで難しかった根菜類を可能にし、とうとう稲作までを実現させた優れもの。多くの人がこの稲のサンプルに驚いていた。



また、水が循環型でないので排水がいらないのが大きな特徴であり、ローコストでの導入が可能。
今回そこでつくられた野菜を実際に食べていただき、流通しているのと大きく違うアクやエグ味のなさを実感していただき、とても驚いていただけた。

 

 

このシステムには早速、多くの方が関心を持って下さった。とても大きな会社の方からも、早速導入検討したいといっていただき、週明け来社していただくことになった。

 

さらにインテリアとしての提案であるオリジナル商品のセラテリアには、土を使わないということで、飲食関連の店舗の方々から多くのお問い合わせをいただけた。

 

さらに、私の青年会議所時代から大変お世話になっている岩本先輩のコドモエナジー社が世に送り出した「ルナウェア」とのコラボ商品も案内させていただいた。このルナウェアは一昨年 日本ものづくり大賞 内閣総理大臣賞を受賞した優れもので、海外の方にも興味を持っていただけ、ご検討いただくことになっている。

 

 

この他にも、来月ロシアの展示会でも発表し、今春リリースする予定の水道水から簡単に安心安全でかつ殺菌力がとても強く、ローコストな銀イオン水生成器Ag+(エージープラス)や、空気中の水分をろ過して飲料水を精製する製水器などをご案内させていただいた。

 

今回の展示会は、今まで参加したことがなく、多くの人にお手伝いいただきながらも、全く手探りの状態で、準備段階から不安と期待が交差する毎日であった。

 

そしてその展示会に出展されている人は、日本を代表する大手企業がほとんどで、ブースにもお金がかかっていて、そこに立つ人たちも、洗練された人たちであった。

 

それ比べて、私たちは予算がないため、切り詰めてカーペットすらひかない状況の無骨なブースであった。そんな手作りのブースであっても、確固たる自信を持って紹介する私たちの商品の素晴らしさと、スタッフの努力によって、多くの人からお声掛けいただけた。

 

 

私は今回出展して、本当によかったと実感している。

 

今まで接点を持つことがなかった大手ショッピングセンターやデベロッパーの方々、店舗デザイナーの方たちとのご縁をいただき、貴重なご意見をいただくことができた。

そして今すぐの案件から、将来に向けての案件など、とても興味深いお話をすることができた。

 

確かに今すぐ商売につながるか?採算は?と言われれば・・・となるかもだが、それとは比較できない素敵なつながりを得ることができたと思う。

 

やはりリスクを伴ってでもチャレンジし続けることの大切さを実感できた。言い換えればリスクが伴わないビジネスに、飛躍は無いのではないかとも思った。

 

 

そしてあらためて植物がもつ「人を惹きつけることができる力」に感心した。
でもよく考えればその力を一番知っているのは50年 植物に囲まれた中で育ち、魅了された私自身かもしれないが・・・。

 

きっと私は、死ぬまで、この仕事を続けていくのであろうと、あらためて思うことになった。

 

今回、この展示会を通じお知り合いになれた方、本当にありがとうございます。

 

これからも植物ともども、成長を続ける私たちのことをよろしくお願いいたします。

いつものように朝一番の飛行機で東京へ
 

 

まずは新宿での打ち合わせを終えて、新橋へと移動。ここで長年の師?パートナー?である矢野TEA氏とアトムタワーで打ち合わせ。

 

このアトムタワーには、本当に素敵なものが集まっている。それは物あり、人あり、プロジェクトありで、日本の中の玉手箱の様にも思える。1~8階そして屋上を見て周るだけでドキドキ、ワクワクである。

 

このタワーの案内は、また来年早々にでもさせていただけたらと思っているので楽しみにしていてください。

 

そのような場所で、スペシャルな人たちが集い、繰り広げられてくるプロジェクトは半端ではない。その中には私の長年の夢も含まれている。この報告は来年の半ばにはできると思う。

 

本当に面白い企画になるだろうと自負できるので乞うご期待を。

 

この時はたった1時間の打ち合わせであったが、かなり意義深いものになったと思う。そんな余韻に浸りながら、掛け足で霞ヶ関の農林水産省で行われるセミナー&懇親会に出席してきた。

 

 

西川農林水産大臣のあいさつに始まり、川合室長の花き振興法に関すること。岐阜県の取り組み。さらに池坊時期家元の池坊由紀さんのデモと講演。大田花きの磯村信夫社長、あぶくまカットフラワーグループの三浦 斉氏の講演を聴かせていただいた。

 

皆さんそれぞれに興味深い内容に加え、力強さがあり本当にいい勉強になったのと、自分進めるやり方、進む道、進め方には違いはあれども、全体が進んで行く方向性には大きな狂いがないのであるということも確認ができ、有意義な時間となった。

 

そして20時には懇親会も終了し、私は錦糸町で行われている高校時代の友人の集まりに顔を出し、数十分だけだが、懐かしいメンバーと顔を合わせることができた。

 

恐らくこの東京出張が年内最後の出張になるであろうと思う。

 

まだこの時期なので振り返るのはまだ早いのだけれども、今年も色んなことがあった。

そんな最後にふさわしい未来への希望に満ち溢れる期待を感じさせられる出張となった。

 

さ~。今年もあと10日。卸部門である 仲卸 ローズガーデンはピークを迎える。今年は厳しい年であったが、本当にみんなはよく頑張ってくれている。なのできっと結果はついてくると信じている。そんな彼らの広くなったであろう背中を、こっそり・・そしてしっかりと見つめてみたいと思っている。

 

2014.12.10

お江戸にて

今回も先々週と同じように2日続けて東京出張となった。

 

1日の中で往復に費やす時間は大きいのだが、今回もとても素敵な出逢いができた。

月曜日に大事な方とのアポがとれたので都内をめざした。その方は以前からお目にはかからせていただいてはいたのだが、きちんとご挨拶ができなかったので表敬訪問をさせていただいた。

数時間お話をさせていただくと、今までの印象以上に大きさを感じる素敵な方であった。ご本人の了解も何もないので、誰とはいえないが、近い将来この方たちときっと素敵な取り組みができるであろうと思っているので、その時は3倍にして報告しますね。面白くなる予感がしていますよ~~。

そしてその日は大阪で用事があったのでトンボ帰りで帰阪した。

さらに翌朝 朝一番の飛行機で伊丹を出発した。

 


午前中、新宿での打ち合わせを終え、午後は法政大学へ。そしてJFMAの理事会の後

久しぶりにイブニングセミナーに参加させていただいた。そして多くの人と熱く語り合うことができた。さらにその後、青山フラワーマーケット 井上社長のTEA HOUSEに訪問させていただいた。

実はここには私のかわいいオリーブ君がスタッフの一員として鎮座させていただいているのである。

 

 

井上社長とは10数年前に一緒にイタリアに行ったときから、懇意にしてもらっている。特にビジネスでというよりかは、業界の悪友?親友?みたいな感じて続いてきている。

 



仕事の規模は、見えない程遠くに行ってしまった人ですが()

この日も、お客さんが多く、店内はいっぱいであったので、しばらくは外のテラス席で話をしていた。ただ風が強くほとんどの人は、南極にいるかのように毛布にくるまり、寒い寒いとばかり言っていたのだが、私は当時のことやこれからのことを熱く語り合っていたためと、素敵なスタッフの温かい心づかいのおかげで、寒さをあまり感じることがなかった。



私はあらためて思う。

素敵な植物が並んでいるお店は多くある。かっこいいデザインのお店もある。マニュアルで管理され、一言一句間違わず笑顔でお客様を迎えることができる店もある。

 

でも本当に素敵に感じるお店は、人、植物を愛することができているか、どうかではないかと思う。

 

ここはそのような素敵な空間であるから、多くの人に評価されているのだと思う。

私もこのような空間を創り出し、しあわせを生み出すことができる場所を一つでも多く作っていきたいとあらためて感じた。

私はこの2日間もかなりバタバタであったが、忙しい時こそ、時間を費やしてでも、動くことの大切さを感じるそんな2日間であった。

 

2014.12.06

松市

今日は仲卸ローズガーデンが入場するJF兵庫県生花 大阪営業所(梅田生花市場・大植)で松市が開催された。

業界の方は、ほとんどの皆さんは、大市とは何かわかっているであろうが、業界以外の方でもブログを読んでいただいている人はいらっしゃるので簡単に・・・

生花市場では1年間を通じて、生花・植物のセリが開市されるのであるが、正月物などの特別な品目については大市として、年に1回開催される。
大市の対象になるものは松、千両、梅、万年青などであり、その中でも特に松と千両が盛大に行われる。これは関西、関東と少し違ってはいるが概ね同じような感じである。

当然ながらそのために私たちの卸店舗である仲卸 ローズガーデンには、日本各地の生産地やJA、生花市場から選りすぐられた松が届いてくる。


そして本日、無事、松市を迎えることができた。

品揃えとしては全国的に、松の状況は良くないと言われながらも、手前味噌かもしれないが売り場の商品は、質・量ともに超一流と言っても過言ではないと思う品揃えができたと思う。

そのような生産者から預かった素敵な松を求めに弊社売り場には、かなりの遠方からもおいでいただくなど、多くの方にお越しいただくことができた。

これもひとえに生産者や出荷者の皆さんのおかげであり、そんな素敵な植物に正当な判断でご購入いただけるお客様のおかげである。

そしてそのような素敵な賞品を少しでも多く皆さんに届けたいという、スタッフの不休で取り組む熱意にあらためて感謝と感動をしている。

私にとって、毎年この大市は、ある意味1年間の自分自身や自社の通知簿の様にとらえている。当然オール10までは程遠く、まだまだ至らぬ点は多くあり、日々ご迷惑をかけてしまってはいるが、ここはまず一旦はスタッフを褒めてやりたいと思っている。

そしてこんな素敵なスタッフを励まし育てていただいているお客様に心より感謝である。
本当にありがとうございます。

あらためて本日より、皆で力をあわせ、更に上をめざし頑張っていきます!!!

25日から27日の間、都内での会議や商談で大阪―東京を2往復することになった。

 

 

今回の弊社事業に関するミーティングでは、従来のレア植物輸入のこともあったが、弊社オリジナルの商材やデザイン、植物工場の輸出に関わることを多く取り上げていただけるなど興味深い話をさせていただくことができた。

 

また全国花卸協会などNPOとしての会議でも、新しいステップに入るための話が活発に話し合われ、今までとは違った空気感を感じることが多かった。

 

またビッグサイトで行われた展示会では、ユニークな商品を多くみることができた。

 

何となく前へ前へと向かっていこうとする動きが活発化してきたよう個人的には感じている。

 

確かに円安、GDPのマイナス成長、先送りとなったが消費増税などネガティブな情報も多い。でも花き振興法の制定などによる輸出支援、オリンピックを契機としての展開などポジティブにとらえることができることも多くある。

 

確かに他に左右されない自らの強い意志は必要である。でもしかし状況や時代に併せ、柔軟に対応できるしなやかさも必要である。

 

その両者をうまく自分の中でコントロールできたら、変化がある時代でこそ面白みがあると思えるではないだろうか?

 

それはまるでサーフィンのようなものかもしれない・・・。

 


2014.11.15

茨城にて

今日は朝一番の伊丹空港から成田へ移動。

 

 

さて飛行機で出国だ~~~と言いたいけど、今日は国内の産地にレンタカーで訪問。

 

 

車に乗り込み一時間余りで目的地 茨城県波崎に到着。ここには毎年、迎春用の松と千両などをお世話になっている生産者がいらっしゃるので、挨拶と本年の最終調整を兼ねて訪れた。

 

今年の波崎における松の状況は、必ずしも良いとは言えない状況である。台風影響などではなく、10月に一度冷え込んだのが原因かで、全体的に黄色味を帯びている状況と言える。

 

 

正直関西では、黄色味を帯びている松より、緑の深いものが好まれる傾向があるため、少し影響があるような気もするが、全体的にその傾向なので、こればかりは仕方がない。お客様に説明し、消費者のご理解をえるしかないかな~~。

 

ただ何だかんだいっても、そのような状況でも、素敵な生産者の皆さんのおかげで良いものは揃えられる予定なので、足を運んでもらえればと思う。

 

次に千両。これも圃場によってまちまちだが、そこそこに実が付いたものもある。

 

 

さすがにこの2品目を目の前にすると、年末が近づいたな~~と実感する。

 

 

今年も無事、特にお世話になっている産地の訪問を少し早目に終えることができたので、銚子まで足を運んでみた。

 

そして少し海を見つめながらボーっとしてみた。

 

この地を訪れるようになって十数年?になるであろうか。最初訪れたときは、まだ今の仲卸も開業をしていなく、多くを必要とはしていなかったのだが、どうしても自分の納得のいく商品を手に入れたくて、この土地を訪れたことを思いだす。

 当然であろうが当時、新参者の私は中々認められてもらえずであったが、そのような中で、私の思いを受け入れ、力を貸してくれた生産者もいてくれた。そのおかげで、今年もまたこの地を訪れることができていると思う。本当にありがたいことである。

 

そんなことを、頭の中で思い浮かべながら、身体は大好物の海の幸を欲してしまっていた。人って勝手なものである()

 



 

というわけで、いくつかの海の幸を美味しくいただき、私にしては珍しく、自分用のお土産を買い帰路に着いた。

 

 

そして、人生で初めて??でもないが、数十年立ってない台所に立って、これまた大好物のつぶ貝をさばいた。

 


 

かなり面倒であったが新鮮なので生で食べるように不器用な手つきでさばいてみた。とっても刺身と言えるほどの整った見た目ではないが、苦労したのも助けて、自分的にはかなり美味くいただけた。

さ~~年末はもうそこまでやってきた。

 

今年も頑張っていかなきゃですね。

15日から17日の三日間 幕張メッセで、アジア最大のフラワービジネスショウである第11回国際フラワーEXPO(IFEX GARDEXなど)が開催された。

 *オープニングはバタバタで写真が撮れませんでした(^^;)

 

今年は台風の動向におびえながらも相変わらずの盛大なオープニングセレモニーに始まり、テープカットとともに、IFEX2015が開幕した。

 

 

 

今年のIFEXの入場者数などは、主催者側から情報がいっぱい出されているので、参考にしていただき。厚かましいかも?ですが私からは、させて自分報告を・・・

 

今年のIFEXでの主な出展は、昨年出展させていただいた輸入植物を、グレードアップさせたものをはじめ、新しく日本で総代理販売や販売契約を結ばせていただくことになったナーセリーからの素敵な仲間を加えた、品質にこだわる「MATAEMON SELECT PLANTS」ブース、それとは別ブースで、世界18か国特許取得済みのセラミック栽培法を活用した土を使わない観賞用植物「セラテリア」シリーズの発表をさせていただいた。

 

輸入植物ブースでは、スペインからのオリーブ古木をはじめ、発根活着済みのダシリリオン、ユッカ ロストラータ ブルースワン、ロストラータ ヒドラ、ナンノロプス リチアナ シルバー、ブラヘア アルマータなど、オーストラリアからはグラスツリー(ブラックボーイ) グラウカ マルチタイプ、サイカス類、ユニークなディクソニアを出展させていただき、多く方に注目していただくことができた。

 

今回もブースでは花き業界関係者から、植物好きの出展者、イベントスタッフまで見に来ていただき写真スポットとしても、多くの方々に集まっていただくことができ、まだまだ少ない実績ながらこの1年間積み上げてきたものを自身で確認することができた。


 

「セラテリア」ブースでは、小さい売り場ながらも、植物のセラミック栽培技術を使用した共同開発商品を大変気に入っていただける方も多く、問い合わせや注文も数多くいただけた。今回は、セラテリアの天然石ボトル、セラテアリ ウッド、グリーンシャンデリアのようなラインナップで決して多くはないものの、弊社のスタッフが、素敵な技術を、洗練された魅力ある商品に仕上げてくれた。


私は以前からどちらかというと、自分の趣向や思い付きで、すぐ行動に移してしまうタイプなので、毎回スタッフには迷惑をかけている。この商品も同様だろうと思う。

でありながらこのように形にし、さらにPOPやパンフレットのデザインまでも自らの手で仕上げてくれえる。このように「自分たちでできることは自分でやる。そしてやりきる。」とういう姿勢はいつも頼もしく思える。本当に素敵なスタッフに恵まれていて、私も学ぶことが多い。

 

私はいつも同じことを書いているかもだがこの3日間も多くの人との出逢いがあった。

昨年出展したときに、ブースにお越しいただきながらも私の時間繰りができないばかりにご挨拶もさせていただけなかった方、私たちの植物を初めて見て、驚き目を潤ませながら飛び込んできてくれる人、ブログを見ているよ~と励まし?に来ていただける人までいてくれて本当にうれしいばかりでした。

 

 

また新しい取り組みなどの機会もいただき、海外からの問い合わせもいただけたワクワクする三日間であった。

 

そして、IFEXが終了後、すぐに大田市場で開催されるFAJJFIトレードフェアに参加させていただいた。

 

夜遅くの納品にも関わらず多くの関係者の方が私たちを出迎えていただき、助けていただいた。

 

またこの地でも植物の雄姿をみてお声掛けいただき、ブローカーやエージェントに頼らず自ら現地ナーセリーや自生地をまわることで初めて分かったことや、弊社の発根済み輸入植物の必要性とメキシコなどからの直輸入植物が抱える大きな問題点などを、互いの経験に照らし合わしながら話させていただくことができ、多くの方に理解と賛同を得ることができ、双方が同様に学ぶ機会につながったのではないかと思う。

 

今回これらの二つ展示会を通じて、とても多くの人とめぐりあうことができた。

 

それは、しっかり根付いて力強く生きている植物こそが持つ「惹きつける力」のおかげだと思う。そしてそこに集う植物をこよなく愛している人とのつながりからである。

 

本当に出逢いというものは素晴らしい。あらためて恵まれた縁に感謝したい。

 

植物さまさまである。

 

この一年、私たちがどう成長できたかなども含め、多くの人が色んな目で見てくれている。そしてそんな私たちの姿を植物たちが見守ってくれている。

 

私の数倍の年月を生き、多くの人の生き様を見ている植物たちが・・・・・。

 


そんな素敵な植物たちに恥じないよう、見放されないよう、しっかり生きていかなければとあらためて思った。

 

最後に、展示会を通じ、お会いできました方々に本当に感謝しています。
ありがとうございました。次はどこでお会いできるかはわかりませんが、その日を心待ちにしています。

 

またどこかで・・・。