四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今年2回目の秋田へと向かった。今回も早めに飛行機&ホテルは予約をしていたので安くいくことができたが、言い訳だがバタバタしていてレンタカーの手配を忘れたのを出発の飛行機を乗る前に気づき、少し不安ではあったが、ま~~このシーズンいくらでもあるだろうと気楽に考え飛行に乗り込んだ。

着陸前にはのどかな風景が目に入ってくる。そして到着。5つあるレンタカーの窓口に空車はありますか?と聞いたところ全て予約でいっぱいであるとのこと。驚きである。

ただ驚いていてもどうしようもないのでとりあえずリムジンバスで秋田駅に向かった。電話で何件かあたったところ何とか1件 ガソリンスタンドがサービス提供しているレンタカーで軽トラックと小さな乗用車だけありますとのことで、すぐさまお願いをして、駅まで迎えに来ていただき、事なきを得た。

そして出発から1時間強で目的地付近の村に到着することができた。そしてまずは氏神様にご挨拶をして目的地に予定時間より少し遅れて到着することができた。

到着がちょうどお昼であったため、特製のきりたんぽ鍋や地元のミズなどの山菜をいただきながら、新しい取り組みについてなどをお話させていただいた。

そしてしばらくして松の圃場(ほじょう)を視察。生育状況などを確認させていただいた。畑によって若干の差はあるが、比較的に苗はしっかり根付いているようである。

 

また本年末に出荷できる畑も今のところ順調で、今年の年末が楽しみである。

さらにメロンやネギ、玉ねぎなどの生産現場も拝見し、今年新しく開発し特許申請できた自然生態系調和型資材について検討を進めることができた。これもまた楽しみである。

そして再び生産者の自宅兼事務所にて、今後について話し合い、大まかの方向性について確認をすることができた。ただ田舎特有の時間の流れと、植物の仕事であるために、全てがビシッと決められるものではなく、少し緩くなってしまうところもあるが、しっかり順序を経て、焦らず、慌てず、植物にとって生産される方々にとって、より良い方向を導き出していければと思っているので皆さんにもご協力いただければと思っている。

そして緩い流れではありながら、しっかり前に向く意義ある話を終え、再訪を約束して、宿泊地へと向かった。

 

 

ホテルに到着し、しばらくして近くの川反通りで夕食をとることにした。お店は何度か訪れた店で、私たちのことを覚えていただいており、再会を喜んでいただいた。そしてお気に入りのものを注文。

喉を潤しながらしばらくして運ばれてきたお気に入りの食べ物がこれである。

納豆と海鮮などが入っており、自家製のお味噌を混ぜ込んでいただくものである。

その名を「エロ納豆」。はじめてメニューを見た時に、どんな納豆と思い、メニューに書いているのに気づかず、いろんな想像をして尋ねてみたところ「ま~食べてみんしゃい」とのことで食べたらとても美味しくて、それから行くたびにリピートしている一品である。そしてしばらくエロエロな(色々な)ことを話し合い、夜食の焼きおにぎりを手にして部屋に戻ることにした。

 

部屋に戻るとたまっている宿題をするために、せっせとパソコンに向かう。眠くなりかけたところで持って帰った焼きおにぎりでチャージを行いながら、何とか朝までにはとりあえずのところを終えることができた。

 

そして深く眠ると寝坊をしてはいけないので仮眠をして朝一番でさっと食事を済ませレンタカーを返却し、その足で近くを散策することにした。

 

まずは日本の公園100選に名を連ねる「千秋公園」を訪ねた。ツツジや藤は見ごろを終えてしまっていたが、蓮などの水生植物と新緑がとても美しく、清々しさと、今後のプロジェクトにいろんなヒントを得ることができた。

そして芸術ホールであるミルハスなどを見学。素敵な建物であった。そうこうしているうちに出発時間が近づいてきたのでホテルに一旦戻ることにした。

 

その後、昨日食事をした繁華街である川反通りに沿って流れている(正確には川に沿ってある繁華街ですが・・・)川を観に向かった。

ただこの川の流れる景色を観るためには橋の向こう側に行かなければならないが横断歩道がないため地下道を通るしかないので、初めてこの地下道を通ってみた。当たり前かもだが薄暗い。少しだけではあるが不安を感じた。

ほんの少し進むと陽が差し込んでくる。何となく日々の自分と重ね合わせながら歩いていた。

さらに出口に向かうとその光はさらに強くなり、輝く緑が目に入ってきた。その光景を見た時に、あらためて自分の進むべき道を確信できたように感じた。

そして地下道をくぐったところには、新緑の下で透き通った緩やかな流れの川。そして優雅に鯉が泳いでいた。そしてしばしその光景を眺めていると色々な悩みが流されていったように思えた。

そしてそこにあるメッセージの「川は心のふるさと」という言葉が全てを包み込んでくれた。

短い間の秋田であったが、目に見えているものよりも、はっきり見えてはいなくても、とても素敵なものを得ることができた。

さ~週明けも出張からのスタート。張り切っていこう!!!

 

少し早めのランチをいただいた後、どうしても観たいガーデン、会いたい人がいたので向かうことにした。

その方とは、全国都市緑化仙台フェアにおいて総合的なガーデンプロデュースやデザインを行なった泉緑化、泉ボタニカルガーデンの鎌田代表である。鎌田さんとは矢野さんを通じて知り合い、東北らん展やチェルシーフラワーショウに一緒に参加したり、プロジェクトに取り組んできた素敵なパートナーで、多くを学ばせていただいた。

今回も多くのガーデンのデザインや作庭を行ってきた中心人物である。家族とともにつくるワーキングガーデンと題したガーデンは素敵であった。

ワーキングガーデンの中には『家族で庭キャンプ』などとても魅力的な要素がいっぱい詰まっている。

温かみのあるメッセージボードなども全て社内で手作りで、随所に行き届いた感性がとても素晴らしい。さらに鎌田氏が凄いのは、作品を作ったり、全体をプロデュースしたりするだけではなく、ボランティアなどの信頼も厚く、人を巻き込んで大きなことをやり遂げる達人である。まさに人柄が成せるものであろう。

写真のような元気いっぱいの植物で壁面緑化なども行い、素晴らしいものを提案されていた。

再び総合案内のある建物に戻り、同じく鎌田さんが関わるブースを拝見させていただくことにした。そのブースには『東日本大震災 花の緑の支援 ありがとう物語』と書かれていた。

ブースには一般社団法人 雄勝花物語が運営する雄勝ローズファクトリーガーデンなどの案内がされており、被災地支援のために全国各地から老若男女、企業や団体が集まり、とても素晴らしい施設になってきたことが発表されていた。その経緯を改めてパネルで確認していくと、本当に大変な中、多くの人の愛と徳水さんの努力によって成し得た素晴らしい施設であると改めて感じることができた。

その一角では、私たちの関わったオリーブについても触れていただいており、私たちの想いを載せて旅立っていったオリーブくんが皆さんに愛され元気にしていることをとてもうれしく思うと同時に、引き続き私たちにしかできないことを提供できればと思った。

ここで鎌田さんともお別れをして、会場を後にすることにした。仙台駅前のホテルにチェックインをしてデスクワークをしていると、先ほどまで一緒であった矢野TEA氏から電話があり、久し振りに二人っきりでグラスを傾けた。

先ほどの立ち話より深く入り込んだお互いの現状と、今後について話をすることができた。そして又右衛門の尻を叩いていただき、「地球を守れ!!!」の言葉と共にグラスを飲み干し、再会を約束して互いの帰路に就いた。

久し振りの仙台訪問で、今まで一緒に歩んできたパートナーの衰えない想いに触れることができ、また自らの進んでいる道に間違えはないと確信することができ。

さ~~、新たな形での『チーム with the world』再結成かもである。楽しみで胸が躍る!!!

今日は宮城仙台へと向かった。今週3回目の出張である。先日JALが販売した期間限定全国どこでも6,800円のチケットの恩恵を最大限に受けての出張である。

今回久し振りの仙台は、『第40回全国都市緑化仙台フェア 未来の杜せんだい2023~feel green!~』が開催されており、長年一緒に活動をしているメンバーが大きく関わっているので、その作品を拝見するのと、陣中見舞いが主な目的である。

仙台空港からJRと地下鉄を乗り継いでメイン会場である国際センター駅に到着。

順路に従い会場へ向かう。途中アレンジされた植栽などをチェックしながら、木陰をゆっくり歩く。とても気持ちがいい。

開場まで周辺をぶらつき、9時30分の開場とともに入場した。

総合受付の中は、仙台らしい装飾が施されていて多くの人を招き入れていた。そこでガイドマップなどをいただき、メイン会場をめざした。

広々とした会場の芝生を進んでいくと、英国王立園芸協会のチェルシーフラワーショウやベルギー王立園芸協会フロラリエン、日韓ワールドカップ記念公園での招聘デザインなどを行ってきたガーデンデザイナーの矢野TEAデザインのブースが目に入ってきた。

奥に歩を進める、長年のパートナーである矢野TEA氏と久しぶりに再会することができた。

彼のエリアでは、コンテナなどを活かしたサステナブルかつクールなデザインが異彩を放っていて素晴らしい。

さらに、独自の自然環境学習プログラムによる作品が展示され、とても素敵な仕上がりになっていた。

テーブルを使って矢野氏のワークショップを始まると、多くの子どもたちが楽しそうに参加をしていた。また小さな子ども連れの方も、子ども達が熱心に取り組み姿をとても温かい目で見守っていたのが印象的であった。

その他にも多く見どころがあり、さすが日本を代表するガーデンデザイナーであることを改めて実感した。その後、お互いの近況などを伝えて、再会を約束してブースを後にした。

その後会場内をぐるっと一周しながら、企業や自治体のガーデンも拝見。その一角には2027年開催予定の横浜園芸博覧会 GREEN EXPOの案内ガーデンなどもあった。

荷物が重たいのもあり、少し足が疲れお腹もすいたのでフードトラックでダブルチーズバーガーをいただくことにした。ダイジェストとしてもまだ続きがあり、少し長くなったので続きは次回に。

今日は日帰りで宮崎に行ってきたのでご報告。

朝一番の飛行機で宮崎ブーゲンビリア空港へと向かった。宮崎空港に向かうのはきっと十数年ぶりである。出発した伊丹空港は昨晩から雨が降っていたが、宮崎は予報通り雨も上がりとても良い状況で現地に入ることができた。

さて今回の訪問先は『こどものくに ローズガーデン』である。以前から『よみうりランド HANA―BIYORI』などでご一緒させていただいたことのある源香(Minamoto Kaori)さんがヘッドガーデナーを務めるガーデンがあり、今日やっと訪問の機会を得ることができた。

宮崎空港からレンタカーを借りて約15分で到着。

到着するとバラの香りが立ち込めていて、とても良い感じである。

中央には、クライミングローズが植栽されていて、もうすぐ満開を迎える感じである。

ガーデン内では一番花が大きく咲き誇っている。

他にもオレンジや赤のクライミングローズが見頃を迎えている。

バラ以外にも宿根草のガーデンもあり、バラと調和してとても良い感じである。

一番奥から見ても、素敵な建物と調和し、良い感じである。

しばらくガーデン内を見学し、源さんと再会し、建物内でしばらくお話をさせていただいた。

実はこのガーデンは、COVID-19影響などから大幅な予算削減により運営が難しい状況であったが、それまで育んできたバラや植物を守りたい一心から源さんが手を差し伸べ、わずか数名のボランティアに近い状態で何とか現在運営することができている。

源さんの心意気は感動ものである。さらに凄いのは、そのような状況にも関わらず、手を抜かずこのような素晴らしいガーデンに仕上げているということである。頭が下がる思いである。

話をしているうちにも多くの方が訪れ始めてきた。いつまでも源さんを独り占めにはできないため、その場を離れた。

その後も亜熱帯植物園などを時間のある限り見学して、自分へのお土産に『青島ういろう』の小さなパックを買って帰阪することにした。

今日一日、源さんの強い思いを全身で感じ、少しでも役に立てればと思った。
香さん、そしてスタッフの皆さん。フレー。フレー。フレーーーーーー。

今日は千葉県いすみ市に向かう。

羽田空港からモノレールと在来線を乗り継ぎ、JR外房線の大原駅に到着した。大原駅は最近TVなどでよく見かけるいすみ鉄道の始発駅でもある。

駅舎にはお土産物などがあり、観光客が訪れていた。沿線の菜の花や桜が有名で、web上で素敵な写真を見つけることができる。花の最盛期にはかなりの観光客が来られているとのことである。

いすみ市は古くから農業が営まれており、一部花卉園芸品の生産も行われている。また沿岸は日本でも屈指の漁場であり、海産物が豊富で、魚好きの又右衛門にとっては通いたくなる街でもある。さらにマリンスポーツも盛んである。

海や山など魅力いっぱいのいすみ市が、『住みたい田舎No.1(宝島社発行 田舎暮らしの本)』に選出されたのも納得ができる。いすみ市を訪れるようになったのは、数年前の展示会での出会いがきっかけで、いすみ市における花卉園芸を含む農業や水産、環境管理、観光などについて意見交換をさせていただいてきた。いすみ市は学校給食に有機米を導入するなどの素晴らしい取り組みをされている事に感銘を受け、私達の活動と共通するものを感じ、包括連携協定を締結するに至ったのである。

締結式の前には、双方のコアメンバーによるミーティングが開催され、今後の方向性や会議の進め方、年間スケジュールなどについて協議した。

定刻になり、いすみ市企画政策課 海老根課長の司会進行によって、『いすみ市とバラエングループとの包括連携協定締結式』が始まった。

いすみ市からは、太田市長、上島副市長をはじめ各課長にご臨席いただき、今回の協定締結の趣旨が次のように説明された。
『本協定は、いすみ市とバラエングループが、相互に緊密な連携を図り、バラエングループ様の知見やノウハウを有効に活かした諸活動を推進することにより、地域社会の発展及び市民サービスの向上に資することを目的としていること。また、今回の協定を契機に、今後引き続き、いすみ市とバラエングループ、双方の強みを活かした取り組みを拡大していくものである。』

なお、協定の連携項目は以下の4点。
① 農業振興に関すること
② 花き・園芸振興に関すること
③ 観光振興に関すること
④ その他本協定の目的を達成するために必要な事項に関すること

そして、市長と又右衛門によって協定書にサインを行った。多くの方が、温かく、希望に満ちた眼差しを向けていただいたのを感じた。

無事にサインを終え、太田市長とともに記念撮影をした時には、長年私が進めてきた取り組みを、ここいすみ市にて、その価値と可能性を見出していただけたことをとてもうれしく思えた。

そして太田市長と又右衛門から挨拶をさせていただくことになった。私からは、バラエングループのような小さな組織にこのような機会をいただけたこと、本日までにご尽力いただいた方々への感謝の意を伝えた。私たちは、将来を見据えてエシカルで環境配慮を第一に研究・開発を行ってきた資材や技術による健康な土づくりや植物づくりを普及させることで、 社会の課題を解決していく可能性についてお話しさせていただき、そしてここいすみ市においてその取り組みの実現をめざし、様々な取り組みを通じて地域の皆様のご期待に応えていきたい旨をお伝えした。

その後、同席された記者による質問に応じ、これまでの活動や今後についてお話をさせていただいた後、全体で記念写真を撮り、無事に締結式を終えることができた。

締結式終了後、市長室にて歓談の際には、締結式の内容が良かったと市長に喜んでいただけ、私としては胸をなでおろすことができた。

さ~~、やっとスタートラインに立つことができた。これを形式だけで終わらせず、しっかり進めていきたいと思っている。

環境や健康に意識の高いいすみ市と一緒に歩めることは本当に喜ばしいとこである。気合を入れてしっかり進んでいきたいと思っています。またこのような取り組みに興味がある方はご連絡いただければ幸いです。一緒にやりましょう!!!

昨年末に逝去された稲田先生を偲ぶ会が、大阪KKRホテルにて開催され出席をしてきました。

稲田先生とは、シンガポールでのプロジェクトからのお付き合いで、淡路島 夢舞台温室や名古屋の植栽など一緒に取り組ませていただいてきた。そして様々な取り組みを通じて、植物に対する想いを熱く語り合ってきており、まだまだ一緒に取り組みたいことや学びたいことがあったので、早くして他界されたことをとても残念に思っています。

偲ぶ会には国内外から錚々たる顔ぶれの方々が出席され、あらためて稲田先生の存在の大きさを感じ、一緒にプロジェクトを組ませていただいたことを嬉しく思いました。

会では、以前からお世話になっている業界の重鎮や大企業の方々と再会する一方、本日の会を通じてお知り合いになれた方もいらっしゃり、稲田さんのおかげで素敵なご縁をつないでいただきました。

会場には稲田先生の取り組みなどについての展示があり、また稲田さんの右腕として活動されてきた芋瀬さんからその功績についてご紹介もあり、あらためて稲田さんの偉大さを知ることができました。

終盤には稲田先生のご親族の方から、涙と笑いが交差するとても素晴らしいご挨拶をいただきました。

稲田先生が先立たれたことは、残念で仕方なく、何で?早すぎるでしょう!と言いたいところですが、芋瀬さんはじめ、多くの素敵な方々と共に、稲田先生と成しえたかった事に取り組んでいきたく思っています。

そしてぜひ私たちの活動を天国から見守っていただき、時には何らかの形で生前のようにアドバイスをいただきたいと思います。

稲田先生。本当にお疲れ様でした。ご冥福をお祈り申し上げます。稲田先生が繋いで下さったご縁と教えを大切に、前へ歩んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。

午後から駐日マダガスカル共和国大使館を訪問させていただいた。COVID-19の影響で中々訪問することができず、前回の訪問から数年が経ってしまった。昨今、両国の行き来が緩和されてきたことから、マダガスカル共和国との交流を再開するために、面談の機会をいただいた。

RANDRIANJAFY Tsilavo Maherizo臨時代理大使、TOTOZAFY Harisoa Véronique文化経済参事官、秘書の伊藤様にご対応いただき、ご挨拶と私たちのマダガスカル共和国での活動を報告した。

臨時代理大使には、私たちのマダガスカル共和国における木彫り製品の取り組みや植林活動などを高く評価いただき、今後も支持していくとのお言葉をいただいた。

さらに、現地にて苦労を重ねながらも音楽界で見事な成功を成し遂げられたOlombelo Ricky Ofisialy氏や、鉄細工にて素晴らしい活動をされるDieudonné Razafinjatovo氏が友人であることを告げると、とても喜んでくださった。

本来ではこの辺りでタイムリミットのはずが、本国の事情も踏まえた様々なアドバイスや、2025年開催予定のTICAD9や大阪・関西万博、2027年の横浜園芸博覧会 GREEN EXPOなどへのお考えもお聞かせくださった。私の想いに共感いただき、多くを学べた大変有意義な時間となった。

お土産としてマダガスカル共和国の素晴らしい植物や景色、可愛い動物の写真のカレンダーをいただいた。このカレンダーの写真の美しさにも感動したが、このカレンダーにはマダガスカルと日本の両国の祝日が記されており、その気遣いに大きく感動した。

最後に、Andry Nirina Rajoelina大統領の写真の前で記念撮影をし、今後定期的に情報交換をしていきましょう、そしてマダガスカルの素晴らしさを日本の多くの方に伝えてください。本国にバラエングループの活動を報告しておきます、おっしゃって下さった。

終始とても親切に対応いただき、あらためてマダガスカル共和国の美しい自然や文化を保全しながら、発展のお手伝いを継続していきたいと思う。このブログをお読みいただいた方々の中でご賛同いただける方がいらっしゃれば、ぜひご一緒できればとも思う。

又右衛門。引き続き「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」をモットーに頑張って参ります!!!

いつものように朝一番の飛行機にて羽田に向かうために。伊丹空港へと向かった。

いつもの駐車場に車を停めて少し歩いて空港へと向かう。昨晩の雨も上がり、心地よい空気である。チェックインを終えて搭乗を待っていると、「財布が置いてあるけど、要らないのかな?」との連絡。いやいや絶対要ります!!ということで少しアタフタ。
何度も財布を落とす経験から、財布とカード入れを別にしているため、キャッシュカードは持っていたので、とりあえず2日間は何とかなるであろうと思い、また財布を置いて行ったのが自宅であることにホッとして、そのまま羽田へと向かった。

それにしても、相変わらず忘れん坊、落しん坊の又右衛門である。相変わらずと言えば他にもいくつかあって、その一つは白いシャツを着た時に限ってコーヒーをこぼすこと。何度もやってしまっている。後は何か大事なイベントの前になると、目立つところに怪我をすること。以前PTA会長を務めていた時にも、大事な式典の前日に。愛猫くんに顔を大きく引っかかれ傷を負ってしまい、人生はじめてコンシーラーなどを駆使して傷を隠すのに大変だったことがある。そして今回は、数日前寝転びながらスマホを使っていた時にうっかり手を滑らせ眉辺りに落としてしまった。かなり痛かったのだが、2日ほどで痛みは治まったのであまり気にしていなかったのだが、鏡を見ると、眉辺りから瞼辺りが紫色になっている。自撮りをしてみたら、かなり怖い写真になってしまったので、ここでのアップは控えておきます。(;^_^A

すみません。いきなり何の話かと思うような感じですが、そんな感じで無事羽田に到着。小走りで空港内を移動し、予定より一本早い列車で目的地へ到着することができた。

まずは今日一番目の打ち合わせをホテルのロビーで行った。ここ数年は一緒にプロジェクトなどに関わっており、又右衛門には無い頭脳や視野を持った方で、いつも教わることばかりである。この日も新しく動かし始めた新資材や、来週から始まる取り組みについての状況報告、さらには大規模開発についてディスカッションをさせていただき、その期待度や可能性に、とてもワクワクする時間となった。

その後、六本木一丁目駅に移動。そこでは久しぶりの友人との再会である。友人といっても仕事での再会ではあるが。

彼は小学1年生の時の同級生である。彼とは小学生のころから一緒に旅行に行ったり、お互いの自宅を行き来してきた幼馴染である。高校からは別々になり、確かこの前会ったのは約10年前に、IPMというエッセン(ドイツ)での展示会で日本国展示ブースのデザインなどの役割をいただいたとき、エッセンで再会だったように記憶をしている。

その後彼はアメリカ支社の代表を歴任し、帰国したので日本で再会することができた。大きな会社の重責を担う彼ではあるが、会えばやはり幼馴染み。変わらぬ目線での話がとてもうれしく思えた。さらに会社の規模こそ大きく違うが、方向性など似ているところもあり、私たちが開発している資材などにも可能性を感じてもらうことができ、早速担当部署などをご紹介いただけるなど、前向きな話を沢山することができた。お互いいい歳になった社会人だな~~と思いながら、再会を約束し、私は急ぎ足でいつもの宿泊地である新橋へと向かった。

チェックイン後、パソコンを開き、リモート会議出席の準備を5分前に整えることができた。今日はJETROの輸出大国コンソーシアム支援事業における支援企業の2次審査がある。私たちグループは過去数年採択いただいてきたので再採択は容易ではないが、何とか1次審査を通過することができ、本日の機会を迎えることができた。

審査では、数々の実績や経験をお持ちの先生方から、海外進出への思いや製品の可能性など多く質問をいただき、ありのままの想いを下手な日本語で伝えさせていただいた。また先生方の知見による海外進出の可能性や各種アドバイスなどもいただくことができ、採択されるか否かに関わらず、私たちにとっては多くを学べる機会となった。

その後は、先日久しぶりに再会した、ベルギーで一緒に受賞したパートナーと再々会。前回に続き今後の取り組みについてなどを食事しながら、時間の許す限り話し合うことができた。さらに楽しみが増えていく感じで、とても充実した1日を過ごすことができた。

またFacebookに目をやると、昨年土壌改良の役割にて参加させていただいたよみうりランド NANA・BIYORIにある『PIET OUDOLF GARDEN TOKYO』の関連のアップがあり、その代表でありパートナーである永村氏に連絡をとってみると、劇的に良い変化をもたらしているとのことで本当にうれしく思えた。全て私たちの資材のおかげという訳ではないだろうが、永村氏の長年の経験に、私たちの資材が加わることで予想以上の大きな成果をあげられたということがとてもうれしく、植物たちが元気を取り戻し、中には危うかった命を繋ぐことができたことが何よりもうれしく思えた。『PIET OUDOLF GARDEN TOKYO』は見どころ満載なのでぜひ足を運んでいただければと思います。

タイから帰国した日は、そのまま病院へ直行。徹夜続きで若干疲れ気味ではあるが、ワクチン接種である。今回はCOVID-19のワクチンではなく、帯状疱疹ワクチンの2回目接種である。
接種した日はそのままミーティングに参加し全く問題なかったが、翌日からは発熱などの副反応が結構強く、ボーっとした中、解熱剤の力を借りての活動になった。

週中は今春販売開始の自然生態系調和型資材と昨年発売したAIR-POTを使用した実証実験を行うため、顧問とともに植え込みなどを行った。すでに各資材の実証実験で大きな成果を上げているが、この組み合わせは初めての試みである。相乗効果で発根がさらに良い状態で進められるのではと思っている。後日、その報告はさせていただければと思う。

そして金曜日から日曜日は都内で活動。金曜日は一般社団法人JFTD(花キューピット)70周年記念式典にお招きいただいた。
式典には秋篠宮皇嗣殿下のご臨席を賜りながら、厳粛な雰囲気で進められていった。

式典終了後はレセプションパーティーが開催され、JFTDの歴史や、新しいマスコットが紹介された。またパーティーでは、日ごろお世話になっているJTFDの方々や、普段から様々な集まりにてご一緒させていただいている団体の長の方々、市場関係者の方と再会することができた。中には久しぶりにお会いする人もあり、とても素敵な機会となった。澤田会長はじめ、JFTDの皆様本当にありがとうございました。

ぜひ70周年の次は80周年、100周年とさらに強い絆で歩んで行かれることを祈念し、楽しみにしたいと思っています。

その夜はいつもの新橋の狭い小部屋で過ごし、翌日は副会長を務めさせていただいている全国花卸協会の理事会のため品川へと向かった。全国花卸協会の理事会もここしばらくは多分に漏れずリモートでの開催であったが、今回はリアル開催となった。

理事会では、6月に開催されるの総会や、EXPOに関する協議が約2時間予定通りに行われた。終了後、場所を変えて飲食をしながらの情報交換会。さらに二次会と続き、貴重な情報交換の機会となった。終了時、帰阪する手段もないので、いつもの新橋にてもう一泊してから帰ることになった。

色々な集まりの中、リアルでの開催が増えてきたのは、個人的にはうれしく思っている。確かに移動にかかる時間や費用はかさんではしまうし体力も必要であるが、リアルであってこそ繋がる縁が多くあることを身に染みて感じている私は大歓迎である。なので今後も積極的に足を運んでいければと思う。

さて来週、再来週も関東での活動である。そして月が替わればまた海外が続き。その合間では国内でも大事なプロジェクトが起ち上がっていくので体調を万全にし、気合をいれて前へと進んでいこうと思う。前へ。前へ。

2023.04.04

ドック

今日は、3か月待ちであった人間ドックの日である。会社では毎年行われる社内の定期健診を奨励しながら私は受診できていなかったが、少しずつ身体がガタついてきたので、何とか1日空けて受診してきた。

場所は彩都。以前にお世話になったことがある病院である。

比較的新しく開発された街区で、街並みも整備されている。駅から病院までは『しあわせのこみち』として、ランドスケープされており、管理もされていて素敵な感じであった。

半分散りかけた桜の名残を感じながら、しばらくして病院に到着した。

まずは病衣に着替えて順番に検査を受けていくことになった。途中でロッカーのカギをかけたかどうか記憶がないと伝えると、「すぐに確認してください」と言われて更衣室に戻ったら、しっかりカギは締めていた。しかし、衣類などはロッカーに入れずにそのままの状態であった。相変わらずのあわてんぼうである(;^_^A

仕切り直して、まずは問診。看護師さんから今回が3回目ですね。以前は2018年ですと言われて、5年間検診を怠っていたことを気づかされ反省もあったが、今まで1回しかここで検診を受けた記憶がない。失われた記憶が心配になり、次回からはもう少し時間を作って検診を受けるようにしなければと感じた。

検査はとてもスムーズにおこなっていただき、皆さんとても親切であった。そして胃カメラが終わったので、昨晩からの絶食から解放されると思いきや、聞いてみると夕方のPET検査が終わるまでは食事がとれないということなので、空腹との長い戦いとなった。

時間を同じくして昨日スペインより入港した40 ftコンテナいっぱいのオリーブの植物検疫の検査が行われており、スタッフが検査に張り付きでいた。

夕方、検診が終わった頃に、港に行っていたスタッフより連絡が入り、今回入港のオリーブも前回に引き続きパーフェクト合格とのことであった。現地のパートナーの皆さんの努力に本当に感謝である。そして私も同じく検査合格と言いたいところであるが、私の検査結果は3週間待ちということなので、しばらく後になる。その頃には今回のオリーブの仮植えも終え、早いものはしっかり芽も吹いてくれているであろうと思うので、両方の吉報に期待したいと思っている。

今回、久しぶりにドックに行くとこができた。私など人間は治す場所を選び治療を受けることができるが、植物たちはそういう訳にはいかない。万が一のときは、自分で治す以外は、任意の樹木医や土壌医、専門家の力を借りて治してもらうしかない。
そうであるならば今まで以上に自分自身が新たな治療方法を身に着け、さらに新薬や技術を開発し、少しでも植物の命を助けられるようにならなければならない。植物に安心していただける人間にならなければと思うのと同時に、今進めている取り組みの必要性と重要性を十分感じることができた。

さ~、今から荷物をまとめて、深夜便にて植物が待ってくれているであろう場所へ旅立ちである。どのような植物たちと出逢えるか楽しみである。