四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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この日は朝から、もう一方のナーセリーをまわることにした。
玄関には比較的コンパクトサイズのバオバブがあり、進んでいくと、きれいにそろった大きなソテツ類が所狭しとならんでいた。
トランクが丸くかわいいこんなものもあった。
私たちの年代はこのフォルムに結構愛着が湧く。
そしてお昼になりデスクワークを終え、ランチを食べ終えて最後の目的地ダーウィンへと再び車を走らせた。
途中ではブッシュファイヤーに何度か出会うことがあったり、無数の蟻塚があったり、車窓からの景色だけでも飽きが来ない。
さらにこれからのことについて話をしていると、あっという間に時間が過ぎ、キャサリンを出て約4時間でダーウィンにつくことができた。
そしてダーウィンには、昨年私のサポーターをかってでてくれたダーウィン在住で豪日協会でも活動するAsakoさんがいつもの笑顔で待っていてくれた。
そしてみんなでホテルから移動し、ワーフのレストランへ向かった。
さすがポートということもあり大好きなシーフードが多くあり、私はいろんなシーフードがあるプレートを注文した。
ちなみにオーストラリアは物価が高いのでこのシーフードで約4000円ぐらいであった。
今日来てくれたAsakoさんは昨年のIFEXにも応援に駆け付けてくれたとても親切な人で、時折不思議なことをいって、周りをなごますことができる力の持ち主で、今回もその本領を発揮してくれた。
そのような楽しい時間は過ぎるのは早く、みんなで記念撮影をしてディナーを終えた。
そしてその後近くのタウンを視察して、ここ数日間、一緒に夢とビジネスを語り合ったJoeとKarenと別れることになった。
最後の別れはいつものようにがっちり握手と体を併せ、お互いの気持ちを確認し合うことができた。
本当にお世話になった。楽しかった。ワクワクした。
きっと今回のこのプロジェクトは黒子になってでも実現させたいと、心の底から思えた。
そしてその後場所を替え、少しの時間でラジオの緊急収録をおこなった。
というのもAsakoさんは、地元のボランティアで手作り感あふれる日本人向けラジオのローカル番組の一部を担当していて、毎日レコーダーを持ち歩いていて、今回私がせっかく
日本から来たのと面白いプロジェクトを考えているということで急遽出演に至ったのである。
内容はぶっつけ本番で質問の内容も聞かされず、またインタビュアーのAsakoさんも準備なし、さらに打ち合わせ、編集もなしの収録のため、だいたい仕上がりは私のしゃべりのレベルを知っている人には想像ができると思うので、これ以上は語らないようにしたい。
そして無事かどうかはわからないがNGもなく?収録を終えることができ、ホテルまで送ってもらった。それから部屋でいろんな積み残しをすこしでも減らしてからいつものように深夜ベッドに入った。
ちなみにこの放送は日本でも聴くことはできるらしいが、あえてここでは伏せておこうかな~~。
Asakoさん(ニックネーム バラエン オーストラリア支社長)。お世話になりました。
次に会えるのはダーウィンか東京か・・・
楽しみにしています。ありがとうございました。
Joeの家で朝食を食べ、その後キャサリンのスーパーを見に行った。
フラワーコーナーは少し寂しかったので、ほぼスルーしネイティブフーズなどを主に見てきた。
その中でいくつか興味深いものもあったが、中でも奨められて購入したオーガニックのヨーグルトは濃厚でとてもおいしかった。
そして足早にナーセリーにもどり視察をした。
その中でやはり一番気になるのがこれ。
マクロザミア マクドンネリー。この大きなサイズは日本では中々見られない。
小さなものは少量持っている人はいるのだが、このサイズはまず流通していない。
ただ価格もかなりのもので、急な円高にでもなってもらわなければ中々入荷は難しいだろう。
でもこの中からいくつかは入荷の予定なので気になる方はご連絡をいただければと思う。
そのほかにいろんな興味深いものがあったので写真を。
さらにこんな斑入りもあった。
他にも面白いのがあったのでまた機会をみて紹介できればと思う。
ナーセリーをまわっているとお昼を過ぎ、気温も上がり、最近涼しくなってきたといっても35度ぐらいになってきたので、Officeに戻りミーティングに切り替えた。
今回のミーティングでは、バオバブについてが主な内容になった。
これまで写真でもいくつか紹介させてもらったが、カナナーラ周辺には多くのバオバブが自生している。そしてこのバオバブを日本に移植できないかと考えている。
そのために、みんなに関わり観ていただけるようなプロジェクトを立ち上げればいいなと思っている。
現在のところカナナーラから移動させることができるライセンスは整った。あとは輸送と日本の受け側になってくる。もしこのブログを見ていただいた方で一緒に取り組んでみたいという方や、受け入れを検討いただける方がいらっしゃったら是非ご連絡をいただければと思っています。何卒よろしくお願いします。かなり費用も掛かり、大きいですが・・・
できれば特にこんな方は是非ご参加いただきたい。
●力がありあまり、一人でバオバブを持ち上げられる方
●お金がありあまり、いくらでも使ってくれという方
●愛情がありあまり、いつでも私たちを笑顔で励ましてくれる方
●情熱がありあまり、周りを焼き尽くしてしまいそうな方
何卒何卒よろしくお願いします((笑))
そしてあっちこっち話が飛んでしまい、ビジネスなのか夢を語り合っているのかわからない60過ぎのオージーと50過ぎの侍?の話は中々尽きずそのままディナーへと移った。
ディナーには、Joe一家も一緒で、ボリュームたっぷりのバラマンディーやオージービーフと夢物語をお腹いっぱいいただいた。
そして夜も更けてきたので、家に戻り残業をして、ベッドに入ることにした。
朝5時30分にカナナラを出発した。ここからキャサリンに向けて車での移動。
まずはガソリンスタンドで朝食をとった。
そしていざ出発。約600kmの道のり。
ここからノンストップで、キャサリンへと思っていたのだが、やはりせっかく来たのだからと遅くなっても立ち寄りたいと思い、いくつかの寄り道をしてしまった。
まずはレイク アーガイル
とてもきれいなダム湖であった。ここアーガイルという地名は聞いたことがあるような気がして聞いてみたところ、それは有名なアーガイルダイヤモンドの採掘されるところらしい。
そしてその近くには、サイカスの自生もあり、
釣りができる場所もあり、観光地にもなっていて、遠くからオージーもやってきていた。
ここでしばし観光気分を味わい、キャサリンへ向かった。
そしてしばらく走ると州境があった。
この国では、方面にもよるが州を超える場合検査もある。さすが大陸とも思った。
ただ今回、西オーストラリアからノーザンテーストでは検査はなかったので簡単に越えることができた。
また車を走らせているとゼブラロックという看板が気になり、また寄り道。
ここは入るゲートは自分であけなければならないので、車を降りてゲートを開き、その先へとむかう。
ゲートから約4kmで施設についた。
ゼブラロックとは、名前の通りの模様の石である。
ここでその原石が採掘され、それらを磨いて加工し販売をしていた。
これはテーブル。写真ではわかりづらいがきれいな模様である。
これも同じくテーブルや器
そしてこのような小さいものはペンダントなどの小物に加工されている。
この石は性質上、同じものは二つとない。それが本当に面白く感じた。
興味深げに見ていると、声をかけていただき、なぜここにきているかを尋ねられ答えると、この素敵な石を日本で売ってくれないかと持ち掛けられ、せっかくの機会なので何か考えてみるねと話し、ここでランチにフィッシュ&チップスを食べ愉快な時間を過ごすことができた。
そして腹ごしらえを終えて、もう時間がないから、寄り道はここまでと言い聞かせ車を走らせた。
途中には愉快な形のバオバブがあったり
日本向けサイズのバオバブもあったりもした。
さらに、ブッシュファイヤー(グラスファイヤー)にも遭遇し、自然を全身で感じることができた。
UPした以外にも寄り道をしたため、時間が足らなくなり、さすがにこの後はひたすらキャサリンをめざした。
そして出発より約14時間後、無事本日の目的地のキャサリンへと到着した。
到着するとJoeの奥さんであるKarenが出迎えてくれた。
家に入ると食事を用意してくれていた。それも私の好物を覚えてくれていてわざわざ時間をかけて作ってくれたらしい。
このおもてなしがとてもうれしかった。
しばし談笑しながら食事をし終え、この夜はそれぞれの用事をすませた。
私もこのブログを書きながら、気が付けば夜中の2時。さすがに眠たくなり、そのほかの用事は明日にし、寝ることにする。
きっとかなり眠たいので無茶苦茶な文章だと思うが、見直す気力もないのでこのままで失礼させていただきます。
おやすみなさい。
昨日の深夜にダーウィンに到着し、そのままエアポートホテルに宿泊。
朝起きて、また空港へ向かい今度はカナナーラをめざす。
とりあえずチェックインを済ませ、DOMEで朝食をとった。
カナナーラまでのフライトは短く一時間余りだったと思う。
といういい加減な言い方は時差の計算がとても難しいからである。
まーそれは良しとして、カナナーラ空港に到着した・
そこにはビジネスパートナーのJoeがすでに迎えに来てくれていた。
そして足早に、車に荷物を積み込んで、とりあえずホテルへ。
うまくアーリーチェックインをさせてもらい、荷物を部屋に入れて、
早速バオバブを見に行くことにした。
しばらく車を走らせるととても素敵なフォルムのバオバブが目に飛び込んでくる。
その姿にうっとりしている間もなく、何本もの素敵なボトルツリーを見かけた。
そして、またしばらく車を走らせていると、驚愕のバオバブが・・・
この木を目の前にしたとき、言葉を失った。
しばらく見とれていると、パートナーが登ってごらんと言ってくれた。
ただ私はこの魂が宿る木に登るのは失礼ではないか?と聞いたが、問題ないよと・・・
そして、きちんと礼をして、登らせていただいた。
原住民はこの木を拝んでいるとのこと。私も同じようにさせていただいた。
私はこの木を前にして、このオーストラリアの地において、いろんな植物や人と出会わせていただいていること、仕事もさせていただいていることへの感謝を改めて伝え、これからも頑張っていきますと、今まで以上に気持ちが固まっていくのを感じた。
そのほかにも多くあるとても素敵なバオバブを今後ネットでUPしたいと思っています。
もし気になる木があったのであればご連絡ください。
この地区のライセンス保持者と責任をもってお届けしますので・・・。真面目の話です。
先着1名様には素敵なプレゼントがついていますよ~~(笑)
そしてこの地区の山間部に入ると、サイカスの自生地があった。
このあたりもブッシュファイヤーで焼かれてしまったが、そのあとも今まで以上にたくましい姿で、シルバーやグリーンの新葉を広げ始めていた。
そうこうしているうちに時間が迫り、バオバブを船積する候補地を確認した。
さらに時間が進み、あたりは暗くなり始めたので、きれいな夕焼けが見れる山へ移動をした。
そして約15分間の山道を走ると、目の前に素敵な景色が飛び込んできた。
きっとここからの夕焼けを私に見せてくれるために、時間を調整してくれたんだと思うと、パートナーのホスピタリティーの高さにあらためて感激した。
しばらくここからの景色を楽しんで、そして宿泊地であるホテルへと向かった。
途中は巨大なバオバブ、広がる草原、そしてそれらを焼き尽くすブッシュファイヤー、さらにそこからまた芽をふかせ続けていく植物たち。
これらのすごさに、あらためて自然のすごさ、素敵さに感動を覚えた。
そして2時間足らずでホテルに、みんなで食事をして、各部屋へと戻ることにした。
今日も本当に感動一杯の一日であった。
明日は早朝から夜まで車で移動。
中々UPは難しいかもだが、できればFacebookだけでもUPしようと思ってます。
それでは、明日は早朝出発なので今から荷物をまとめま~す。
おやすみ~~。
昨日の夜は遅くまでレポートを書いていたので、朝は比較的ゆっくりした。おかげで5時間ほど眠れたので目覚めはとても良かった。
朝起きて、Dannyと奥さんに挨拶し、そして臆病者のロッカーくんとも朝のコミュニケーションをとった。
う~ん。相変わらず愛嬌がある。
その後8時ごろに朝食をいただき、ミーティングの準備を始めた。
そして10時ごろから本格的なミーティングに入った。
ミーティングでは、まずこの春に輸入したボトルツリー、グラスツリー グラウカの日本での状態報告、それから今後のメンテナンスについてのディスカッションをおこなった。
そして、今後の両社による展開についてかなり細部にまで議論できた。
その内容については、さすがにここでUPはできないが、また一つオーストラリアのネイティブプランツの代表格であるグラスツリー(ブラックボーイ)やボトルツリーなどの植物輸入に関して、またひとつ前に進むことができたように思う。
そしてランチをはさんでもこの議論、商談は続けられたが、気が合い尊敬しあうパートナー同士は、すぐに着地点を見出すことができた。
そして残り時間が少なくなってきたので、机上のミーティングから実際のナーセリーに場所を移し、時間の許す限り、植物のチョイスを行った。
まずは数本のボトルツリーをチョイス。
この春入荷のボトルツリーは冬に訪問した際に、ジャパンサイズをチョイスしたが、根の深さなどから、まだまだ高さを抑えたほうが流通させやすいのが日本の現状。そのためにいくつかの植物をチョイスし、さらにジャパンベストサイズをつくるチャレンジを行う。
このチャレンジの結果までは数年かかるかもしれないが、是非楽しみにしていただきたい。
そして場所をグラスツリー グラウカの圃場に移し、早速チョイスに向かった。
ご存知の方も多いが、グラスツリーにはジョンソニーやオーストラリスなどの種類があり、その中でも、一番耐寒性が強く、シルバーリーフであるグラウカの人気がとても高い。
また同じグラウカの中でも、個体によって少し特性に違いがあるため、容姿だけではなく、グラスツリーの中で一番日本の気候に適するであろうものを選んだ。私はこれがかなり重要なところであろうと思う。
これらを無視し、やみくもに大金を積んで、オーストラリアから輸入しても、植物がうまく生育せず、みんなが悲しい結果をすることになると思う。
それらを踏まえいくつかのグラスツリーのマーキングを行った。
これは、1年間で4回この地と自生する山を訪れ、双方が成功、失敗を繰り返してきた成果だと実感することができた。
そしていくつかのものを選び
気が付くと残り時間もなく、名残惜しいがこのナーセリーを後にし、空港へと向かった。
そして空港近くで、みんなでディナーをいただいた。そこには、昨年結婚した娘さん夫婦も駆けつけてくれて、にぎやかな食事ができた。
こんな楽しい時間が経つのは本当に早く、時間切れで食事を終えると、空港へと向かった。
空港に着くと最後に改めて再会を約束してDanny夫妻と別れ、次なる地ダーウィンへと向かった。
前回の輸入も次回の輸入も、まだまだパーフェクトとまではいかないだろう。きっとこれからも失敗はするだろう。時には大金を失うこともあるだろう。
でもしかし、お互いはきっと前を向いて進んでいけると思う。なぜならば互いが信頼し合い、尊敬し合っているから・・・
そして何より同じだけの情熱を持っているから・・・
23日早朝 シドニーに到着した。国内線に乗り換えるために足早に入国審査へと進んだ。
オーストラリアの入国審査は厳しく、お土産類のお菓子もきちんと書くことをお奨めする。というのも場合によっては申告漏れでペナルティーが科せられるためである。
まだオーストラリアにいったことがない人は、この申告のこととシドニーでの国内線の乗り継ぎは、荷物をピックアップするので、EXPRESSカードがない方は、結構時間を要するということを覚えていた方がいいと思う。結構これら手続きとかで乗り遅れることもあるらしいからです。
私は、今回お土産とおやつを少し持ってきたので入国カードにきちんと記入後審査へ。
今回も麻薬犬がチェックを受けることになったが、見た目がかわいいのでバッグの開封はないまま、解放されて検査場を出ることができた。
そして国内線ターミナルへバスで移動し、ブリスベン行へと乗り継いだ。
そして日本を出発し、約12時間後にブリスベン空港に到着した。
そこにはStation Creek Tree FarmのDannyが迎えに来てくれており一緒に駐車場に向かう。
そこで事前精算機で駐車料金を支払うのだが、値段を見ていたところ15分程度しか止めていないのに何とAUD14ドル。約1400円。かなり高い。少しびっくり。
さらに驚いたのは事前精算機から車までゆっくり歩いていたら、出口でまたAUD4ドルの追加料金を払うことになってしまった。 これにはさすがに驚いた。
まーこんなこともありながら、車に乗り込み、約1時間後Dannyの自宅に到着した。
自宅では笑顔で奥さんが出迎えてくれた。
そして初めて会うとてもかわいいロッカーくんに会った。
ご存知の方も多いが、私はかなりのネコ好きで、ワンちゃんをあまりかわいいとは思ったことがないのだが、このロッカーはめちゃめちゃ可愛いと思った。
というのも大きい頭のずんぐりむっくり。しっぽも短い。そしてかなりの臆病者。
これが何ともいじらしく感じさせてくれて、旅の疲れを一気に飛ばしてくれた。
そしてランチをしながら談笑し、午後からナーセリーに移動し、地元の肥料メーカーの人を交え、次回のシップメントのための肥料やメディア(土代わりのもの)の選定などの打ち合わせを熱心におこなった。
数時間のミーティングで、いろんなアイデアが出てきて、さらに新しい方法でチャレンジをすることで合意もでき、双方にとって、とても有意義な時間を過ごせた。
その後はまた自宅に戻り、ディナーをいただいた。
この日のディナーのメインはチキン。
私のチキン好きを覚えてくれていて、本当にうれしく思えた。
ディナーでの話は中々尽きず、時間も遅くなったので明日のミーティングのためにそれぞれがベッドに向かった。
そして私は皆さんが寝静まった台所でこのブログを書いている。
そろそろいい時間なので私もこの辺で・・・
おやすみなさい。
また、次時間があれば続編アップしますのでよろしくです。
22日早朝に伊丹空港を出発。
先日少し足を傷めてしまい、今回は少しだけ不自由な旅が始まる。
これから約一週間は良く歩くだけに少し気になるが、気持ちで何とかなると言い聞かせ飛行機に乗り込んだ。
そして羽田に到着後、まずは都内での仕事のために、渋谷まで移動。
そこで一仕事を終えて、成田へと移動した。久しぶりに乗った成田エキスプレスは
時間帯のせいか、がらんとしていた。
予定より早く、成田空港に到着したので、お土産などを見たりして、ラウンジで積み残しの仕事を行い、数時間を過ごした。
これからシドニー経由でブリスベンに入り、そこで仕事をし、翌日ダーウィンへ移動、そこからカナナラ、キャサリンへと向かうのが今回の旅程である。
オーストラリアは今年2回目で今回4回目になる。
その1回目がちょうど1年前のStation Creek であり、今回も訪問する。
この一年でオーストラリアからの輸入などいろんなことが前に進んだ。ぜひ今回も何か面白いことができないかと思っている。
今回の行程もいつものように
山の中や、農場をまわる予定なので、移動が多く、中々ブログのUPはできないかもしれないが、最悪でも帰国後アップします。
またFacebookで近況をUPしていきたいと思いますので、ブログも併せてみていただければと思っています。
それではがんばってきます。
今日はスタッフ大勢で、今週入荷したクイーンズランドボトルツリーの植え込みを行った。
植物のトリミング担当、植物ケア担当、ユニック担当、フォークリフト担当、植え込み担当、写真担当、掃除担当、モデル担当(笑)などに分かれて13本のボトルツリーを植え込んだ。
一本一本根や枝の状態を確認して、適切な処置を行う。
担当のローズガーデン プランツ 西田氏の長年の知識と技術が生きてくる。わがスタッフながら横で見ていてさすがと感心する。そんな姿を見ていると、いたずらしたくなってしまう(なんて・・・)
そして用土は水はけのよいものを選び、そこにココピートとパーライトを用い、そこに弊社関連会社 アースフィールの有機微生物農法の基本である「土づくりG 」
http://www.earthfeel.co.jp/products/ff_tutidukuri_g.pdf を添加し植え込んでいく。
これはオリーブの植え込みなどにも用いており、多くのよい効果が確認できている。
さらにフラワーフィールマリンを加えることで発根促進をさせる。
ここでもアースフィールの資材や、野菜などの植物の有機栽培の分野において日本各地で数々の実績を残してきた永座康全先生の技術が生きてくる。
さらに手慣れたユニック・植え込み部隊が特注のWoodboxに植え込んでいく。
半人前のフォークリフト部隊
お掃除部隊と必要性の感じないモデル部隊
写真には写れない写真部隊
こんな感じで作業を繰り返し、最後に潅水し夕方には13本のボトルツリーの植え込みを終えた。
植え込みに際して、広い場所を提供していただいたJF兵庫県生花さんには本当に感謝です。
それとスタッフの皆さんお疲れ様でした。
このように植物の専門と土づくりの専門またそれぞれの専門が力を合わせ、ダメージが大きい輸入植物を少しでも早く元気にするためみんながそれぞれの力を合わせている。
そんな姿を横から見ていると、本当にみんな植物が大好きで、そのためならいろんなことを惜しまない姿、そんな姿がとても頼もしく見え、誇らしく思えた。
さ~~葉が出てくるのが楽しみだ~~。
また経過報告します。
これらボトルツリーはJF兵庫県生花市場 大阪にある仲卸 ローズガーデン植物部においています。またよければ見に来てくださいませ。
さ~まだまだ頑張るぞ~~。
昨日コンテナヤードでの検査を終えて、今日は朝から安治川にある保税倉庫での本検査。
少し早目についたので、船着き場のロープの上を歩いてみた(笑)
昨年も何回かこの倉庫のお世話になった。
向かいはユニバーサルスタジオジャパン。
向こうもいろんな面白いものがあるだろうがこちらはもっと素敵な宝箱が目の前にあるだぞ~とばかりにちょっと胸を張りながらみんなの到着を待つ。
そして定刻通り、コンテナが開封された。
ドキドキしながら中の様子を覗う。
確かに少しダメージはあるが、想像の範囲内ととりあえず胸をなでおろした。
そしてこれからデバンが始まる。
まずはクレーンでボトルツリーが運び出される。
このようにクレーンで引き揚げられ、パレットの上に置かれる。
その姿はまるで多きなマグロのよう・・・
スタッフみんなが慣れた手つきで、次々運び出され、倉庫の中に運びこまれる。
そしてボトルツリーの次には、グラスツリー (ブラックボーイ)が運び出される。
2mクラスのマルチヘッドから、ZanBlueと名づけられたブルーが美しいグラスツリー グラウカの子供まで、大小が順次運び出される。
長い時間暗室に入っていたので、葉は白くなっているがこれは仕方ない。おそらく2~4週間もあれば、元のようになるだろうと思う。
その根拠はこれ。
今回は前回の輸入と違って、ベアルートではなく発根済みでの輸入を試みた。
これは依然ロストラータなどを扱う中、スペインでの発根済み輸入植物とメキシコ産のベアルート(抜き根)の輸入植物との品質の大きな違いからの経験を生かして、時間と研究を重ね、ナーセリーとその他のパートナーと試行錯誤しながらこのような形になった。
そして、着々と作業は進み、全ての植物やその他のものをコンテナよりおろし、倉庫内に収めた。
あとは、昼からの植物検疫を受けるために一時待機。その少しの時間の合間に昼食をとったが、検査のことが気になり少し気が気でなかった。
そしていよいよ検査が始まった。本当にドキドキの時である。
どれぐらい時間がたったのかもよくわからない感じで時が過ぎた。
そして検疫官の皆さんから一言。息をのむ瞬間。
「合格です」
この言葉を聞くことができた、ある意味歴史的瞬間に、心の中で大きく、「よっしゃー」と叫んだ。
今まで取り組んできたことが結果を出した。その瞬間にいろんなお世話になった人の顔が頭の中をかけめぐり、オーストラリアで結果報告を待っていてくれたDannyとオーストラリア大使館の西川様に電話を入れた。
二人の声を聞いた瞬間に、こみ上げてくるものがあり、きっときちんとした言葉にはなっていなかったように思う。特にDannyには何を言ったのかもわからない。ただ単にサクセス、グレートと何度も連呼しただけかもしれない。
それでも私の興奮した声で察知できたのか、Dannyも電話口でとても喜び、声を震わせていた。
なぜ私たちがこのように興奮し、一喜一憂しているかをいずれ皆さんに伝えるときが来ると思う。その時までは伏せておきたいと思っている。
そして、順次進めていき、その日の夕方にグラスツリーだけを連れて帰り、無事迎え入れた。
今回の取り組みが完全に成功だったかは、まだこれから植物の生育経過を見なければならないかもだが、とりあえずは輸入成功であったといえると思う。
そしてこの輸入では、多くの人が関わり支えあって形にしたこともあり、オーストラリアと日本との植物輸入においての新たな1ページを残したのではと思っている。
これからも、もっと研究し、努力し、そして愛し合って新たなことへチャレンジしていければと思う。
支えてくれた皆さん本当にありがとう。まだまだ情熱をもって進んで行きますのでよろしくお願いします。
最後に今一度、オーストラリアに訪れたときにDannyと交わした握手を届けます。
昨日朝一番東京から戻り、そのまま大阪の舞洲へと向かった。
それはスペインからビジネスパートナーからの素敵な植物が届いたため
植物検疫の検査の立ち合いと、着荷状態の確認である。
到着した時にはいつも見慣れないX線検査の途中であった。
X線検査にはコンテナ全体を行う方法と、このように機材を持ち込むものがあるらしい。
まるで飛行機に乗る時の検査のよう。
この検査によって木の中に怪しいものが入っていないかなどを見るとのこと。
私は当然、見た目同様?怪しいことなど何一つないので、興味本位にだけ眺めていた。
そして、スペインからの植物とのご対面~~。
第一印象は、昨年の入荷よりも状態が良く、一安心。
そして無事税関検査は合格で、スペインからのユッカ類も無事合格をした。
その状況に一安心して、この日は会社に戻り、スペインからの大事なお客様(植物)の向かい入れ体制を行った。
そして今日15日は、朝から南港へと向かった。これは次回アップするが、オーストラリアからの宝物の到着がありコンテナヤード検査の立ち合いである。これは難なくクリアすることができ、スペインの植物の迎え入れのため会社に戻った。
そして夕刻トラックが到着
ドライバーは前回の時と同じ方で、親しげにご無沙汰―と挨拶をかわし、早速トラックから植物を卸した。
きちんとしたものは、また準備をしてUPしますが、今回輸入した植物のラインナップはこんな感じ。
まずは不動の人気のユッカ ロストラータ ブルースワン
相変わらず美しい!! この頭の大きさ、輝くシルバーブルー。メキシコからの輸入では中々このボリュームが出ない。発根済みならではものである。私が初めてこのナーセリーを訪れた際に、一目惚れし日本総代理を申し出たのもこの品種のためである。
それと昨年から引っ張りダコのユッカ ロストラータ ヒドラ。
マルチヘッドのまるでキングギドラのような姿。これが多くの人を魅了している。
通常のロストラータより、日本の気候に適しているのと、個性豊かな形で同じ形のものがないのも魅力の一つ。
かなりのボリュームで圧倒するダシリリオン ウォーレリー マルチヘッド。
いや~~。まるで小錦関のようなフォルムで存在感ありあり。
この他にダシリリオン ロンギッシマムやユッカ リギタなどの大きなものに
かわいい姿が人気の
カリナバスフーケリーが入荷した。
きっとこれも皆さんにかわいがってもらえると思う。
今回のコンテナもさすが発根済みの商品なので状態が良いのと、安心して買っていただける。
最近未発根のものが流通することがあるとのことで、価格につられ購入後1年ほどで枯れてしまい悲しい思いをしたと駆け込んできたり、お問い合わせをいただいたりが多くなってきた。
是非スペインで品質を重視し、実直に生産していただいているパートナーの植物を見ていただければと思います。
まだ入荷したばかりなので、最終チェックを行ってから順次販売を開始したいと思います。
皆さんこのスペインからの素晴らしい贈り物に触れてみてくださ