四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

●5日目 視察、商談最終日
皆さんより一足早く私だけ起きて、あらためて施設や、ボタニカルガーデンを2周した。
昨日よりじっくりみることができたので、今後のイメージが湧いてきた。
そして朝食後、さらにもう一度,
次は、みんなでナーセリーを周った。

*このナーセリーが評価された認証マーク



このナーセリーにもいくつかの特徴がある。
大きな特徴は、耳慣れない言葉かもしれないが、世界的に種の保存を目的としたワシントン条約の付属書Ⅰ、Ⅱの植物を輸出できるという政府認可の特別なライセンスがあるということと、世界でここにしか輸出できない品種のものがあるということ。

*この種はかなりのレア物
ワシントン条約のⅡは、輸出国政府が承認したものについてのみ海外に輸出が出来、それを輸入することができるというものであるので比較的簡単かも。
ただ付属書Ⅰというものは、本来は学術目的以外、商用など目的に輸出入が決して出来ないというものである。
但し、これには例外があり、彼らはその例外を適用できる資格を有しているので、輸出入が正々堂々とできるのである。これはとても大きなこと。
今まで同業や愛好家の中にはそのような植物を異国で採取したり、こっそり持ち帰ったりしてビジネスをしている会社や個人がわりといる。
しかし私たちの会社は(どこの会社当たり前かもだが)は当然ながら、いくらお客様の要望があったとしても、法的、倫理的に問題があるビジネスはいくら需要や利益があっても行わないというのがポリシーなので手を出せなかったものがこのナーセリーと提携することで例え一部でも提供できるようになるのだからである。
そしてそのような貴重である素敵な植物を見せていただき、またオフィスへ戻った。
そして、家族とランチを頂いた。
かなりおいしかった。
メインディッシュはバラマンディー。


バラマンディーはこの辺に生息する大きな魚で、スポーツフィッシングとしても人気が高い。自称セミプロアングラーの私は腕試しをしたかったが、川を見ることすらできず、次回の楽しみとすることになった。
ランチが終わり、さてミーティングも大詰め。
そして今後についての最終決断になった。そこには何のためらいも無く、彼が差し伸べた手に私が手を差し伸べることになった。
お互いが強く握り締めあった。ここまた分厚い扉が一つ開いた。そしてそれと同時に背中に重たいものがのっかった感覚がした。
と、なると後は、これからの手続。今からなら場合によってはIFEX2013にも間に合うかもしれない。色んな準備を始めた。
ただ先ほどにでてきたワシントン条約Ⅰのものの手続はそう簡単ではない。以前もその手続の面倒さから断念した人もいたらしい。またその件の意見の食い違いで、同じ話の論争が数時間続いたが、何とか出口を見出し、出発のギリギリに折り合いをつけることができた。そして荷物をまとめ、深夜の出発の飛行機に乗るために、この地を後にした。

4日目 ダーウィン到着
ブリスベンを出発し、多くの感動にくるまれながら約4時間、 ダーウィン空港へ到着。
待たせてはいけないと足早に、飛行機をおりて、ゲートをくぐり、
荷物を取りにターンテーブルがある場所に向かおうとしたら、
私の方を向いて手を振るオージーと小柄な可愛らしい女性がいた。
誰に振っているのかな?よくある人違いかな?と思いながら近づいていくと、
さらに寄ってきて? Mr Kanaoka?という。
なんで??とかなりキョトンとしてしまい、しばらく経って迎えに来てくれた生産者と、
通訳をかってでてくれた豪日協会の女性であったことがわかった。
確かに迎えに来てくれているはずで、そして待ってくれているのだから、
私がびっくりするのがおかしいのであろうが、私にはそれなりの理由があった。
それは迎えに来てくれている場所が、飛行機を降りてすぐ売店があるところで、
荷物をとるターンテーブルの手前であったからである。
私もいくつかの空港をまわったけど、記憶の中ではそんな空港は記憶にないからだった。
本当は、初めて会う人たちに対し、第一印象は肝心だと思って、自分なりの
ハチャメチャ英語だけど、喜びは思いっきり伝えたいためにオーバーアクション気味
で表現しようと思っていたのに、いきなり肩透かしをくらってしまった感じがした。
そんなハトが豆鉄砲を食らったかのような表情にきっと彼らも???と思ったはず。
その言い訳をさせていただきながら、挨拶も早々に車に乗り込んで目的地にむかった。
車を快調に走らせている中、彼が急遽車を止めた。
いったい何があったのかなと思っていたらこの写真。

スイカを買うために選び始めた。
日本でも道路サイドで桃やりんご、たまにカニを売っている光景を見るけど、それとは大きく違い
何となく今回は、大陸的というか、とても心地よい良い感じがした。
せっせとスイカを積み込むとクイーンズランドと同じようなハイウェイをひた走る。
ただ同じようなハイウェイでも景色が違う。それは生物のいる感を感じられないと言うか何と言うか・・・
クイーンズランドの時は、広い草原の道路わきには羊や山羊、馬や牛、時にはカンガルーだったけどノーザンテーストでは、岩が多く、赤土、さらに動物はほとんど見られず、あるのはこれ!

何にだと思いますか?これは蟻塚です。
こんな蟻塚が無数にある。かなり驚いた。
そこで迎えにきてくれた生産者Joeに「何でこんなに大きく高い蟻塚をつくるんだろう?」
聞いてみるといとも簡単に答えてくれた。
それは「NICE! View!!」だって~~~。
かなりうけた。どこの国でもオヤジはおやじか~~と思った(笑)
そして数時間して目的地に着き、早速、ナーセリーとボタニカルガーデンを見学






自生や地植えされた植物、栽培された植物を明日の為の予習のように
簡単に拝見させていただいてるうちに夜が更けた。
素敵な夕焼けを背にオフィスへと入り早速、
植物の説明と相互の取り組みについての相談をさせていただいた。

今回のこのナーセリーとのミーティングの目的は大きく2つ。一つは植物と施設の確認。
そして肝心なのは以前からペンディング状態であったこのナーセリーとの
取引についての最終確認であった。お互いの今後を見据え話は尽きない。
そうこうしているうちに時間も経ち夕食の時間に。
今晩の夕食はホームメードカレー。

シンプルであったけどその分とても温かく感じ、余計においしく感じた。
食後も話は尽きない。そうこうしているうちに、外はもう暗くなっていた。

お互いの方向性を確認し合い、結論は持ち越して、この日は休むことにした。
続きは次回に・・・

4日目 ブリスベンからダーウィンへ
今朝は6:00起床
そしてダニーや奥さんの手厚い見送りを受けて空港へ向けて出発した。
今日も空港へは息子さんのピーターが送ってくれる。本当にありがたい。
空港までの1時間あまり、ピーターと今後について話し合った。彼もグラスツリーの日本への輸出は容易でないことを理解している。
でもここであきらめるわけには行かない。
そして私たちはチャレンジャーであり、フロンティアになろう!!と誓い合った。
さらにこのビジネスを、次の世代にも受け継がせていこうと約束した。
そんな話をしていると、あっという間に空港へと到着した。
そして名残惜しいが、ここで彼と別れた。

ブリスベン空港の国内線は比較的わかりやすかったが、チェックインカウンターは結構混んでいる。
そこでセルフチェックインを試みる。
さすがに少し戸惑った。そこにとても美しい地上アシスタントが着てくれて
ほとんどの作業を手伝ってくれた。
本当に助かった。カンタス航空の自動チェックインは、預ける荷物もセルフで、ラゲージタグも自分で発行し自分でつける。
おかげで、とてもスピーディーなチェックインができた。
その後も問題なく搭乗ゲートまでたどり着き、ブリスベン地を飛び立った。
ダーウィンまでのフライト時間は約4時間。その飛行機の中でこのブログの記事を書いている。
飛行機の座席全てにi-Padが用意されている。結構快適。
私はi-Padユーザーではないが、触っているうちに楽しくなってきて欲しくなったがここは我慢。Let’s Noteがあるので早く使いこなせるようにしなければなので・・・。
さていざダーウィンへ。どんな感動が待ってくれているのか楽しみだ。

今日で3日目 9月10日
この日は宿泊地であるGlen Innesを朝6:00に出発。
あと残り約500kmの帰路につく。といっても帰るというより次の打ち合わせに行くのだが・・・・
途中で小さなガソリンスタンドとコンビニが融合したミニショップに立ち寄り
朝食を食べる。

それがこの写真。これが一人前である。価格は約9AUDである。すなわち約900円
日本のすき屋が200円で玉子かけごはん朝食と比べたら高いかもだが、
昨晩夜食代わりに食べたマクドナルドのナゲット6pc&コーヒーと同価格とすればかなり安い。
確かにマックが高いのかもだけど、オーストラリアの物価、特に食事は高いので、それからすれば、
この朝食はかなりコストパフォーマンスが高かったといえるのでは。

その後、鍵を借りてトイレを済ませ足早に目的地へ向かう。
走ること約400km 約4時間でナーセリーまで戻った。
それにしても本当に素晴らしい旅だった。私の人生の中でも指折りの経験をさせてもらえた。感動以上のものがあった。
そして少し休憩後にIFEX用のサンプル空輸と、グラスツリーに最適なメディアの選定や輸送方法について、資材メーカーのスタッフを交えて打ち合わせをした。
私の英語理解力は微妙なので、ヘルプをしていただきながら何とかミーティングを終えた。
これで今回の目的はほぼ達成できた。親切な皆さんや、素晴らしきパートナーにあらためて感謝です。
今回はこれでナーセリーから離れるので名残惜しいのでいくつかの写真を撮った。



そしてそこからの帰り道、そんなに遠い距離ではないので歩いて帰ることにした。
途中ではこんな馬たちが不思議そうにみていたり、広大な土地で芝生を栽培している場所があったりで、とても楽しい帰路だった。


そうこうしているうちに近いためすぐに到着。
早速打ち合わせの内容をレポートまとめて、この日を終えることにした。
いよいよ明日は、初めてのダーウィン。そして車で目的地に向かう。
初めて訪問する農場に、期待と不安が交差する。
初めの予定では、ダーウィンでも通訳さんが見つからなかったのだが、今回は素敵な縁で手伝ってくれる人を紹介していただけた。お世話になって方には本当に感謝です。

予定通りAM2:30起床。
コーヒー一杯を身体に流し込み、AM3:00 ダニーと息子のピーターと私で
いざ出発!!!
目標は南へ約800kmのところにある夢の地へ。
眠い目をこすりながら出発した時、空を見上げれば満天の星空が広がっている。
まるで夜空全体が天の川の様な状態。かなり美しい。
ふと約10年前に、幾度か通ったモンゴルの星空を思いだしていた。

しばらく車を走らせていると(といっても私は助手席 一応国際免許はもっているのだが・・・)
夜が明け始め、辺りは朝靄が覆い、幻想的な風景が広がっている。
まるで雲の上に車を走らせているようにも感じた。

気温は4℃と少し寒いがかなり心地よい。
この寒さも朝の間だけで陽が昇るにつれて、気温も上がってきて、清々しい気分。
そんな素敵な風を受けながら、ひたすら続く長~~~~く緩やかなワインディングロードをひた走る。
ロードサイドには数々のネイティブプランツ。群生するミモザの花が美しい。

草原には、羊やヤギ、馬、牛、時々カンガルー。
空と緑の間をかいくぐるかのように赤、青、黄、緑など鮮やか色の鳥たちが目の前を横切る。


まるで植物園と動物園と野鳥園を同時にめぐっているかのよう・・・
そうこうしているうちに、約8時間で目的地に到着した。

ここからは山を登る。車で行けるところまですすむ。
車はTOYOTAのランドクルーザー。さすがの性能を感じる。
そしてハードな谷あいを走りとうとう到着した。

逸る気持ちを抑えて、とりあえずランチBOXをあける。おいしいサンドイッチにバナナケーキ、
大好物のコーヒー。でもでも前に拡がるグラスツリーに気が気でない。
その光景は説明より写真で・・・・・

どうですか?こんな景色。日本に多くはないグラスツリー(ブラックボーイ)それも最も希少と言われ、人気の高いグラウカがこんなにも目の前に群生している。
私には信じられない光景であった。多分この種の希少性を知っている人たちには、
信じられない光景であろう。
感動に浸っている時間はないので、ピーターとジャパンサイズの選定とマーキングをはじめた。

あまりの多さに、目移りがしてしまう。
中には、とんでもない大きさで10ヘッドのマルチがある。

こんなのが輸入できれば、全国から見に来てくれる人がいるだろうな~。
と思いながら見とれてしまった。
いずれにせよ与えられた時間はほんの少し。
その中で十数本のマルチヘッドを選択しマーキングを行なってきた。

これらは後日、引き取りに来ることになる。
そして後ろ髪を引かれる思いでこのパラダイスを後にした。

それにしても、このグラスツリーの群生には、驚きを通り越して、感動いやまだそれ以上のものを感じた。
後で考えると目の前に広がっていたグラスツリーを日本での販売価格に換算すれば数億円ではきかないだろう。
でもこの光景を目の当たりして、そんなことは思えなかった。
むしろビジネスでここに来ることの是非をも考えた。
その反面、ここにある魅力的なグラスツリーを一人でも多くの人に見てもらいたい。
触れてもらいたいという考えも強くなり、葛藤をも感じた。
いずれにしても、ただただこの光景を失わないようにこれから取り組んでいかなければならないと実感することが出来た。
そして、また再び車で帰路へ。
今日の走行距離は1000kmをゆうに超えただろう。
ドライバーをしてくれているピーターはその距離を一人で走破した。
彼のタフさには頭が下がる思いがした。
そして下山後3時間ほどして、本日の最終目的地である写真のモーテルに着いた。

その後夕食にステーキを食べながらミーティングを行ない、将来の方向性を確認しあった。
本当においしかった。格別な味がした。

私はほとんど英語がしゃべれない。どうしようもない時は、友人に電話で助けてもらえた。本当にありがたい。いつかきっと恩返しをしなければ・・・
そんなミーティングでもお互いが理解しあえる。言葉は通じなくても、心が通じ合えればいろんなことがクリアできることを実感した。
そんな素敵な余韻に身をくるみながら今日は寝ることにしよう・・・

今回のオーストラリア訪問の目的は大きく分けて2つのものがある。
まず一番の目的は、来年用のグラスツリー(ブラックボーイ)確保のため
直接山に入り採取してくるという試みと、ボトルツリーの選定である。
そしてもう一つは、オーストラリアの生産者から日本のマーケットに興味があり、
私たちの活動を耳にして、とても面白いものがあるから是非植物を見て欲しいとのことだったので、
何はともあれ訪れることにした。

出発は伊丹空港から成田、シンガポールと乗り継ぎブリスベンの予定。

さすがJALの機内は快適。787なので若干の不安はあったが
無事シンガポールの到着。
乗り継ぎの間少し時間があったので空港のラウンジで休憩。
そこでカウンターで飲み物のサービスがあったので「カプチーノ」を注文。
私が思っていたサイズより少し小さめだったので、
ちょっと巻き舌調で「This is カップ チッチェーノ?」とオヤジギャグをプレゼントしたが
簡単にかわされた・・・・・・
でも本当はおなか抱えて笑いたかったが、仕事柄我慢していたのかもしれないかも・・・
そりゃないか。。。

でもこのギャグのおかげで、シンガポールの一票が入って
オリンピックは東京に決まったかもしれない。
少なくともポジティブにそう思っておくことにしよう。
そうこうして無事ブリスベンに到着しました。
ここからはネットがつながらないので帰国したからの報告になります。
うまくガラケーがつながれば、画像が悪いがFacebookで珍道中をおとどけします。
ではどんな旅になるか乞うご期待!!!

ブリスベン空港に朝5:00到着。
伊丹―成田―シンガポールと乗り継ぎブリスベンへ到着。出発から20数時間。
相変わらず機内で眠れない私は、very 疲れました。

到着すれば、ビジネスパートナーであり、友であるダニーが迎えにきてくれていた。
いつもながらお世話をかけて申し訳ない。
そして早々に車に乗り込み、彼の農園に向かう。
2~3mぐらいのジャストサイズのボトルツリーが100本以上植わっている。

前回訪れた時に、日本向けに小ぶりでありながら、どっしりとしたフォルムのボトルツリーが欲しいとのリクエストに、早速準備をしていてくれた。うれしいばかりである。

中には、このような珍しいトリプルのものもあった。
きっと彼は、前回 日本に来たときに、豊中においているオリーブのトリプルヘッドを見たり、グラスツリーのマルチヘッドを欲しがったりしている私のレア物好きを見抜いてであろう。
私はそれに応えるがごとく、思わずオレンジテープでマーキングしてしまいました。
またまた注文もないのにキープしてしまいました。
恐らく届けてもらうのは来春になるかもだけど、楽しみにして置いてください。
このほかにもジャストサイズを何本か手配しましたので、併せて楽しみにしててください。
その後ダニーの奥さんと一緒に3人で食事。
シーフードレストランにて食事をご馳走になりました。

まずはこれイカのフライ。シンプルな味付けだけど胡椒がきいていておいしい。

思わずパクパク食べていたら、続いて白身魚のグリルがきた。

これも見た目も味もかなりいい。このお店が賑わっているのがうなずける。
でもしかし、こんなにも食べきれない~~~。
日本男児、オリンピック並みのがんばりで完食しました。
かなりおいしかったです。
そして一旦、ダニーの家へと戻り少し休憩を取りました。
その後、今年のIFEX(10月9日~11日開催)の相談をしました。色んな課題をクリアする相談をしていたら、もう辺りは暗くなり、夕食をとりました。
家族に囲まれて団欒の中、そろそろ夜が更けてきたし、明日はAM2:30起床なので各自部屋に入り、眠ることにしました。
おやすみなさい。

皆さん。ただいま~~~。
今回のオーストラリア訪問は、山間部のナーセリーだったのでwi-fiがつながらずで
ブログや、facebookがタイムリーにアップできなかった。
もしこんなわたしのブログでも訪問してくれた人がいたら、申し訳ございませんでした。
今回訪れたナーセリーの報告は、あらためて報告させてください。
ただまず報告できるのは、本当に素晴らしい人たちで、素晴らしい植物をもっていたという事実。
いつか皆さんが直接触れることができる機会を創りたいと思った。
さて、ナーセリーを後にして、地元の植物の卸を訪問した。
当然卸なので業者以外は入場できないとのこと。
そこをお願いし許可をいただいた。

広さは日本の市場ぐらいはあり、入り口と出口が同じで、ここで会計が行なわれる。

まずは屋根つきの入り口付近の売り場では花鉢
などが並んでいる。
そして奥に進み屋外売り場に行くと、2種類のグラスツリーが並んでいた。
思わず小脇に抱えてもって帰りたいと思ってしまった。



それとこれはガイミヤリリー。 結構な大株だった。
このほかにも広い場内には、様々な種類の植物が並んでいた。
価格はそんなにも安くはない感じ。
でも小さな鉢でも殆どが一個売りであった。
ここでの卸は生産者が直接持ち込み陳列し、売れたら販売手数料を支払う仕組みのようだ。
そしてここでの仕事を終え、ゴールドコーストのホテルに向かった。
その途中で、ちょっと遅めのランチにした。
私の好きなシーフード。そしてスタイル。

基本、ホテルなどのきっちりして気の張る食事より、海や山で動物や鳥たちの一緒に
食べるのが性に合っている。

本当はこの牡蠣をなまでたべたかったんだけど、ぐっとこらえて。
結局はフィッシュ&チップスに・・・・・
なかなかおいしかった~~。
そしてホテルに戻り、ビーチ近くでコーヒーを飲み、
パートナーとともに夜遅くまで今回の出張のまとめをした。
あまりにも足らないところが多い私を助けてくれたパートナーさんには本当に感謝です。
またよろしくお願いいたします。

今回の出張は、オーストラリア大使館の方々に本当にお世話になった。
私を足らない語学力を助けてくれたパートナーにもお世話になった。
そしてナーセリーの皆さんには、本当にお世話になった。
たったタクシーで2~30分でいけるホテルに行くのに、
約2時間かけて、車でやってきてくれた。
そして次の朝も約2時間かけて迎えに来てくれた。
毎日朝6時から始まり、夜まで続くミーティングでかなり疲れただろうが
一生懸命頑張っていただいた。
またスタッフも、すれ違う度に素敵な笑顔で応えてくえた。
そしてナーセリーのオーナーの家に泊めていただき
バーベキューまでしていただいた。
本当に本当に皆さんに感謝です。
言葉の壁や、思うようにいかないことでジレンマを感じることも多かったが
それも良い経験、勉強と思い今は前向きに捉えることができた。
みんなの助けによって何とか乗り越えれた。
本当にありがとう。今回も素敵な出逢いがいっぱいだった。
何とか新しいプロジェクトもテストが始めれそうになった。
まだまだ乗り越えなければならないことも、いっぱいあるだろうが
目的が見えた今、必ず乗り越えれるはず。
何度か失敗しても頑張れると思う。
では皆さん乞うご期待を!!!

今回は、オーストラリア。
素敵な魅力的は植物を求めてやってきた。
といっても、むやみやたらと来た訳ではない。
昨年末からオーストラリア大使館さまから、ご指導・ご協力を頂き、
今回の渡豪となった。
私にとって初めてのオーストラリア。
その先にはどのような素敵な光り輝く出逢いがあるのだろうか?

その期待をまるでそのまま映し出されるような飛行機からの光景だった。

日本を夜に出発し、早朝にゴールドコーストへ到着。
相変わらず飛行機で眠れない私は、新しく始め、まだまだ助走段階の植物輸入事業の計画を
立てながらいた。 そんなことを考えていると気がつけばもう9時間。
またも半分徹夜状態での到着となった。

空港には、今回お世話になるナーセリーの社長が、車で約二時間かけて出迎えに来てくれた。
それも、わずか私を空港からホテルに送るためにだけである。
その理由は「私の初めてのオーストラリア訪問で不自由はさせたくない!」とのこと。
本当に頭が下がる思いがした。そして同時に、自分の普段の行動を見つめ直すことにもなった。
ゴールドコーストについたときは、小雨が降っていた。
初めてのオーストラリアなのに雨か・・・と思っていたら。写真のような虹がかかる。
これをみて、お互い言葉が通じないで走っている二人の植物にかけてる男の同士の思いに
虹の橋が架かったように感じがして、俄然テンションがあがった。
そうこうしているうちに、ホテルに到着。社長はここで私を親切に案内し、
明日の朝に迎えに来るといって、また100km以上離れた自宅まで帰って言った。
ホテルに着いて仮眠をしようかと思ったが、やはり気持ちがはやり、打ち合わせの前に
いくつかのスーパーマーケットを周った。 店内にはマザースデイということもあり
店頭ではいくつかのブーケが売られていた。 内容はそこそこ良い値段がついているようだった。
この辺の写真はスーパーの店内ということもあり。少し遠慮させてもらった。

その他日常品などを日本と見比べてみて、個人的には円安のせいもあり、少し物価はオーストラリアの方が高いような感じがした。
そしてもう少し時間があったので、せっかくだから数分でもビーチにと思って、
駆け足でいってみた。

やはり美しい海岸。

海岸沿いにはこのようなパンダナスや

大きなバンクシャーが植わっていた。
やはりオーストラリアだなと感じた。
後ろ髪をひかれる思いで、ビーチを後にして、打ち合わせ会場のホテルへと向かった。

ホテルのエントランスへ向かう歩道沿いには、斑入りのシェフレラが自然のアーチを描きながら
歓迎してくれていた。

そしてホテルに到着!
ここで先程まで、食事をはさんで、今回の取り組みについてお世話になる人と
話させていただいた。
さ~いよいよ明日は早朝から、ナーセリーへ向かう。
そこにはどんな素敵なものが待ってくれているだろうか???
ワクワクしながら、そろそろ明日の準備をして眠ることにします。
ではではまたブログとFacebookで報告します。
おやすみなさい。