四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2015.09.01

シンガポール渡航記② Gardens By The Bay

早朝 ホテルで食事を済ませ、簡単なミーティングをしてGardens By The Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)に入った。

今回は今年2回目の訪問である。前回はオーストラリアから帰国の際にトランジットの時間を利用して訪問したため時間がなく、スタッフカートに乗せていただき急いで周る慌ただしい視察であったが、今回は完全にビジネスミーティングで来ているので時間もしっかりとってあったので、サプライヤーであるナーセリー、施工会社、現場スタッフやマネージャーとともに、施設内の植物状態をチェックしながら、ゆっくり周ることができた。

せっかくなので少し案内を

まずはメインであるフラワードームへ。

入り口を抜けると目の前に広大なドームが広がる。

何度来てもこのスケールの大きさには圧倒される。

そしてまず多くの人を驚かせるのがユニークなフォルムのチョリシアである(別名 パラボラッチョ トックリキワダ)
これは弊社が日本総代理店をつとめるビジネスパートナーが手配したもので、アルゼンチンから送られてきたものである。

そしてその近くにユッカ類 ユッカ ロストラータ ブルー・スワンをはじめ多くの種類が植栽されている。これらも私たちのビジネスパートナーがスペインより供給したものである。中々良い状態である。

次は人気のバオバブ(写真右)。これも同様、オーストラリアのビジネスパートナーが送ったものである。ここにも多くの人が集まってきている。

少し進むと見晴らしの良い所から巨大なヤシが見える。これも同様にオーストラリアから。
そしてUターンして次に進むと

これはグラスツリー(ブラックボーイ)グラウカ。いかがですか?この素晴らしい状態。
何度見てもため息が出てしまう。この素晴らしい状態は、現地や自生地までいっても中々見られるものではない。本当に素晴らしい。

続いて同じくオーストラリアからのボトルツリー。近年かなり数が減ってしまい、手配するのが難しくなってきている。特にこのようなユニークな形状のものは滅多にお目にかかれない。

その他に樹齢1000年のオリーブや珍しい植物に眼を奪われながら、次のパビリオン
Cloud Forestへと向かった。

ここもこの施設のシンボルで、この壮大な滝のようなものに、必ずと言っていいほど多くの
人が驚き、歓声を上げる。実に快適な空間である。

その中には、ディクソニアやヤシ類も数多く、そして見たことも無いような素敵な植物が元
気よく育っていた。

この他にも多くの素敵な植物に巡り合うことができ、とても幸せな時間であった。
これ以上の報告はブログでは長すぎるので、観光ガイドブックを参照ください(笑)
ただプロの方にはそこで載っていない情報が必要かと思うので、またお会いさせていただ
いた時にでもお伝えできればと思う。

そして今日の訪問で特に有意義であったのが、
ここ机上ではなくGardens By The Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)の現場で、
施設のマネージャーやスタッフ、ナーセリーと施工、そして何より素晴らしい植物を交えて、
ミーティングができたということであろう。

今回お世話になっているオーストラリアのサプライヤーのおかげで、ここGardens By The Bayに来ることになっが
色々なアイデアが浮かんできたのでいずれ、形にして皆さんに報告できればと思っています。

そして、私たちは時間の許す限り施設を周り、ガーデンズ バイ ザ ベイを後にした。

その後、昨日のガーデンセンターの皆さんや、サプライヤーの皆さんと共に晩餐会
を開いていただいた。

その錚々たる顔ぶれは、シンガポールの花き産業サミットと言っても過言でない面々であ
り、その中に私を加えていただいていることに、興奮をおぼえた。

そして、きっとこのメンバーであれば、ここシンガポールで新しいことにチャレンジしていけるはずと感じた。
さらにここから世界に向けて発信することも十分に可能であるという手ごたえも得ることができた。
さ~明日は最終日で帰国の日。もうすでに持ちきれないほどの希望と課題を背負って帰る
ことになるが、もう一歩先へ進むために、もうひと頑張りしたいと思う。

おやすみなさい。