四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今朝はキャサリンにあるビジネスパートナー Cycad International のオフィス兼農場での活動である。



この場所に来るのは3年ぶりである。この会社の主力商品は、その名の通りサイカス(ソテツ類)、先日までのバオバブである。そして私はこの会社の扱う植物の日本総代理店をつとめさせていただいている。



オーストラリアのバオバブは、木も実も種も採取許可のライセンスが必要であり、そのライセンスの取得者が、恐らくCycad International社のみなので、事実上はオーストラリアでバオバブを輸出できるのは、この会社のみだろうと思う。

 

先日までの巨大なバオバブの提案に続いて、一般でも扱える苗木を視察した。耐寒性に問題はあるが、日本にはバオバブ好きの方は多くいるので元気な苗木を届けられる取り組みを行っている。通常のアフリカ原産のものよりは、耐寒性が強いと言われているので、これからも引き続き取り組んでみたいと思う。

 

さらに新しい品種で従来種より耐寒性に優れたものもの苗木の生産にも、成功しているので、今冬 日本においての栽培試験を行い、積極的に販売を始めてみようと思っている。



また私が数年前に、この地を訪れた時に、リクエストしたものを取り組んでいただき、徐々に出荷できるのが可能になってきた。これをネーミングして、早いうちに販売を始めていく予定である。早ければIFEX2016にでもリリースできるのではないかと思っている。



続いてソテツ類。様々な品種がある。全てがワシントン条約のAppendixⅠ~Ⅲ(付属書Ⅰ~Ⅲ)に、属するもので、輸入規制がかかっているのである。特にAppendixⅠは、通常では学術目的以外の輸入は禁止され、売買目的の輸入はできない。動物で言えばアフリカゾウやパンダのようなものである。

でもこのナーセリーは、きちんと手順を踏んで、自社にて生産しているため可能である。

言わばオーストラリアでソテツ類を合法的に輸出することができるソテツのリーディングカンパニーである。そして受け側の私たちも、日本国内の煩雑な諸手続きを行っているため正規輸入、さらに販売が可能である。

 



日本の気候に適したディオーンなどや、オーストラリアの固有種 マクロザミア マクドンネリー、その他 アングラータやフェロックスなど、コレクターには喉から手が出てしまうものまでいっぱいある。

それも小型のものから、かなり大型のものまでがあり、何度来てもドキドキさせられる。このソテツ類も来春には、1コンテナ入荷予定であるので、ご興味がある方やリクエストがある方は、ご連絡いただければと思う。

 

その中でも、本日とってもお気に入りの逸品。写真では見にくいが、明らかに渦を巻いている私の大好きなトルネードタイプ 又右衛門モデル(非売品 ())である。近々 皆さんにご紹介できるのではないかと思っている。



その他にパキポデュームやザミアなど、ユニークなものもチョイスしたので乞うご期待である。

そして、気が付けばランチをとるのを忘れて15時になってしまったのでofficeにもどり、カレンのお手製ランチをいただき、その後しっかりしたミーティングを行い、今年の展示会や、来春のシップメントをはじめ、新しい植物の輸入・輸送方法や、新しい商品化のことを遅くまで話し合った。

 

 

その話は、ディナーの間も途切れることなく、とても有意義な時間となった。

 

そして22時をまわったころに、今回ずっと同行してくれているジョイとアレンに、ラストナイトだから、釣りに行こうよと誘っていただき、深夜の釣行へと出かけることにした。

その釣果は写真のよう。バラマンディー3匹をはじめ、中々の釣果であった。
本当に面白かった。探索中はポッサムやワラビーなどかわいらしい動物や、クロコダイルやクモにも幾度も遭遇することができ、満点の星空に見つめられながら夜のオーストラリアを楽しめることができた。

そのようにして気が付けば、深夜1時をまわり、気温も15℃。吐く息も白くなり、寒くなったので、帰宅することにした。その後シャワーを浴び、今日も素敵な1日を終えることにした。

早朝起床。いつものようにWi-Fiスポットでパソコンチェックを行い、急ぎの仕事を行い、7時よりパッキングを開始。その後ホテルを出発した。

 

 

本当はいつものカフェでといきたいところだが、時間の関係から、スーパーで買いこみ移動中に、お腹に流し込みキャサリンに向けて車を走らせた。

 

 

途中 アーガイルレイク付近を探索、水は十分には無かったが、それでも水を多く蓄えた湖やダムは素敵だった。

 

この他にかわいらしい花もある。

 

 

さらに岩肌には自生のサイカスもありワクワクさせられた。

 

そのような場所に後ろ髪をひかれながら、またキャサリンに向けて再び車を走らせた。

 

そして、Timber Creekで名物バーガーを食べることにした。

 

この大きさには脅かされた。しかもかなり美味しい。特に中のビーフがたまらない。
実は当然仕事での渡豪であるが、今回はここに立ち寄るのがとても楽しみであった。



美味しいものを食べると、しあわせな顔になるとはこのことだと実感した。

大阪~東京~シドニー~ダーウィン~カナナーラ~ティンバークリークと2日かけて来る価値はあると思う???もしどうしても行きたいという方は、道順を連絡します()

そしてお腹も膨れ、あと残り約300kmを走ることにした。


その途中でブッシュファイヤーに遭遇。

 



また長距離ドライブに疲れたときは、休憩がてら道路で逆立ちをしたり、寝転んだり大地を全身で感じ、パワーの充電をおこなった。

 

 

そして目的地まであと少しまで来たときに、道路わきに車を停めているバックパッカーを発見。急いでいたが、パートナーは何の躊躇もなく車を停めて救助に入った。ドライバーの説明によると、フランスからやってきたバックパッカーで、走行中にタイヤが外れたとのこと。ホイル周辺をみると確かにビスも折れていたりしている。そこでパートナーは応急処置を行い、タイヤを装着し、低速ながら走らせるまで修理を行った。その手際よさにも恐れ入ったが、全てのお礼を断り、写真だけ一緒に撮ることだけを了解し、手を振って別れるその姿に、先ほどまでの悪ふざけの少年らしさとは全く違う男らしさを感じた。

そしてそこから小一時間、パートナーのオフィスに無事到着した。

そして、そこにはカレンさんと愛犬たちが待っていてくれて、再会を楽しませてもらい、いつもの美味しい手作り料理を食べさせてもらった。

そしてしばらく談笑し、みんなはそれぞれのベッドへと向かった。

さて、日付も変わったので、そろそろ私もベッドに行きます。

今日も愉快な一日だった。あ~~楽しかった。

 

昨日の夜のアルコールと興奮が少し残りながら、みんなより一足先に起床。

 



そして近くのWiFiの使えるところでデスクワークをおこなった。そしてみんなの準備も整い、いつものお気に入りのCaféに向かった。

 

 

そして今日もランチをとる時間も場所もないだろうから、ビッグブレックファストとサラダ 飲み物を注文し、アシスタントのはる花さんとシェアをした。朝食は一人当たり約2000円。いかに日本は物価が安いとオーストラリアにくると痛感する。

 


このCaféがお気に入りなのは、食べ物美味しいが、特にコーヒーが美味しい。コーヒー好きの又右衛門には、重要なことである。さらにフラワーショップを併設しているということ。

今日はオーナーのかわいらしい娘がお店でお勉強をしていて、とてもかわいらしかった。

 

 

お腹も膨れたのでカナナラから約100km離れた場所へ移動した。

 

 

途中、水の中からでも生きているバオバブ

 

ブッシュファイヤーで丸焦げになりながらも、生きているバオバブ。

 

完全に倒れても、そこから根を出し、上に向かって伸びているバオバブ

 

 

海岸際の塩が混じるところでも、生きているバオバブなどを見かけることができた。

本当にバオバブの生命力の高さを確認することができた。

後は温度の問題。基本は低温に弱い。それを克服できれば日本でも生きていけるのであるが・・・。これが大きな問題であろう。

 

そのように色んな条件下で、生きているバオバブを実際に自らの足で現地を訪れ、自分の眼で確認することで、多くことを教えていただくことができた。

 

さらに観光スポットにもなっている木の中に囚人を閉じ込めたとされる巨大バオバブ。

中は、ほぼ空洞である。それでもまだ元気に生きている。本当にすごいものだと関心をさせられた。

そうこうしているうちに、陽も沈みかけたので、街へと戻ることにした。

 

 

夕焼けがとても美しかった。バオバブと大自然を抱きながら、抱かれた。そんなとても素敵な1日だった。

 

日も完全に落ちた頃、ホテルに戻り、近くのホテルのパブにディナーを食べに行き、カナナラの最後の夜をパートナーたちと過ごした。

 

そして部屋に戻り、パソコンと現実に向かい合い、最後にブログを書いている。さすがにパートナーもアシスタントも今日は息も立てず死んだかのように夢の中。

 

さて、このままでは朝になってしまう。そろそろ眠らなければ・・・。

おやすみなさい

今日から本格的な始動。早朝から周辺を散策した。

 



その後、カフェでモーニングをとり、早速バオバブの聖地へと訪れることにした。

 

車で小一時間もかからず、その周辺にたどり着いた。

 

ここからは私の下手な文章より、写真の方が余程伝わると思うので送らせてもらいます



いかがですか~~~。バオバブと一口にいっても、スラッとしたものや、ずんぐりむっくりのもの、マルチと言って何本にも幹別れしたもの、樹齢数十年~二千年近くのまで、無数にあります。

 

 

そしてバオバブの葉は、食べられるんですよ~~。少しねばっとした感じ。おくらのような味がします。

 

 

さらに実も食べられるのですよ。らくがんの少し、酸味がある感じです。アボリジニーの方たちは、空腹のを満たすために、食べていたとのことでした。

 

 

いつかここでバオバブツアーのエージェントを起業させて、皆さんを案内したいぐらいです。

 

そんな一日は、早く終わり、夕刻のバオバブが立ち並ぶカフェで喉を潤し、ディナーをすることにした。

 

そして、部屋に戻り、パートナーとともに、宿泊施設の周りに、ナイトウォッチングに出かけた。


夜の池には、魚や亀、野生のクロコダイルがいる。そんな自然の生き物に、そっと近寄り、素手で、捕まえることができる身体能力の高さには恐れ入った。


※ワニ動画

 

彼らにすすめられて?飲まされた?ワインやウイスキーが、全身を駆け巡り、フワフワ気分で、そのままベットに倒れ込んでしまった、とても思い出深い一日であった。

24日早朝 いつものように機内で眠れない私は、少しボーッとしながらシドニーに到着した。

 





外は小雨。気温は13度と肌寒い。到着後 入国審査を済ませ、旅の友であるスーツケースをピックし、スーツケースを開封し、税関チェックをうけ、足早に国内線のチェックインカウンターへ進んだ。そして手続きを済ませ、連絡バスに乗り込み、ターミナルに到着した。その時間は約30分。今回は混雑が無かったため早かったが、混雑すると1時間以上はかかるため、国内線の乗り継ぎに間に合わない人もしばしいるらしい。


搭乗時間まで少し時間があるので、ラウンジにて朝食とデスクワークを済ませてから搭乗した。

 

 

そしてシドニー出発から約5時間。ダーウィン空港に到着することができた。

 

今回の渡豪も予算が少なく、日本から2名分の旅費は捻出できないため、何とか現地でボランティアに近い形での募集をしたいと思っていて、FBの友人が掲載してくれた「又右衛門のプランツ アドベンチャーのアシスタント急募」の記事に名乗りをあげてくれた頼もしく、本当に有難い人 はる花さんという素敵な女性が出口で私を待っていてくれた。彼女はワーキングホリデーでダーウィンに滞在していて、その時間を調整してくれて今回参加していただけたのである。

 

見ず知らずの又右衛門のアシスタントとして、長時間を車で移動し、バオバブを追い求め、ワニの住む川を渡り、さらにテントなどでの宿泊も余儀なくされるかもしれないにもかかわらず同行いただける見た目からは想像ができない勇敢な女性である()

そして挨拶をさせていただき、簡単な自己紹介の後、今回のスケジュールなどのミーティングを行い、ビジネスパートナーとバオバブの待つカナナラへと空路移動した。

 

 

ほぼ定刻にカナナラ空港に着くと、パートナーのCycad InternationalJoe氏たちが私たちを出迎えてくれて、3年ぶりの再会を果たすことができた。



再会を喜び合い、早速、車に乗り込み宿泊地へと向かった。ホテルでチェックインを済ませ、近くのスーパーで簡単な買い出しをして、その後ホテルに戻り、一緒にディナーをすることにした。

 

この日のディナーは、私たちのWelcome dinnerとJoeの2番目の息子の誕生日でもあるので、双方を祝いあう素敵なディナーとなった。

スーパーで買ったケーキをいただきながら、日本から持参したプレゼントを渡し、たわいもない話を続けているうちに、夜も更けてきて、さすがの私も移動中40時間ほど眠らなかったため、そろそろ睡魔が襲ってきたので部屋に戻り、このブログを書いて寝ることにします。

さ~~。明日から本格的に活動。今日は早めにベッドに入ることにします。

おやすみなさい。

朝からバタバタとパッキングを済ませ、目的地のオーストラリアまで約30時間の道のりがスタートした。



出発の時は見送る者もいなく、猫たちも知らん顔だった。少しその寝顔が恨めしく思ったが、起こさないようにそっと出発した。



そして昼ごろ伊丹空港に到着し、チェックインカウンターで、いつものスーツケースや荷物を持って順番をまっていたら、外国人の子供たちが寄ってきて、私を見つめ何度もフットボールプレイヤーか?と尋ねてきた。

 

私は違うよっていったつもりなのだが、お父さんまで連れてきて、私にフットボールプレイヤーで世界中を周っているのですか?と聞いてきた。

 

今度はゆっくりと違うよ、私は、ガーデンやプランツデザイナーだよ。と、説明するとお父さんは理解をして素敵ですねと言ってくれたが、子供は寂しそうな顔をしてお父さんに『ざんねーん』といっていたみたい。(^_^;)

 

確かにフットボールは子どもの憧れの仕事だろう。でもいつかガーデンデザイナーやプランツデザイナーの地位向上をさせ、子供の憧れの仕事にしたいと感じた瞬間でもあった。

 

そして夕方 成田空港につき、出発までラウンジにて、食事とデスクワークをおこなった。



毎回、いつもの席に腰掛け、ここから飛行機を眺めると、アドレナリンが涌き出て来るのがわかる。この渡航もきっと素晴らしい出逢いがあるだろうと・・・・

 

しばらくボーッとしていると、相変わらずどんくさい私は、白パンに食事をこぼしてしまった。

 

 実は前々回はコーヒー。前回はカレー。同じことを三度は無いだろうと最大限に注意をしていたつもりであったが、やはり今回もドレッシングをこぼしてしまった。

 

そしてその度に駆けつけてくれるとても親切なJALのスタッフ。スタッフの方は私に「お脱ぎになって頂ければ、キレイにしてきます。」と言っていただけた。



ただ着替えればいいのだが、何故かその言葉に反応してしまい、
妙に照れてしまった又右衛門は、「いえいえ染み抜きを貸していただければ」とお願いをし、いつものグッズを持ってき、自分でメンテを行い、何とか綺麗にすることができてホッとした。

その後、定刻に成田空港を出発し、機内でこのブログを書いている。これからシドニーに向かい、そこからダーウィンへ。アシスタントの方と合流し、さらに乗り換え、バオバブの宝庫 カナナーラへと向かう。そこでビジネスパートナーのCycad InternationalJoeとしばらくぶりの再会。数日間滞在し、キャサリンへ移動し、ソテツ類を選別し、またダーウィンに戻ってくるという予定である。

今回も危なっかしい私の単独行動を助けるために、以前からの現地の友人やFBの友人を通じて、「又右衛門のプランツアドベンチャーアシスタント募集」でネットに掲載していただき、有志が現れアシスタントとして六日間ご参加いただくことになっている。本当にありがたい話である。

 

今回はネット環境が良くないのと、きっと体力を消耗しすぎて文書までかけないであろうから、行程中でブログやFacebookでアップできたとしても、写真ばかりになると思いますが、できる限りアップを心がけますのでお許しを。ま~下手な文章は無い方が良いでしょうし・・・

さ~~そんな又右衛門の珍道中に、乞うご期待!!!

いつもより少し遅めの起床。そしてチェックアウトを済ませて、フライトまで時間があるので、近くを散歩した。

 

近くにはミュージアムがあったので、せっかく機会なので、アートに触れてきた。

 

 

先日までの自然に触れ、そのパワーにも触れた時間あったためか、ミュージアムでの少し異なった感覚が、身体にスッと取り込まれていくような気がした。

 

そんな余韻に浸りながら川沿いでコーヒーを飲み、帰国のために空港をめざした。

 

そして今、いつものように帰りの飛行機の中で、このブログを書いている。

 

今回日本人として初めて訪れた街?山の中で、素晴らしいものに出逢えた。

それは植物だけではなかった。

 



とてもパワーを感じる自然のドームがあった。ここは当然観光地ではないので、人は殆んど来ることがなく、そのままの姿で保たれている。

 

そこから放たれているオーラは、私たち一行を包み込むようであり、全身で感じることができた。

 

さらに山中を散策すれば、とんでもない光景を目にすることになった。

 

これはアボリジニーが残した手形である。どれぐらい前に残されたものかはさだかではないらしいが、地層からはこの地は何千年前からの物であるとは推測される。

 

そしてその解明のために、多くの考古学者がこの地を訪れ、研究をしているとのこと。

当然この場所へは、本来であれば私のような、訪問者は入ることはできない。そのようなすごい所をDanny のおかげで案内していただけた。本当にラッキーである。

 

残念ながら、私がこの場所へ皆様を案内することはできないし、直接問い合わすことも不可能である。但しこれから整備をすすめていくために、この土地のオーナーが移住してきたので、いつの日か多くの人が、この地を訪れることができることになるかもしれない。その日が来るのを心待ちにしていただければと思う。

 

ただ自分だけ観て厚かましいのだが、個人的には、いつまでもこのままの手つかずの素晴らしい状況であって欲しいようにも思っている。



私はこの壁画を観ながら、原住民であるアボリジニーの人たちが、何を思い、何を感じ、何を願いながら、形として残していったのかを想像してみたが、読み取ることが出来なかった。また真実は恐らく誰もわからない。

 

でも少なからず大地や植物、そしてそれらと共に生きてきた人々に尊厳の念をもち、活動している私たちには、その思いの一端は感じられているかもしれない。

私は今の大地や植物と触れる仕事をつづけながら、彼らのメッセージを伝えていければ、価値あることだと思うのと同時に、そのことを伝える責任があるとあらためて感じた。

今回の訪問でも初めての土地、人、植物との出逢いがあり、また再会もあった。はじめてのメンバーと同行することで、さらに意義あるものになったかと思う。そして、上記のように自分自身の存在意義を再確認できたように思う。

そんな素晴らしい旅であった。

日付が変わり、いつものように眠れずの機内で、行程を思いだしながら、意識が飛びかけての乱文でのアップを申し訳なく思っています。すみません。言葉は足りませんが、その分行動で示していきたく思っていますので、これに懲りず、また引き続き又右衛門ブログをお読みいただければと思います。

ありがとうございました。

朝一番 朝食後、今後についてのミーティングを行った。



その後、今日は移動日なので、パッキングを行い、愛犬ロッカーに別れを告げて、車に荷物を積み込みブリスベン Cityへと移動した。

 

 

そしてDannyがブラックボーイやマクロザミアなど、オーストラリアのネイティブ プランツに、とても効果のあるオーガニックの肥料などを作っている会社を紹介したいとのことで訪問した。

 

私たちもオーガニックでの肥料を自社ブランドで生産販売をしているが、オーストラリアの植物には、その特性を熟知したメーカーであり、実際にパートナーが使用しているものが、何よりも適していると思い、興味深くディスカッションを行ってきた。

 

彼らは、少人数制で、品質と効果にこだわりを持っている。さらに環境に対しての意識がかなり高く、私たちの考えや方向性ともマッチしている。

 

また私たちの活動について話をさせてもらうと、是非一緒にビジネスをし、日本にこの商品の素晴らしさを、私たち中心に行って欲しいと申し出があった。

 

そこでお互いがメリットを感じたので、早速、日本での効果を試し、今後について前向きに検討することになった。



少しの間のミーティングを終え、お昼過ぎにブリスベン市内へ移動し、みんなで最後のランチをおこなった。

 

そこにはわざわざDannyの娘さんと、そのご主人も忙しい中駆けつけてくれて、今回の訪問のお礼と再会を祝してくれた。

そしてその楽しいランチタイムも終え、ホテルまで送っていただき、本当に充実したDannyとの時間は終わりとなり、ここでお別れになった。Dannyには素晴らしい時間とビジネスを本当にありがとうと言いたい。

 

ホテルチェックインの後すぐ、近くにあったCity Botanical Gardenに足を運んだ。


かなり大きく、興味深い植物が多くあり、ゆっくりとここで時間を過ごしたくなるような公園であった。

 



ソーセージのようなものなど、変わった実の木も多くあった。

 

 

中にはまるで人の手のように見えるものあり、ドキッとさせられた。

 

そして長い散歩をしていると、すっかり陽も落ちたので、メンバー3人での最後の晩餐をチャイナタウンでおこなった。

 

 

食事をしながらとても有意義であった渡豪を振り返り、達成感と名残惜しさをきっとみんなが同時に感じていたと思う。

 

そこで時間となり今まで一緒であったJunとはここでお別れ。固い握手を交わし、それぞれの帰路についた。

私と福中氏はホテルに戻り、互いにパソコンに向かい合い、今後の予定などのディスカッションを行い、深夜になったので、そろそろ眠ります。


 

さ~~明日は昼から帰国。そろそろ日本食が恋しいな~~と感じている。おやすみなさい。

早朝4時起床。

昨日積み込まれた大型トレーラーより、一足先にOFFICEへと向かうためROMAを出発した。



道中、素敵な朝焼けや大自然を眺めながら、約6時間のドライブで、Station CreekOFFICEに到着した。


到着後しばらくして、昨日積み込まれた大型トレーラーが到着。その後荷降ろしの手伝いをした。

 一本一本がかなり重い。ちょっとやそっとじゃ動かない・・・。
おまけに葉にはところどころ鋭利な、とげが残っているため、分厚い手袋すら通すので、結構痛い。

 

そのような中、Dannyは慣れた操作で巧みに重機を扱う。

 


数時間かけてマクロザミア ムーレイを降ろし終え、無事トレーラーを見送った。

そしてひと汗かいてお腹もすいたので、用意していただいた、ランチをとることにした。

その後は、各自デスクワークを行い、夕方地元のスーパーマーケットなどを見学し、再びOFFICE兼自宅に戻った。



その後、自宅で私たちのためにディナーをつくってくれた。私が大好きなチキンをこんなにも・・・。明らかに食べきれないとわかっているだろうに・・・こんなにも。
本当にこの気持ちがうれしく、涙が出そうになった。

そして食事をしながら、今回は2人の新しいメンバーが同行しているので、今までの経緯などを面白おかしく話しながら、本当に楽しいディナーとなった。

気が付けば夜も更けてきたので、各自が部屋に戻り、それぞれの時間を過ごすようにした。

さてオーストラリアもあと少し、思い残すことがないように頑張ろう。

朝6時30分出発 途中で朝食をとり、今回の目的地へと向かう。

ROMAから車で約2時間 INJUNEに到着した。さらにここから約30分で目的地

に到着した。




まずはこの土地の持ち主に挨拶し、本日の行程と簡単なディスカッションを行った。

話によるとこの広大な土地は何と8万エーカーとのこと、その広さには本当に驚かされた。

そして気もそぞろになってきたので、早速 再び車に乗り込み、自生地へと向かう。

 

しばらくするとパッと目の前が拡がり、巨大な岩山が目に入った。ここで彼らはこの岩をスフィンクスと呼んでいる。確かに切り立った岩山はスフィンクスのようである。

 

スフィンクスを横目に、さらに山中へと進む。



すると目の前に、あの追い求めてきたマクロザミア ムーレイ(Macrozamia moorei)の自生でかつ群生しているではないか。

感動のあまり思わず車を降りて、散策。



4mをこえるものや、ユニークな形の物など興味深いものが多くある。一言で表すと宝の山である。



これなどは龍の形そのものである。特に龍にこだわりを持つ私は一目惚れである。この個体が日本に来ることがあれば、是非見に来ていただければと思う。



この他に、グラスツリー ジョンソニーも見かけることができる。

 

このようなスポットが8万エーカーの広大な土地に点在していて、ここから、ムーレイが掘り出されていく。豪快かつ丁寧に次のような行程で進んで行く。

 



そして途中の平坦な広い場所まで4WDで運ばれる。


そこで丁寧に洗浄。ノミのようなもので、根の間をほじりながら洗浄をしていく。

 


 

そして洗浄されたものを並べ、大型の運搬トラックが到着すると、順次積み込んでいくのである。

以上のような行程を、丁寧に時間をかけて行い、ここから約600km離れたLowoodに移動させ、もう一度洗浄およびチェックを行う。

 

さらに大事なのがこの種はワシントン条約対象品種のためCITESなどの書類や手続きをきちんと行い、全て揃ってから海外へと旅立っていくのである。

私たちはこの行程を現地において再確認し、その後ベースキャンプに戻り、ミーティング後、みんなで遅めのランチをとり、そして名残惜しいが、この地を後にして、宿泊地のROMAへの帰路についた。

 

そして夕刻、ROMAに到着。Dannyは疲れ切った状況なので、そのままホテルに戻り、私たちは街中を散策し、軽く食事をとって、早目に部屋に戻り、各自デスクワークをおこなった。

ここから私が選んだものが日本に来るのは、早ければ今夏から秋にかけてかもしれない。是非皆さんには楽しみにしていただければと思う。

 

今回全ての行程を簡単であるが、公開させていただいたが、その目的は、この作業の大変さなどを知っていただきたいためである。ただきちんと理解しておいてほしいのは、当然この山は個人の持ち物であるので他の人はオーナーの許可なしでは入山できない。当たり前だが、木々を持ち出すことはもちろん不可能である。

ここでムーレイを採取するには、持ち主の許可、そして政府の許可が必要である。その両方を最近取得できたのは私のビジネスパートナーであり、友でもある Station CreekDannyである。



そしてDannyの日本の窓口を全て任されている私の責任は重大であるので、できる限りの努力を行い、皆さんに紹介していきたいと思っている。

(*最近はオーストラリアのグラスツリー(旧名ブラックボーイ)などをヨーロッパ経由の並行輸入で日本に輸入を試みる輸入者も多くなってきたが、植物に負担がかかりすぎて、後に枯れてしまうことが、都内でも多く見られるので、できればそのようなお金儲けだけを目的としたハンティング行為は植物のためにも控えていただきたいと思っている。)

私は彼らの使命をしっかり受け止め、大地や植物への尊厳の念を第一に、植物の「生」「命」にこだわりをもって活動し続けていきたいと思うので、ご期待いただければと思います。


さらに今回、この地で凄い?素晴らしい?光景を目の当たりにした。このことについては、このオーストラリア訪問記の最終にでもアップできればと思っています。

 

さて明日は4時過ぎに起床なので、このブログを書き終えたのですぐに眠ります。

 

おやすみなさい。