四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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スペインからの一つ目のコンテナが大阪へ到着した。
内容の詳細はまた後日、ブログやFacebook、薔薇園植物場インスタなどで公開したいと思うが、その前に少しだけご覧いただければと思う。
見ていただいて分かるようにどの植物も元気いっぱいである。
ユッカ メデューサ 9ヘッド。中々の迫力である。
とても人気であるヒドラたち。丁度いいサイズである。きっと多くの人に喜んでもらえると思う。
このほかにもリギタ、リギタ マルチヘッドの逸品も到着。中々お目にかかれない代物である。
ダシリリオン ロンギシマム。さすがスペインで育っただけあって元気そのものである。メキシコ産のような大きさはないが、何よりもこの元気さが魅力である。
ダシリリオン ウォーレリー。ギザギザの葉は触れるとかなり痛いが、これぞデザットプランツという感じもする。とてもシルバーが美しい。
そして人気のヤシ、ブラヘア アルマータ。とても良い発色である。
さらに今回は希少な大株。鉢底からの高さなら2mぐらいあるものもが限定数でやってきてくれた。ココピートで栽培された大鉢はかなり希少である。
この他にも本家本元のユッカ ロストラータ ブルースワンをはじめ、エスペラロエなども元気に来てくれている。
どの子もしっかり根が張っていて安心できるものばかりである。生産者の取り組みに最敬礼である。この春は新型コロナウイルスの影響で残念ながら現地には行けないが、早く再訪できる日が来ることが楽しみである。
週明けには残り2台のコンテナからの荷物も大阪に到着予定。その中には、日本に来るまでに又右衛門エリアで数年かけて養生していた植物も多く含まれている。
社会の状況と照らし合わせながらになるが、今月末には新しい売り場も準備が整い、皆さんに紹介できる日は近いと思うので楽しみにしていただきたいと思います。
我々が暮らす日本の状況、輸出国のスペインの状況を考えると不安なことがいっぱいであるが、とにかく今は前を向いて進んでいきたい。そしてより多くの人に元気な植物に触れていただく活動を行っていきたいと強く感じている。
世界の多くの人や植物と繋がるために・・・
今日の午前中はスペインからの長旅を経て植物たちがやってきてくれた。
自分で言うのもなんだが、コンテナはとても素敵な植物で満載だった。
いつものことだが、コンテナの扉を開ける時は期待と不安が入りまじる緊張の瞬間である。
それは学生時代のバレンタインや誕生日に、靴箱の扉や、教室の机の引き出しを開ける時の緊張とは比べ物にならないものである。ちなみに残念ながら私の靴箱や机の引き出しがコンテナのように満載だったことは一度もありませんでした(^_^;)
まず初めのコンテナは問題なく合格。
やはりスペインに設置した日本向け輸出施設=通称 又右衛門エリアの効果と、現地輸出スタッフによる入念な手入れのおかげかと思う。
長旅を終えた後であっても現地と全く変わらないような状態である植物をみると、本当に嬉しくなってくる。
スタッフとその状態を見ながらつい一緒に微笑んでしまう。
元気な植物とスタッフの笑顔は、私にとって最高の誕生日プレゼントとなった。
お朔日の今朝はいつものように4時に起床。いつも以上に気を引き締めてスーツとネクタイを身に纏い、自宅の神棚をお祀りして出発した。
今日は大事な予定があるためである。
4月に入り、少し早くなった夜明けを待って氏神様の参拝。続いて本社の神棚を祀り、車で移動。大阪営業所の神棚、そして氏神様参拝と、いつもと同じお朔日のスタートを切った。
そしてその後、とても大切な用事で堺へと向かった。
大切な用事とは、マリネックス社がバラエングループの仲間として新たな出発をするようになったことである。
マリネックス社は、山本前社長の研究によって開発された「マリネックス」を主力製品として創業。「マリネックスで地球を丸ごと洗濯する」を合言葉に活動し、産業化に向け多くの分野で臨床や応用に心血を注いでこられた。環境に配慮した独自製法によって製造されたその製品の素晴らしさは、今では多くの研究者が認めるところである。
「マリネックス」とは地球最後の資源とも言われる海洋性珪藻土から抽出したフルボ酸を主成分とした自然由来の製品で、その活躍の場は多岐にわたっている。
私たちが最も関わる野菜や花き栽培などの農業分野をはじめ、エビ養殖や魚類輸送などの水産分野においても顕著な実績を残し、その効能は高く評価されている。
また、残留農薬やダイオキシンなどによる土壌汚染の改善などの環境分野、血栓溶解などの医療分野でも、研究の成果を上げてきており、フルボ酸の力は流行するウイルスにも効果が期待されるという研究発表もなされ、更に期待は高まってきている。
実際に私、又右衛門も作庭や植物栽培に使用し、飲料用「マリネックスゴールド」を愛飲している。世界中を駆け巡る元気の源になっています。
私はこの「マリネックス」を抱きながら、山本前社長の功績と研究結果を海図として、国境を越え、『人や植物、大地のための活動』という名の航海に出たいと思っております。
追い風が吹かず、なかなか前に進めない長い航海になるかもしれない。そのような時はみんなで漕ぎながら進んでいけばいい。嵐の時はみんなで一つのマストにしがみつき耐えればいい。そのためのバラエングループでありたいと思っています。
そのような記念日はやはり雨。レインマンと呼ばれる又右衛門らしさいっぱいです。外での記念写真は撮れませんでしたが、桜咲く日に、雨降って地固まる。何とも素敵な門出ではないかと思っています。
そしていつの日か、「マリネックス」で美しい地球を取り戻し、今日の日が『地球の記念日』と呼ばれるぐらいをめざしたいと思っています。
引き続き夢に向かって航海して行きたいと思っておりますので、バラエングループ各社および新加入のマリネックス社を今後ともよろしくお願いいたします。
バラエングループ代表 四代目 金岡又右衛門
株式会社マリネックス 代表取締役 金岡信康
数年前から取り組んできたプロジェクトが一つの区切りを迎えることになった。
このプロジェクトのために何度打ち合わせをおこなってきたであろうか?
何度資料をつくってきたであろうか?
それにもかかわらず足りないことがあったり、予期せぬトラブルがあったり、本当にハラハラドキドキであった。
しかしながら多くの仲間や協力者のおかげで何とかパーフェクトに仕上げることができたと言える。
今でもその樹を見上げると、関わってきてくれた仲間や関係者の顔が浮かんできて感極まってしまう。
本当に素敵なプロジェクトに関わらせていただけたと思う。とても良い経験となり、たくさん学ぶことができた。
見上げると街には桜が咲いている。とても美しく、しかし儚い桜の花。
それに比べて白く小さな花であるオリーブ。
見た目の印象は桜のほうが強いかもしれないが、オリーブの花もとても美しい。
私たちは世界的に厳しい今この時こそ、国境を越えて手と手を取り合って取り組んでいかなければならない。そして克服した時に「平和」「知恵」「勝利の栄誉」として咲き誇ってくれることを願っている!
咲け!オリーブ花よ!!
人と人、国と国を繋ぎ、人類が叡智を集め、平和を勝ち取る栄誉を称えるために・・・
ONE WORLD!!!
今週、ある大先輩と話す機会をいただいた。
想いが強すぎたため、普段以上に早口な上、かすれていてかなり聞きづらい声であったと思うが、一時も表情を変えることなく優しい目をして終始笑顔で私の話を聴いてくださっていた。
少しの時間であったにも関わらず、私の過去や深い想いまでをよみとっていただけたのが伝わってきた。
きっと私を受け入れ、耳だけではなく、感覚の全てで聴きとろうとしてくださったからではないかと思う。
さらに過分なまでの評価とともに、力強い言葉までかけていただいた。
とっても報われた。
いや、報われたというより、強い一筋の光が射しこんできたようにさえ感じた。
そして、後にいただいたメッセージに触れたときには心が震えた。
それと同時に新たな想いが芽生え、今まで以上に自分の中で力が湧き上がってきているのが実感できた。
長い年月を経て、固かった蕾みが膨みはじめたような気がする。
これからも引き続き、目をしっかり開いて、耳を澄ませながら、両手を広げて光の方向へまっすぐに進んでいこう。
春の訪れを全身で受け取れるように・・・。
前へ。前へと・・・・・
ここ最近、取り組んでいる内容や様々なプロジェクトに忙殺される日々のせいで、ブログやFacebookへのアップができずにいる。
もちろん筆不精?キーボード無精の言い訳とも言えるかもしれないが・・・
そんなこんなでアップできるものが少なかったが、今日は少し。
さて、今日3月14日はホワイトデーである。
ホワイトと言えば白。白と言えばハク。ハクと言えば我が家の一員である。
このハクと出会ったのは、9年前である。
翌日にオープンを控えた食品スーパーの準備の応援に行っていた時に、どこからか子猫の鳴き声が聞こえてきた。店の方とその声の主を探すも中々見つけることができずに、引き続き作業をしていたところ、陳列什器の奥から聞こえてきていることがわかり、みんなで助け出そうとするも、多くの人に囲まれてしまったためか什器の奥に入り込んでしまい、子猫を連れ出すことができずにいた。
そのような時に、オープンのために来ていた内装業のスタッフが、人が入れるのか?と思うような隙間から見事に真っ白の子猫を救出して、皆が歓喜の声をあげたのだった。
そして一同が良かった良かったと胸を撫でおろし、遅くまでかかったオープンの準備を終えて、そろそろ帰ろうとした時にバックヤードから戻ってきたスタッフが、私に「さっきの子猫ちゃんが・・・。」と話をはじめた。詳しく聞いてみると、お店の近くで生まれた野良猫ちゃんたちのうち1匹がエサを欲しさに紛れ込んでしまったようであるとのことだった。
食品スーパーなので、「仕方がないが保健所に引き渡すしかないかな」と相談をしていたらしく、それは何とかしたいという思いから、スタッフがそこで「うちの社長はネコが大好きで・・・」ということを切り出してしまったとのこと。
そして気がつけば、私の助手席にはガサガサと音を立てながら小さな段ボール箱に入った同乗者が乗っていた。
しかし私は、オープンの準備を終え帰社しなければならないにも関わらず、その場から車を出すことができずにいた。
「本当にこの子を連れて帰っていいのか?」みんなが帰った隙に箱から出して逃がせば、「生まれ育った地に戻れる。」「親や仲間と再会できるのではないか?」しかし再びお店に紛れ込んでしまうと、この子は保健所にいかなければならない。万が一紛れ込まなかったとしても交通量が多い道路に面した駐車場は危険がいっぱいで、そう長くは生きてはいけないであろうということなど、様々なことが頭の中で堂々巡りをして、この子にとって一番のしあわせは何だろう・・・と答えが出せずに数時間が経ってしまった。
ただ、数時間経ってもその答えを導き出せず、最終的にとりあえずこの場は危険だから帰る途中の近くの公園に放すのもいいかもと自分に言い聞かせてスーパーの駐車場を後にした。
そして気がつけば9年経った今、ここにいてくれる。
あんなにも小さく真っ白であった子猫が、薄茶色の耳に、曲がったしっぽ。
手のひらに乗るような子猫が今は約8kgまでになっている。育ち過ぎである。
その他の子たちよりもひとまわりもふたまわりも大きくなったこの子が、しあわせ太りであってくれたら嬉しいと思うのは、きっと我が家で暮らしたことが、この子にとって一番のしあわせであったはずだと、当時の思いに無理矢理答えを出したがっているのかもしれない。
確実に言えるのは、このハクが来てくれてしあわせな時間を共有出来ていることである。
今でもたまに布団の上で粗相をするハク。
トイレに入るとついてきて蛇口から水を飲むハク。
黒いパンツを穿くと必ずと言っていいほどすり寄って毛だらけにするハク。
いちばんおっとりしているためにいつもみんなに先を越されてエサが少ないハク。でもしっかりこんなにも大きく育ってくれて本当に嬉しく思う。ただただ願うのは一日でも、一時間でも長く、一緒にいてくれること。
そんなことを彼の寝姿をみてつくづくと感じたホワイトデーであった。
まだまだ他にもお世話になっている白(ハク)がいるが、このことはいつまでも話すことはできないかもしれない。そんなかけがえのないハクたちに心より感謝である。
今回は本当に久しぶりに秋田へと向かった。秋田は迎春用の根引松やダリアでお世話になっているが、今回は園芸ではなく、農業や環境事業での取り組みに関することで訪れることとなった。
朝一番から会社にて作業と準備を行い、お昼に伊丹空港に到着した。空港は新型ウィルスの影響であろうか、いつもよりひっそりしているようにも感じる。少なく感じる利用者の中でも、マスクをしている人の割合がとても高い。そのような中、私は市販のマスクや消毒用アルコールなどが手に入りにくいこともあり、自社品でウィルスの防衛策を講じ伊丹空港を出発した。
乗り慣れない航路を一時間少々のフライトで定刻に秋田空港へ到着した。そして急いでレンタカーに乗り込み、現地へと向かった。
目的地へ向かう途中、風力発電の風車が目に飛び込んできた。特に今回の訪問は環境についてのミーティングもあるため、余計にこの光景が印象に残るものになった。そして、現地の人とミーティングを行い、一段落したところでホテルに戻り、明日の準備とデスクワークを行うことにした。
翌朝からは車で、周辺地域の視察を行い、その後、農業分野において有機微生物農法などのテクニカルな部分とブランド産品の作出についてミーティングを行った。
その後は飛行機の時間まで周辺地域を見て周ることにした。有名な八郎潟の干拓地や松林などを見学。
その途中、巨大な「なまはげ」に遭遇した。かなりの迫力。
そして道の駅にて販売されている農産物をチェックし、情報収集を行っているとお土産物で気になるものを見つけた。
「くるくるなまはげ」・・・・・。何となく他人事ではないような感じがする。
その後、全国的に有名な秋田国際ダリア園や国際教養大学などの冬の状態を見学し、今回の秋田訪問のスケジュールを終えることができたため、少し早めにレンタカーを返却し、秋田空港へと戻ることになった。
ただこれだけでは終わらないのが私らしさなのか、空港のチェックインカウンターで、お決まりのように眼鏡がないことに気づいた。さっきまでの記憶をたどると、レンタカーに置き忘れたに違いない。あわてて電話をすると、やはり車の中で見つかり、親切に空港まで持ってきてくださった。今回は時間もたっぷり余裕があり、しっかりチェックをしたにも関わらず、恒例のように忘れ物・落とし物をしてしまい、自己嫌悪である。ただ今回は、それ以上の今後への期待感のため晴れやかな気持ちで秋田の地を立つことができました。
初めて訪れた街、初めてお会いできた皆様、なまはげ様、素敵なご縁をありがとうございました。
これからも引き続き又右衛門は、「環境に悪いことしている子はいないか~~?」「植物や自然の言うことをきちんと聞いているか~~?」と怖い顔して世の中を周りたいと思いますので、ご容赦くださいませ!!!
先週に引き続きミーティングやイベントなどでバタバタの週となり、ブログをはじめ、Facebookのアップもなかなかできず、気がつけば週末&月末になってしまっている。反省中!
昨日28日には、以前よりお世話になっている方から壮大なプロジェクトの相談があり、急遽福岡へと向かうこととなった。
残った業務をスタッフにお願いし、お昼前に慌ただしく空港へと向かった。
朝ご飯を食べる時間がなく空腹のままで空港へたどり着き、昼ご飯も食べる時間がないため、せめてラウンジで軽食をいただこうと思ったのだが、昨今のコロナウィルスの関係でラウンジでの食べ物のサービスは休止。飲み物もトマトジュースなど大きなPOTに入ったものはなく、コーヒーやジュースのみでがっかり。
さらに搭乗口に向かう通路もひっそりしている。
そのような中、すれ違う多くの人はマスクをしている。何となく病院にお見舞いに来たような気がする。
また搭乗ゲートでは、ICカードの異常でチェックインができない。少々疲れ気味の又右衛門は、このような些細なことでさらにテンションが下がってしまった。
そして機内でも、業務指示で仕方がないがCAさんはマスクにゴム手袋。マスク越しの顔はほぼ無表情に見える。ニュースなどの情報で危機感は感じていたが、この光景を目の当たりにすると本当に私たちの地球はこのままで大丈夫かと感じてしまった。
そのような中、福岡に到着。
私たちに時間がないので先方に空港まで来ていただき、オープンスペースの片隅でお話をした。
どのようなプロジェクトであるかについてはお伝えできないが、実現すれば世界中が驚く発明であろう。ビジネスになるとかどうかではなく次世代や地球環境を考えれば、何とか形にしたいと思う。またこのような素晴らしいことについて遠く離れた私に相談を持ち掛けてくれることに、ありがたさと将来に対する期待感も湧き、出発前から下がり続けていたテンションは上向きとなった。
空港内での数時間にわたるミーティングを終え、少し時間があったのでレストランで夕食をいただいた。そこで出てきたイカのお刺身を食べるときに頬っぺたの内側を噛んでしまい、またテンションが下がる。さらに帰りのチェックインでもトラブルがあり、さらにまたテンションが下がる。何とももろい精神状態である。
そのような状態であったが、機内で今日のミーティングの資料を読み返すと再び色んなことが思い浮かんできて、モチベーションを持ち直すことができ、最後はなんとか元気に伊丹空港に戻ることができた。
そして今日は2月29日、うるう日である。うるう日とは4年間のずれを調整する日である。昔のイギリスでは4年に一度、この日は女性から男性にプロポーズをすることが許された特別な日であるらしい。素敵な日である。
今年行われる予定の五輪も4年に一度のスポーツの祭典。今年のうるう日は、コツコツ溜まったデスクワークを行っているが、次のうるう日はきっと何か自分なりの特別な日にしてみようと思う。
そう思いながら4年後を考えてみると、又右衛門は4年後には60歳、還暦である。昔の60歳と今とでは大きな違いがあるかもしれないが、自分なりにいい歳になったものだと考えてしまう。ただまだまだやらなければならないことが山積みで、小さなことでテンションが上がるや下がるとは言っていられない。
又右衛門にとっては、そんな気持ちのズレを直すうるう日となった。
先週に引き続き、今週も2回目となる都内。
毎週2回のペースは、小さい頃のお絵描き・お習字教室なみです。
前日は大切な打ち合わせがあるので、一旦大阪にもどり早朝の飛行機で再び上京となった。
いつものように伊丹空港で飛行機に駆け込み、羽田に到着してから急ぎ足で国立代々木競技場へと向かった。
今日はここで開催されているクリエイティブの祭典と言われる「rooms」の見学と陣中見舞いに訪れた。この展示会は以前お世話になったアッシュ・ペー・フランス株式会社が主催されているトレードショーである。
『roomsは、世界中のファッション、デザイン、アートを中心に約500ブランドが参加し、25,000人を動員するトレードショーです。2000年の設立以来、20年もの間、常に最新の情報を発信し続けてきました。若手デザイナーの登竜門としても知られるroomsは、まだ世に出ていない才能に直接出会える場です。会期中は、商談、お買い物、ご飲食の他、アート展やトークショーなどのコンテンツも充実。1日通して楽しめるイベントです。』
※rooms HP(https://www.roomsroom.com)より引用
とあるように大手メーカーが林立する展示会とは大きく違い、新鮮さとワクワク感がいっぱいであった。
会場内は斬新なデザインの服をはじめ小物などのファッション関連が多く、変わったもの好きの又右衛門は何度も足を止めながらの見学となった。中には素敵な盆栽や園芸関連のグッズも見受けられた。
そして少し時間がかかってしまったが、展示会の目的地でもあるエシカルエリアのフタバフルーツさんブースへと到着した。
フタバフルーツさんは東京都中野区で80年続くフルーツショップ。地元に根ざしたフルーツショップでありながら、自然を愛し、人とのつながりを大切にする三代目 成瀬大輔さんがフルーツの美味しさや美しさを伝えるために様々な分野の方々と積極的に取り組んでおられ、その範囲は無限である。
代表の成瀬さんは、弊社にお越しいただいたこともあり、会うたびに学ぶことが多くある、とても魅力的な方である。
今回の出展でもエシカル部門でアワードを受賞されていた。さすがである。
そして大和橘プロジェクトでも関わっている大切なパートナーでもある。この日も各ブースを一緒に周りながら、今後の取り組みについて意見交換ができた。果物業界と花き業界のマーケットは必需品とは受け入れていただきにくいところがあり、景気によっては削減される背景もあるなど胡坐をかいては先細りしかない厳しい業界である。そのために危機感をもって新しいことにもチャレンジしていかなければならないという共通の認識と、代々受け継いできたものを大切にしながらも斬新なことにチャレンジしていく考えも同じで、これからも一緒に様々な取り組みをできればと思っているので乞うご期待である。
残り少ない時間で見学させていただいたが、特に感じたのが「エシカル」に関わる取り組みが注目を受けていたということと、出展者が花き園芸業界ではないのに植物をうまく活用してブースをつくられていたり、たとえ少しのスペースでも植物を意識したブースになっていたりすることであった。
正直、私たちの花き関連の植物を集めることに意識を集中した展示会では作れない雰囲気で魅力的に感じた。確かに花きの展示会はBtoBが主流であるが、BtoCの展示会を積極的に行いうことで需要の拡大やマーケット調査にも繋がり、新たなものを創り上げる機会になるとも思った。他にも音楽や食の新しいものが含まれており楽しみが湧き上がってくるものがあり、これが主催者の言う「創出」という機会づくりであると感じた。
そして一通りのブースを見学させていただき、会場を出ようとしたときに、ちょうど運営者の坂口様とも再会でき、あらためてこの展示会の方向性や今後の取り組みについて聞かせていただくことができた。
「エシカル」「人」「植物」「環境」「アート」そして「創造」と私たちチーム又右衛門が大切にしていることとも大いにリンクしており、大いに学ぶことができた。
また「一緒にできること。しなければならないこと。」とともに、国内外の仲間の顔がすでに私の頭の中で駆け巡っている。これを何とかアウトプットできる機会を作っていければと思っているので乞うご期待である。
その後は、お世話になった方のご令嬢の結婚式・披露宴に出席させていただき素敵なご縁に触れることができた。
今日はとても恵まれた日だと実感しながら、またまた羽田空港に大急ぎで向かい、今回は搭乗時間に間に合い、落とし物もなく無事帰りつけた。そんな又右衛門の1日でした。
私が育った街である宝塚にて活動される宝塚グリーンライオンズクラブ様の例会にてゲストスピーチの機会をいただいた。
例会の出席者は地元を中心に多方面でご活躍されている先輩方や次の担い手の方々で、そのようなメンバーの前でお話をさせていただけることは光栄なことである。
それに加えて、先代である父は宝塚すみれライオンズクラブのチャーターメンバーであり、存命中に父が大変お世話になった方のお顔もお見受けしたのもあって、まるで先代がどこかの席で見ているような気がしてしまい、父親参観日のようなかなりの緊張の中でのスピーチとなった。
現在では宝塚すみれライオンズは、この宝塚グリーンライオンズと統合されたとのこと。
スピーチの後は、素敵な会食をご一緒させていただき、続く例会のプログラムにも参加させていただき、皆様の献身的な活動の一端をのぞかせていただくことができた。
すみれと言えば、宝塚市のシンボルフラワーである。
宝塚歌劇団の代表曲として「すみれの花咲くころ」が歌われることもあり、そのことを知られている人も多くあります。
そのすみれも、西谷地区のダリアも、日本三大植木産地と言われたほどの山本各地区や中筋、平井などの植木もすべて植物。そこに造園技術、環境緑化の先端技術も盛り込み、みどり(グリーン)の力を統合させれば、きっと日本を代表する「健康なみどりあふれる豊かな街」になれるでしょうね。
人と植物を力いっぱい愛せる次世代を育むためにも。
すみれからみどり(グリーン)へのバトンを・・・。