四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2020.02.29

うるう日(2月29日)にて思うこと。

先週に引き続きミーティングやイベントなどでバタバタの週となり、ブログをはじめ、Facebookのアップもなかなかできず、気がつけば週末&月末になってしまっている。反省中!

昨日28日には、以前よりお世話になっている方から壮大なプロジェクトの相談があり、急遽福岡へと向かうこととなった。

残った業務をスタッフにお願いし、お昼前に慌ただしく空港へと向かった。

朝ご飯を食べる時間がなく空腹のままで空港へたどり着き、昼ご飯も食べる時間がないため、せめてラウンジで軽食をいただこうと思ったのだが、昨今のコロナウィルスの関係でラウンジでの食べ物のサービスは休止。飲み物もトマトジュースなど大きなPOTに入ったものはなく、コーヒーやジュースのみでがっかり。

さらに搭乗口に向かう通路もひっそりしている。
そのような中、すれ違う多くの人はマスクをしている。何となく病院にお見舞いに来たような気がする。
また搭乗ゲートでは、ICカードの異常でチェックインができない。少々疲れ気味の又右衛門は、このような些細なことでさらにテンションが下がってしまった。
そして機内でも、業務指示で仕方がないがCAさんはマスクにゴム手袋。マスク越しの顔はほぼ無表情に見える。ニュースなどの情報で危機感は感じていたが、この光景を目の当たりにすると本当に私たちの地球はこのままで大丈夫かと感じてしまった。

 

そのような中、福岡に到着。
私たちに時間がないので先方に空港まで来ていただき、オープンスペースの片隅でお話をした。

 

どのようなプロジェクトであるかについてはお伝えできないが、実現すれば世界中が驚く発明であろう。ビジネスになるとかどうかではなく次世代や地球環境を考えれば、何とか形にしたいと思う。またこのような素晴らしいことについて遠く離れた私に相談を持ち掛けてくれることに、ありがたさと将来に対する期待感も湧き、出発前から下がり続けていたテンションは上向きとなった。

空港内での数時間にわたるミーティングを終え、少し時間があったのでレストランで夕食をいただいた。そこで出てきたイカのお刺身を食べるときに頬っぺたの内側を噛んでしまい、またテンションが下がる。さらに帰りのチェックインでもトラブルがあり、さらにまたテンションが下がる。何とももろい精神状態である。
そのような状態であったが、機内で今日のミーティングの資料を読み返すと再び色んなことが思い浮かんできて、モチベーションを持ち直すことができ、最後はなんとか元気に伊丹空港に戻ることができた。

 

そして今日は2月29日、うるう日である。うるう日とは4年間のずれを調整する日である。昔のイギリスでは4年に一度、この日は女性から男性にプロポーズをすることが許された特別な日であるらしい。素敵な日である。

 

今年行われる予定の五輪も4年に一度のスポーツの祭典。今年のうるう日は、コツコツ溜まったデスクワークを行っているが、次のうるう日はきっと何か自分なりの特別な日にしてみようと思う。

 

そう思いながら4年後を考えてみると、又右衛門は4年後には60歳、還暦である。昔の60歳と今とでは大きな違いがあるかもしれないが、自分なりにいい歳になったものだと考えてしまう。ただまだまだやらなければならないことが山積みで、小さなことでテンションが上がるや下がるとは言っていられない。
又右衛門にとっては、そんな気持ちのズレを直すうるう日となった。