四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2017.05.18

又右衛門 いざスペインへ ⑦ バルセロナ

早朝バレンシア出発し、Renfeにてバルセロナをめざす。

 

 

自らの座席を確認し、いつも愛用させていただく食堂車に移動してデスクワークを行った。

 

 

海岸線を走るため、景色は結構いい感じを楽しむことができる。ただ毎度のことながら、たまった仕事で景色を楽しむことはできず、身体にコーヒーを流し込みながらの時間を過ごす。

 

そして約3時間で到着。そこからホテルに荷物を預け、ナーセリーを訪問した。

 ここでも「みどりのサンタ」として、年内のプロジェクトに向けての活動をさせていただいた。

 

このナーセリーには樹齢1000年を超えるオリーブが多くあり、とても魅力的なゾーンがある。但し直接地面に植わっている物が多く、輸入をするには、互いのかなりの労力と、オリーブ自身の体力が必要なため課題は多く残るが前に向いて取り組めたらと思う。

 

 というのもオーナーの無骨ながらも、私たちにこう言った。

「私たちは、お金のために植物は売らない。相手の会社の大きさや買ってもらえる数も関係ない。扱ってくれるパートナーの取り組み姿勢や植物に対する愛情が優先される。」と。

 

実際に、先日、アジアのバイヤーが訪れ、コンテナ数十台の注文をしたいと言ってきたらしい。その際も実際の販売する先を確認し、植物にとって良い状況でないと感じ、取引をしなかったとのこと。ここスペインでも同じような志の方々に出逢え、様々な情報交換ができて本当によかった。

 

そして時間となり再会を約束して、宿泊地の市内へと戻った。ホテルに向かう車窓からサクラダファミリアが観えてきたので、お願いしてその近くで降ろしていただき立ち寄ってきた。実はスペインには10回ほどは来ているのだが、サクラダファミリアを観ることができたのは初めてである。せっかくなので中へ入りたいと思ったのだが、予約が必要なため中には入れず、約10分間だけ見学して、そこから歩いてホテルをめざした。

 

そして最後の晩餐いうのは少し寂しい食事であったが今回の渡欧の簡単な打ち上げをしてホテルに戻り、明日の帰国の準備を行い、深夜眠りについた。

さて明日は帰国の途につく。落とし物失くしものをせずに無事に帰れることを祈っておこう。