四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2016.09.13

バンコク訪問記 ①

今回の訪問記は出発前からのバタバタのせいか、正直体調が万全でないのと、現地での深夜まで続くミーティングなどで、パソコンに向かう時間が全くなく、相変わらずの乱文にさらに、駆け込み書きみたいになってしまうこと申し訳ないです。ごめんなさいです。

 

まずは12日 出発間際まで仕事をし、自宅に戻りパッキングを済ませて、夕刻宝塚を出発。そうして数時間後関空に到着した。夜もあってだか以前よりは利用客は増えたものの、他国と比べ相変わらずひっそりとした空港は、何だか物悲しく感じた。

 

そして出発までデスクワークを行い、そろそろ出発かなと思っていたら、機材点検のため出発が遅れるとのアナウンスが流れた。その後何度かアナウンスが繰り返し流れて、結局最終的に、当初の出発予定時間より3時間遅れでの出発となった。

普段なら、比較的せっかちな性格の私はストレスがいっぱいたまるとこだけど、今回は、その時間のおかげで、この関空について少し考える時間ができたので個人的には良かったのではと思っている。

 

今、シンガポールの空港では、ガーデンバイザベイのように、私たちの各国のビジネスパートナーのユニークな植物が導入されたり、新しい技術での植栽が始められたりしている。

その活動に間近にみたり、場合によっては関わらせていただいたりすることが増えてきている中、やはり一番に頭に浮かぶのは、私たち自国、地元の空港である関西空港も、もっと花や緑を増やし、それらを日本人が持つ美意識でデザインすることで、訪問者に感動を与えることができるような空港にしていきたいと強く感じる。

 

できれば空港自体が植物園やガーデンショウのようなものでも良いのではないかと勝手に想像を何倍にも膨らませ、是非機会があれば業界のみんなで手をつなぎ、この地から発信することができないかなどと考えていたので、この3時間はあっという間に経った感じがした。



そして、遅れての搭乗から6時間後、日付も変わり13日に朝にバンコク スワンナプーム国際空港に到着。飛行機をタクシーに乗り換えてホテルへと向かい、前日に到着しているパートナーと合流となった。

 



その後、パートナー企業の所用で、バンコク駅に向かうことになり、駅周辺をうろついてみた。

 

 

すると日本駅構内では目にすることがない光景が飛び込んでくる。大きな駅のホームでの集団散髪である。

これはいったい何事かと思い、その方たちに聞いてみると、普段はデパートやホテル、ヘアカットのお店で働いている方々が研修も兼ねてだが、ボランティアで多くの人のカットを行っているとのことであった。私はこのプロジェクトがとても素敵に感じ、しばし見とれていた。

 

すると、私の先輩でありパートナーでもある岩本社長が、バンコクではビジネスシーンでロン毛と髭はタブーなので、せっかくの機会だから明日に向けて又右衛門の髪の毛をここで切ろうという無茶ぶりをしはじめて、危うく私のトレードマークであり、残り少ない資源の髪の毛が奪われそうになったが、一生懸命抵抗することと、当日は髪の毛をくくるという条件で、何とか許しを得て、難を逃れたのである。結構、又右衛門危機一髪であった。

 

その後は場所を変えて、ミーティングと、タイ国の要人との食事会などを重ねて、深夜ホテルに戻った。

 

ホテルでは昼間の危機一髪やフライトでの徹夜などのせいか、少しぐったりムードなのと、今回の訪問のメインイベントもあるので、仮眠程度しか時間はないが、少しでも睡眠をと思い、デスクワークは控えめにして、明日に備えて眠ることにした。