四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2023.06.22

又右衛門 欧州へ(帰国) 最終回 ~失ってはいけないもの~

イギリス、スペイン各地の訪問を終えて、最終バレンシアより帰国をした。

バレンシア空港の搭乗手続きでは、未だに「Visit Japan」のQRコードを要求され、日本はもう要らないですよと何度も言ったが、中々聞き入れてもらえず、再三の要求の結果、最終的に渋った感じで「入国できないよ」と言いながら発券していただき、出発することができた。

そして経由地であるパリ シャルルドゴール空港に到着。

何となくおしゃれな感じが素敵な広い空港内を移動。

最寄りのターミナルまで移動し、無料のラウンジで、せっせとたまった作業と格闘し、少しトラブルもあったが、無事いつもお世話になっているJAL便で羽田に向かった。

復路の飛行機は南回りのため往路に比べて少し時間が短く13時間ほどの移動になる。移動中の飛行機は、今回は少し疲れたので眠れるかな?と期待し、電気を消して試みたが、やはり今回も同じで眠れなかった。

ただおかげでたまっていたデスクワークも半分以上は消化することができ、何とか帰国後の週末作業で遅れを取り戻せるかなというところまで進めることができた。

そうこうしているうちに機内で2回の食事をいただいて、羽田空港に到着。座り続けた腰を伸ばして、大きく息を吐いて日本の空気を吸って安心した気分になれたのだが・・・まだまだそれで終わらないのが又右衛門である。

 

今回の渡欧でとても大事なバッグを置き忘れ、飛行機に搭乗する前に他の乗客に教えていただいて何とか難を逃れられた。またナーセリーに財布入りのウエストポーチを忘れたが、ナーセリーから連絡があり、無事に手元に戻ってきたということもあった。そんなこんなでも何とか無事終えられ帰って来ることができたと思っていたが、最後の最後、羽田のターンテーブルには、私たちのバッグの姿を見ることができなかった。

JALの係員の方にお聞きすると、パリを通過した記録が残っていないので捜索中ということであった。バレンシア出国時に誤った情報として「Visit Japan」がないと入国できないと言っていたのが、荷物になってしまったと苦笑いをしながら、ロストバッゲージの手続きを行い、おかげさまで身軽に羽田空港から伊丹空港へ移動することができ、無事に帰宅することができ、久し振りに湯船につかりながら、10日間のイギリス、スペインを振り返り、多くの気づき、素晴らしい植物、人、技術、製品に出逢うことができた大変意義深いものであった。

今回は、現在は他社に勤める長男であるNobuhiro氏をアシスタントとして帯同させて、社会人の先輩として、しっかり学んで、会社の役に立ててきたであろうかなどの確認をしたが、明らかに私の同じ年の時よりはしっかりしていたと言えるであろう。
今後については本人の意思次第を優先した選択であるべきと思っている。そしてどのような選択であっても、自らの信じる道を実直に進んでいけば良いであろう。そしてその活動の中において、社会が間違った方向性に向かおうとした時に、大きな声でNO!と言い、歯止めをかけ、正しい方向性に軌道修正できるような人になっていってくれればと思う。それを達成するために頑丈な鎧で包まれた大企業の大軍の一員で進むか、丸腰同然の小さな会社だが、たった一握りしかいないが素晴らしいかけがえのない仲間と共に挑むことの方が達成できるのかを自分なりに判断をし、いずれの道であっても必ず社会に貢献できるような人になっていただければと思っている。

しかし本当にいろんな意味で意義深い渡欧となった。おまけに好きなことして3kgのダイエットまでできて嬉しいばかりである。今回も私のようなものをサポートしていただけた皆様、そして渡欧させていただけている環境を作ってくれているスタッフ、パートナーに感謝である。後はまだ旅を続けるスーツケースが帰って来るのを祈るばかりである。

さてそのような皆さんに甘えながらも、絶対失ってはいけない信念以外は、たまに失くしてしまうこともあるが、まだまだ又右衛門は走り続けますので引き続きご支援よろしくお願いします。

いつもながら日本語がかなり微妙な又右衛門ブログ その欧州編をお読みいただきありがとうございました~~~。gracias!!!!