四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

さて今回は、新しく始まるプロジェクトや始まりそうな取り組みなどをチラッと報告させていただきます。

今回の訪問でもいくつかの新しい出会いがあった。

ここはバンコクの新しいマーケットである。ほとんどが切り花、それも加工品が販売されている。

多くは仏花などのお供え用である。価格も20バーツ(約80円)~、各店舗よく似てはいるが少しずつ違いもあったりして、楽しませていただいた。

中には花束を販売している店舗もある。マーケット全体で300店舗ぐらいが入っていたように思う。

両脇には仲卸もあり、貿易も行っているようだ。バラエングループもタイにおいて仲卸の運営を、とのお声掛けをいただいたが、そう簡単にハイ!とは返事をできなかった。ただ、今後どのような展開が待っているかは分わからないので、引き続き可能性を探ってみたいと思う。

東北部で、観葉や花木を生産・輸出している有力なナーセリーとも出会えることができた。

このナーセリーでは、自生の植物を許可を得て採取・栽培しており、知識が豊富で、貿易の経験値も高い。実際に私たちが訪問した時も中東からのお客様がいらっしゃっていて、輸出のための準備を終えたところ、とのことであった。

私たちの取り組みについてお話しすると、強く興味を持っていただけ、私たちが要望する植物を一緒に探していただけることになった。さらにその植物を管理し、輸出までの養生を行う『又右衛門エリア』までを作っていただけるとのこと。そのナーセリーでは、現在日本へ輸出は行っていないそうで、今後はパートナーシップを結んで私たちを窓口にビジネスを進めていくことに合意をいただけた。新たに強力なパートナーができ、今まで調達が困難であったものも可能になってくるので、本当にうれしいばかりである。

また、とても興味深いプロジェクトが始まる可能性が出てきた。バンコクを代表する商業施設などの植栽デザインや工事を行っている著名なチームの代表と、接点を持つことができた。オフィスを訪問し、バラエングループの取り組みや、又右衛門の活動を丁寧に説明する機会をいただいた。

数時間にわたり話をさせていただき、お互いに共感、意気投合することができ、口頭レベルではあるが、新しいプロジェクトを一緒に行っていこう、ということになった。その内容についてここでは控えさせていただくが、これまでの構想が急展開で進んでいくことに身震いするぐらいである。皆さんに公開できる日が楽しみで仕方ない。

今回は、昨年のタイ訪問時から進めていた花器や花材についてアップをさせていただきたいと思う。

タイ北部の田舎町に植物を探しに行った時、宿泊地近くの公園で大きなツボを見かけて気になったので、公園事務所に問い合わせた。生産地の情報を入手し、予定を変更して村深く入り込んで見つけることができ、現在に至る。

突然の訪問であったが、現地の資源、技術、文化を活かした私たちの取り組みについてお話ししたところ歓迎いただけ、又右衛門プロデュースにて一気に話が前に進んだ。

そしてその試作品が仕上がった。

多くの場合、試作品から本生産へ至ることはなく、試作を繰り返すことが多いが、今回は良いサンプルができたと思う。

数か月後、このサンプルは日本に到着をするので、日本で多くの方々にアドバイスをいただきブラッシュアップできればと思う。

また現地カフェなどで時折良い形の流木を見かけることもあったので、調べていたところ、気に入ったものを見つけることができた。

現地において有効利用しきれていなかった様で、今回の提案を喜んでいただけ、私もハッピーである。またヤシ加工品やドライフラワー、ソラフラワーなど、まだまだ可能性を秘めたものが多くあるので、今後もしっかりアンテナを張っていきたく思っている。
私は、新しいものを生み出し、お互いが幸せな気分になれるような取り組みを心がけている。今回もそれができたのでは、と自分勝手かもしれないがそう思っている。

今回ご案内させていただいたものは、しばらくして日本に到着するので是非皆さんにも手に取って見ていただき、私たちの活動をご支援いただければ嬉しく思います。よろしくお願いします。

さて今回は観葉植物、植木類についてアップをさせていただきます。

タイと言えば、ラン以外に観葉植物の生産も盛んで、弊社も数年前から特徴のあるものに限って輸入をしている。まずはディスキディアなどの吊り鉢や、斑入りモンステラなどの産地を訪問した。

日本でもお馴染みのものから、まだまだ輸入量が少ないものまであり、様々な可能性があると感じた。

例えばアデニウムもそうであろう。このようなアラビカムは多く出回っている。

しかしこのような葉がクルクルのものは少ないであろう。

さらに写真のように木肌が黒いものは、日本での流通量はまだまだ少ない。中にはかなり高額で取引されているものもあるようだ。

また、数は少ないがこのように花が二重のものもあるので、まだまだ魅力的なものは多いと言えよう。
そう遠くないタイミングで日本にやってくるので楽しみにしていただければと思う。
また上記のアデニウムのような小型のものもあれば、中型サイズのヤシ類もある。

このような葉が螺旋状の物などはとても魅力的であろう。

日本ではまだまだ少ないオールドマンパーム

個人的に好きなウチワヤシ。小さなものから背丈ぐらいのものがあり、楽しくなる。その他、超レアなソテツもあった。価格を聞くと数千万円とのことで、恐ろしくて写真を撮るのも忘れるぐらいであった(笑)。

続いて写真のような日本ではめっきり少なくなった大型のフィカス・ベンジャミナや、

フィカス・ベンガレンシスなどが日本向けにブルペン入りするところである。これもまた楽しみである。
他にもインドボダイジュや斑入りバオバブなども順調に準備が進んでいるので、今春以降楽しみにしていただければである。

また、トピアリーも生産されている。

幾何学的な形から、象さんなどの動物もある。今年の干支であるうさぎさんも良い表情をしていた。日本でも柘植などによって生産されているが、タイでの生産は約7か月で写真のようなものに仕上がる、ということである。

実際に他国からも多くオーダーが入っているようで、興味深く話を聞かせていただいた。

などなど、以上が観葉植物の報告になります~~。いかがですか~~???興味がある方はお気軽にご連絡をいただければです。

今回は、まずバラエングループの海外メイン事業である生産・貿易における花き園芸生産地を訪問したので報告を。

タイと言えばやはりランが一番に頭に浮かばれると思う。実際に弊社も二十数年前にタイからデンファレを直輸入したが継続することができず、現在は輸入商社にお任せをしている。

今回はバンダ農園を訪問した。今の時期は最盛期とは程遠いので開花はまばらではあるが、開花している花の中には良い色をしているものがあった。

普段バンダを取り扱うことはあまりないが、切り花としても鉢植えとしても面白く感じるものもあった。

またバンダ以外にアスコセンダなどもあり、新しい使い方の発想が浮かんだ。近いうちに皆さんにご紹介できるかもしれないので、乞うご期待である。

その他、花鉢生産者をいくつか回った。前回も立ち寄ったブーゲンビリアの生産者も記憶に残った。

特にアーチは美しさも迫力もありメルヘンチックでもある。実は見た目によらず少し乙女チックな又右衛門は心をくすぐられた。日本にこのまま輸入することは難しいが、機会があれば何らかの形で皆さんにも観ていただきたいと思う。

というわけでいくつかの生産者からピックアップさせていただいた。次回は観葉や花木の生産地をご紹介できればと思っています。ではでは。

昨日、えべっさんに参拝し、1年間仕事に向き合うための完全武装?を整えた私は、11日朝から夕方まで詰まった大事なプロジェクトのリモート会議に出席し、終わると同時に伊丹空港へと向かった。

深夜便にて今年最初の海外出張となるタイへと向かう。

伊丹でチェックインを済ませ定刻に出発し、羽田空港を経由。

機内で照明が落とされても相変わらず眠れぬまま、約6時間の飛行後、翌12日朝5時にバンコク スワンナプーム空港に到着した。

保有しているAPECカードのおかげでFast Trackを利用させていただき、待ち時間なくすっと入国することができた。

そして早々とターンテーブルから出てきたスーツケースをピックアップし、そのままタクシー乗り場へと向かった。

タクシーの順番待ちカード手にして、指定のタクシーへと向かう。その姿を見てドライバーさんが私に駆け寄り、車内へと導いてくれた。私は「メーターを倒して」とお願いしたが、なんだかんだと理由をつけてメーターを倒そうとしない。そこで、行き先を告げて価格を聞いてみると、かなり法外な価格を言ってきたので、こちらも強気で交渉したが、お互いたどたどしい英語でのやり取りなのでうまくまとまらない。初日の朝から言い合うのも嫌なので、少し高めの料金で手を打ち、結局談笑しながらホテルへと向かった。

空港を出て約30分でホテルに到着。領収書をお願いしたがそれもなく(タイのタクシーでは普通かも)、少し呆れてしまった。ただ無事に到着できたことが何より、と前向きに考え、スーツケースをフロントに預け、活動を始めることにした。

タイのパートナーと共に車で移動。途中、コーヒーを買うのとトイレ休憩を兼ねてCafé Amazonに立ち寄った。Café Amazonは主にバンコクに店舗展開し、今では2,000店舗以上を有するコーヒーチェーン店である。そして縁あってCafé Amazonの日本展開が始まる時には、ボタニカルプロデュースに又右衛門を抜擢いただき、関わらせていただいた。

タイの店舗で又右衛門は直接関わっていないが、お店によっては写真のようなバオバブを用いて、素敵な空間になっている。そしてコーヒー片手に車へ戻ろうとした時、気になる屋台で照り焼き風の焼き鳥1本買って食べ、出発から2時間強で目的地に到着した。

さて今日からの約1週間、今回はどのような出会いがあるか楽しみである。

今日は1月10日。10日と言えば私にとっては、まずえべっさん(十日戎)が頭に浮かぶ。それは小さな頃から両親に連れられてほぼ毎年参拝していたからである。

ただ参拝と言っても子どもの頃は、イカ焼き、トウモロコシ、りんご飴などの露店が楽しみで付いて行っていたのが本音ではあるが・・・。

えべっさんは、皆さんご存知の通り1月9日~11日まで執り行われ、主に商売繁盛祈願のお参りである。その三日間のうち9日が宵えびす、10日が本えびす、11日が残り福、と言われている。私はその三日間のうちで仕事の都合に合わせ、今年は10日の本えびすにお参りさせていただいた。

2年前のえべっさんは、COVID-19の影響で露店はほぼ出店していない状況だったが、昨年から少しずつ増えており、今年はほぼ例年のようにお店が並んでいた。そしてマスクはしているものの人手が戻り、活気が戻りつつあった。そのような中、正面である通称赤門をくぐり本殿に向かう。

ひと昔前のような混雑はないため、ゆったりした気持ちで順路を進み、途中で神札を授かり、本殿にてお賽銭をおさめた。そこでしっかりと1年間のお礼を伝えさせていただくことができた。

そして西宮名物の本マグロを拝ませていただいたが、ここもそれほど混雑なく、スムーズに進むことができた。

そして、しばらくすると福笹を授かる場所があり、それを過ぎると多くの吉兆(さらえや熊手などの縁起物)を販売しているお店が所狭しと並んでおり、多くの方がそれぞれの思いでお店を選び、その中から吉兆を選んでいる。

私は以前からお世話になっている福富さんを訪問。福富さんも私たちが来ることを待ってくださっており、特別なお土産まで用意していただいていた。

そして数ある中からインスピレーションで、熊手と宝船などを選んだ。昨年は厳しい環境の中、スタッフが頑張ってくれた。そのお礼と今年の祈願を併せて、ひと回り?ふた回り?大きなものを選んだ。

そして福富の皆さんと私たちで大きな手拍子を打って、お互いの健康と商売繁盛を祈願した。続いて、お神楽にて祈願をさせていただいた。熊手を持って、多くの人に声を掛けられながら順路をすすむ。

毎年恒例のお化け屋敷を横目で見ながら、最後に「荒えびす」さまを参拝し、帰路についた。

例年であれば、ここから先の露店で食べるのが楽しみであるが、まだCOVID-19の影響があるのと、大きくて重い熊手を息子に持たせた心配もあったので、そのまま西宮えびす神社を後にした。

そして大阪営業所、本社と順番にお札をお社に納め、吉兆を飾り、恒例の行事を無事滞りなく終えさせていただくことができた。

おそらく今年も昨年と同じである。読み返してはいないが昨年のブログでも同じことを書いていると思う。でもこのように同じことを同じように繰り返しできることは何よりであると最近つくづく思う。ご支援いただいている皆様や、実直に取り組むスタッフのおかげである。

新年の参拝に続いて、えびす様参拝でしっかり準備が整えることができた。
さ~~、今年一年、来年も同じことがブログで書けるように取り組んでいきたいと思う。頑張ります!!!

1月1日 まだ辺りは暗い中、元旦の朝を迎えた。

まずは自宅の神棚をお祀りさせていただき、祝詞を唱えて1日のスタートとなった。

そして自宅を出発し、宝塚山本の東の宮である松尾神社を参拝させていただいた。朝早いせいもあり、参拝者はまばらで、ゆっくりお参りさせていただくことができた。

続いて昨晩のお礼参りと同じように西の宮である天満神社を参拝し、本社の神棚をお祀りに向かったが、新しい年でも相変わらずのおっちょこちょいの私はお供え物の1つを忘れてしまったが、時間の関係でそのまま大阪営業所のある豊中へと向かうことにした。

大阪営業所では、事務所の神棚と仲卸店舗であるローズガーデンの神棚、そして個人的に崇拝している神様をお祀りさせていただき、昨年の御礼と新年に対する想いを伝えさせていただいた。

その後、大阪営業所の氏神様である春日神社を参拝させていただいた。そこでは、普段から大変お世話になっている宮司様にもタイミング良くご挨拶をさせていただくことができた。その後、摂社末社を参拝させていただき、再び営業所へと戻った。

そしてこれも毎年同じにはなるが、私たちの商いの拠点といえる生花市場の兵庫県生花 大阪本部へと向かうことにした。

そして市場の真ん中にて、土地の神様に昨年1年間、私やスタッフや会社を守っていただいた御礼の意味で、あくまでも我流で作法も何もできてはいないが、感謝の意を込めてお神酒を供えさせていただいた。

思い起こせば、先々代社長である父に市場に連れられて、この地に通っていた学生時代から40年以上になる。そしてこの市場にて現社長である東社長はじめ、歴代社長に大変可愛がっていただき、多くご指導をいただき今このように仲卸をさせていただいている。

私が駆け出しのころには、掛け売りなどは許されず、花を仕入れる現金がなく、お年玉などで貯めた貯金を崩して現金で花を仕入れたり、恥ずかしながら、従業員にお金を借りたりしながら、花を仕入れたこともある。セリで花を買えなかったときには、お金を握りしめ問屋にいって買わせていただいたりもした。その時、私の悲壮感いっぱいの姿を見て「カモが来た!」とひそひそ笑っている人たちもいた。悔しい、恥ずかしいと思いながらも、見栄っ張りの私は、彼らに「カモが来ました。助けてください。お金足らないけど今から何とかします。」と笑いながらお願いして花を譲ってもらい、帰りの車で涙が止まらなかったこともある。

確かに当時は汗と涙の繰り返しではあったが、今思い返すとかけがえのない経験であり、大きな学びであったと思う。

そして、現スタッフとの素敵なご縁をいただき、彼らも日々経験と学びを繰り返し、頼りない私を支えながら、今では私など全く必要がない状況にまでなっている。本当に感謝である。

市場の真ん中に腰を下ろしていると、このようなことが走馬灯のようにめぐってくる。何もかもがありがたいものである。これからも引き続きお世話になった市場の仲卸として、花卉園芸業界の一員として、植物活動家 四代目 金岡又右衛門として、やらねばならぬことをしっかり見据えて、植物のために実直に歩んでいきたいと改めて想う。

それにしても、腰を下ろして何とも言えない温かさを身体で感じていると、沸々と勇気が湧いてくる。まだまだチャレンジはこれからだ。楽しみな1年である。

植物活動家 四代目 金岡又右衛門

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりましたこと心より深く感謝申し上げます。

多くの課題を抱えながらも、何とか晴れやかな気持ちで新しい年を迎えることができましたのも、ひとえに皆様のご指導ご協力のおかげでございます。本当にありがとうございました。

2025年には大阪・関西万博、2027年には横浜園芸博覧会、それぞれがカウントダウンに入り、花卉園芸業界にとっては、またとない挑戦と変革の時代の到来かと思っています。

さらに2030年はSDGsの目標年であり、バラエングループの150周年となる大きな節目を迎えることになります。その年をスタッフ一同、胸を張って迎えるために、実直に日々の努力を惜しまずに取り組んでまいります。そして国内外に拡がるネットワークの素敵なパートナーたちと共に、私たちが長年培ってきた力を最大限に活かし、業界の枠を越え、「健康な植物(みどり)の力で社会の課題を解決する。」ために活動していく所存です。

ただいくらその想いは強くとも、皆様のご指導ご支援など、お力添えがなくては達成できないものです。

今回の写真はスペインのオリーブです。
ウクライナなど様々な争いがあった昨年ですが、今年こそは安寧な年になることを願い、平和の象徴であるオリーブを使いました。
この樹齢1500年以上といわれるオリーブは、ひょっとしたら海を渡り日本に来てもらうことになるかもです。その際には改めて紹介したいと思っております。

2023年、皆様にとって幸多き年になりますことを心より願っております。

それでは本年もご指導ご鞭撻賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

HAPPY GREEN YEAR 2023!!!!!

バラエングループ代表
四代目 金岡又右衛門

毎年ながら同じ言葉で始まり同じ言葉で締めくくることになるように思いますが、何より今年も無事に大晦日を迎えることができ、同じように感謝の意を伝えることができることを本当に嬉しく思っています。皆さん。本当にありがとうございました。

この1年間、花き園芸業界の中でも、大幅に事業を拡大させた企業や事業を転換した企業、残念ながら縮小を余儀なくされた企業などそれぞれである。そのような中、私たちは全て何ら問題がなかったという訳ではないが、スタッフの並々ならぬ努力があり、多くの人たちに支えられてしっかり実績を残してくれた。本当にありがたいことであり、賛辞に値するといえる。感謝しかない。

個人的にはCOVID-19の影響で行けていなかった海外出張も再開することができ、年の後半は海外に身を置きながら日本とのリモート会議に出席したり、セキュリティー対策を十分に行ったうえで機内からリモート会議に参加したりなどバタバタの1年となった。

また私たちも本業の卸や植物輸入だけではなく、グループ会社とともに新しいプロジェクトや新しい商品開発を手掛けてきており、相当の成果を残すことができたのではないかと思っている。

中でもプラネタリーバウンダリーに表現される世界的な大きな問題の解決につなげられる資材の開発を終えることができた。そして試用で顕著な効果を確認することができ、特許申請を済ませ、来年からリリースである。この資材は今までの肥料に関する考え方を覆すようなものであり、大きな期待が寄せられるであろう。このような素晴らしいものを授かったことの喜びや期待もあるが、しっかり多くの人や植物に喜んでいただけるような取り組みにしていかなければならない責任をそれ以上に感じている。引き続き皆さんにはまだまだ助けていただきたいと思っているのでよろしくお願いします。

薔薇園植物場の「花と人をちからいっぱい愛せる人を育みたい」、アースフィールの「植物をまもる。生産をまもる。地球をまもる」をしっかり胸に刻み込み、四代目 金岡又右衛門として「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」国内外問わず、前へ前へと進んでいきたいと思っている。
そのためには変革も必要であろうと思っているし、変革こそが自らの成長にもつながると思っている。
これからの私たちの取り組みを温かく見守っていただき、引き続きのご指導を何卒よろしくお願いいたします。本当に1年間お世話になりました。

最後になりますが、今年も私の拙いブログを読み続けていただいた皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
「又右衛門の頭の中を書いたブログ」ではありますが、すべてを書ききれなかったことを深くお詫び申し上げます。

そして来年以降も形は変わるかもしれませんが、何らかの形で皆様に又右衛門の想いや活動を伝えていきたく思っていますので何卒よろしくお願いいたします。そして健康な植物の力をかりて明るい風景を見るために一緒に歩んでいければと思っています。

それでは皆様、良いお年をお迎えください!
皆様にとって植物にとって素晴らしい年になりますことを願っています。

四代目 金岡又右衛門

週の初め月曜日は、青年会議所時代から最近もいろいろなことでお世話になっている知人の力ぞえにより、アフリカの大使館での勤務や動物保護でとても活躍されている方、そしてTICAD7で出逢い、ルワンダなど将来を見据え世界的に活躍されている方とのミーティングに参加し、多くを学ぶことができた。

さすが各分野や分野を超えて活躍されている方々なので、視点や実行力、ネットワークには驚かされた。そのような中、私たちの「健康な植物(みどり)のちからで社会の課題を解決する。」というテーマでの取り組みにも賛同いただけ、一緒に新しいプロジェクトを立ち上げることができそうである。今後(コンゴ)が楽しみである。

翌日の火曜日は、私たちの活動に関心を持っていただいていた方とミーティングの機会があり、私たちバラエングループの取り組みの紹介をし、現在取り組まれていることなどをお聞きしながら情報交換をすることができた。素敵なご縁に感謝である。

週中は以前より関わらせてもらっている重要なプロジェクトの全体会議、個別会議などへのリモート出席や、来年度の展示会の打ち合わせであっという間に過ぎた。

週後半では今まで進めてきた生態系調和型農業を推進し、プラネタリーバウンダリー(地球の限界)の重要な項目である世界的な窒素、リン酸問題の解決に大きな効果を出すことができる新しい資材の開発を終え、その後の試用試験の素晴らしい結果の報告を受けた。

私は知識や技術は乏しいが、本当に素晴らしい研究者や開発者、現場実施者に助けられて、長年の取り組みがやっと形になろうとしている。このことでグループ会社であるアースフィール社のモットーでもある「植物をまもる。生産をまもる。地球をまもる。」に向けて、大きく踏み出していけるのではないかと思っている。楽しみにしていただければと思う。本当に今週は新しいご縁やモノとの出逢いという素晴らしいクリスマスプレゼントをいただくことができた。本当に皆さんには感謝である。

そして週末のクリスマスは、受け取ったプレゼントをぜひ来年以降により広く、より多くの人に共有していただけるように取り組んでいきたいと考えながら過ごしている。

そう「みどりのサンタ」は植物や環境のことを考え、1年中活動をしている。そしてクリスマスは本来の赤いサンタさんにお任せしているのである。

さ~~明日から、またやることがいっぱいである。ぜひ皆さんのところに「みどりのサンタ」が現れた時には、お気軽にお声掛けいただければです。

残すところ今年もあと1週間。本業の卸業務は商いもスタッフの疲労もピークに達する時。ここまで何とか無事に取り組んでくれていることには本当に頭が下がり感謝でいっぱいである。ラストスパート頑張ります。