四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG


世間ではまだ卒業式が多い中、一足早く弊社は入社式を行わせていただいた。

 

テレビなどでよく見かける大企業の入社式では、大きな会場で、大勢の新入社員を迎え、舞台の上から社長をはじめ、会社を代表する人たちが新入社員への祝辞を言う感じで始まる光景がよく目に飛び込んでくる。

 

その光景と私たちの入社式は全く大きく違い、営業所の事務所を使った社員による手作り感いっぱいのささやかな入社式である。これが現在の私たちの会社の身の丈にあった入社式であるとも思える。

 

ただ身の丈にあっているからと言っても、大きな会社から劣っているとは思ってはいない。確かに数字的には一般の大企業とは比べものにならない。

しかし、手作り感いっぱいの入社式には、私たちグループの社員ほとんどが、一堂に会し、新入社員を歓迎している。そしてその参加者全員が、一人ずつ新人に、歓迎の言葉をかけている。私は、このようなことは大企業には決して真似することができないことだと思っている。そしてそれこそが私たちのような小さな会社の強みであると感じた。

 

式は相変わらずちょっとテンションの高い部長の司会で始まり、そこに相変わらずの下手な挨拶が始まったが、私に負けないぐらいに恥ずかしがり屋である新入社員が、それぞれ一生懸命に自分たちの想いとして、言葉を絞り出して伝えてくれたことが、とてもうれしく思えた。

 

私たちはもうすぐ創業140年を迎えることになる薔薇園植物場を核とし、特色をもつ4つの関連会社とともに活動をしてきた。そして多くの人に、必要と言っていただける会社になってきたと思う。それは、入社式に参加した、それぞれの分野において秀でた、知識と経験を兼ね備えた個性豊かな人材という宝のおかげである。

 

でもしかし、残念ながらもうそれだけでは、先行きが不安な厳しい状況である花き業界の荒波に飲み込まれてしまうかもしれないだろう。私はそうならないために、グループが一丸となり新しいことへのチャレンジをしなければならない。そのために若い新人は会社を活性化させることにつながるため不可欠であろう。

 

そして私は薔薇園グループを花き業界を代表する企業の一つとしてだけにとどまらず、花き業界の一員として社会に対し、提言することができる花き総合企業をめざしたいと考えている。

 

昨今の国際問題や社会問題には、政治力や、経済力、武力などでは抑えることができないものが多くある。そのような問題も、私は「みどりの力」によって多く、解決することができるのではないかと考えている。それは何もない荒廃した地球から人類を産み出すことができた植物だからこそ、人によってゆがめられた社会の再生をすることができるのではないかと思っている。

 

そして社会が間違った方向に舵をきり始めた時に、それを止め軌道修正させることができるような会社にしたいと考えている。「みどりの力」で・・・・・。地球社会の一員として。

 

最後に、新人に送った二つのルールを下記に。

1年目のあなた達へのルール。

1.とことん植物を愛すること。

2.人を愛すること。ここにいる仲間、お客様、パートナー、そして自分自身を。

 

新人の皆さん入社いただきありがとうございました!

長かった厳しい冬を乗り越え、ようやく春が訪れてきました。ただ業界としては全体的にはまだまだ厳しい状況ですね。ただこんな厳しい時期だからこそ業界で一致団結して取り組まなければならないと思っています。

そのための拠点として設立された宝塚山本の花き園芸のプロで構成さる宝塚市立宝塚園芸振興センター「あいあいパーク」からのお知らせです!

 

今日3/17(土)から『オリーブ&デザットプランツフェア』が開催されました。

 

スペインやオーストラリアなど世界各地より希少なだけではなく、とってもローメンテナンスである魅力的な「又右衛門セレクト プランツ」があつまっています。

もちろん国産オリーブなどもいっぱいありますよ。

 

 

主なものとして

■オーストラリア

●グラスツリー グラウカ・・・誰もが憧れる代表的なネイティブプランツ

●マクロザミア ムーレイ・・・希少種 ワシントン条約AppendixⅡ 樹齢300年~~

 

 

■スペイン

●オリーブ古木・・・人気の「100年オリーブ®」をはじめ樹齢100年~300年まで

●オリーブ ピレネー・・・寒さに強く、一風変わった樹形がユニーク。樹齢約500

●ユッカロストラータ 「ブルー・スワン®」・・・超人気ロストラータのオリジナル

●ダシリリオン・・・最近入荷激減の人気高騰種

●ブラヘア アルマータ・・・シルバーブルーが美しく強健なヤシ。

●アガペ 各種・・・中型小型などの人気品種

 

などがあり、他店ではないものも多くありますので楽しんでいただけるかと思います。

自らの足で現地に赴き、セレクトさせていただいたものが多く来場しています!

 

 

今回はピレネーと呼ばれる寒さに強い少し変わった枝ぶりのオリーブも初登場。

 

その他、人気のコーデックスやサボテンを予定していましたが、まだまだ寒さが残る時期なので、肝心の大切な植物が風邪を引いてしまっては大変なので、今回はお留守番で、またあらためてフェアを企画させていただくことにしました。

 

あいあいパークの他にも近隣、園芸店でも様々なイベントが企画されています。さらに新名神も明日開通します。ただし宝塚北サービスエリアからお越しの場合は、山本駅近くでかなり厳しい渋滞が予想されるので、従来の中国池田もしくは宝塚、阪神高速空港線からの方がいいかもですね。

 

そんな素敵な園芸家がいっぱいの宝塚においでいただければです!是非ともよろしくお願いいたします!!!

 

http://www.aiaipark.co.jp

 

以下、詳細です。

—————————————————

■オリーブ&デザットプランツフェア

 

日時:3/17(土)~4/8(日) 10:0017:30

45月は18:30まで営業)

 場所:イベント会場

 費用:入場無料

 

内容:

 大人気のオリーブを中心に乾燥に強くローメンテナンスで育つセダムや多肉植物等を100種類以上展示販売いたします。世界のプロが認める又右衛門ブランドのブラックボーイやユッカロストラータブルースワン、他では見られない必見の樹齢500年以上の古木オリーブも登場。

 

園芸アドバイザーによる無料講習:

3/17(土)、3/18(日) 15:00

4/8(日) 17:00

 「オリーブの育て方」(参加費無料・予約不要)

 

お問い合せ先:

あいあいパーク

665-0881 兵庫県宝塚市山本東2-2-1

 TEL0797-82-3570

 E-mail info@aiaipark.co.jp

今日無事に1,000年オリーブくんが、元気いっぱいな姿で4か月ぶりに帰宅しました!

 

旅の疲れも無く、こんなにも元気なのは、旅先で色んな人に出逢い、愛されたおかげだと思います。

個人的にはひとまわり大きくなったように感じます。

 

これからはさらに根を張らせ、大空に向かって葉を伸ばしていく時期ですので、本拠地の豊中にて、弟分の500年オリーブくんたちや同郷の仲間たちと共にしばらくゆっくり過ごします!

ではでは~~~。

あ~~とっても楽しかったな!!!(by 1000年オリーブくん)

2月初めから尼崎の商業施設「つかしん(TSUKASHIN)」のせせらぎ通りにて、一般公開させていただいていました樹齢1,000年オリーブと繋がろうプロジェクトが多くの方に惜しまれた中、無事終了をしました!

 最終日には、平日の少し来場者が少ない日程ではありましたが、敢えてこの日を選び、私とオリーブくんと一緒に皆様に御礼の挨拶を直接伝えたく、交流イベントに参加させていただきました。

 

 そして今日の来場をカレンダーに書き込み、とても楽しみにしていてくれた人など、多くの方々から私やオリーブくんにとても温かい言葉をたくさんかけていただけました。


 私の各地での活動をずっとネットなどで見て、とてもご評価いただき、私やオリーブくんに短歌や俳句を残していっていただけた方や、お互い長生きできますようにと言葉を残す高齢の方々や、ただただ無言でオリーブくんを見つめ続ける青年、一生懸命勉強か恋愛か何かをお願いしている学生たち、背伸びして一生懸命樹に触れている小さな子どもたちなど、年代、性別を問わず、多くの人にこの樹がもつ温かさに触れていただくことができたと思っています。


 中には、2月から毎朝、この場所にきてオリーブくんとお話をしてくれていたという方、今日が最終日と知って最後のお別れを伝えに来ましたと涙を浮かべられている方もいらっしゃり、つい私も目頭が熱くなり、こんなにもオリーブくんは多くに人と繋がることができたのだな~~ということを実感することができました。


 たしかに派手なイベントではないかもですが、私もオリーブくんも多くの人にメッセージを届け、また多くの方々から素敵なメッセージを預かることができました!

 

施設の方々には素敵な機会を提供いただき、本当にありがとうございました!

 

さてオリーブくんは、これから根が張る時期になりますので、一旦私たちの圃場で養生し、さらに元気になって、再び皆さんに逢いに行かせていただければと思っております。

 最後になりますが、毎日お越しいただいたご近所の方、遠路遥々お越しいただいた方々本当にありがとうございました。皆さんの温かい心のおかげでオリーブくんも私も元気なまま次へと旅立てます。本当にありがとうございました。


 またどこかで皆様とお会いできますこと楽しみにしております~~~!

2018.03.10

春一番!

 先週の広島市植物公園のリニューアルOPENの大盛会で一端の区切りを迎えた「バオバブ サバイブ プロジェクト」。メディアにも多く取り上げられたためかなり反響があり、週明けも多くのメッセージをいただくことができた。


そしてその達成感による嬉しさがこみあげてくるも、余韻に浸る間もなく、まずは成功へお導きいただいた方々へのお礼を伝えに行き、また本拠地であるJF兵庫県生花 大阪営業所の第25回 トレードフェスタに参加し、そのままスタッフに空港まで送っていただき次のプロジェクトのために都内へと向かった。

到着後、時間がないためコンビニで、スムージーを一気飲みして、ミーティングに入った。

 そこで提案されたプロジェクトは壮大なものであるが、様々な不安材料もあり、慎重な判断を要するが、私が関わらなければ、うまくいかないかもしれないプロジェクトと感じた。この件についてはプレス発表もまだなため、ここでは一切触れられないが、その時が来たらきちんと報告をさせていただきたいと思います。

 

その後、場所を移動し、違うプロジェクトの打ち合わせ。これもまた同様に壮大なものであった。そしてその後は、お世話になっている先生方やパートナーが3年ぶりに、新橋の居酒屋で顔を併せ、夢を語り合った。

 

そして降り始めた雨に少し肩を濡らしながらホテルに入ったころには、日付も変わったので、いつもより少し早めに休むことにした。

 

翌日は、輸出プロジェクトでお世話になっている市場でミーティングをさせていただき、ミーティング終了後、近くで作庭終盤を迎える幼稚園へと向かった。そこでパートナーの矢野TEA氏と合流し、現場の進捗状況のチェックなどをさせていただいた。

 

先日までの暖かさなど全く感じることもできないような冷たい雨にうたれながらも、多くのスタッフは黙々と作業をされていて、たまに見せてくれる素敵な笑顔が、とても逞しくまた嬉しく感じられ、一緒にお仕事をさせていただいたことに、喜びを感じることができた。

 

そして園長さんにもチェックいただき、喜びの声をいただくことができ、私は次なる会議のため、ホテルに戻り、濡れた服を着替え、靴を履き替えて、赤坂へと向かった。


そこでは私が日本青年会議所 国境なき奉仕団委員会に所属させていただいていた時に、大変お世話になり、今も可愛がっていただいている先輩と合流。そして普段であれば、中々会うことすらできないスペシャルな方々を多くご紹介いただき、多くのご縁をいただくことができた。あらためてJC(青年会議所)の素敵な絆を実感したとともに、入会時に先輩から教えられた「たかがJC、されどJC」という言葉をしみじみ感じることができた。

その素敵な出逢いの帰り際、ミーティングがあったホテルの中庭の光る鹿にしばし眼を奪われた。

 

その後先輩に固い握手を交わしていただき、それぞれのホテルへと向かうことにした。

私はいつもの新橋の街へと戻り、泊まり慣れた小さなホテルへと向かった。その途中も冷たい雨が降り続いていた。

 

今回の都内出張では冷たい雨の中でありながらも、突風のように吹き荒れた大きなプロジェクトがあったり、暖かく感じる縁もあったり、まるで私には春一番の嵐が突き抜けていったように感じることができた。

春がもうすぐそこに近づいてきているのかな?であるならば多くの人から頂いた大切な花芽を大事に守りながら、真正面からこの風の中を突き進んでいきたいと思う。

 

後でこの春一番が心地良い風であったな~~と感じられるように・・・・・。

 

 

昨年10月。広島市植物公園の大温室に植栽を終え、パーフェクトに近い状態で植物公園の皆さんにバトンを渡したバオバブくん。本日の大温室リニューアルOPENにて、多く人に見守られた中、公開されました。



前回のこのバオバブ サバイブ プロジェクトに関する記事をブログで書かせていただいたが、このプロジェクト、私が約3年前からオーストラリアでの大規模な開発などによって、行き場を失ってしまい、命が絶えることになってしまうかもしれないバオバブに新天地を見つけ、新しい人生(樹生)を歩んでいただこうというものとして活動しているものである。

 

そしてその受け入れ先として、日本で初めてここ広島市植物公園が、今回の大温室の改装に伴い、シンボリツリーとして迎え入れていただくと名乗りをあげていただき、その想いが叶ったのである。 

 そして10時30分からのOPENに先駆け、私たちの活動を1年以上前からオーストラリアまで、同行密着取材してくれていた広島ホームテレビの地球派宣言特別番組「オーストラリアからやってきたバオバブ」の生放送に出演させていただいた。生放送ということもあり、大勢のテレビクルーやディレクターに囲まれ、力が入ってしまった(^^;)

 さらに出演者としてご一緒させていただいた植物公園の山本さん、バオバブ研究の第一人者であり、マダガスカル政府より勲章をいただかれたばかりの進化生物学研究所 理事長の湯浅浩史先生、さらにとても素敵なアナウンサー 渡辺美佳さんに挟まれ、作業中とは全く異なった緊張感でいっぱいの又右衛門であった。


生放送中は多くのクルーの方々の親切な対応のおかげで、放送事故は起こさず終えることができたと思っていますが、実際には自分では観ていないのでわからないのですが・・・

 



そして放送終了後は大温室入り口でオープニングセレモニーを終られた広島市長をはじめ多くの方々が、温室内を見学され、皆さんがバオバブの前で足を止め、しばしその姿を見入っていました。


その後、私のところに市長がおいでいただき「素晴らしいプロジェクトをやり遂げていただけました。ありがとう」とお声をかけていただけました。また多くの来賓の方々にねぎらいのお言葉をいただくことができました。


そして続いて招待された大勢の園児の皆さんも入場され、バオバブに驚かれ、さらに私 又右衛門が着ている又右衛門ジャケットにも興味津々のようでした()


その後は一般公開もされ、多くの市民の方々がお越しになられ、バオバブの前で写真を撮られたり、スタッフに質問したりしていただけました。

そして私に「死ぬまでに一度観たかったんや!」「一生の記念や。一緒に撮って」「テレビを観て駆け付けたんや!」と嬉しいお声掛けもいただけました。

 

 

そのような中、一番多くのいただけた言葉は「私たちのところに、こんな素敵なバオバブを無事届けてくれて。お兄ちゃん。本当にありがとう!」と言っていただけました。
私はこの言葉をかけていただく度に、グッとくるものがあるのと同時に、ここまで一緒に活動し、支えてくれていたメンバーへの感謝の気持ちでいっぱいになり、更なる力が全身に漲ってきて、この言葉のもつ力を実感できました。


 

これからバオバブくんは、この地において多くの人から愛され、そして多くの人を愛し、見守りながら元気に育っていってくれると思っています。

こんな素敵な機会をくれたバオバブくん。本当にありがとう!

 


そして渡辺美佳アナウンサーはじめ広島ホームテレビ、製作スタッフはじめメディアの方お世話になりました。植物園の方々、最後までご指導いただいたバオバブ研究の第一人者であり、進化生物学研究所 理事長の湯浅先生お世話になりました。とても多くを学ばせていただくことができました!

 

最後になりますが、世界中に、環境の変化や開発などによって行き場を失い、奪われしまう植物の命は数えきれないほど多くあります。そして今回このバオバブも、その数えきれないうちの、たった1本にしかならないかもしれません。

 

でもしかし、私たちはそのたった一本、そのひとつの命にこだわり続け、これからも世界中の仲間と共に活動をしていきたいと思っています。

 



最後にもう一回。バオバブくん!そして皆さん本当に本当に「ありがとう!!!」

 

 

四代目又右衛門

いよいよ3月3日土曜日 広島市植物公園 大温室がリニューアルオープンを迎えることになります。

 

そしてそのシンボルツリーとして選ばれたのがオーストラリアの巨大なバオバブで。その移植プロジェクトのリーダーを私、 又右衛門が担わせていただき、昨年10月に無事移植を終えたことは、皆さんにご報告済みのことですが、それに際しテレビ局2社がそれぞれ1時間というドキュメンタリーの特別番組を組んでいただけ、私も出演させていただきました。

 

まずは、既に放送され事後報告で申し訳ないですが、下記にご報告し、続いて週末放送予定のご案内をいたします。

 

*************************************

●タイトル:バオバブが広島にやってきた~男たちの500日の記録~

テレビ局名:テレビ新広島(TSS

放映の日時:2018224日(土)12時~1255

ナレーター:深井瞬(TSSアナウンサー)

 

 番組内容:

バオバブとは、フランスの作家サン・テグジュペリの小説「星の王子さま」にも登場する植物で、ずんぐりとしたユーモラスな形から世界中で人気が高い大型の木。

マダガスカル、アフリカ、オーストラリアなどに生息するこの木が201710月に広島にやってきた。

 番組では、広島市植物公園の開園40周年事業の一環としてオーストラリア・カナナラから日本へ渡る巨大なバオバブの木に注目。

 直径約2メートル、およそ5.6トンもある樹齢約400年の巨大なバオバブの木が広島の植物公園へ植樹されるまでのビッグプロジェクトを追う。

 広島市植物公園のリニューアルオープンは201833()予定。バオバブの木はまもなく一般に公開される。

************************************

 

★放映予告!!!

 

 

************************************

●タイトル:地球派宣言特別番組「オーストラリアからやってきたバオバブ」

 

テレビ局名:広島ホームテレビ(HTV

放映の日時:201833日(土)午前930分~(予定)

ナビゲーター:渡辺美佳(HOMEアナウンサー)

バオバブ研究者:湯浅浩史

プランツプロデューサー:又右衛門

 

番組内容:

20183月に広島市植物公園の大温室が改修されリニューアルオープンします。その様子を植物公園から生中継!

 改修された大温室のシンボルツリーは幹の直径が約2m、推定樹齢400年の「バオバブ」の木。オーストラリアから海を渡りおよそ5600キロ離れた広島にやってきました。

なぜ、バオバブの木が広島にやってきたのでしょうか?バオバブの木とは一体どういう植物なのでしょうか?

その他にも、コアラ・カンガルー・ペンギンなどオーストラリアの動物たちが登場。数々の「なぜ?」をゲストとともに考えながら大温室から生中継します。

オーストラリアの大自然の不思議を紐解きながら、バオバブを守る人々を通してバオバブの生命の力を感じていただく番組です。

 

****************************************

 

以上です。

 

広島市植物公園、Cycad International(オーストラリア)、チーム又右衛門(薔薇園植物場)他多くの関係者が力を合わせてきた壮大なプロジェックトをドキュメンタリーでお届けします。

 



3月3日はまだこのブログを見ていただいてからでも間に合う方もいらっしゃるかと思いますので、機会があれば是非ご覧くださいませ!

ちなみに当日は私、又右衛門は生放送にて登場させていただきます。

ハラハラドキドキしながら、汗を流したみんなのプロジェクトをご覧くださいませ!

週初めの19日20日は地元宝塚山本から、花き輸出プロジェクトで提案できる植物を探すため、地元山本の生産者を数軒周らせていただいた。山本の生産量は、正直最盛期ほど多くはないが、その中でも大切に育てられたいくつかの逸品に出逢うができた。

そしてその植物との出逢いはとても素敵なことであるのだが、それ以上に嬉しかったのが、生産者からいただけた応援の声であった。


私は一時、事業の都合から、地元にいることが少なく、山本から離れていった人間と、ささやかれることもしばしばであったが、現在ではとても優しい先輩方に、活動を理解していただけるようになり、中には高く評価していただけるようにまでなったことが本当にうれしく感じた。



そして21日は昼一番から、名古屋キャッスルプラザで開催された全国花卸協会 理事会に出席させていただいた。理事会審議では人事案件もあり、そこでドラマのクライマックスのシーンばりの、まさかの「大・どん・でん・返し!」もあり、面白おかしく大人の世界を感じさせていただいた。

 

 

また他にも昼食中には、仲卸の大先輩方との情報交換などをさせていただくことができた。その後夕方から岐阜に向かい、かの有名なサボテン村を訪問させていただき、妄想を高めることができ、とても充実した一日を過ごさせていただくことができた。

 

さらに間一日は大阪で過ごし、また23日からは再び名古屋 豊明市場でのトレードフェアに参加のため、再び名古屋へと向かった。

 

そして15時ごろ豊明市場に到着。到着してすぐにスタッフが手際よく、商品を陳列し、

明日の準備を整えた。

 

 

その後は他の出展されている方々や、市場の方々とご挨拶をさせていただき、全てを終えて、スタッフとともに夕食を食べにいった。

ただそのお店が想像を絶するぐらいにスタッフが少なく、店内にはホールスタッフを呼ぶベルが連打され、全く追いついていない状況。また訪問者も座席が空いているにも関わらず、お断りして入場制限するほどの状況であった。そのような状況であるので、サービスは大体想像がつく。何故にこんなに人が少ないのか理由はわからないが、スタッフが気の毒でもあった。

 

何だか食事をしたのか、仕事をしていたのかわからないぐらいの緊張感いっぱいの食事を終え、途中知立名物の「大あんまき」を仕込んで、ホテルの部屋へと入った。そこからは、いつものようにパソコンとひたすらにらめっこし、深夜になったので夜が明けないうちに眠ることにした。

 


次の日は早朝に朝食をとって、スタッフみんなで豊明市場に向かった。

そして朝礼終了後、トレードフェアは開催され、逸品を求めるために昨日から整理券をとりに来た人たちなどが、我先にとお目当ての商品を求め、会場内を走り回られていた。

そして私たちのブースにも多くの方々が来ていただけ、会場早々「100年オリーブ®」や「ユッカ ロストラータ ブルー・スワン」「ブラヘア アルマータ」などをお買い上げいただけた。


午後になると落ち着き、私も知り合いの生産者の方や、興味ある植物を観てまわった。同郷の宝塚から、つりしのぶ園の市原さんも出展されておりお話をさせていただくことができた。

 つりしのぶの市原氏とデザットプランツの又右衛門。お互い対称的な取り組みに見えるだろうが、植物にかける情熱や宝塚への想いには共通点を多く感じることができた。

これからも宝塚の者同志、色んなことにチャレンジしていければと思う。

 またお世話になっている大栄花園の高橋さんや、久しぶりに会う地元のたまみさん。その他多くの同志や、お世話になっている方々にお会いすることができ、あっという間に時間は経ち、15時に展示会は終了することになった。


終了後、再びスタッフは猛スピードで手際よく片づけを終え、夕刻会場である豊明市場を後にした。


今回も色んな人に出逢えた。再会も多かった。またわざわざ私に逢いに来ていただけた方や、又右衛門シールやバッチをもらいに来てくれる方もいた。本当に有難く感じた。

場所が変われば色んな人に逢える。色んな植物に逢える。やはり動ける限り、色んな所を周り続けることが学べる機会にもなり、とても大切なことだと思う。

 

今までは年に数回しか訪れない名古屋。今週は2度も訪れることになった。これから中部地方は訪れることが多くなるかもしれない予感がする。そんな何かが起こりそうで楽しみな場所である。そのような場所ゆえ、素敵な風が吹くのを楽しみに待ってみようと思う。

ワクワクしながら、両手を拡げて・・・。

今週は2回の東京出張もありバタバタの一週間であった。 

 まず12日月曜日は、朝一番の飛行機で羽田へと向かった。

 


そして知人の勧めで裏参道ガーデンにて開催されていた慶應義塾大学石川初研究室による、初の単独展示会『LANDWALK.KIT』へと向かった。

会場内には素敵な発表がされており、多くの人でにぎわっていた。その中でも一番魅力的であったのが、学生のキラキラしている眼であった。そこからは充実感が漲っていた。

 

また石川教授にもご挨拶もさせていただき、しばし皆さんの発表を拝見して、とんぼ返りで羽田から伊丹空港へと向かった。そして空港では弊社スタッフと待ち合わせをしてそのままミーティング。まだお話しできないが少しユニークなことができるのではないかと思う。またさらにとても興味深い案件を提案いただき、エキサイティングな一日となった。


1314日も間近に控えたプロジェクトの打ち合わせを社内外で繰り返され、バタバタの2日間。そして15日からは再び都内へ。まずは都内ビジネスパートナーと間近に控えたイベントの打ち合わせを行い、その後自社のTEA’s Designチームで凝縮された打ち合わせとお世話になっている皆様とのディナーミーティング。

16日はここで全く触れることはできないが、うまく進めることができれば、又右衛門の今後にとって、とても大きな影響を与えることになるであろうと思われるミーティングが開かれた。本当にドキドキワクワクである。さらに夜は別の大きなプロジェクトについてのヒヤリングもあり、この数日は今までにないような動きを実感することができた。



17
日は東京農大で開催された第回花卉懇談会フォーラムに参加させていただいた。

このフォーラムはちょうど2年前に私も講演させていただき、多くの参加者がいるフォーラムである。

 



今回は「花の魅力を伝える」と題して、花いけバトルで活躍される日向氏、オザキフラワーパーク 尾崎社長、石田蘭園の石田代表それぞれが熱く語られ、多くの受講者の胸に響いたのではないかと感じました。

その後の名刺交換会では、初めて会う人、久しぶりに会う人、昨年末のとある会にて出逢った人などで、ワイワイガヤガヤと、とても楽しく情報交換をさせていただくことができた。

 

18日は朝から帰阪し、そのまま大阪市内で2件のミーティングを行い、夜に家に帰り着くことができた。

 

ここしばらく都内出張は日帰りか1泊が多かったので今回のような34日は本当に久し振りである。それにしても何かが変わったのか?と思えるぐらいに色んなことが動き始めている。

 

 

それは何の力かは私、又右衛門は薄々感じている。
この早い動きに、戸惑いもあるが弾き飛ばされないように自分を磨きながら頑張っていかなければならない。実直に。一生懸命。

本当に身震いするようなエキサイティングでワクワクする一週間であった。その大きな役割は又右衛門に担えるか?と感じるものもあるが、それはきっと乗り越えられる壁なのであろう。又右衛門だからこそ与えられたと前向きに思うようにしている。

 

たとえ今までで一番高い壁であっても。今まで支え、育てていてくれている多くの人を背中に感じながら・・・。

 

臆することなく・・・・・。

 

今日は大切なパートナー樹齢1,000年のオリーブくんとともに、尼崎にある「つかしん」というショッピングモールにて、皆さんとお話をさせていただく機会を設けていただきました。

昨日の雨も上がり、少しは寒いものの時折陽が差す恵まれた天候で私が訪れた13時には既に数人の方々がオリーブの大樹を囲んでいただけていた。

 

 

中には人生の大先輩であろう年配の方が又右衛門ブログやホームページをお読みいただき、今日を待ちわびて、私に合うや否や「あんたに会いに来たで❗」とか「インターネットで又右衛門のこと調べて、あんたの取り組みや考え方が気に入ったから、直接会いに来たんや!」「植物と一緒になって世界を正しい方向に導いてな!」とお声かけいただいたり、さらに私とオリーブを眺めながらその場で私に素敵な短歌を贈っていただいたりしていただけました。本当に感動でした。

 また子供たちが「パイレーツのおじちゃん。一緒に写真撮って❗」「イケメンのおじさんやな~」とか子どもたちに随分おだてていただきました。思わず又右衛門シールをたくさん差し上げてしまいました()

 中でも小さい子供か樹に触りたく一生懸命手を伸ばしている姿には、胸がいっぱいになりました。

 

今回も遠路 香川からお越しいただいたパートナーの半田さんや、地元の阪上さん。同施設で活躍されているローゼンビートの方々、先日からずっとお世話になっている浜村ご夫妻その他知人もおいでいただけ本当に有難く感じました。

 

通りゆく人々が、写真を撮り、樹に触れ、植物に、又右衛門にお声をかけていただき、本当は寒くてずっと立っていられない冬空のはずが、身も心もとても暖かく感じられる素敵な一日となりました!!!

 

元気な植物は本当に多くの人をひきつける力が漲っていますね。

 

今日も素敵な出会いができました!

 

寒いなかお越しいただいた皆様、差し入れまでいただけた皆様、私たちに素敵なステージを提供してくださった「つかしん」の皆様本当にありがとうございました❗感謝申し上げます。

 

次は314日ホワイトデー オリーブ展示の最終日に再び又右衛門はオリーブくんと一緒にいますので、お時間ある方は是非来てくださいね〰️(^-^)v