四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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昨日今日と数か月ぶりに八丈島へと向かった。今回訪問の目的は、推進中の八丈島プロジェクトに向けての用地を含める調整と、パートナーとの意見交換、そし現地確保済の又右衛門セレクトプランツを今秋や来春の展示会出展に向けて出品するもののセレクトである。
伊丹空港ではお土産に人気のチーズケーキを買い込んで、朝一番ではないが、朝早めの飛行機で経由地の羽田空港をめざす。
今回は天候も良く、条件便にもならず少し遅れはしたものの無事に八丈島空港に到着した。
空港にはパートナーである石井さんが迎えに来てくれており、さっそくお世話になっている大御所へ挨拶周りをさせていただいた。
90歳を超える大先輩方は、私たちの訪問をいつも大歓迎してくれて、私も元気なお顔を拝見できることが、まるで祖父母にあったような気持ちにさせていただけとても嬉しくなってくる。
目を合わせて今後についてのアドバイスをいただけたり又右衛門を支援する言葉をかけていただけたりなど、まだまだ先が見渡せない取り組みを進めるにあたっての勇気とやる気を与えてくれる。本当にありがたいことである。
大御所に挨拶をさせていただいた後、まずは八丈島においてのパートナーである石井敏一さんの圃場へと向かった。
敏一さんは、八丈島の植物を知り尽くし、芸術的なセンスで他者と一線を画し、ひときわ異彩を放った植物を送り出す生産者というより芸術家のような方である
今回もハウスをチェックさせていただいたが、ワクワクするような商品というか作品が多く詰まっていた。
私たちの取引先だけでなく日本各地の販売者に敏一ファンが多いのも納得できる。そのような中、一緒に取り組みを始めるなど他社とは違った立ち位置で対応していただけていることに感謝である。
そして今秋や来春に開催予定の展示会に向けての植物をセレクトさせていただいた。皆様には楽しみにしていただければと思う。
敏一さんの作品は限りがあり、皆さんに行きわたるような数は手配は難しいが興味をもっていただけた方はお声掛けいただければと思う。
その後は朝だくになったのもあり一旦ホテルにチェックインし駆け足で汗を流して、いつものメンバーでディナーミーティングを行った。
気の置けないメンバーとの食事はとても楽しく、地元の料理をいただきながら時間の許す限り話し合うことができ、その中から多くにヒントもあることができた。まるで八丈島から見える星空から輝いたものを拾い集められたような感じであった。
翌朝は以前からお世話になっており、確保いただいている生産者の圃場をへと向かった。
これらは以前訪問した時に一目惚れしたロべの数々である。自然で形どられたロべたちは、まるで天に昇る龍のように感じ辰年生まれで龍神信仰である又右衛門にとっては、全てを手元に置いておきたくなるような子たちである。
さらに数本新しく紹介いただいた素敵なロべもあったので、その子たちもコレクションとして追加させていただいた。
中には少し手を加え最終調整をしてから今後皆さんに紹介させていただくことになると思っている。ただこの中からせめて数本は今秋の展示会で紹介できればと思っているので楽しみにしていただければである。
その後いくつかの生産圃場を確認させていただき地元の氏神様を参拝させていただいた後、青い飛行機で帰路に着くことにした
今回の八丈島訪問で課題が解決できたということまではいかないが、確実に前に進んでいっている事には間違いない。この先どのような判断になりどのように進めていくことになるかまだ明確ではないが引き続き慌てずにじっくり進めていければと思っているので乞うご期待である。