四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

一昨日の午後にブリスベンを出発。

夕方、空港に到着。気温は低く肌寒いが空気は綺麗。レンタカーにて移動し、街中で予約済みのホテルにチェックインした後、夕食をいただくために街に出た。
せっかくなのでネイティブな食事をと思っていたが、時間が遅いということもあり、手軽な中華にすることにした。

味は海外でよく出会う中華味であり、そこそこのおいしさではあったが、価格はさすがオーストラリアか、王将の約5~6倍の値段であった(^_^

その後は部屋に戻り明日からの準備に遅くまでかかったので、終わり次第眠ることにした。

翌朝気温は7度。比較的薄着の私は少し震えながらホテルで朝食をいただき、レンタカーで目的地をめざした。

そして車で約1時間。ナーセリーに到着。到着するや否や手厚い歓迎を受けることができた。

実際にツリーファーンを目の前に説明をしていただき、こちらからも多くの質問をさせてもらったが、とても親切丁寧に色々教えてくださった。

さらに実際にハーベスト中である自生地にも案内してもらった。

写真で見るとわかるように、ここは松やユーカリなど材木の収穫のために伐採を行っている現場である。ただツリーファーンは材木にはならないので、ライセンスをもったナーセリーがそれらを引き取り、ビジネスを行い、その収益を森に還しているというモデルである。これはナーセリーや植物、森にとっても良い循環であると感じた。

▶︎又右衛門とツリーファーン動画

とても大きなサイズのツリーファーンがたくさんあり、これがただ単に倒されてしまうのではなく、きっちり政府の許可を得て、国際ルールを遵守した上で、流通にのり各国の需要者のところに届くのは良いことであろう。

中にはウェーブしているものや、複数の頭をもつマルチタイプのものなど多くあり、とても興味深かった。

後は国際ルールなどいくつか大切なことを調査した上で、今後について検討をしていければと思っている。今後がとても楽しみである。

その後はネイティブプランツが多く植えられた植物園などを探索。

また、マスクを外して公園を探索し、良い空気をめーいっぱい吸うことができ、とてもリフレッシュすることができた。

さらに夜はアンガスビーフをごちそうになり、今日もまた全てに満たされた1日となった。

そして最終日である日曜はナーセリーなどが休みのため、近くの渓谷など素敵な自然を堪能した後、ランチをいただくことにした。
イギリスではないが、オーストラリアでランチといえば一度は食べておかなければと思うフィッシュ&チップスにすることにした。ただチップス(ポテト)は好きなのだが現在控えているので、フレッシュサラダに変更してもらい、美味しくいただくことができた。

食事後は、地元のガーデンセンターを見学に行くことにした。

屋外には植物、広い店内には様々な物が並べられており楽しい。
せっかくなのでお土産代わりに作業着をゲット。ただ支払いを終えたすぐ後にサイズを間違えていたのに気づき、レジにて交換をお願いしたところサービスカウンターにて手続きをと指示され、サービスカウンターにて手続きしたところ、OKはしてくれたものの35セントを要求され、何のチャージか理解はできなかったがとりあえず支払って交換してもらい退店することにした。

その後時間となったので帰路に着くことにした。車を走らせ約1時間。少し早めに空港に到着。レンタカーを返し、搭乗手続きを済ませて、搭乗口でゆっくりすることができた。

そして定刻に搭乗。少し遅れて離陸そして到着となり、無事再びブリスベン空港に到着。
その後車で再びベースキャンプのDannyの家に戻り、今回の産地での状況を報告と、今後についてディスカッションを行った。

今回の国内移動は、ツリーファーンビジネスだけではなく、彼らとの今後について話をすることができたとても貴重であり、素敵なショートトリップとなった。

そして夜も更けてきたのでベッドルームに向かい、今回の現地視察が大きな価値があったことを喜びながら眠りにつくことにした。

さて明日からはいよいよ帰国に向けて移動である。少し寂しい気持ちもあるが日本で待つ素敵なスタッフに土産話をいっぱい持ち帰ってあげたいと思っている。
みんな待っててね。

今朝も夜明けとともに起床。朝食をいただいた後、国内移動までの数時間でナーセリー内と周辺の探索を行った。

まずはボトルツリー。3年前に比べて明らかに良い感じで育っていた。できればあと10年ほど待って素敵なサイズに仕上げていきたいと感じた。

相変わらずビスマルキアは魅力的である。スペインでは土を使わず育てたビスマルキアはほぼないので、オーストラリアに期待したいところだが、やはり難しいようである。中には根を洗って輸入をしようとする業者もいるようだが、その成功率は極めて低く、仮に問題なく日本に到着しても、育つことは稀であろうと言える。ただクライアントの要望も多い品種のため、積極的に進めていきたいと思っているのでしばしお時間をいただければである。

オーストラリア原産であるソテツ類の「カイルンシアナ」。現地で「カイルンシアナ」と呼んでも「???」とした表情をする。私の発音が悪いせいではあろうが「ケンジアナ」と言うとすぐにうなずいてもらえる。

このナーセリーでは種から育てているので輸出も可能である。ただもう少し大きいほうが良いかなと思うので今回はまだ様子見になるであろう。

他にはマクロザミア ムーレイが並んでいる。私たちが保有するマクロザミア ムーレイもこのナーセリーから送ってもらったものである。現在ハーベストを行っていないようなので、続いての日本の輸入は中々ないだろうから、弊社にいてくれるムーレイは希少価値が高まったと言えるだろう。

その他にも希少なソテツ類が多く植えられている。

立派な花をつけたものもいた。

中にはこのように葉がくるくるとカールしたものもいる。とても親近感が湧く1本である。

またグラスツリーでも葉がよりシルバーであり、その中心がパープルの個体がある。本当に希少である。現地の彼らに聞いても、数万本に1本あるかないかというレベルと以前に聞いたことがある。本当に魅力的な1本である。

その他にもユニークな植物をチェックした後、ナーセリー近くを探索し、出発の時間となったのでタクシーにて空港へと向かうことにした。

約1時間で空港に到着。今日から2泊3日でオーストラリアでの国内移動になる。とても楽しみである。

今日は少し曇り気味だが良い天気。さて今日は待ちに待ったグラスツリー グラウカverグラウカの自生地へ向かう日である。

昨日は移動で丸1日寝ていなかったこともあり、寝つきもよく深い眠りにつくことができ、珍しくアラームで起きる朝になった。

朝一番に素敵な空気を思いっきり吸い込み、そして美味しい朝食をお腹いっぱいいただいての出発である。目的地はそう遠くない。

素敵な風景を横目に観ながら、道路を疾走する。オーストラリアではこのような道でも、制限速度は100km/hなので、少々スリル感も味わえる。

そして1時間強で目的地であるグラスツリーの自生地付近に到着した。

ここで4WDであるTOYOTAランドクルーザーに乗り込み急な坂を上り自生地へと向かう。動画でないので伝えられないが随所に急な登りもあるが、さすがランドクルーザーは難なくクリアしていく。何となく日本人として誇らしく感じる。

しばらく駆け上がると大型のグラスツリーが群生しているのが視界に飛び込んでくる。思わず声を上げてしまうほどである。園芸家や輸入植物に携わるものにとっては、エキサイティングであり、楽園にでもきたようなものであろうと思う。

この場所は、大小の多くのグラスツリーが群生または点在している、人の手の入っていない本当に素晴らしい地である。

遠くを観れば眼下に素敵な風景が広がる。

足元を見れば可愛らしい野の花が咲いている。

中には、このような見たことのない茶色の花も咲いている。マメ科の花であろうか???
そして色とりどりの蝶が舞っている。まさに楽園である。

ここでしっかりお伝えしたいのが、このような場所でいくつかのグラスツリーが採取されるのであるが、その活動は、ちまたで見受けられるハンティングのようなものではないということ。チームとして政府など公的機関の許認可、山の持ち主の許可、さまざまな必要な許可を取得し、自然のルールと人のつくったルールの両方を遵守しての取り組みであることをお伝えさせていただく。

実際の採取風景はSNSなどでのアップはひかえるが、又右衛門が確認をしているのでご安心いただければと思う。

しばし採取に立ち会い、その後移動しランチタイム。ランチタイムには様々な鳥たちもやってきてくれる。

白黒の鳥もいれば、カラフルな鳥もいる。彼らはお互いをどのように見ているのであろうか?そもそも鳥は色を見分けられるのであろうかなど考えてしまう。

そして午後は採取したグラスツリーの根洗い工程を再チェックする。この作業はお芋を洗うような作業ではなく、本当に大変な作業である。

岩肌や崖から採取されるグラスツリーの根には石のように固くなった土がこびりついていて、水洗いや高圧洗浄で簡単に落とせるようなものではなく、素手や場合によってはノミのような尖ったもので少しずつ丁寧に剥ぎ取らなければならないので、かなり時間を要する。

この作業を荒く行うと植物を傷めてしまい、大きなダメージを与えてしまう。かといって丁寧に行い長時間をかけるのもまたストレスに繋がるので、迅速かつ丁寧に行わなければならないプロフェッショナルの作業である。

そして土の代わりになる新しいピートモスやパインバークなどに仮植されることになる。その後、数年かけて発根の確認を行ってから、来日の際には、再び新しい器やパインバークなどに再度植え替えられてからの輸入になる。

たまに他社のネット販売(個人輸入)でグラスツリーを購入し日本で植えたが根付かなかったなどの相談を受けることがあるが、正直グラスツリーは共生菌に多く助けられて生きている植物なので、移植&洗浄は大きなストレスのため枯死することもある。しっかりそのことを念頭に置いて購入されることをお勧めしたい。

今日1日、採取~輸送~洗浄~植え付けまでの一連の作業を確認したが、本当にここまでしっかりとした作業を行うのはStation Creek Tree Farmぐらいではないかと言える。

これからも引き続きしっかりとしたパートナーシップで取り組んでいければと思っているのでご支援よろしくお願いいたします。

そして夕飯。今日の夕飯は鶉(うずら)である。バーベキューでいただいたがこれがまた格別に美味しい。そして日本からお土産に持って行った「ほりにし」スパイスを差し出すと早速使ってくれて、大変気に入ってもらえた。
「ほりにし」は海外でもうけるということを確認できた。

そしてうずらをいただきながら長く談笑し、眼にも心にもお腹にもとても贅沢な1日となった。
さて明日はオーストラリア国内での移動である。これもまた楽しみである。おやすみなさい。

シンガポール、チャンギ空港を出発し約7時間でブリスベン空港に到着。機内に忘れ物をしないようにパスポート、財布をしっかりチェックし降機。ターンテーブルで25kgのスーツケースをピックアップして、問題なく入国。

迎えに来てくれている師であり家族であり友であるDanny氏との再会を喜び合うことができた。そして彼の車に乗って、早速ナーセリーへと向かうことにした。
車からは久しぶりのオーストラリアの街並みが見えてくる。3年前とほとんど変わらない風景である。
車は次第に街中を外れ山間部へと近づいていく。景色と空気を楽しみながらあっという間に目的地付近になってきた。

空港から約1時間。慣れ親しんだDannyのナーセリーに到着。そこにはDannyの息子さんであるTim氏、奥様のCarolynさんやお孫さんたちが待っていてくれて、先日のシンガポールでの表彰式に続いて2週間ぶりの再会となった。

到着するなり朝食をごちそうになり、お互いの事業の話や思い出話を楽しくすることができた。

お腹が膨れると事務所付近で管理している採取して間がないグラスツリーをチェック。この品種は最も人気の高いグラウカ。中々採取許可が出ないが今回特別に許可され、公認での取り組みになる。

日本で人気があるジャストサイズのグラウカがいっぱいあり心が躍る。

中にはこのような小さいながらも5つの頭があるものもあり、とても魅力的である。ワクワクする。

その他にボトルツリーも沢山あり、3年前より目に見えて成長してきている。

中にはとても良いフォルムになってきているものもあり、これもまた魅力的である。

他にもカイルンシアナやムーレイなども多くあるが、また後に紹介したいと思う。

そして夜にはCarolynさんお手製のディナー。私が訪れるといつもお手製の食事を作ってくれて本当にありがたい。さらに美味しいときているからこの上ない喜びである。

家族同様にあつかっていただき、楽しく話をしながら食事をし、夜も更けてきたので寝室に向かうことにした。

自宅を出発してから約30時間でDannyの家に到着。相変わらずその間は眠ることができなかったので、今夜はゆっくり眠れそうである。おやすみなさい。

今日から1週間、オーストラリアである。
今回のオーストラリアではパートナーであるStation Creek Tree FarmのDannyとともに国内での活動である。3年ぶり?のオーストラリア。楽しみである。大きく変化はないかもだが、また気がついたこと、報告したいことを時間がとれれば遅れてでもブログに書かせていただきますね。そして日々の見かけたものなどはFacebook又右衛門のOfficial Instagramにてアップするようにします。

出発の早朝、まずは神棚をお祀りし、日々のお礼と渡航中の会社と自身の安全をお願いして出発。早朝のため道はすいていて約20分で伊丹空港に到着した。

定刻にドアクローズされて滑走路に向かう途中、少し前の飛行機がバードストライクにあい、しばらく滑走路が制限され、離陸予定時刻は9時40分とアナウンスがあり、そんなに遅れたら羽田での乗り継ぎはできないどうしようと思った矢先、すぐに訂正が入り7時40分ぐらいとのことで、ホッと胸を撫でおろした。

そして富士山を横目に観ながら、少し遅れて羽田への到着。そこで同行者であるパートナーと合流し、無事出国手続きを終えて、出発までラウンジで携帯品の最終チェックを行なった。

前回のタイ・シンガポールでは不覚にも?(いつものこと?)とても大切なものをなくしてしまい大変であったので、新たな小物入れを用意して、今回こそはパスポートも財布もお金もチケットもなくさないと心に誓って、余裕をもって出発ゲートへと向かうことにした。

今回のオーストラリアはシンガポール経由。ちょうど2週間前に乗った路線で約8時間。非常口座席をあてがってもらったので過ごしやすいが、先日のギックリ腰が完治していないため少し辛い中の移動となった。

機内ではデスクワークを行いながら打ち合わせをしたり、CAさんからお声掛けいただいたりしながら、無事に経由地であるチャンギ空港に到着した。
乗り継ぎ時間が2時間ほどのため、今回は入国してJEWELを観る時間がなく、出発ゲート付近で過ごし、ブリスベン行きのカンタス航空に搭乗した。

さ~~これからの1週間。どんな人、植物と出逢えるか楽しみで仕方ない。乞うご期待です。

今回は、タイとシンガポールで14日間の出張となった。普段は日本と海外1国を往復する旅であるが今回は日程が近いのと、費用と時間を有効に使いたいため、2国をまわることになった。

タイでは、お目当ての植物を見つけることができたり、思ってもいない掘り出し物を見つけることができたり大きな収穫があった。

またナーセリーをまわっていると、そこから縁が次へ次へと繋がり、今後私たちの活動において重要な意味を持つであろう素敵な方々と繋がることができ、先日来取り組みを始めているプロジェクトが大きく前に踏み出せた言える。

シンガポールでは、とても良い想い出になるAWARD受賞や、ガーデンズバイザベイを通じて又右衛門ネットワークを大きく拡げることができるパートナーを得ることができた。

また、バラエングループの活動に共感いただけ、今後一緒にプロジェクトを動かすことができるかもしれない素敵な方々と繋がることができた。それも世界で活躍される方々である。私たちにはもったいないぐらいである。

今回2国をまわり、改めて縁のありがたさを感じることができた。出会った皆様、植物たちに本当に感謝である。

そして良い旅だった。また何かに繋がるだけではなく、1日も早く具体的に動かしていきたいと思う。さ~~ただでも忙しいけど、さらに忙しくなる。それは苦しいことかもしれないけど、今、突き進んでいかなければならない時期と言える。同じ突き進んで行くなら、決してうつむくことはなく、顔を上げて胸を張っていきたいと思う。それがチーム又右衛門。バラエングループである。これからもご期待くださいませ。

 

『又右衛門、再びタイへ。シンガポールへ』はこれで終わりです。
お読みいただきありがとうございました。後は月末にもう一か国行ってきます。楽しみにしてください (^^)v

予定した時間に起床。バタバタと最終の荷物を詰め込み、ホテルをチェックアウト。スーツケースなどをホテルに預けてMRTにてガーデンズバイザベイへと向かった。

今回のガーデンズバイザベイ訪問は、設立10周年を迎え、その記念式典の開催にあたり又右衛門を招待していただき、出席の運びとなった。

最寄り駅に着き、地上にあがるとシンボリックなホテル、マリーナベイサンズが見えてくる。

そしてお馴染みスーパーツリー。何度見ても存在感抜群である。見慣れているも、その雄大さに魅かれながら、本日のパートナーであるMICHIKO氏と、式典会場であるFLOWER DOMEへ向かった。

会場には既に多くの人が着席していて、その中に私の海外パートナーであり、身内のようにかわいがってくれているオーストラリアのDannyご夫妻も出席していた。
さらにガーデンズバイザベイに輸出した時のパートナーであった日本花き輸出協議会の森川様、樋口様、そして貿易について大変お世話になった海下様の姿があり久しぶりに再会することができた。

また世界に拡がるガーデンズバイザベイサプライヤーチームの代表たちが結集しており、感動の再会となった。

しばらくして式典がはじまり、主賓としてMdm Halimah Yacob大統領 (President of the Republic of Singapore)、はじめLawrence Wong大臣(Deputy Prime Minister and Minister for Finance)、Desmond Lee大臣(National Development and Minister-in-charge of Social Sarvices Integration)など政府を代表する重要人物が臨席されていた。
来賓のあいさつがあり、式典は進められた。

各分野の表彰式があり、政府関係など順番に表彰があった。
さらに、場所変えフラワードーム内にて、ガーデンズバイザベイに植物を供給する各国のサプライヤーチームの表彰があった。

そして、司会に「BARAEN GROUP President NOBUYASU KANAOKA」とアナウンスされ舞台へと向かった。

先ほど来賓あいさつをされたMr Desmond Lee大臣より、強い握手とねぎらいの言葉をいただき、トロフィーを手渡され感無量であった。

続いてパートナーのDanny氏、樋口様もトロフィーを授かり、最後に皆さんで記念写真を撮っていただいた。

そして前CEOのDr.Tan氏にも再会できて、とても温かく迎えていただくことができた。

その後、しばらくは大臣と共にフラワードームを見学し談笑しながら進んでいった。大臣は公務でお帰りになったが引き続き見学。ポインセチアで飾られたクリスマスツリーが印象的であった。

続いてクラウドフォレストに移動し、順次見学をした。

白いガラスの花の装飾などが印象的であった。

映画『アバター』の展示など多くの来場者の目を引いていた。

Secret Garden など、以前では観られなかったものもあり、とても良い雰囲気であった。

続いてFLORAL FANTASYへと向かう。天井から吊り下げられる色とりどりの花が以前と変わらず美しかった。
しばらくして、ベンダーと関係者による昼食会が開催され、会場に招いていただいた。

そこでは現CEOのFelix Loh氏、前CEOのDr.Tan氏と一緒になり、今回のお祝いと感謝をお伝えすることができた。

そして同じテーブルのDanny夫妻やGBのスタッフたちと歓談しながら美味しい食事をいただいた。
その会話の中でバラエングループのマリネックスを紹介したところ、「シンガポールで売っているよ」と言われて、「それは間違えだよ。うちはシンガポールに輸出してないから」と言っても、「いや買って水槽に使っている」というので、「それはおかしいよ絶対間違え」と言ったのだが、「マリネックスだよ」と言うので、ちょうど持ち合わせたサンプル小瓶を渡したところ「デザイン似てるけどもっと大きかった」というので、販売用の1Lの写真をみせると。「そうそうこれだ」と二人の方に言われて、正直かなり驚いた。ただ現物を見ていないので何とも言えないがそれが本当なら並行輸入でもされたのかなと思った。ちなみに価格を聞いてみるとかなり高い。数倍のレベルでなかったので調査をしてみることにした。このような話は尽きることなく、時間いっぱいまで続けられて、中締めとなった。

そして終了間際に、エクアドルのベンダーで、世界中で活動する方などをご紹介いただけ、またさらに供給ネットワークを拡げることができた。そしてその方と来年早々にエクアドルに行く約束をして、会場を出ることにした。

会場を出て、いつも大変お世話になっているGary氏に今回のお礼を伝え、ガーデンズバイザベイを後にした。

途中、CaféにてシンガポールビジネスについてMACHIKOさんから色々教えていただくことができた。そしてMRTでCity Hallに戻りホテルでスーツケースを引き取り、MACHIKOさんとお別れし、またもやMRTでチャンギ空港をめざした。

帰りもJEWELを見学。入国時と反対側から見学をし、搭乗手続き、入国審査を無事終えることができ全行程を終えることになった。
本当に意義深いシンガポール訪問となった。大満足である。

今日は、世界的に大活躍のプランツプロデュースチームとあるミッションがありシンガポール植物園への訪問なので、朝からワクワクしている。

午前中は日本国内スタッフと連絡を取り合いながらデスクワークを行った。
そしてMRTに乗りNovena駅まで行き、お気に入りのチキンライスのお店で食事を済ませてから、再びMRTに乗りSix Avenue駅をめざした。

しばらくして駅に到着。通訳いただく方との約束の時間より早く到着したのでCaféにて準備を行うことにした。

その後、本日の訪問場所であるサラダ・ドレッシングの本社オフィスへと向かった。歩いて約8分で到着。そこから電話をするとしばらくして代表の方々が迎えに来てくださった。

サラダ・ドレッシングはドバイ万博のシンガポール館の設計や植栽に関わったり、アマンホテルの設計を行ったり、世界的に活躍される著名な集団である。以前からFacebookでは繋がっていたが実際にはまだお会いできていなかったので、パートナーでもあるYUKOさんに繋いでいただき、本日の訪問となった。

テーブルに着くと代表のChang Huaiyan氏はじめ多くのスタッフと挨拶を交わし、早速サラダ・ドレッシングの素晴らしい作品や活動をご紹介いただいた。さらにオフィス全体や植栽などの説明もしていただくことができ、その素晴らしさに感動したと共に、多くを学ばせてもらえた。

バラエングループの取り組みについてお話をすると、とても興味深いと言っていただけた。さらに話を進めていくと方向性や活動など共感できることも多くあり、今後具体的に一緒のプロジェクトができるのでは、とまで言っていただけた。

その他にも今後についてとても良い雰囲気で盛り上がり、前向きに話すことができたので、きっと形になっていくだろうと感じた。サラダ・ドレッシングのような魅力的な企業とプロジェクトを組めるのはとてもありがたいことである。とても楽しみである。

そして今回のおもてなしのお礼に又右衛門はさみを差し出すと、大層に喜んでもらうことができた。さらに来年の日本もしくはシンガポールでの再会を約束することができたのは大きな収穫である。今後が本当に楽しみである。そして多くのスタッフにお見送りいただき、長時間のミーティングを終え、この出逢いに感謝し、後ろ髪を引かれる思いでこの地を後にした。

そして小雨の中、駅まで戻りMRTに乗ってシンガポール植物園をめざした。
今回のシンガポール植物園は、国内の植物園から依頼があって、その打ち合わせのための訪問である。

シンガポール植物園の担当者は、少し遅れた私たちを玄関でお待ちになっており、到着してすぐミーティングができ、貴重で明確なアドバイスをいただくことができた。

ミーティング終了後は、駅まで植物園内を拝見し、以前から変わらない素敵な空間を味わいながら、帰路に着くことにした。
今日も雨で少し足元は濡れていたが、そんな不快さも感じないぐらい集中できた素敵な出逢いがありとても意義深い一日となった。

その後MRTを乗継ぎ、ホテルのあるCity Hall駅に到着。夜はスーパーで買い物をして部屋食にした。

さ~~明日は大切なイベント。そして帰国。
パッキングを行い帰る準備をしてから眠ります(^^)v

いつものように目が覚め、今日の準備を行い、ATMでお金を出せないかチャレンジしに行ったがそれも出すことができずに、カードで買えるマクドナルドをゲット。

部屋でいただき、打ち合わせの時間までデスクワークを行うことにした。
今日のミーティングは、本年度バラエングループがJETROの輸出大国コンソーシアム支援企業に採択された「植物工場」、その市場調査のための訪問である。

定刻にホテルのロビーで通訳の方と合流し、MRT(地下鉄)で打ち合わせ場所に向かう。
約20分で最寄り駅に到着。シンガポールで使う鉄道系カードを購入。チャージがカードでできるという便利さが嬉しく早速チャージ機でチャレンジしたところチャージができない。カウンターで聞いてみると、国外のクレジットカードではできないとのこと。クレジットカードに国内外は関係ないだろうと思いながら残り少ない現金を使いチャージをすることにした。

ただこのカードは日本のSuicaのようにセブンイレブンなどでも使えるとのことでありがたい。なぜならタイのカードは鉄道しか使えないからだ。

そしてMRTにて目的地に向かった。今回訪問する会社は日本を代表する誰もが知っている大企業である。最寄り駅からはそう遠くはないものの外は雨。傘がないので、初めての訪問でびしょ濡れになっていてはいけないためタクシーにて向かうことにした。

到着後、秘書の方にミーティングルームに通していただき、しばらくして、今回私たちの相談や提案に対してご指導いただけることになったCEOとの面談となった。

事前に送っていた質問に丁寧に答えていただき、様々な角度からの指導をいただくことができた。そしてそれに合わせた私たちの技術や持論の展開を行ったところ、かなり高く評価していただき、シンガポールにおいて重要なキーマンにつないでくださるという力強い言葉をいただくことができた。本当にありがたく、昨日のトラブルなどかすり傷にもならないぐらいに感じた。
会談を終えた後、お写真を撮らせていただき、深くお礼を言って帰ることになった。ただあまりにも要職の方であり、写真OKはいただいたもののここでは掲載を控えます。

お見送りいただき玄関に出ると、外は大雨。まるでチャンギ空港のJEWELのような勢いである。さらに雷鳴が幾度ともなく鳴り響く。大雨のためかTAXIはアプリでも電話でもつかまらず、あきらめて数十メートル離れたバス停まで走ることにした。

その時点で、新しい靴はびしょ濡れに。さすがレインマンと言われるだけのことはあると自分でも感じた。そして遅れてやってきたバスに乗り込み、駅に到着。今回のアシスタントの方とはここでお別れし、私は駅にて食事を探すことにした。

おいしそうなローカルフードが立ち並んでいるが、トラブルによって現金がないために断念。モールの下にあるクレジットカードが使えるとんかつ屋さんで食べることにした。

注文をして出てきたが、カツは結構小さくて味は・・・・これで約2500円とは。
如何に日本の飲食が安くて美味しいかが身に染みた。

そしてスーパーで明日の朝食用にヨーグルトを購入し持ち帰ることにした。ホテルに戻り、フロアの共用冷蔵庫にROOMナンバーの811と書いて、保存しておくことにした。

部屋に戻り、濡れた靴を乾かしながら、このブログを書いている。
今まで数年間、セラミック栽培式野菜工場事業の輸出を手掛けてきたが中々前に進められなかったところが、今回のわずか1時間で今までの数年間分を超えることができたと思う。この縁を大切に前に進んでいきたいと思う。
外は雨。しかし心の中は青空が広がっている。

早朝。目覚まし時計よりも早く起床。バタバタとパッキングを済ませて、ホテルの1Fのセブンイレブンで朝食を購入し部屋食。

連泊でお世話になったこの部屋とも今日でお別れ。8日間お世話になったお礼を告げ、簡単ではあるがテーブルを片付け、洗面台を洗い流して、部屋を出ることにした。

日曜日ということもあり予定時刻よりも早く空港に到着。チェックインカウンターも想像とは違いガラガラであったのでスムーズに出国手続きを終え、ボーディングタイムの2時間前にはラウンジに腰掛け、デスクワークを行える状況になった。

定刻にゲートに着き、しばらくして搭乗。久しぶりのタイ航空である。以前はよく乗っていたが、日本ではJALの搭乗が多く、マイルなどを有効にためて出張などに活かすためにアライアンスグループが異なってしまってから乗ることがなくなって以来である。

しばらくして離陸し、2時間強でチャンギ空港に到着した。

そして入国審査へと向かったがかなり混雑していたので、ここはライセンスのお力をかりようと所持しているAPECカード(APEC Business Travel Card)を提示して優先レーンを通していただいたのだが、私が入国申請書類の提出を忘れていたので振り出しに戻り、その場でオンライン登録をして何とか入国の許可をいただけた。
そこにかなり時間がかかったので急いでスーツケースを引き取りに行ったところ、私のスーツケースだけがポツンと一人で主を待っていたかのように置いておかれていたのが愛おしく感じた。

そしてスーツケースと共に入国。JEWEL(水と緑の植栽)へと向かった。入口にはクリスマス装飾が施されていて多くの人が集まっていた。

相変わらず雄大なJEWEL前に立つと、興奮気味になる。それと同時に日本の空港と比べてしまい、正直どうしても寂しさを感じてしまう。

そのような素敵な光景に心を奪われながら、ホテルへ向かうためTAXI乗り場へと移動した。

そうすると、ざっと数えても100名以上のタクシーを待つ人の列ができていた。その列に並びながら、持ち物チェックをすると・・・・・

ない!大事なものがない!心を落ち着かせ、再度探すもバックキャリーの隠しポケットにあるはずのものがない!!かなり大事なものが入っていたのだが、またいつものように、やってしまったようである。

記憶を辿るもどのようにしてどこに行ったのかが思い出せずに、あきらめて残ったタイバーツとカードを握りしめてTAXIに乗りこんだ。パスポートは一番危ないズボンの前ポケットに入れてあったので、皮肉にも助かり最大の難は逃れることができた。

ほどなくしてホテルに到着。これまたわかりにくいホテルである。かなり探してやっと無事チェックインを終えることができ、部屋へと入った。
そしてしばらくベッドの上で正座し、今日の反省をすることにした。

その後、シンガポールドルがないので、残ったタイバーツを握りしめて両替を行った。簡単な食事をと思ったが、何せ持ち合わせがないためスーパーでちょっとした買い物をして、ホテルに付属するキッチンを利用して食事をすることになった。

そのような姿を自分で顧みながら、大事なビジネスの際は、予算があるにしても最低限のホテルに泊まらなければならないことを痛感した。特に私のような言葉がわからないものにはなおさらであると思った。

さてと明日からは3連日の大事なミーティングがあるのと、遅くまで起きているとお腹がすくのでそろそろ眠ることにします。ちょっと心細かった1日。枕をぬらさないように眠ります。