四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日は都内に向かい聖心グローバルプラザ・ジャスミン(青年海外協力隊旧事務局・旧広尾訓練所)にて開催された「青木大使を偲ぶ会」のお手伝いと参列、墓参をさせて頂きました。

 

 

予定時間より少し早めに現地についたので、夕方から会場となるジャスミンにてランチをいただいていると順次関係の方がつかれたので、打ち合わせをさせていただいた後に、まずは青木大使のお墓まいりをさせていただくため青山墓地へと向かった。

 

ただ青山墓地の広さを良く知っていなかったため、地図は持ちながらも中々たどり着くことができずであった。そしていけないとは思いながら墓地を走り続けて何とか到着。息を切らしながら墓前で手を合わせていただくことができた。

 

再び会場にもどり打ち合わせと準備をさせていただき、皆様の到着を待つことになった。

 

 

しばらくして青木大使ご令室の直子様はじめ元大使、協力隊OB・OGJICA関係の方々がお越しになられ、定刻に会は始まり、隣接の記念碑の前で献花と黙祷が行われた。

 

 

その後会場にもどり皆様方の挨拶があり、ご用意させていただいた献花台に順次お花を供えられた。

 

 

その後先輩方の青木大使とのエピソードなど聴かせていただける挨拶を拝聴ができ、あらためて青木大使の偉大さを感じさせていただくことができた。

 

 

そして乾杯の後に歓談タイムとなり、多くの先輩から素敵なご縁をいただくことができました。そして今回の発起人でもあり、長年交流していただいているジャーナリストの岩田公雄氏など多くの方との再会もでき、色んな会話をしているうちに気がつけばあっという間に中締めの時間となった。

 

 

 

そして皆さんをお見送りした後に、ご令室を囲み運営スタッフの方々と記念写真をとって、この会はお開きとなった。今回この会の開催にあたって主体となって活動された家田さんはトラブルに巻き込まれながらも、しっかり準備から当日の仕切りまで行われており頭が下がる思いである。このような素晴らしい皆さんの支えをいただけるのも青木大使そしてご令室のお人柄と感じ入ることになり、あらためて気づかされることになる良いご縁となった。皆さんに感謝です。

今日は、4月13日に開幕をした大阪・関西万博へむかった。

 

OPEN前まではご依頼いただいた海外パビリオンの植栽、植物供給、暑熱対策の相談などで何度か訪れることがあったが、視察来場者として初めての訪問となった。

 

 

平日と言うこともあり大きな待ち時間も無く、少し並んで入場することができた。

 

まずは全体の一感覚を頭に入れるために大屋根リングにあがりぐるっと一周と言いたいが、時間がないのでくるりと半周してリングから各パビリオンを観させていただいた。

 

素敵なデザインの建築物や植栽もあり、遠目ではあるがとても興味深く拝見することができた。その後は興味のある各パビリオンを見学したかったが、今回は植栽工事や植物納品、その他の関係で交流があるパビリオン訪問を優先して順番にまわっていくことにした。

 

 

そしてお世話になったパビリオンで今後のミーティングや先日ご縁をいただいた国の関係者にご挨拶をして回ると、お昼どころか腰掛けて休憩することもままならず、あっという間に時間切れとなった。

 

今回の訪問では興味深いパビリオンや植栽もあったが、ほぼ観ることができなかったので会期中に時間をとって何度か訪問したいと思っている。

 

 

ざっとだけしか観ることができていないが国やゾーンごとに素晴らしい植栽もあったし、残念な状態であった植栽も観ることになったが、いずれにしても造園緑化や花き園芸業界の様々な業者さんが関わり尽力され、多くの植物が利用されていると感じた。是非皆さんも大阪・関西万博の訪問の際には植栽・植物にも目を向けていただければ嬉しく思います。

今日は久しぶりに淡路方面に向かうことにした。先週末にタイでお世話になっている生産者の方が来日されており、観光のお手伝いのために淡路島へと向かった。

 

 

私の目的は、淡路島各施設に生産者をお連れするのと、この4月からリニューアルOPENしたあわじグリーン館の見学と新しく館長に就任された石田氏へのご挨拶である。石田館長とは以前よりお世話になっており、この日も丁寧に私たちの訪問を出迎えていただけた。

 

 

早速館内を見学。いつもながら迫力ある植物たちにうっとりである。

 

 

そしてランのアーチを潜り抜け、私たちが送り出した植物たちが植えられているゾーンへ。とても元気そうにしている姿をみて嬉しく感じました。

 

 

そして和のゾーンへ。タイの生産者が興味深く見学していたのが印象的であった。

 

その他のゾーンも見学をさせていただいたのち次へと向かうことにした。あわじグリーン館はリニューアル前もシンガポールのランや食虫植物など素敵な植物で楽しませていただけたが、リニューアル後も新たなゾーンなど仕掛けもあり引き続き大いに期待できる。楽しみである。植物活動家として兵庫県民として、この施設が長く引き継がれていくことを切に願うばかりである。

 

温室をでて隣接する淡路島国営明石海峡公園を足早に見学した。ちょうど淡路花博25周年記念「花みどりフェア」が開催されており、チューリップがとてもきれいであった。タイではチューリップはないため、訪問者もとてもきれいと喜んでいただけたようである。

 

 

駆け足で公園を見学後は素晴らしい安藤建築を案内しバタバタはあったが見学を終えて移動をした。その後はPASONAさんの施設を見学したり、淡路夢舞台公園の見学などをしたりして、兵庫県淡路島を満喫していただいた。今回の訪問者は日本の花き園芸や文化に強い関心をもち日本で技術を学び、将来的にそれらを活かしてタイにて活動をしたいという想いがあり日本に来ることがめざしていたが、その思いは叶わずで、今回は観光としてしか来日することができなかった。そのため私たちは一切指導などをおこなうことが出来ずに、観光としての案内だけに終えることになった。日本の花き園芸を海外に送り出すきっかけになるとても良いきっかけであると思っていたので、とても残念であった。

 

 

私たちは省庁からの方向性に則って日本の花き園芸を世界へ届ける活動をする一方、その絶好の機会となる日本での研修に対して厳しい制限をかけることへの矛盾を感じながらも、目を輝かせて日本の花き園芸を見つめている訪問者の顔をみていると、将来的に実現ができるように関係者に指導をいただきながら準備をしなければならないとあらためて感じることになった。まだまだ勉強です。

 

 

その他にも私たちが送り出した植物たちも元気にしてくれており、嬉しい限りである

それはスーダン共和国 本国政府機関からの連絡であった。どのような問い合わせであったかはここでは控えさせていただくが、幾度かメールにてやり取りをさせていただいたり、Webミーティングを開催したりしたが、通信が不安定なこともあり、本国とは近日中に駐日スーダン共和国大使館を訪問し、今後についての進め方などを検討することが望ましいということになり、今回の訪問となった。

 

大使館到着後、とても丁寧に対応をいただけ、早速応接室へ案内されました。今回は臨時大使も歴任されたDeputy of Head MissionのAli Mohamed Ahmed Osman Mohamed様、直々にご対応いただけ、今回の訪問理由とバラエングループの活動についてお話をさせていただいた。

 

 

そしてスーダン共和国の現状などについてお聞かせいただいた後に、農業、環境配慮に向けた取り組みについて意見交換を行い、私たちの唱える『健康な植物(みどり)の力で社会の課題を解決する』活動について共感していただけました。また私たちの製品や技術にも興味をお持ちになられたので新しいプロジェクトが始まりそうです。

 

大阪・関西EXPO が開催中でありTICAD9 やGREEN✕EXPO 2027が控えており、そして2030年そしてその先に向けて私たちこそができることを提案し、一緒に歩んでいければと思っています。

 

 

身長差によって目線の高さは大きく違うが、同じ目標に向けては目線を揃え決して背伸びすることなく実直に取りは組んで行きたいと思っています。素敵なご縁に感謝です。

先週、西の大阪から東の都内へ。そして北の秋田へ。そしてそして南の宮崎への移動である。

 

 

この宮崎では、植物園訪問と、地元で素敵な活動されているローズガーデン、そしてグループ会社が開発する海洋性腐植抽出液・高濃度フルボ酸であるマリネックスの中で、特別な存在である「競走馬用マリネックス MARINEX GOLD」の持てる力を伝えるために牧場を訪問させていただいた。

 

 

北海道がサラブレッドの産地であることはご存知の方も多いが、宮崎も注目される生産地である。そして今回イベントなどの情報をいただき当地を訪問させていただいた。

 

 

そしてその甲斐あって競走馬を生産や飼育さらに調教される方々との多くのご縁をいただき、中々実現しなかった展開に少し陽が差してきたように思う。この縁を大切に今後も進めていければと思う。

 

 

青島亜熱帯植物園を訪問。大温室はメンテナンスのため入ることができなかったが、その他の温室などをガラス越しに拝見させていただいた。

 

 

花壇の植え替えをしており、しばし植え替え方法を見学させていただいた。

 

 

園内にはイペ―の木がちょうど満開で青い空とのコントラストがとても美しかった。

 

 

そしてせっかく宮崎に来る機会であったので、「こどものくにガーデン」を再訪してきた。ここのガーデンは東京HANA-BIYORIの施工の際にご縁をいただいた、Kaori Minamotoさんが管理をされている。

 

 

決して広大なガーデンではないが、バラがとても美しいガーデンである。バラの見頃は5月中旬前後からで、まだ開花はしていないため華やかさはないものの、開花した花に気をとられない分、つぼみや葉の美しさをしっかり観ることができ、園芸家の私には現状に美しさを感じ、このまま順調に進めば最盛期にはきっと美しいガーデンになることが容易にわかった。

 

 

また久し振りにKaoriにお会いさせていただくこともでき、今回の宮崎訪問の最後を素晴らしい笑顔で締めくくっていただけた。

 

 

素敵なガーデンは、素敵な活動とそれを支える素敵な方々、そして素敵な笑顔によって成り立たせることができている。あらためてそれらの大切さを感じ、学ばせていただいた。

 

 

今回久し振りの宮崎。すぐに花開くものではないかもしれないが、開花には必ず必要となるご縁をいただけたといえる。次回の宮崎訪問がいつかはわからないが楽しみである。

昨日羽田空港に駆け込み、無事搭乗できて北の地 秋田へと到着した。

 

 

秋田空港にはまだ明るい間に到着したが、機内アナウンスによれば気温は約5℃。タイとの気温差は30℃。おまけにレインマンぶりを発揮し雨が降っている。また数時間前までは都内で桜開花を楽しめるとても暖かかであったため、真冬のようなこの気候に身体は少し驚いたような感じであった。

 

 

さらにここまで寒いと思っていなかったため割と薄着で来たため外に出るのが億劫になってしまったのと、元来一人で食事をするのが苦手な私は、夕食はコンビニで調達し、ホテルの部屋でひっそりいただくことにしたが、暖房のきいた部屋で身体は暖かいが、心は少し寒さを感じることになった。そしてしばらく宿題を済ますためパソコンと戯れ、早めの深夜に就寝することができた。

 

 

今日はバラエングループが継承させていただいた秋田での根引き松「八竜松」生産事業の進捗確認のため現地訪問である。今朝一番、昨年から現地に乗り込み奮闘してくれている斎藤氏お迎えの軽トラに乗り、様々な情報交換をしながら圃場のある能代へと向かった。

 

 

 

まずは今年になって苗を植えたばかりの圃場のチェック。きれいに整列しているのが、まるで小学一年生が集まった朝礼のようで、とても可愛らしさと同時に、元気に育って欲しいと願う気持ちが湧いてくる。

 

 

ただ当たり前のようにまっすぐ並んでいる松だが、簡単なものではない。全てペアによる手作業で行われている。当然田植え機のようなものはないので、とても重労働である。

 

 

後で書かせていただくが、事前に選別された苗を、スコップでこじ開けられた穴に植えていくのである。

 

 

等間隔でテンポよく植えていく手際よさは秀逸である。ただ傍目にみて感じるほど安易なものではない熟練の技であり、かなりの重労働。私が砂地の畑を歩くだけでも足をとられてしまうぐらいのところを一日中中腰で作業する。若者でも音を上げてしまうような作業を人生の大先輩たちは笑顔でやってのける。本当に頭が下がる思いである。

 

そのような先輩方に感謝の意を伝えて、他の圃場へ向かう。ここは今年末に出荷が予定される圃場。順調に仕上がってきていて安心することができた。

 

 

 

さらに厳選された松が植わっている圃場へと向かった。写真のように日本人の感性と自然感のある個性豊かな趣のある松に仕上がってきている。中には売らずに置いておきたいとすら感じるものもあるぐらい。素敵だ。

 

 

そして根引き松生産の他にもいくつかのチャレンジをしてくれている。それがこれ。斎藤氏が新しい取り組みとして手掛けてくれているもの。大きな手でこのような細やかな作業をしてくれている。チャレンジ精神に拍手である。早ければ今秋に製品として送り出すこともができるかもなので乞うご期待である。

 

そして最後に先ほど植えていた苗の選別作業をおこなっている方々へご挨拶にいかせていただいた。そこには長年この生産をまもり出荷をし続けてくれている加賀谷さんの姿があった。そして皆さんの手を止めて邪魔にならないようにご挨拶と、色々なことを教えていただいた。

 

 

そしてしばらくすると圃場から戻ってこられたのかパートナーのお一人が手に白いひもを握りしめてもってきてくれた。恐らく先ほど苗をほどいて圃場に植える際にでる残った紐であろう。それを束ねて大切に持ってきて再利用してくれているのであろう。

 

私はその姿を拝見した時に、あらためて農業とは?と、この根引き松「八竜松」生産チームの素晴らしさを実感した。この白い紐。金額にしたら大したことではないであろう。それを大切に持って帰り、再び利用してくれることはエコという一言では片づけられない、農を生業をとする方々の考え方や、戦中を生きてきた大先輩の生き方を垣間見ることができたように感じ、あらためて学ばせていただくことができた。本当に感謝である。

 

 

現在の松生産の圃場面積は約10町歩、100反である。100反というと30,000坪。甲子園球場のグランド面積は約4,000坪なので、その約7.5倍である。そのような面積を手作業にて植え、そして収穫していくのは、いくら熟練メンバーとはいえ簡単なことではないことは簡単にご理解いただけるかと思う。そしてこの生産も高齢化は着実に進んでいる。

 

 

私は正直このままで十数年生産を続けていくことができるとは思わない。しかしこの地の根引き松生産やそれを今まで何とか繋いできた大先輩の想いを途絶えさすわけにはいかない。そして今まで支えてくれた仲間と一緒に活動できる場所として大切にしなければならないと考える。当然継続のためには利益も大切であるが、それよりも優先しなければならないこともあるように感じている。それをあらためて感じながら、後ろ髪をひかれる思いでこの地を後にした。

 

そして再び軽トラに乗り込んで、今後のあるべき姿や将来の目標などを語り合いながら空港まで送ってもらい私はひとり定刻の飛行機にて大阪へ帰ることになった。

 

 

帰阪の機内では美しい山々を観ながら先日来の取り組みを振り返っていた。沖縄に続いてタイ、そしてこの秋田その他にもまだまだある。この全てのプロジェクトを成功させることは夢のようなことかもしれないが、一緒の想いをもって歩んでくれる仲間が力を併せれば全て可能であると信じる。

 

俺たちの想い。そしてかけがえのない仲間たち。今がその時!咲き誇れ!!!

昨日早朝にタイから帰国し、そのまま社内会議に出席、そして次の予定のためバタバタのまま宝塚本社へと向かった。

 

 

そして重たいスーツケースから洗濯物などを取り出し、必要なものをリュックに詰め込んで、翌早朝に再び空港に向かい羽田空港へと向かった。都内は冷たい雨が降っていて、気温35℃のバンコクで過ごしていたので結構寒く感じた。

 

 

そして都内で大切な方の植物のメンテナンスに向かう途中、目の前に大きなビルが見えてきた。数日前までバンコクで高層ビルの損壊などを目の当たりにしてきたので、このような日本の頑丈なビルに安心感と、ある意味誇りにも感じられた。ビルの屋上緑化での植物ボリュームはバンコクの方が圧倒的に上ではあるが・・・・

 

そしてこの近くに来ることがあれば参拝させていただいている豊川稲荷別院へお礼と報告をしてきました。ちょうど花まつりであったので甘茶をいただくことができ、清められた身体で、植物のメンテナンスを行うことができました。

 

そしてその後、タイでのプロジェクトなどでお世話になっているお取引先様を訪問し、情報交換とミーティングを行った。

 

翌朝はかなり早めに起床し電車で移動。せっかくなので石神井公園で一瞬だけ桜を見てから、久し振りにオザキフラワーパークさんを訪問させていただいた。

 

 

オザキフラワーパークさんは、以前から又右衛門の特別イベントをくんでいただくなど、尾崎代表と懇意にさせていただいてきた。そして当時からすると私の活動にも変化が出てきたので、久し振りに直接お会いし情報交換をさせていただいた。

 

 

相変わらず店内はボリュームいっぱいの花で埋め尽くされ、多くのお客様が来られていた。ここ最近は鉢物特に花鉢の市況が低迷しているのだが、オザキさんを見る限りそのようなことはあまり感じることがなく、さすがだな~~と思った。

そして今回は尾崎代表とご子息が一緒に席についていただけたので、あらためてバラエングループの取り組みについてお話し、情報交換や今後についてのお話をさせていただくことができた。

 

途中スタッフの方とのお話の機会をいただけ、さらに美味しいランチをいただきながらのミーティングは今後に繋がるとても有意義なものであった。

 

 

そしてご子息の年齢を聞くと、私の長男と同級もしくは1つ違いの同年代。次回は愚息も同行し、次世代同士で新しい扉を開いて行ってくれれば良いな~~と素直に思った。そのような前向きなミーティングは時間が経つのも早く、あっという間に制限時間となったので、再会の約束をしてオザキフラワーパークさんを後にし、次なる目的地秋田へと向かった。

 

そして搭乗時間ギリギリに羽田空港に到着。今回は今のところ落とし物、忘れ物なく秋田へ向かうことができそうだ。又右衛門よくできました!!!(笑)

今回のタイ訪問では、アップさせていただいた報告以外に、観賞魚用「マリネックス錦」の試験結果の確認や今後の進め方の話をさせていただいた。

 

 

生産者によれば、好結果が得られたり、あまり変化がなかったりなどの報告もあった。その変化がなかった理由は濃度を間違えてかなり薄く処方したためであったのだが、好結果が得られなかったことに対して、継続は難しいかと思ったが、再試験を強く希望をいただいたのでマニュアルを作成し前向きに検討していきたいと思う。言葉もあるが、いかに相手が理解できる形でのマニュアルづくりが大切かということを再認識することになった。

 

 

他にも生産者をいくつか周り、日本向けに確保していただいている植物のチェックを行った。中にはうまく数量があわないものもあり日本の生産者のようにはいかず、頭を悩ませることもあったが、少しずつ私たちの考えに理解をしていただけるようになってきている。もう少しの我慢である。

 

 

また再来週から日本に学びに来られる若手もいてくれるので、彼らの将来に大いに期待したいと思っている

 

 

植物によっては今年1年分の注文を行ってきた。どのようなものを手配してきたかについては追ってアップしたいと思うのでご利用いただければ嬉しく思う。

 

 

この他に商業ビルの植栽なども見てまわったが、地震での制約もあり十分に周り切ることができなかった。ただそのような中でも帰国ギリギリまで活動することで、私たちの製品や技術を用いればさらに良い結果を導き出せることは確信できたので十分な収穫であったと考えている。

 

 

そしてこのタイ国の一日でも早い復興と更なる被害がないことを願って深夜便で帰国する。直接的な被害を受けていないが、周囲で厳しい環境にさらされてしまった方たちを見ると、震災やCOVID-19など様々な苦難にさらされながらも素敵な仲間とともに一緒に仕事をできているということが本当に幸せなことであるとあらためて感じている。このしあわせが長く続くように引き続き頑張ろう。

 

 

次回のタイは5月であるので、また報告させていただきます。

数年前から始まったタイにての植物購入。ただそれでは日本向けに十分な品質を保てないのと検疫条件を満たさないことも考えられるため、タイでもスペインのように又右衛門エリアを用意し、集めてきた植物の養生管理をしていただいて来た。

 

 

そしてその取り組みは次のステップへと向かっている。それは生産事業である。タイの温暖な気候を活かし、植物を生産していく。

 

 

日本の品質、好まれるデザインにより近い植物を生産しようと考えている。簡単なことではないが又右衛門チームにはそれを可能とする各分野のエキスパートが存在する。それと何といっても強みであるのがタイ国内に法人もつ企業と強固なパートナーシップで結ばれていることである。

 

 

タイ国のことを決して悪く言う意味ではなく、国際ルール的なものだけでは、うまく物事が進まないことが多いため、現地法人できれば花き専門で日本人が在住の日系の企業とのパートナーシップが成功のカギであろう。

 

今回それらの強みを活かし無理することなくステップアップしていければと思っている。またビジネスモデルが確立出来たら皆様にもお声掛けし、一緒に大きなうねりにできればと考える。楽しみである。

今回のタイ訪問の目的の一つである「ノンヌット トロピカル ボタニカル ガーデン」へと向かった。このガーデンは東京DLの約5倍という広大な敷地に美しい庭園や圧倒的な迫力の植物たち。さらに象やトラなどの動物に、数多くの恐竜などのオブジェがあいまって遊び心満載の仕掛けが盛り沢山で教育も織り込まれた植物マニアから親子連れまでが楽しめる又右衛門お気に入りのガーデンである。

 

前回の訪問は今年の1月であったので2か月ぶりの訪問になる。そして今回の訪問目的は、依頼をいただいた資材のお届けとミーティングである。

 

 

朝ホテルを出発し、道中はスムーズに車を走らせ、約束の時間より少し早めに付近に到着。そして何度来ても驚き、声が出るほどの世界的に希少であり、巨大な植物たちが出迎えてもらい植物家にとって聖地とも言える場所ノンヌットガーデンに到着した。そしてしばらくしていつもご担当いただいているガーデンの責任者と再会を喜び合う。

 

 

いつもの植物管理の責任者の方も同席であるが今回は資材のことがあり、資材担当の方と一緒に製品の確認とチェックをいただき無事お渡しすることができた。

 

 

その後、次回の新しい植物管理システム導入試験やその他のプロジェクトの提案や雑誌の取材やその他の依頼をさせていただいたところ、快く受け入れていただき、また一歩強い繋がりになってきたと言える。今後の取り組みの期待に胸が膨らむ。

 

 

そして打ち合わせ終了後、次の取り組みについて確認しておきたいことがあるので、しばらくの時間、園内を観させていただいた。

 

 

ノンヌットガーデンにきて、入口から正面玄関までに立ち並ぶ希少かつ巨大な植物にも圧倒されるが、私はここの巨大なハンキングたちがずっと気になっている。写真の又右衛門と見比べていただけばとも思うが、約30mの高さから吊り下げられた植物オブジェやシダ類が見事である。

 

 

下の人と見比べてもらうとそのサイズ感がわかってもらえるかと思う。そしてこの高いハウスの中間までは階段で昇ることができ、スカイガーデンと呼ばれる人気スポットになる。実際にあがったときの写真も見ていただきたい。

 

 

 

 

 

 

ハートや丸、円すい、円柱型など様々な形状の巨大なハンキングの存在感には驚かされる。

 

 

また壁面緑化も日本とはスケール感が違う。

 

 

またところどころに素焼きの陶器が使われているのを目にするが。これは全てこのガーデン内で作られたものである。先日訪問した際に、このガーデンの代表であり、タイにおいて植物王とも呼ばれるガンポン氏自らガーデン内を親切に案内いただき、その際に自身の目で確認をさせていただいた。

 

 

このハートのオブジェもガーデンでスタッフが作った植木鉢で作ったものである。多くの訪問者がこの前で写真を撮っていた。

 

 

他にもサボテンなどによるドライガーデンや様々なテーマに区切られたゾーンがありとても楽しませてくれる。ただこれも入場門からすぐのごく一部になるから、壮大なものである。

 

このような場所で環境に配慮した弊社オリジナル資材や技術の試験を始められることはとても価値があると言える。大いに期待である。

 

またこのタイの暑さを利用した植物の暑熱対策方法の研究もできればと思っている。うまくいけば2027年の園芸博覧会や様々なイベントでの夏場対策を一足早く行えるのではないかと考えているので乞うご期待である。

※この写真は又右衛門がノンヌットガーデンより正式な許可をいただき公式HPより転用しています。

 

他にも「ノンヌット リゾート」や「ノンヌットヴィラ」や大きな会議場もあり団体の研修旅行から家族旅行までをカバーしている。

 

広大過ぎる庭園などまだまだ紹介したいところはあるが、今回は時間の関係でこの辺にしたいと思います。植物関係の方は是非一度は行っていただきたいと思う。

 

 

また普段では見学できない区域などの紹介ができる「又右衛門ツアー」も企画したいと思っているので気になる方は、声掛けいただければと思う。お楽しみに。