四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今回のスペイン訪問6泊8日の旅程で、スペイン一か国であったが移動も多く、正直時間が足らなかった。
会社のスタッフは私の体を気遣い、休みをはさんで活動を進言してくれ、私もそのつもりで予定を組んでいたが、私の渡航日程が決まってから、取引の有無に関わらず、訪問や面談の依頼を受けたため、結局全て埋まってしまい、さらに日本からのリモート会議の依頼やメールでの連絡など普段日本にいての活動もあったので、早朝から深夜までパツパツの予定となってしまった。特に一緒に行動をしているパートナーには大きく負担がかかったかもしれない。深く反省しています。
ただそのおかげとも言えるいくつかのことが大きく前に進もうとしている。今まで通常に取引をさせていただいているナーセリーとの更なる絆の深まりに加えて、1社からは、オリーブ専用の洗浄施設を増設し、新しい機械を導入し、オリーブへの負担を軽減する取り組みを始めるので、日本向けの全てをバラエングループに任せたいとの言葉をいただいた。
本年より新しく取引を始めるナーセリーは、私たちの難しい要求を受け入れていただき、今後はとても魅力的な植物を集めていただけることになった。
まだまだ未知数の海外プロジェクトではあるが、その場で活躍できるであろう希少な植物を集約するための新エリア構想に興味をもっていただけ、また共感をしていただけ早速検討に入っていただけるとのこと。この施設がもし実現したら、私には多少?のリスクもあるがそれ以上に得るものが大きいと考えられるので、今後どのようになっていくかが慎重に見守りながら、その必要性をしっかり説いていきたいと思う。これが稼働になればスペインもさらに訪問頻度が多くなるかもしれない。体力の限界への挑戦である(笑)
また展示会を観て歩いているだけで、販売者ではなく農場を運営している方から直接に私にお声掛けに来ていただけ今までにない縁もいただくことができた。本当にありがたい話である。
走り回った一週間。とても充実していた。移動の合間には、数分でもあればスーパーの売りが見学をした。
通りすがりのガーデンセンターも見学をしてきた。
移動する電車が遅れて時間があったときには、近くの聖堂などを拝観させていただいたり、街並みを見学させていただいたりした。
帰国前のバレンシアの夜にはお気に入りのBARのカウンターで、マスターたちと再会を喜び合った。本当に素敵な渡航となった。
もっともっといっぱい書きたいこと。紹介したい植物やナーセリー、パートナーが沢山あるが今回はこの辺にさせていただきます。
次回のスペインは恐らく来春になるが根洗いなどで急遽渡航をすることになるかもしれないのでまだまだ未定である。
今回も又右衛門スペイン紀行2023秋を最後までお読みいただきありがとうございます。帰国後すぐに二つの展示会がありバタバタですが、その分皆さんに会える機会が多くできるのを喜びとして体に鞭打って頑張ります!!!
今回お世話になった皆さん、本当にありがとうございます。この感謝を形に変えてお返しいたします。グラシアス!!!
今回のアップではイベルフローラに出展されていたパートナーブースなどを紹介させていただきます。
まずは私たちのスペインのパートナーと言えば、長年日本での全てをお任せいただいているVIVEROS CANOS社である。
スペインにてユッカ ロストラータやアガベなどを生産する草分け的存在である。彼らが産出する「ブルースワン」や「ヒドラ」「メデューサ」は、今までの常識を覆すほどの素晴らしいものである。
今年は厳しい環境の中で思うようにいかなかったこともあるが、引き続き日本向け養生管理施設 通称「又右衛門エリア」をフル稼働させて取り組んでいただけるとのことで嬉しく思う。本当に感謝である。
この他にも、昨年度より日本での販売を任していただいたナーセリー3社と以前より日本の総代理店を務めさせていただいているブースを訪問しミニミーティングを各ブースでおこなうことができた。
また今年の春に訪問したスコットランドにてAIR-POTを開発販売するThe Calednian Tree社のジョージーと合流し、スぺインの私たちと契約するナーセリーとかとの連携をするために一緒にパートナーのブースを訪れたりした。
またとても興味深い植物を生産する会社を見つかることができ、今後話を進めていくことになった。この外にもいろいろあるが、ひとつひとつコメントする体力も残っていないので、写真にて。
いかがですか???気になるブースや植物、資材はありましたか?主催者との今後の取り組みに日本からの送客もあるので興味がある方はご一報いただければ幸いです。
私のような切り取った情報より、一度はリアルで体験していただくのが良いかと思いますよ~~~~。
今回のスペイン訪問の大きな目的の1つである園芸展示会イベルフローラ(Iberflora)に参加してきた。
イベルフローラはバレンシアにてこの時期樹毎年開催される大きな園芸展示会である。そして例年のように今年も特別招待をしていただけたので訪問をしてきた。
受付をして会場に入ると、ちょうどいつもお世話になっている展示会で重要な役割をされているマールさんとばったり出会うことができ、再会を喜び合いプレスの前で記念写真を撮り、ビジネスルームへと案内してもらった。
そこでまずマール氏と情報交換と今後についてのミーティングをさせていただいた。主な内容は日本からの出展や、来訪者への誘致などである。また日本をテーマにしたイベントも行ってみたいとのお話をいただけ、今まで以上に密接な関係性で両国にとって価値のあるイベントにしていくことになった。まだまだどのような展開になるかはわからないが有意義なことであると言える。
また2027年に開催されるGREEN×EXPO 園芸博覧会が日本で開催されることをお話させていただくと興味を持たれていたのが印象的であった。
会場でのどのようなブースがあったかは次回アップをさせていただくが、各ブースを周ると、現在のパートナー以外にも初対面を含む多くの方々から「KANAOKA!」「MATAEMON!」とお声掛けいただけたり、中には記念写真と言っていただけたり、皆さんの明るい友好的な声掛けがとてもうれしく感じた。
少ないアジア人の参加であることもあり、プレスの方も興味を持っていただけたのか、早速私の訪問がIberfloraのFacebookページに載っていたのは驚きであった。このように仕事をしている姿がアップされ、弊社スタッフにスペインの渡航が観光旅行でないことが説明できありがたいことである(笑)
この他にもイベントステージなどで様々な催しもあったのと、パートナーや新しく出逢った方と話をしていると朝一番10時入場も気がつけば19時の閉場の時間となったので一旦退出。引き続いてウエルカムパーティーに参加し、長い一日が終わることになった。
次回のアップでは、訪問したパートナーのブースや気になるものをご紹介させていただければと思う。
さて今回は日程がタイトなため多くのナーセリーを周ることができなかったが、その中からいくつかの植物をピックアップして写真でお届けします。
これはチョリシア(ケイバ インシグニス)である。パラグアイにて自生している。日本に何度か輸入し、今でもよみうりランド HANA-BIYORIやとても素敵な場所にて元気にしてくれている。
様々な形があってユニークである。これはまるでおへそがあるようにも見えて可愛い。
この中でも、この子は大きくはないものの丸くてかわいい。きっと日本に来たらみんなに可愛がってもらえるだろうな~~と思って眺めていた。
これはドラセナ ドラコ。立派である。様々な大きさや形状がある。
輸入するには、枝が折れないようにしなければならないため、かなり注意は必要だが、インパクトが強い植物なので是非機会があれば間近で観ていただきたいものである。
広々とした場所にドラコの下で休む子どたちを想像すると、何となくほのぼのした気分になる。
これはジュベア チネンシス。希少なヤシである。耐寒性もある。私の記憶ではこのような大きさのものは日本では見たことがない。シンボリックな1本である。このフォルムとツルツル感が魅力的である。
ノリナも一時期日本に多く輸入されたが最近は良い形のものも少なくなってきたのではと思う。
他にも多くシンボリックなものはあったが、今回はこの辺にて(^^)/
スペインの植物と言えば、やはりオリーブが一番に頭に浮かぶ。今回も小さなものから樹齢約2,000年のもの、背の高いものなど各ナーセリーを周ってチェックしてきたので、写真で紹介させていただくことにします。
とてもスラっとしていて見上げる大きさである。このようなオリーブはイタリアが多い。胴回りサイズからして樹齢約400~600年ぐらいであろう。高さは約11~13メートル。
又右衛門は背が低いため、このような背の高いオリーブにあこがれるのかな~~(笑)
これらは背の高さとボリュームがあり、迫力がある。又右衛門の好きなタイプでもある。高さは約6~8メートル。このようなサイズがお好みの方も多いかも(^^)/
重量感もあり樹齢も約800~2000年。2,000年クラスは、原則許可がなければ移動ができない場合もあるので要注意である。このような高樹齢の物はさらに希少になって来るであろう。写真のオリーブには他国に行くもの、日本にやってきてくれるのも数本含まれている。日時は未定だが楽しみである。
写真のように両翼のある恐竜が羽ばたくような感じがする。このような形状で大きいものは比較的多くある。どっしり型のオリーブの安心感とはちがった不思議な印象がするタイプである。
まるで龍のようにも見える感じが素敵である。実は私は辰年生まれである。それもあって、とても魅力的に感じる。そして来年は辰年。ひょっとしたらブレークするかもである。
他にも比較的小さなものでもテーブルのようで素敵なものも多くある。
また日本でも流通しているサイズのものも多くある。基本的に日本で栽培されているサイズは輸入しないようにしているが、どうしてもスペイン産でなければならない人もいるので今後はどうなるかは未定である
いかがでしょうか?本当にいっぱいサイズがある。このようなオリーブを是非皆さんにも見ていただきたいものである。その取り組みができることを考えてみよう。
楽しみである。
タイから帰国し、横浜、続いて今回のスペインと出張が続いている。できれば様々な意味でもう少し余裕をもっていたいと思うが、気がついたらいつもこのような感じになってしまう。少し反省はしているものの、今後はさらにこのようになってしまうかもしれないので、せめて心と頭の中は余裕をもって進めていこうと思う。
さて今回のスペイン訪問は、毎年招待いただけるバレンシアで開催される植物展示会「イベルフローラ」への出席と、出展しているパートナー各社への挨拶。それとスペインにて管理していただいているシンボリックな又右衛門プランツのチェック。そしてとても大切な方からのご依頼である心が和むような植物を探すためである。
今回は故障中の相棒であるスーツケースの代わりに新しい相棒にせっせと荷物を詰め込んで、伊丹空港から羽田空港、イギリス ヒースロー空港、そしてバレンシア空港に到着。バレンシア空港で、スペインのパートナーのMAKIKOさんと無事合流ができた。
空港からバレンシアの駅まで車で向かい、車を預けてノルド駅からバルセロナをめざすのだが、いつものようにレンフェ(列車)は、遅れての出発。そこから3時間30分でバルセロナ駅に到着
そこからさらに電車を乗り換えて、1時間30分で最初の訪問先である最寄り駅へと到着した。
そして宿泊先であるB&Bのホテルに深夜に到着となった。宝塚を出発して約37時間での到着となった。そして数時間仮眠し、スペイン時間朝3時から日本のWebミーティングに参加させていただいた。
明日の起床は7時、少しだけ横になれる。B&Bにも関わらず、朝ごはんを食べる時間がない。おまけにベッドに横たわる時間もほぼないままのスペインでの活動のスタートとなった。
さ~~数時間後には久し振りのナーセリー訪問である。時差ボケもあるかもしれないが、気を引き締めて取り組んでいこうと思う。今回どのような旅になるか楽しみである。
詰め込んだスケジュールもあり、ブログのアップは写真が中心になり、時差も出てくるかと思うので、その辺はご理解いただき、お読みいただければ幸いです。
それではテーマごとにアップしていきます。よろしくお願いします。
タイから帰国し、帰国後の整理もつかないまま週明けの社内会議を行い、多くのスタッフに力強い声をいただき、背中を押されたような気分で、急ぎ足で伊丹空港へと向かった。
今回は横浜である。明日開催されるGREEN ×EXPO 2027 共創キックオフミーティングに参加するためである。
また違うミーティングがあるため横浜を訪れた。駅を降りるとそこには多くの横浜ベイスターズのファンが集まっていた。今日は試合がある日なのだな~~と横目で見ながら打ち合わせ会場を訪問させていただいた。そしてミーティングが終わり、部屋の外に出るころは試合も佳境に達しているのか大きな声援が球場外にも多く響いていた。
その歓声を縫うように市役所近くで予約したホテルへと向かうことにした。ホテルに着いた頃には近くの飲食店は閉まっていたので、桜木町駅ちかくのお店で簡単に済ませに向かった。
その途中、色んなことを考え観覧車を眺めていた。様々な色に変わる観覧車をしばらく見つめていた。
そして食事を終え、七色に移り変わる観覧車に見惚れていると、その後はグリーン一色になり、しばらくグリーンに輝く観覧車が長く続いた。
その景色はまるで華やかな世界よりも何よりも一番輝く色はグリーンであるという自らのメッセージと被るところもあるのと、現在多くのことが重なり、様々なことに目移りしそうな時や色んな関係への気遣いは後回しにして、今は植物(みどり)のことをしっかり見つめなさいというメッセージにも感じられた時、その観覧車はさらに輝きをましたように感じた。
そして26日はパシフィコ横浜で開催されるGREEN×EXPO 2027 国際園芸博覧会の共創キックオフミーティングが開催されるため私も出席させていただいた。
開催前から会場には多くの出席者や報道関係が集まっており、私も普段からお世話になっている人や新しくご縁をいただいたばかりの方にお会いすることができた。
そして定刻に開催され、経済界、政界の方々や横浜市長、博覧会協会の関係者の方々から挨拶があり、本博覧会の開催意義や目的、期待の声など多くいただけ、花き園芸業界の一員として嬉しさとともにその責務を感じ身の引き締まる想いがした。
またチェアパーソンである涌井先生と隈研吾先生の対談では、プラネタリ・バウンダリーの問題やネイチャーポジティブ、サーキュラーエコノミーなどについても提議され、先生方のように崇高な考えまでは至らないにしても、ここ数年同様な想いで活動し、技術の開発を繰り返し、形をつくり、各所で唱えてきたことが間違っていなかったことに確信がもて、何か報われた感じと同時に大きく背中を押していただけたような気分がした。
そして引き続き世界が向かう方向の一端を担えるような活動を実直に行っていかなければとあらためて感じることができた。
そして休憩をはさんで、地元宝塚の3セクの取締役会にて、GREEN×EXPOの案内をするために足早で会場を後にする際に、重鎮である大先生とばったりお会いすることになり、そこで、とても優しく鋭い目で「よろしく頼むよ。」と一言お声掛けいただくことになり、私の想いは一層に強くなった。
また多くの方々に普段の活動における温かい支援の言葉をいただけ、自身の推進力につなげることができた。
2027年 あっという間であろう。私にどのようなことができるか、役に立てることはあるのか?は、わからないが花き園芸業界の一員として自らの信念のもとに実直に歩んで行こうと思う。
~幸せを創る明日の風景~ を世界のみんなと一緒にみたいから・・・・
全ての行程を終えて、深夜発の関空行の飛行機に搭乗し日本に向かった。
今回のタイ訪問中には、特別なプロジェクトへのお声掛けなどもあり、正直多くを悩み、眠れぬ日々が続いた。
現状、多くの新しいプロジェクトが同時進行し、さらに新しい取り組みを始める中、果たしてそのような時間はとれるのか?多くを犠牲にしなければならないことがあるのか?会社や私の体力もまだ残っているのか?そもそも私の能力でできるのか?などいろんなことが、頭の中を駆け巡っていた。
ただ私は、以前より必要とされる場所こそが自らの居場所と考え活動をしてきた。そして私ができることで植物のためになることがあれば、取り組んでいかなければならない。それが植物の恩恵を誰よりも多く受けてきた花き園芸業界の一員としての責務であり、それを可能にすることができる技術を授けてくれた支援者の想いに報いる当たり前の行動であると考える。
正直簡単なことではないが、私には支えてくれる素晴らしいスタッフがいる。きっと理解してくれると思っている。今後はどのようなつながりになっていくかは、まだまだ全くわからないが、信念を貫ける取り組みであれば積極的にどのような取り組みでも関わっていければと思っている。
みんなで明るい世界を共有することをめざして・・・
さ~~今回もいろんなときめくこと、出逢いがあったタイ訪問でした。次回は年内にもう一度訪問することになるかなと思います。それではこの辺で~~。
いよいよ9月のタイ訪問も最終日を迎えることになった。
最終日はバンコクから2時間ほどの場所にあるパートナーナーセリーの訪問である。ここでは又右衛門エリアをつくっていただき、日本向けの植物たちを時間をかけて洗浄や養生などをしていただいている。
そして前回、縁あって出逢えたブライネア(ブレーニア)の素敵な株を監理していただいたのを途中でピックアップして又右衛門エリアへと運んだ。
マルチで8ヘッドのものなどもあり、中々の魅力的なフォルムが素敵な逸品である。眺めているだけで嬉しくなってくる。
洗浄後のフィカスやビスマルキアの状態チェックを行った。今のところ順調なようなので一安心である。恐らく来春あたりの移動になるかと思うが、その日が楽しみである。
さらに日本のある企業と進めようとしているプロジェクトの相談も行い、互いが積極的に取り組んでいこうとなった。
そして雨の合間を縫って活動していると気になるものを見かけた。インドボダイジュである。タイにはいくつかの種はあると言われているが、その詳細は私はまだまだ勉強不足のため知り得ていないが写真のように気根がなくスッキリして整っているものは多くはない。そのため、その場で又右衛門エリアへ迎えさせていただくことにした。
また他にもバオバブや大型フィカスなどもあり、今後の活躍が期待でき、想像が膨らむ。そのような事を描きながら、近くの生産地を周りながら、豪雨の中全ての行程を無事に終え、帰国のためにスワンナブーム空港へと向かった。
今回のタイ訪問は、雨が本当に多く、渋滞に巻き込まれ移動が大変なことが多かった。
電車での移動の際には急遽雨が強くなり、潅水しているところもあったため、露店でゴム草履と傘を購入し、歩いてホテルにもどったりしていた。さすが「レインマン 又右衛門」と世界各地のパートナーが呼ぶだけのことがある。各地においては農業には水が欠かせないので大歓迎をされるが、タイにおいては洪水など雨の被害が多く深刻な問題となっているので、あまり歓迎されていないかもだが、その分、未来につながる取り組みを引き続き行っていきたく思っているのでお許しいただければである。
バンコクに戻ってからは、JapanAgriChallenge社を訪問。迫田代表と面談させていただいた。当社はBijin(美人)トマトのブランドで、ミニトマトなどを栽培、そしてタイのほとんどのスーパーに供給し、他国にも輸出をしているタイにおいてとても有名な企業である。
朝訪問させていただくと、若々しい活発で笑顔のスタッフが多く在籍しており、とても丁寧に対応いただけ、素敵な会社だな~~というのが第一印象であった。
会議室に通していただき大変忙しい中、迫田代表と面談をさせていただいた。私たちの開発する「マリネックス」の話や農業資材の話を真剣に聞いていただけた。自社のヒストリーや方針、今後の取り組みについて教えていただき、私たちの今後のタイでの活動に役立つ多くを学ばせていただくことができた。
「マリネックス」の有効性にも大変興味をもっていただけ、稼働間近の新しい工場にて実証実験をしていただけるとの嬉しい言葉もいただけた。
さらに、タイで活動される農家の方たちにも紹介しますといっていただけ本当にありがたいことである。迫田代表の懐の深さと言うか、人柄の良さと言うか、素晴らしい方だと思えた。ぜひ今後も更なるご活躍期待したい。そしてその手伝いを私たちができればと思う。
そのような時間は過ぎるのは早くあっという間に、制限時間となってしまい、再訪を約束して、JapanAgriChallenge社を後にした。
また別日ではあるがコンベンションセンターで開催されるVitafoodsAsiaという展示会を視察、及び主に日本から出展している各社を訪問し、お話をさせていただいた。
ここでは個別にどのような会社と話をさせていただいたかは控えさせていただくが、積極的に出展されている企業の直接の声は大いに参考になった。私どものような海洋性腐植抽出液(高濃度フルボ酸)を展開している企業は見かけることがなく、可能性を感じることができた。また出展企業の中にも弊社の取り組みに興味を持っていただくことができ、とても参考になる機会となった。
このバンコクの2日間では日本とのオンラインミーティング、現地パートナー間でのミーティングも行い、大きく前に動かすことができたように思う。私たちのような小さな企業の熱意と可能性をみていただき、厳正な審査で弊社を選んでいただけたJETRO、そして現地において、素晴らしいご縁をつないでいただけた小茂鳥パートナーには本当に感謝である。ここで得たものをしっかり形にして、日本の魅力的な商品や技術をタイ国にて普及させ、社会の課題解決に寄与できればと思っている。そしてその普及とともに自社も成長できればと思っている。今後がさらに楽しみである。