四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2023.12.04

大自然と大都会

週末メキシコからほぼ無事に帰国し、日曜は自宅で時間にせかされないデスクワークであったため時差ボケ以外はしているものの、体力は十分戻ったように思える。

今日は社内会議終了後、都内へ移動。ホテルに早めにチェックインを行い、急いで会議の準備をおこなった。

会議終了後の夕方、虎ノ門ヒルズへと向かった。立ち並ぶ高層ビルの森の真ん中にたち、3日前までのメキシコとのギャップをものすごく感じていた。

そして、虎ノ門ヒルズステーションタワーへと向かった。今日は、ご縁をいただき【TOKYO NODE 開館記念企画 蜷川実花展~Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠~ 内覧会】に参加させていただくためである。開場前から多くの人が詰め掛けていた。その中には、私と同じ人間とは思えないほどの素晴らしいスタイルの方々や雰囲気を持った方が沢山来られていた。世間知らずなので私はわからなかったが、恐らく著名な方々がいっぱい来られていたようである。

そのような中、ずんぐりむっくりの又右衛門は、夜景を観た後、開場と同時に人込みを縫うように作品を順番に拝見させていただいた。

展示には、美しいもの、

迫力があるもの

考えさせられるものなど、どれもが蜷川さんらしさがあり、圧倒的なものであった。

そのような異次元の体験に感動をさせられながら、植物の偉大さや魅力も再認識できる機会になったと言える。

観覧終了後には、蜷川さんがエントランス付近にいらっしゃり、皆さんのお相手をされていたので、私も以前に仕事で関わらせていただいたお礼もあり、ご挨拶をさせていただいてきた。

そして写真もご一緒いただけ、漲る魅力を間近で感じることができた。

(※関係者の方から許可をいただきアップしています。)

さらに会場には素敵な作品を世に出されているデータサイエンティストの宮田裕章さんも来られており、ご挨拶をさせていただくことができた。相変わらず素敵な魅力に満ち溢れた方である。他にも多くの方が沢山のいらっしゃる中、以前の又右衛門であれば気後れして、すぐにその場を離れていたと思うが、今回はそのような思いは少なくなり、十分に作品を堪能させていただき、ホテルへと戻ることにした。

虎ノ門ヒルズをでて振り返ったとき、また先ほどのように先週のメキシコの大地との違いを大きく感じていた。

大自然の大地の上にそびえたつ植物たち。そして大都会の地の上にそびえたつ建物たち。いずれが良くて優れているということはない。どちらも感動を与えてくれる。学ばせてくれる。どちらも本当に素晴らしい。

その二つの素晴らしさの中での違いは何か?とたずねられたらとしたら、やはり大自然、植物は私たちを生かせてくれているということではないかと思う。

私にはこのようなビルや蜷川さんのような素敵な作品を作ることはできない。しかし、私たちを生かせてくれている植物と隣り合わせで一緒に活動をすることができる。

また来場者のような美しさや煌びやかさもないだろう。恐らく数年前までであれば、その空間に尻込みをしてしまっていたであろう。しかし今の私にはそのような気後れはない。それは植物という素晴らしい生き物とともに、活動をさせていただけているという尊い役割を担っているという自負があるからであろう。

これからも植物への畏敬の念を抱きながら、活動をすることを誓いながら一人、アスファルトで固められた地面と大自然の大地との感触の違い、その足音となって聞こえてくる声に耳を傾けながら、夜は更けていき1日の終わりを迎えた。

さ~~明日は別のプロジェクトで、とても大切な畏れ多い方との打ち合わせである。しっかり役割を完遂していきたいと思う。楽しみである。