四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2023.11.28

又右衛門 メキシコ紀行⑤  ~ポトシ マウンテンへ~

寒かったせいか時差ボケかわからないが夜中何度も目が覚め、しっかり冷え切った体で朝を迎えた。

いつものように視察の時はコスパの悪いホテルの朝食はとらないために、朝一番のデスクワークを終えて、街中に出てみることにした。

夜から降っていた雨は何とか上がり、水たまりを避けながら温かいコーヒーでも買えないかと思って歩いてみることにした。

少し歩いてみたが、お店が空いている気配がないため、あきらめて戻ろうと思ったが、お腹がすいているので、果物だけを少し買ってからホテルに戻った。

部屋でリンゴにかぶりつきながら重いスーツケースを階段でおろし、車に積み込んで今日の目的地であるポトシ マウンテンへと向かうことにした。

出発してしばらくして今日もOXXO(コンビニ)にてコーヒーとホットドッグを買って、車の中で食べることにした。ただコーヒーの選択が難しく、アメリカンコーヒーを買うと超薄い。かといってエスプレッソを買うと、普通の欧州のエスプレッソと同じとても濃いものになるのが悩ましいところである。そこで今回はメキシカンコーヒーを選択してみたが、味は違えど薄さは同じであった。それでも飲めるだけでもありがたいので、気分を良くしてポトシへと向かった。

途中パートナーが車を停め、農場みたいなところを散策するのでついていくと、とても可愛らしいサボテンをいくつか見つかることができた。

さらに車を進めると、途中松の木などに多くのウスネオイデスがぶら下がっていたのが面白かった。この地区ではクリスマス前に収穫し、販売するとのことである。

使い道はクリスマス装飾に使うとのことである。日本ではオールシーズンで使うと教えると、それなら必要かい?と聞かれたので、日本は他からいっぱい入ってきているので興味がないです。ありがとうございますと丁重にお断りさせていただいた。

山裾に着いたときには昼前になったので、ランチをいただくことにした。今日のランチは焼き鳥?である。タイでよく食べるガイヤーンというのとほぼ同じである。

この鳥を食べていると、ネコたちが遊びに来てくれて、優しいまなざしで疲れた体を癒していってくれた。そのお礼に、食べかけているお肉をいっぱいあげました。きっと深井先生よりいっぱい食べたと思います(笑)

さ~これから初めてのポトシ マウンテンである。雨も上がりとても良い気候なので楽しみである。そしてガタゴト道をとても素敵な景色を観ながら登っていく。そして山側にはアガベ ジョンソニーや、ノリナ ネルソニーなどが自生している。

そして私たちが秋田で育てているようなとても可愛い松の幼木を見つけることができた。さらに大きくなった松の中には、葉が長くエメラルドグリーン松がありとても魅力的であった。そして彼らから大きなヒントを教えていただけたが、そのことについてはまた別の機会でと思っている。

もう少し進むと、やっとのことでお目当てであるアガベ モンタナに出逢えることができた。そして背景には素晴らしい山や雲が拡がっていた。これは年賀状に使えると思ってスマホで何枚か撮ってみたが、よく考えれば年賀状は一昨年から送らないようにしたのに気づき、勝手ながら少し残念なような気もしてしまった。

さらに進むと松の高木もなくなり明らかに植生が変わっていくことが手に取るようにわかった。

そして約2時間で山頂に到着。辺りはハイ松と雪で覆われている。そして恐らく野生であろう馬たちが、不思議そうな目で私たちのことを見ていた。

時間も無いので、すぐに同じ道を折り返し麓に向かう。その途中ではモンタナを再チェック。他に知識はないが高山植物を見ながら、夕方に麓に着くことができた。

ただ急ぎの資料や他国からの連絡があったため、帰りの山道を車で揺られながらスマホやパソコン作業ばかりしていたので、麓につくころには、空腹もあったせいか酔ってしまいフラフラであった。

すっかり暗くなった街にもどり、夜ご飯に今夜もスープをいただくと、かなり回復させることができた。今日の夜はまたパートナーのお家に泊めていただけるとのこと。ありがたいことである。

そして明日の予定と商談を終えて、部屋に戻りこのブログを書いている。一時期はこの体調では今日はブログをお休みしようかと思ったが、途中省略してのアップにはなるがこの辺でお許しいただければです。かなり多くの植物に出逢え、今後のプロジェクトに活かせるものも多くあったので、また何かの機会でお伝えいただければと思っている。

さてと明日も定刻のスタート。しっかり眠れるといいな~~。おやすみなさい。