四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今はお盆商戦真っ只中である。そのような中、私は自ら進めていく仕事に関わらしてもらっている。問題なく全てできていると言えば、多くのお客様にお叱りをいただくであろうが、生花 仲卸 ローズガーデンでは、悪戦苦闘し、少しずつ自ら進化しようとしているスタッフを、私はあたたかく見守るだけの存在であり、そんなスタッフの心意気に感謝である。
そのようなことで、私はは海外出張などで、全くメンテナンスできていなかった デザットプランツの試験圃場を兼ねた、ローメンテナンスのモデルガーデンへ。
約一年前の植栽から、ほとんど手は入れていない。水もやってはいない。そのような中、雑草は生えたものの、デザットプランツは問題ないようだ。しかしその中でも大きな違いが出てきていた。
写真左から順にスペイン産 「ユッカ ロストラータ ブルー・スワン」。続いて
同じくスペイン産「ノリナ ネルソニー」続いてメキシコ産 「ユッカ ロストラータ」そして最後右端が再びスペイン産「ユッカ ロストラータ ブルースワン」
はじめの個体の大きさに違いがあるものの、生育に大きな差が出てきている。またメキシコ産は、不健康な状態である。恐らく両者は根の張り具合大差が出ているからであろう。
いかにしっかり発根した状態のスペイン産が、様々な耐性があり、メンテナンスが容易であることから、梅雨のある日本に適しているかということが言える。また引き続き観察を続けていきたいと思う。
そして、この植栽のメンテナンスの際に、激痛がはしった。
一瞬の出来事だったのではじめは、アガベの棘が奥まで刺さったのかと思ったがそうではない。
一瞬恐竜に喰われたのかとも思った。でもそんなことはあり得ない。
よく見ると、植栽の奥にハチの巣があった。それに気づかずに手を突っ込んでしまい、ハチの逆鱗に触れてしまったようである。
このガーデンも化学農薬を使わずに管理しているので、ハチにとってはいい棲家かもしれない。そんな元気なハチの巣に手を入れてしまったら仕方ないことだろう。
それにしても刺されどころが悪かったのか、肩までしびれてしまい、作業が途中でできなくなってしまった。
今回は酷暑の中での作業、多く報道され気をつけなければならない熱中症対策のため、頭をタオルで覆い、分厚い長袖、長ズボン、ペットボトルを横においての作業で万全だと思っていた。
そこにハチに刺されるとは、全くの想定外であった。
この痛みをせめてもの学びにしたいと思った・・・。
先週の金曜・土曜日、山本園芸流通センターにおいて、山本納涼盆踊りが開催された。
この盆踊りは山本の各団体が力をあわせる地元メンバー手作りのイベントである。
この盆踊りを行うためには準備 本番 片付けなど多く日数が必要とされる。それをほとんど地元の有志で行っているマンパワーの凄さには、いつもながら驚かされる。
そのような中、自社の用事で、連日の睡眠不足で動きが鈍い私は、殆んど役に立たないため、
お面売り場という素晴らしい場所を与えてもらった。
勤務態度はこんな感じ(笑)
お面はショッカー。と言っても知らない人も多いだろうが・・・。
陽も落ちる頃には、この地にこれだけの子供がいたのか?と思うほどの人出である。
お面売り場の売り上げも上々であったと思う。
ただこのショッカーは中々売れない。私が被っているからではないとは思うが・・・
どうしたらお面が売れるのかや、お面の名前を覚えようとしているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまい、1日目を終え帰宅した。
そして2日目。
今日も担当はお面売り場。ありがたい話である。
今日は人気プログラムであるビンゴゲームがあるため、その前後は相当な人手になる。
そんな合間を縫って、私は今日もこんな感じ。
この写真を見ていただいたように、ほとんど私は戦力になっていない。むしろ邪魔な存在である。(笑)
でもこんな私を、邪魔者扱いせずに、受け入れてくれるスタッフの皆さんの懐の深さには本当にうれしいものである。
さらに、酷暑の中、準備や片付けをいやな顔せず、子供たちのためにと、当然のことのように大汗をかいて行っている皆さんの姿は眩しいばかりである。
是非、未来の宝である子供たちには、このような多くの温かい目に囲まれた中で、すくすく、のびのびと育ってほしいと思う。そして将来この山本、そして日本を背負っていって欲しいと切に願うものである。
今日はお一日。ここ2か月、海外出張などで、不在のため久しぶりにベースキャンプで1日を迎えることになった。
まずは自宅の神棚に始まり、宝塚本社の神棚をおまつりし、氏神様の松尾神社を参らせていただく。
続いて豊中に移動。大阪営業所の神棚、ローズガーデンの神棚をおまつりし、氏神様である春日神社を参らせていただく。
これは、いつものルートであるが、この8月は毎度と違って、一つお礼と報告の際に加わることがある。
それは一年間のお礼である。というのは、私たちは7月決算のため、8月が新年度となるからである。
今年1年間も多くに人に出逢い、多くの人に助けられて、このように変わりなく新年度を迎え、お礼の報告をすることができた。本当にありがたいことである。
そして何より、決して上向きの経済を感じることがない、むしろ厳しい状況でありながら、歯を食いしばりながら、笑顔で耐え忍びながら、何とか新年度を迎えることができる結果を出してくれた素晴らしきスタッフに感謝である。
私はこのスタッフの努力に報いるというより、さらに甘えさせていただき、新年度も多くのことに挑戦していきたいと思っている。
まずは新会社の設立である。この件については、しばらくして発表させていただきたいと思っている。またこの他にも新たなことが形となって始まろうとしている。正直不安なこともあるが、明らかに希望が勝っている。ドキドキ、ワクワクである。
それにしても、多くの人との出逢いがあって、それが少しずつ形になっていく。
スタッフの努力ももちろんだが、決してそれだけではない。私には目に見えない力が後押しをしてくれているように感じている。
朝からデスクワークを終え、花卉懇談会セミナーにご招待いただいたため、東京農業大学の世田谷キャンパスへと向かった。今回ご招待いただいたのは、次回セミナーの講師の一人として私にお声掛けいただいたためである。
経堂駅から早足で約15分。暑さのため結構汗だくでの会場入りとなった。
会場には皆さんがすでに到着済みで、到着後しばらくして簡単な打ち合わせが始まり、その後、昼食のお弁当をいただいた。
本日のテーマは「花き産業が必要とする商品開発の仕掛け人」である。参加者は生産者や流通、小売り、行政や大学、さらに大学生と幅広く、約220名が参加していただいていた。
講演および講師は下記である
「公的機関の考える商品開発」(茨城県農業総合センター生物工学研究所所長本図竹司氏)、「オンリーワン商品を経営に活かす」(株式会社Rose Universe代表取締役社長国枝健一氏)、「”7”が教えてくれる花トレンドの先読み法~これからの商品開発に生かす」(株式会社大田花き花の生活研究所取締役主任研究員内藤育子氏)でそれぞれの分野でとても素敵な内容を講演されていた。
その中でも私が興味深かったのは、やはり薔薇つながりでもある國枝氏の講演である。
内容は独創的なものや、共感できるものなどがあり、また興味をうまく惹きつける素敵な話術で、参加者を魅了して、特にしゃべりの苦手な私は感心させられるばかりであった。
講演は17時に終了し、その後は懇親会会場へと向かった。
懇親会も多くの方が出席され、とても賑わっていた。あまり社交的でない(シャイな)私は、会場の隅の方に陣取りながら、多くの人たちにと話をさせていただくことができ、素敵な時間を過ごさせていただいた。
本来は、19時過ぎの羽田―伊丹 最終便に乗る予定であったが、懇親会の居心地が良く、間に合わなくなってしまったため、21時過ぎの羽田―関空に変更し、深夜宝塚に帰ることにした。
そして会場を後にし、帰路についたのだが、長い付き合いの花マーケットの奥山氏たちとまだ話し足らずのため、品川駅で2次会をすることになり、深夜になってしまった。
当然変更した帰る予定の飛行機も乗ることはできず、チケットは変更できたのだが、ホテルがとれず、仕方なしに久しぶりに野宿でもしようかなと思ったのだが、今日は招待のためスーツを着ていたのでそういうわけにもいかず、新橋で持ち前のサバイバル能力を活かして、何とか屋根の下で朝を迎え、早朝空港へと向かった。
今回、このような素敵な機会をいただけた花卉懇談会のスタッフの皆様には本当に感謝である。苦手だからと言い訳せず、次回講演では私の触れてきた人や植物との縁の素晴らしさをお伝えできればと思っています。
そして、当日ホットな情報がお届けできるように、これからの半年も一生懸命、情熱をもって取り組んでいかなければ感じる上京となった。
ミラノから戻り、山積みなってしまったことや、新たに取り組むこと、思い通りに動かない肩で、またアップがしばらく遅れてしまい・・・すみません。
さて今日は、毎年この時期に開催されるJFグループ生産者協議会 総会に出席をさせていただいた。
懇親会においては、JF兵庫県生花 藤原社長、協議会会長の加藤会長、顧問である日体大理事長の松浪健四郎先生、歌手のBOROさん、園芸家の通称トミーで活躍中の富山昌克さんをはじめ、素敵な皆様とご一緒させていただくことになった。
懇親会はBOROさんの歌で始まった。懇親会のオープニングでありながら、発売予定の「どっちやねん。」なども含め6曲も歌っていただけた。
その中でも特に感動したのは、やはり「大阪で生まれた女」である。歌詞や曲も素敵だが、それにBOROさんの声が絡み、全身からにじみ出てくるものを感じることができた。
そして歌われた後、テーブルにつかれたのだが、ちょうど私の隣の席であったので、長くお話をさせていただくことができ、BOROという芸名の所以や、その他活動中の苦しかったときのことなど、素顔の部分を聞かせていただき、すごく貴重な時間を過ごさせていただくことができた。
また久しぶりに松浪健四郎先生ともお話ができ、来年の日体大125周年記念として植物を使った取り組みで少し面白いことが出来そうである。
そして隣のテーブルには、以前から懇意にさせていただいているトミーこと富山昌克先生も来られていて、久しぶりにゆっくりとまではいかないが、少し話をすることができた。
トミー氏は私と同い年で共感しあうところも多くあり、今回もあるテーマで盛り上がった。
私は業界の同年代よりは、ドタバタだが、まだ動いている方だと思うが、彼はその数倍アクティブに活動し、多くを発信している姿には学ばされることが多い。そんな彼が今回は今まで以上に私の背中を強く押してくれ、立ち上がる気持ちを強く湧き上がらせてくれた。本当にありがたい話である。
その他にも写真がうまく撮る機会を逸し、アップできないが、加藤会長をはじめ、多くの方々と話ができ、とても有意義な時間を過ごさせていただけた。
昨今、各市場は色んな機会を提供していただけるが、このような一味違った素敵な設えをするJF兵庫県生花の藤原社長、東専務には、ある意味、懐の深さを感じるとともに、ホスト役のスタッフの皆さんに本当に感謝である。一味違った仲卸としてもっと頑張らねばと思いを強くし、会場を後にした。
今朝もいつものように朝食を済ませ、慌ただしくパッキングを済ませ、チェックアウトして、日本をめざした。
ホテルからは中央駅まで歩いて、そこから、シャトルバスでリナーテ空港へと向かう。
ここでチェックインし、約26kgの旅の友であるスーツケースとしばし、お別れである。
無事日本で再会できることを祈る。
出発まではラウンジで過ごし、今回の渡欧のことを振り返っていた。はじめの目的のうちどれくらい進めることができたか?何が足らなかったのか?など色んなことを考え、肩や背中、腕の激痛と戦いながら・・・・
そうこうしているうちに出発の時間がやってきたので、とりあえずは経由地であるフランクフルトへ到着。ここで約4時間の待ち時間があるので、Free Wi-Fiで、積み上げられた仕事を少しだけ済ますことができた。
そして、成田に向けてのJALに乗り込み、機内で今回のミラノ訪問ブログの最終回を書いている。
今回のミラノでの重要な目的は、ミラノサローネ出展の検討と、商談であった。
どちらも最終段階まではいけなかったが、大きくまたは着実に前に進むことができたと思う。
これもミラノの友人や、大阪の友人のおかげである。本当に感謝です。
さらに日本では、大忙しで中々お会いすることもままならない先生や企業の方々と、膝を突き合わし、互いのことや、業界の未来のことの話をすることができ、多くのことを学ばせていただけた。これもまた大きな財産になった。
今回も異国の地に身を置いて、自らと日本を見つめ直すことができたと思う。そしてこれから何が求められているのか?何をしていかなければならないのか?自らの存在意義と照らし合わせながら、多くのことを考えさせられ、パッションとチェレンジスピリットを蓄積することができた。
これも、様々な形でいただくことができた縁のおかげである。
人って素晴らしい。縁って素晴らしい。
そのことを改めて実感できる渡欧になったと思う。
ここで得ることができたものを必ず来年、形にして表現したいと思う。
それでは、無事 成田経由で伊丹空港、そして自宅に帰ることができることを願って、この訪問記を書き終えることとする
これからも 四代目 金岡又右衛門をよろしくおお願いいたします。
グラッチェ!
PS 今回も四代目 又右衛門ブログをお読みいただきありがとうございました。肩、腕、背中の激痛と戦いながらのため、誤字脱字、乱文でのアップになっていますこと本当に失礼いたしました。ブログ内容について聞きたいことなどございましたら、ご連絡くださいませ。
今日もまたまた同じように朝食をとった。
明日は帰国の途につくため、ここミラノで活動する最終日である。
朝一番から、商談の際に、ご紹介いただいたARMANI/SILOSへと向かった。
私は以前からARMANI好きのため多くの知識は持っているつもりであったが、ARMANIのマネージャーに紹介してもらうまで、このような施設があるとは知らなかった。勉強不足であると少し反省。
入り口で入場料を払い、施設内をゆっくり見回った。その様子は写真のみで。
ここではアルマーニのHistoryを見ることができて、アルマーニ好きにはとても面白いのではと思う。
私もゆっくり拝見し、最後にCaféでcoffeeを飲んで、素敵な空間を楽しませてもらった。
そしてこの場所を後にし、またひたすら歩き始めた。今度の目的地は、ここにたどり着くまでに見かけたマルシェである。
土曜日のため多くのお店が立ち並んでいた。さっきのARMANIとは別世界であるが、これも私にはとても居心地の良い空間である。
その中で焼き立てのとても美味しそうなチキンを威勢よく売っていた。
チキン好きの私は、迷うことなく買ってそのままかぶりついた。味は想像通りにとても美味しかった。
そしてしばらくマルシェを周り、再び視察のためにドォーモまで移動。
そこからモンテナポレオーネの間をウロウロ見て回った。そして三度ARMANIビルを訪れ、今回の渡欧でのお仕事の締めとなった。
その後、最後の晩餐としてホテル近くのBARで食事をとり、ホテルでデスクワークを行い、肩の激痛と戦いながらこのブログを書いている。
もう読み直す気力も、間違えが見つかっても書き換える勇気も残っていないので、誤字脱字や乱文はお許しいただければと思っています。
ではでは明日は帰国の途へ。
おやすみなさい。
今朝もいつもの時間に、相変わらず野菜がない少し不満の残る朝食をとった。
この時期のミラノだから、ホテルはどこも結構高く、会社の規定内の1万円で泊まれるホテルは中々難しいので仕方ないとは思うが・・・。
ただ部屋はこじんまりしていて清潔感はあるのとFree Wi-Fiが使えるのでその辺は十分にと言える。
さて朝食を終えると、まずランチミーティング予定の駅に、わざとかなり早めについたので周辺を散策してみた。
ヨーロッパで良くある感じのカフェ通りを抜けていくと、全体的に近代的な感じがしてきて、面白いなと思って、そのまま進んで行った。
さらに進むと、真新しいビルへとたどり着くことができた
中々素敵な感じである。
そして時間をかけて周辺をみているとビルの間から素敵なビルが見えてきた。
そうあの話題のビルである。ここには訪問する予定であったので、この偶然にとても喜びを感じた。
このビルに関しては、エコであるのでOKとか、耐久性が落ちるためNGであるなどの賛否両論あるのだが、あまり深く考えない私にとっては、植物がきちんと育つ環境を用意してあげられているのであれば、見た目にも、住空間としても良いのではと思っている。
しばらく、そのビルやその付近を散策しているうちに、時間となってきたのでランチミーティング会場まで早目に戻ることにした。
そして、今回初めてお会いする方々と一緒に、しばらく振りの和食をいただきながらミーティングを行わせていただいた。
彼らは日本の大手企業から赴任されてきたとのこと。そこで私たちの取り組みを説明し、今後の何かのきっかけをとお願いをさせていただいた。
そしてミーティングを終え、別れ際に一人の方が、実は以前にYahoo!ニュースで金岡さんを見ましたよと言われびっくりした。
その時の写真がこれである。実は私の唯一の趣味と言えるのはトローリングぐらいである。
当時250Kg 4m以上のカジキは結構話題になってYahoo!ニュースや、地元ニュースや新聞にも取り上げてもらったのをおぼえている。私の少ない自慢できるネタである。
そしてランチミーティングは早目に終わったので、少し足を延ばして、プラダ財団のミュージアムへといってきた。
そこでしばらく時間を費やし、ミラノ中央駅へと戻ってきた。そして喉と小腹がすいたので
昨晩に続き、同じ店で少しだけ食事を行った。
そこでも昨日に続き大先生たちとお話をさせていただき、多くを学ばせていただいた。
そして19時、今回の大きな目的の一つである展示会場の下調べをするために、延堂氏と待ち合わせをし、案内をしていただいた。
とても素敵な場所だが、今回提案するものが大きいため、実際にそこに運び込めるかなどの心配がある。ただそれさえクリアできれば申し分ない場所であると言える。
そのことは持越しになってしまったけど、何とかうまく調整できることを願っておくしかない。
そして、その周辺もしっかり調査し、お世話になっている延堂氏とともに夕食に向かった。
今回も延堂氏が経営するリストランテへ。
前回のお店も同様、かなり混んでいていい感じである。
私は大好物のコットレット ミネラーゼをいただいた。これもまた美味しい。
随所に延堂氏のこだわりが反映されていて、この地で支持されているのがうなずける。
そして、私たちがお世話になっているのに、贅沢なディナーをごちそういただいてしまった。
本当に頭が下がる思いである。あ~~でも美味しかった。
そしてお腹も心もいっぱいになり、食事を終えてホテルに戻ることにした。
気が付けばもう日付も変わってしまったので眠ることにする。
それにしても今日も良く歩いたと自分でも感心する一日となった。
今日は、予備日としていたので、特別アポは入れてはいなかったので、半日はホテルでパソコンと向かい合っていた。
それにしても数週間前から悩まされている肩の痛みが一向に良くならない。
キーボードを打つ時間を減らし、シップを貼り、痛み止めを飲んでもほとんど変わらず、デスクワークが進まないので、たまには外を散歩して気を紛らわそうとするのだが中々難しい。こんなことは今までになかったので、ブログを書くのも一苦労。だから今号は短いというわけではないが・・・・
デスクワークと、散歩、各所に連絡を繰り返しているうちに、何だかんだと夕方になった。
今日はこんな感じで一日が終わるかなと思っていたのだが、夕方、以前からお世話になっていて、日本での国家のプロジェクトや、特別なプロジェクトを手掛けられている方と、アポが取れ、ミラノで夕食を一緒にとらせていただいた。
この先生とお知り合いになったのが約8年前で、その間、会いたくてもかなりお忙しい方なので、お会いできた回数は数えるほどであった。
それがこのミラノでゆっくりお会いできるのも何かの縁と感じながら、半夏生ということもあり、タコを含めたリーズナブルなシーフードを美味しく食事をいただいた。
そのミーティングの内容のアップは厳しいが、私たちの活動や、私のことを評価いただき、その上で、色んなアドバイスをいただけた。場合によっては、このアドバイスが私たちの活動を大きく左右するとても重要なものになるかもしれないようなものであった。
そんなとても有意義な時間を過ごし、興奮気味で部屋に戻り、眠ることにした。
たまには時間に縛られずに、余裕を持つことも、多くのものを招き入れるのだなーと感じる一日になった。
今日は、以前からの憧れであるA社との商談の日である。かなり前の突撃営業から確か7年ぐらいにはなるのではと思う。
当時、憧れ意識だけが先走り、実際商談にはなっていなかったと思う。私たちの取り組みを説明するまでが精一杯であった。
今回は連絡を入れたら、以前に私が訪問したことも覚えていただいていて、事前の提案にも興味を持っていただき、今回はきちんとしたテーブルでの商談の時間をいただくことができた。
商談のためオフィスに案内されると、やっとここまでは来ることができたという実感がした。
商談の内容については、OPENにはできないが、今回は憧れではなく、きちんと胸をつきあわせてのミーティングができたので、また一歩前に進んだように思っている。
その先はまだまだ長いかもしれないが、いずれ私か次代には成し得ることのようにも感じることができた。
そして貴重なミーティングのあと、半年ぶりのドォーモへ。そしてお昼に大好物のコットレットをいただいた。
その後、少し時間があったのでコモ湖まで足を延ばしてみた。
コモ湖はCADORNA駅から約1時間。保養地である。急斜面の山には別送のようなものが立ち並んでいる。
ただこの日は34度ぐらいあってかなり暑く、避暑地とは言えない状況であった。
ここで少し散策をして、再び電車に乗り込んで、ホテルに戻った。
そして荷物を置いて、ディナーミーティングに向かった。
今晩は大阪ではお世話になっていて、既にイタリアでのビジネスで成功されている方にレクチャーいただきながらの食事会である。
出てきた料理がこれ。本当に美味しい。
素敵なお店ですねと言えば、ありがとうございます。そして驚いたことに、このお店も経営されているとのこと。その活躍ぶりには驚かされた。
話を聞いていると、やはり成功されているだけあって多くのことを学ばせていただけた。そしてもっと自分も頑張らなきゃいけないという気持ちと、来年の展示会への参加意欲を一層駆り立てられた。
そんな時間の経つのは早いもので気が付けば23時。ホテルへと戻り、各人部屋に戻ることにした。
今日 ミラノで最も暑い、熱い一日を過ごしたように思えた
*ブルガリホテル OPENCAFE写真