四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2016.02.16

北陸へ。新しい出逢いと、再会。

15、16日は北陸へ向かった。今回は新しいプロジェクトの打ち合わせのためである。
ここでは内容は話せないが、環境、学習、地方創生につながるユニークな取り組みで、場合によっては世界に向けて発信できる取り組みになるかもしれないので、乞うご期待である。

なので、仕事抜きの話しを・・・

富山へは、7.8年ぶりかと思う。その時は新幹線が開通していなかったので、富山まではサンダーバードで行けたのだが、今はサンダーバードを金沢とまりなので乗り換えなければならない。正直で少し不便になった感がした。

でも北陸新幹線にはまだ乗ったことないので、少しはワクワク感もありの訪問となった。

昼過ぎから翌日夕方まで、びっしりのミーティングスケジュールであった。

そのような中、久しぶりにラーメンを食べた。

富山と言えば「富山ブラック」が有名である。ここのお店は老舗の有名店で、とても賑わっている。メニューはラーメン大・小のどちらかと、白ご飯のみである。

私は、ラーメンとご飯を食べる習慣はないので、ラーメン小を注文した。

味はと言われると、薄口好きの私には正直厳しい。生醤油そのままにも感じるかなり濃い味である。

地元の方に何故こんなにも濃い味ですか?と聞いてみると、もともと寒い地域で肉体労働を頑張るためのカロリー補給手段であるからとのことであった。その解答に、ちょっとうなずかされた。

そして白いご飯が無ければ、濃すぎて食べられないから、白いご飯も頼むんだよとも言われた。その解答に大きくうなずかされてしまった。そんなぐらいの濃いであった。

そして全ての打ち合わせを終え、富山駅近くまで送っていただいた時に、何か後ろから声をかけられたような気がして、振り返りふとビルの中に目をやると、オリーブの木がそこに飾られていた。

そしてひょっとしたら・・・と思い、足早に近づいてみると、やはりこのオリーブはお世話になっている取引先の方にご購入いただいたものであった。

このブログをみた人は、何でそのオリーブが自分の輸入したものってわかるのですか?と思うかもしれないが、でもしかし私はそのオリーブは、私のところから巣立ったものであるという確信がある。何故ならば我が子のようなものであるからである。

きっとこの子は、私に、「僕は今、ここにいるよ。」「こんな寒い地域に来たけど、みんなに囲まれて、元気にしているよ。」ってビル越しに、声をかけてくれたのだと思う。そんなような気がしてならなく、後から涙がこみあげてきた。

帰りは、大雪で列車が遅れるなど、少しハードな1泊2日であったが、新しいプロジェクトへの期待感やオリーブとの再会などの充実感。今まで以上にここ富山が素敵な街に感じられ、またこの街を訪れたいと感じる訪問になった。