四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.03.06

又右衛門 タイ紀行2月⑦ 生産地&マーケット視察

今回のタイ訪問の大きな目的の一つである素敵な方々との、マーケット&生産地訪問を、最終の2日間で行った。

今回、バンコクでご一緒いただいたのは、「AlonAlon Jungle Town」というとても魅力的なプロジェクトを起ち上げられた那部様と建築設計に携わられるROOM810の方々である。

AlonAlonさんは、障がいをもたれる方々を胡蝶蘭やマンゴ栽培をはじめ植物とかかわりあいながらの就労し、社会進出の道を切り拓いていく素晴らしい活動をされている方である。その活動については私のようなものが語れるものではないので、是非同社の活動をネットなどで拝見されればと思う。

そして昨年「AlonAlon Jungle Town」構想を起ち上げられ、そのプロジェクトの植物に関わるパートナーとして又右衛門を選んでいただき、今回はそのプロジェクトに必要な植物の選択や、デザインに反映させる参考のために、デザインを担当とする方々とともタイにて活動をさせていただいた。

初日午前は、バンコクにて植物園&カフェを展開する著名なところを数か所見学。

午後はマーケットなどを見学していただいた。そしてその夜は、デザイン案を前にディナーミーティングを行わせていただいた。

2日目は郊外の生産地にてシンボルツリー候補探しを行った。

その後は、前日とは異なる地方のマーケット数か所を見学いただき、実際に導入していく植物の品種や大まかなサイズの選定などをいただくことができ、お互いが大きくイメージを前に進めることができたといえる。

後は、私たちが現地の活動として選定いただいた植物をマーケットで買うのではなく、タイ国内にて状態の良いものを生産地から直取引を行い、価値あるものをお届けしていくことになる。

OPENは年内の予定であるが、その時に合わせてパーフェクトな仕上がりをめざすのではなく、多くの皆さんが関わり、日々植物とともに成長していくような取り組みを行い、経年とともに素敵なものにしていこうと言う考えである。

今まで国内外で大小の多くの植栽に関わらせていただいてきたが、この施設は他とは異なる部分も多くある。

何といっても、ここには植物の生長には肥料よりも欠かせない「愛」がいっぱい注がれていくであろうと思う。きっと素敵な施設になるであろう。とても楽しみである。