四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.01.20

国境なき奉仕団理事会総会開催

金曜の夜、エジプトから無事帰国。ただ成田空港に到着。そのまま明日開催される京都国際会館での「NPO法人 BRA国境なき奉仕団」理事会・総会出席のため、成田expressと

新幹線を利用し京都をめざした。

久し振りの新幹線というのと機内食があまり食べられなかったためと日本食が恋しくて、駅弁を買おうと東京駅構内を走って探したが、さすがに遅い時間ということか、ほとんどが売り切れ。その中で、まだ残っていたお肉のお弁当を奮発して購入。頭に浮かべていたお弁当とかなり違いはあったが、久し振りの日本のお米に、身体が喜んでくれたような気がした。

比較的車内も空いており、となりの席はあいていたので少し大事な資料を作成しながら、あっという間に京都へと到着。そのまま駅前のアパホテルに宿泊をさせていただいた。

翌朝、大きなスーツケースはホテルに預けて、地下鉄で国際会館へと向かい30分弱で到着することができた。

青年会議所卒業生で構成される国境なき奉仕団の理事会総会は、青年会議所の京都会議と一緒に開催されるため、駅を降りると元気いっぱいの若いメンバーが多くおり、その中を少し老いた私が一人歩いていることに、何となく恥ずかしさも感じながら国際会館に到着した。

少し早めに理事会会場に到着。久しぶりにメンバーと顔を合わすことができ、お互いの元気そうな顔をみて嬉しさを感じた。

定刻、1月1日の能登地震によって命を落とされた方々への黙祷に始まり、松山理事長の挨拶があり、審議、協議、討議、報告事項と議事は進んでいった。今回の議事では、やはり中心となったのは能登地震についてであった。加賀出身居住の金森専務理事から、メンバーや関係者への支援に対する謝意と現状報告がなされ、国境なき奉仕団としての今後の支援の行い方など、時間いっぱいまで議論がなされた。

金森専務は自らの家族が被災をしながらも、市民のために物資の調達や配送などずっと支援に関わられており、本当に頭が下がる思いである。

監事講評がなされ午前中に理事会・総会は終了。時間のある方のみで昼食をいただくことになり、私も参加させていただいた。昼食時には松山理事長と同じテーブルにつかせていただけ、様々なことをご指導いただき、私が個人的に抱えているトラブルまで親身になって考え、すぐにその対応に動いていただくなど本当にありがたく思う。理事長は日本の中心で日本国民をまもるために日々尽力をされている方のため、私達には全く及ばない関係を有し、迅速に対応でき、さすが・・とあらためて思うことができた。

私たちメンバーは普段何もない時は、冗談を言ったり、バカ話をしたりすることもあるが、いざ有事となれば、目つきが変わり、皆が結束し、今必要とされる行動をいち早く判断し、行動にうつす頼もしい方々ばかりで、話をしているだけで勇気と癒しの両方を与えてくれるかけがえのない仲間である。

昼食を終えると、各メンバーは全国各地へと帰っていき、私はその背中を頼もしく見つめながら、見送らせていただいた。

次に会うことになるのは、理事会のテーブルの上か?被災の現場か?海外の現場か?わからない。またその日が明日になるか?1年間何もないか?もわからないが、絆は薄れることなく、そのままであろう。そのような仲間に入れていただいていること、私は誇りに思っている。