四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.01.04

又右衛門 出雲へ。

朝一番今年初搭乗のため伊丹空港へと向かった。今日は出雲へと向かう。

昨年の神在祭には出張のため参拝ができず、昨年同様に年が明けてからの参拝となる。ただ今回は5日が花き市場の初市があるため、今日4日の日帰りとなる。そのため滞在時間をより長くするためにも朝一番の飛行機で出雲縁結び空港へと向かった。

今日の天気予報では降水確率が50%。私は0%の時でも雨が降ってしまうぐらいの雨男なので、今日は雨を覚悟して出雲空港到着。ただ機内アナウンスでは小雨ということであったが、実際にレンタカーの営業所では雨も上がっていた。

手続きを終えて車に乗り込もうとした時に、霧雨が降り始め、私の体を洗うかのように濡らしていった。そして前に目を向けるとくっきりとした虹がかかった。まるで元旦の市場での出来事と同じであった。出雲に来るときには、よくあることではあるのだが、辰年ということもあり、水が好きな龍がご機嫌なのかな~~と考えながらの出発となった。

車で約45分。まずは出雲大社に到着。4日ということもあり少し空いている。難なく駐車場に車を停めることができ、参拝させていただくことができた。

まずは祓いの社、そして本殿、十九社、素鵞の社、神楽殿、上の宮など摂社末社をお詣りさせていただいた。

そして稲佐の浜にて海に向かい、昨年の報告と今年の想いを伝えさえていただき、しばし色んなことを思い浮かべていた。

その後日御碕神社を参拝し、また少しだけ移動し、隠ヶ丘を参拝した。隠ヶ丘とは、素戔嗚尊が国造りの後に柏の木の葉を取り「わが魂はこの柏葉の止まる所に住まむ」仰り投げられた葉が止まった場所とのことである。

その素敵な空気をいっぱい吸い込ませていただいた。その後大好物の焼きイカなどを、お昼ご飯としていただくことにした。いつ食べてもこのイカ焼きは本当に美味しい。一昨年前まで神迎神事に参加させていただいたときには、その当日は、神様をお迎えするお手伝いをする海の生き物を食することはタブーという考えもあるので、毎年控えてはいただが、その日を除けば全く問題がないため、今日のようにいただくことができる。海鮮が好きな私にはお正月の参拝は好都合でもある。

ちなみに神在祭が終わる神去出祭では、神様は空から帰るとされているので、鳥などを食することは避けているとのことである。ただ近年はそのような慣習はほぼ風化しているようではあるが。

海から一転、山側に車で約1時間30分移動、須佐神社を参拝させていただいた。この神社はその名の通り素戔嗚尊が主祭神である。私は、素戔嗚尊を崇めさせていただいているので、毎年欠かさず参拝させていただいている。ある縁で繋がりもう十数年お詣りさせていただけていることに感謝である

本殿にお詣りさせていただき、大杉さんにも願い事をさせていただいた。何をお願いしたかは内緒であるが毎年お願いしていて、少しずつ叶えていただいているように感じている、本当にありがたく思う。

お札、破魔矢をいただき、令和7年に遷宮とのことなので、わずかであるが個人として奉賛させていただいてきた。

摂社をお詣りし、境内に沿って流れている須佐川にて持参した出雲勾玉などのブレスレッドやネックレスをお清めさせていただいた。

全ての参拝を終える頃には夕方になり、これ以上の参拝は無理なので、帰路の途中で昨年に納品させていただいた樹齢約1000年のオリーブの様子を見に行かせていただいたが、陽が落ちかけていたのと立ち入り禁止となっていたため遠目でオリーブくんたちに挨拶をして、空港へと向かうことにした。

空港に到着したころには、すっかり陽も落ちて、雨も上がっていた。これで日帰りの出雲参拝を無事終えることになった。さ~~今年もお導き頂ながら、しっかり前へと進んでいこう。楽しみがいっぱいである。