四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2020.07.30

食品衛生責任者 又右衛門。 

今日は、食品衛生責任者養成講習を受けるために大阪市内の会場へ向かった。

10時からの講習ではあったが、満員電車を避けるため車で向かうことにした。ただ市内ということもあり、駐車場代も結構かかるので安い駐車場を確保するため早めに出発。6時30分に到着できた。

受付開始までの3時間、近くの空いているカフェでデスクワークを黙々と行い、時間となったので会場へと向かった。

受付開始時間早々に行ったが、すでに多くの方が来られており私で59番目。ちょうど参加者の半分ぐらいであった。

何故、花き業界なのに食品衛生責任者の講習を受けるの?と多くの方が思われるかもしれないが、バラエングループでは清涼飲料水の製造もおこなっているからである。それに加え、食品と同じとまではいかなくても、花きの安全性についても今後はこのような厳格な基準を頭において従事しなければならないのではないかと思い、まずは私が講習を受けたのである。

会場では全員マスク着用で密を避けるための距離感を保ちながら、講習がスケジュールに則り進められていった。

10時からの開始とともに、昼食・休憩をはさんで案内を含めると17時頃までの約7時間の講習で、「食品衛生責任者制度とは」「衛生法規」「食品衛生学」「公衆衛生学」について学ぶことができた。

内容は私が主軸を置く花き業界としてはすぐに必要でないかもしれないが、食中毒や残留農薬をはじめいくつかの項目で役に立つことがあった。

私自身、海外の厳しい環境に身を置いて活動をしてきたが、その中でも知らずにとても危険な場面に遭遇していたことや、実際には食中毒にかかってしまっていたことなども気づかされた。今後の活動で大いに役立てることであり、現地の人にもアドバイスができるのではと思う。
またバラエングループでは、野菜・果物の生産にも取り組んでおり、野菜工場やエディブルフラワーなど、まさに食するものと密接に関わっているため、大変勉強になった。

休憩中以外は座りっぱなしの7時間。学生時代の授業では当たり前であったかもしれないが、今になってのこの時間は結構体力を要することになった。しなしながら今回の受講で得ることができたものはその何倍も価値あるものであった。

今後は、ここで学んだことを実践し、花き園芸の安心安全な取り組みにもつなげていくことができればと思っています。

食品衛生責任者 又右衛門、頑張ります!