四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2022.12.31

1年の最後の日に想うこと(2022年Ver.)

毎年ながら同じ言葉で始まり同じ言葉で締めくくることになるように思いますが、何より今年も無事に大晦日を迎えることができ、同じように感謝の意を伝えることができることを本当に嬉しく思っています。皆さん。本当にありがとうございました。

この1年間、花き園芸業界の中でも、大幅に事業を拡大させた企業や事業を転換した企業、残念ながら縮小を余儀なくされた企業などそれぞれである。そのような中、私たちは全て何ら問題がなかったという訳ではないが、スタッフの並々ならぬ努力があり、多くの人たちに支えられてしっかり実績を残してくれた。本当にありがたいことであり、賛辞に値するといえる。感謝しかない。

個人的にはCOVID-19の影響で行けていなかった海外出張も再開することができ、年の後半は海外に身を置きながら日本とのリモート会議に出席したり、セキュリティー対策を十分に行ったうえで機内からリモート会議に参加したりなどバタバタの1年となった。

また私たちも本業の卸や植物輸入だけではなく、グループ会社とともに新しいプロジェクトや新しい商品開発を手掛けてきており、相当の成果を残すことができたのではないかと思っている。

中でもプラネタリーバウンダリーに表現される世界的な大きな問題の解決につなげられる資材の開発を終えることができた。そして試用で顕著な効果を確認することができ、特許申請を済ませ、来年からリリースである。この資材は今までの肥料に関する考え方を覆すようなものであり、大きな期待が寄せられるであろう。このような素晴らしいものを授かったことの喜びや期待もあるが、しっかり多くの人や植物に喜んでいただけるような取り組みにしていかなければならない責任をそれ以上に感じている。引き続き皆さんにはまだまだ助けていただきたいと思っているのでよろしくお願いします。

薔薇園植物場の「花と人をちからいっぱい愛せる人を育みたい」、アースフィールの「植物をまもる。生産をまもる。地球をまもる」をしっかり胸に刻み込み、四代目 金岡又右衛門として「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」国内外問わず、前へ前へと進んでいきたいと思っている。
そのためには変革も必要であろうと思っているし、変革こそが自らの成長にもつながると思っている。
これからの私たちの取り組みを温かく見守っていただき、引き続きのご指導を何卒よろしくお願いいたします。本当に1年間お世話になりました。

最後になりますが、今年も私の拙いブログを読み続けていただいた皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
「又右衛門の頭の中を書いたブログ」ではありますが、すべてを書ききれなかったことを深くお詫び申し上げます。

そして来年以降も形は変わるかもしれませんが、何らかの形で皆様に又右衛門の想いや活動を伝えていきたく思っていますので何卒よろしくお願いいたします。そして健康な植物の力をかりて明るい風景を見るために一緒に歩んでいければと思っています。

それでは皆様、良いお年をお迎えください!
皆様にとって植物にとって素晴らしい年になりますことを願っています。

四代目 金岡又右衛門