四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

24日朝。遥々埼玉よりコンテナ町屋が到着した。

このコンテナはアーバンスタイル研究所の皆さんをはじめ、多くの匠の手によって創り上げられたもので、先日のTEA’s DesignAfternoon Tea Partyでも、多くの方々に称賛いただけたものである。

そして渡欧までの期間、しばらく弊社大阪営業所にて停泊することになる。



到着後、早速準備していた基礎ブロックに、クレーンによって吊られ、据え付けた。

 



そして植物も並べた後、長旅の疲れを癒していただくために、多くのスタッフで、洗いなどのメンテナンスを2日間でおこなった。
 

 

コンテナは2つで、まずはこのような飲食が可能な和風のバーカウンターである。

 

 

もう一つは和風の座敷である。

 

写真だけでは伝わりにくいがとても居心地のいい空間である。

このコンテナ設置の日も、日中は汗ばむ陽気以上の暑い感じがする日であったにも関わらず、このコンテナ内はとても素敵な空気が流れ、居心地がよい。

さすが匠と言われる人たちによって創り出されたものだというのが実感できる。きっと私たちの取り組みを他の誰かがコピーしたところでも、この空間は創り出せないであろう。
 

今後は、さらにこのコンテナに日本の感性と私たちの情熱を詰め込んで、世界へ向けて出港していくことになるであろう。そう簡単な航海ではないかもしれないが、TEA’s Design丸の出航が楽しみで仕方ない。

しばらくは弊社大阪営業所 仲卸ローズガーデン植物部に停泊していますので、お立ち寄りいただき、実際にこの空間を体験いただければと思っています。

このブログ以外にFacebookTEA’s Designのページにもコンテナの写真をアップしていますので併せてご覧くださいませ。
https://www.facebook.com/teas.design

また事前にご連絡いただければ、現地にてきちんとご案内もさせていただこことも可能ですので申し付けくださいませ。

午前中は埼玉からくるコンテナの荷受と設置のため大阪営業所にて作業。

その後夕刻から京都市内と、伏見の二カ所の訪問をさせていただいた。

京都は会社からは近いのだが、年に数回ぐらいであまり訪れることが無い場所なのだが、今回は素敵な方々との、ご縁があって訪問させていただくことになった。



まず一カ所目は東山。四条から少し離れてはいるが歩いて移動できる場所で、昔ながらの長屋が点在する静かなところ。この地を拠点に活動している方々と、他にない新しい取り組みについてのミーティングであった。近くには清水寺などもあり、多くの外国人が訪れている。その人たちを通じて世界に向けて発信できるようなきっかけづくりをできればと感じた。

 

その後伏見桃山に移動。

 

近くに御陵・お城があり、そこに通ずる角地にあるとてもロケーションに恵まれたところである。さらに建物も100年を超える歴史を感じるもので趣もある。

ここで素敵な空気につつまれながらオーナーの方々とお話させていただき、新しい取り組みができないかのミーティングであった。

私はプランツ・プロデューサーとして、匠たちとともに、世界に向けての発信基地として何か仕掛けをできれば、とても意義あるものができるのではと思っている。

それもこれもオーナー様や地元で活躍される皆さんとのつながりに恵まれているから言えることであるのだが・・・。

 

今回もまた久しぶりに訪れるこの地でも素敵な縁に恵まれ、新しいことに踏み出せそうな予感がした。

この地を後にするとき、御陵から素敵な風が吹いてきていた。
私はこれが単なる偶然だとは思えない・・・。

 

早朝ホテルをチェックアウトし、タクシーに乗り込み空港へと向かった。その途中で陽が登り始め、帰国の途についた私に、力を注ぎこんでくれているような気がした。
 

そして今回も帰国の飛行機の中で眠れない私は、この訪問を振り返り、ブログのまとめを書いている。
 

毎度渡航の度に繰り返し恐縮ですが、このタイにおいても、素敵な人との再会、素敵な植物との出逢い、不思議な出逢いに恵まれた。

最終日、伊勢丹の花屋さんを訪問後、電車にのって一人で移動をしていたら、前方から歩いてくるインドの方らしい人が、とても優しい眼で声をかけてきた。
 

話に耳を傾けると、私の顔がとてもいいらしい。と言っても男前とかの意味ではなく人相がいいとのこと。君は必ず成功するなどと、色んな褒め言葉をいただいた。もう少し良く話を聞いてみると、有名な宗教家、グルにそっくりだとのこと。わざわざ財布に大事にしまわれたその方の写真までをみせていただき、強い握手を求められた。そして彼は別段宗教への誘いやそのような行動は無く、終始私を敬うかのような対応で、私を見送ってくれた。
 

また帰国の早朝、ホテルのエレベーター付近で、高校時代からの友人にバッタリ出逢った。彼とは日本でも意図的に合わない限り、数十年出会ったことが無いのに、こんな場所で出逢うとは思わず、お互いびっくりすることになった。

あとこんなユニークなものにも出逢った。その中でのお気に入りはやはりこれ。



タイならではのマクドナルドのドナルド君。タイでは小さいころから儀礼を重んじ、徹底的に教育を行っているため、ご挨拶させていただく人は殆んどこのようなポージングである。ドナルド君まで行っているのだからその徹底ぶりには敬意を表したいと思った。
 

ここは少し仕事の話で、ここタイには噂通りユニークな植物もちらほら見かけることができた。ただタイからの希少な植物の輸入は個人レベルで行っている人が多いため、中々ビジネスとして成り立出せるのは難しいかもしれない。でもこれもやり方次第では、まだまだ面白さもあるので、もう少し時間をいただければ、そのうち何らかの提案ができるので期待をしていただければと思う。

 

最後に・・・

私が以前、NGO活動で初めて訪れたタイでの経験は、今までの自分の中での常識を覆されるもので、何かすごい力で頭を殴られたような気持になったことが記憶に新しい。ある意味その時に私の価値観や世界感が大きく変化したような気がしている。

そしてあれから十数年。そのような私が、久しぶりにビジネスとしてこの地を訪れることになったには、また別の意味があると思っている。今回の訪問ではその意味を完全に読み取れるまでは至らなかったが、何かきっかけをつかめたような気がしている。そして近い将来現実の形として花開くことを大いに期待して帰国したいと思っている。

さて帰国後は、色んな宿題が山積みであろう。頑張らねば・・・

相変わらずのグダグダブログをお読みいただきありがとうございました。

ではまた。コップクン クラッ!

例年この時期には幕張メッセでIFEXGARDEX(アイフェックス・ガーデックス)が開催される。



弊社も、数年間オリジナルの花器やプリザーブドフラワー(和・メリア)、はさみ、シザーケース、ワーキングユニフォームなど「又右衛門」「FIOREFIORA(フィオーレ・フィオーラ)」などのオリジナルブランドを発表してきた。

そして昨年、一昨年は希少な輸入植物を「MATAEMON SELECT PLANTS」として発表させていただいてきた。その結果、私たちと海外ナーセリーとによる取り組みと、そこから生み出される植物の状態の良さを、日本の多くの人や海外のナーセリーの方々に認知していただけるようになり、日本では北海道~沖縄の方々からお問い合わせやご注文をいただけるようになった。また海外のナーセリーからも、弊社へ代理店として活動いただけないかという希望のご連絡をいただけるようになってきた。



IFEX
はそのような結果を残すことができた展示会であったが、同じところに収まるのではなく、新しい出逢いを求めて、今年は例年とは違った告知活動をしていきたく考えていた。その一つが先日発表させていただいた「TEA‘sDesign」としての取り組みである東京新橋 アトムCSタワーの屋上にての研究デポ開設である。さらに拠点の豊中で新たな取り組みを検討しているため、本年のIFEXGARDEXの出展は見送ることにしていた。

本年はそのような予定であったのだが、今春の上海での展示会で知り合い、先日の渡欧を含め、2度の接点から、スペインのFinca Hermosaというかなり大手のナーセリーから日本総代理店としてのofferがあり、急遽IFEX開催の2日前に合意に至り、急遽のFinca Hermosa社のGARDEXの出展のヘルプをさせていただくことになりました。
 



急遽の出展のため、正直準備不足は否めない状況であったが、本年輸入をされていた造園会社の社長さまや、スタッフさんの素敵なお心遣いと、ご協力を得て、何とか出展をすることができた。
 

今回はいつも出展させていただくブースとは場所が違い、正直ターゲットであるお客様は殆んど来ることは無かった。そのため実際の注文などは昨年などに比べるとかなり低いことになった。あらためてブース選定や見せ方の必要性を身に染みて感じた。

そのような中でも、今回提案させていただいた上記写真のような小型のオリーブに興味をもっていただき、高評価をいただくこともできた。ただしこのまま注文を待ったのでは販売にはつながらないだろうとので、来春に向けてネーミングなどをきちんと行い、ブランド化したうえで、プロモーションすれば、きっと成果は残すことが可能であると感じた。

でもしかし、私は販売金額だけで展示会の成果をはかろうとは思っていない。展示会の醍醐味は何よりも出逢いであると思っている。新たな人との出逢い、そして再会などそれは様々である。今回は少ない機会であったが素敵な出逢いがあった。
 

ユニークな展開をしているメーカーさんと出逢い、また一緒に商品化を行うことが出来そうな出逢いがあった。また先日弊社においでいただきながら、直接お会いすることができなかった造園されている方にも、この機会に出逢えた。また長くお付き合いいただいている大手小売店の新しいバイヤーの責任者の方ともお話しすることができた。

また私たちの活動に興味を持っていただいた方がFacebookなどをみて、わざわざ私に逢いに来ていただいたり、「ブログ見ています」「FB楽しみにしています」など励ましの言葉を掛けに来ていただいたり、本当にうれしく感じる時間となった。

さらに、私が展示会入り口で、取引先と待ち合わせのため、ウロウロしている時に、私に「写真をお願いします」とお声掛けいただき、てっきり私は、その方の写真を撮ってあげればいいのかと思っていれば、一緒に写真をと言うことであった。さらにその際にファンですとうれしい言葉もかけていただき、ありがたい気持ちになった。その時はとてもバタバタしていて、本来ならきちんとご挨拶をさせていただかなければならなかったのだが、それができずにいるのが、今でも少し心残りである。もしその方がこのブログを読んでいただいていれば、nobuyasu-kanaoka@baraen-rosegaden.co.jp もしくはFacebookからでも是非ご連絡いただきたく思っています。そして後日、是非どこかでお逢いさせていただき、あらためてご挨拶と少しでも植物の話をさせていただければと思っております。再会を楽しみにしています。よろしくお願いいたします。

そんなこんなの展示会で、今回も小さなしあわせを得ることができた。この素敵な縁をきっかけに、是非皆さんとともに大きなしあわせへと紡いでいきたいと思う。



今回弊社ブースのお越しいただいた皆様、出店に際しご協力いただいた皆様。本当にありがとうございました。

またどこかでお逢いできるのを楽しみにしております。ではまた~~。

7日に帰国し、そのままJF兵庫県生花 大阪(大阪植物取引所・梅田生花市場)で開催されているトレードフェスタに合流させいただいた。
 

この展示会も今回で20回目となるとのこと。弊社の拠点もこの地になり、仲卸としてもお世話になっているので、当然ながら出展させていただいた。

スペースに限りがあるため大きなものは搬入できないので、隣接する弊社販売棟への案内をさせていただいた。

今回 ご紹介させていただいたのは、何とか3年を迎えた貿易事業の案内と、新しい事業として取り組みを始めた「TEA‘sDesign「緑匠・又右衛門」の活動について触れさせていただいた。
https://www.facebook.com/teas.design

詳細についてはFBから見ていただければと思います。また「TEA‘sDesignのHPも今月中に公開できるかと思いますので、良ければチェックいただければと思っています。

輸入植物も、手掛けて3年。今ではとても素敵なナーセリー6社の日本総代理店をつとめさせていただくまでになりました。

これもひとえに、素敵な植物、素敵な生産者、素敵なパートナーの皆様との縁から始まったもの。本当に素敵な出逢いに感謝です。

今後とも出逢いを求め、世界中を周りますので、よろしくお願いいたします。

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9月18.19日 東京 新橋 アトムCSタワー 8Fにおいて、TEA‘sDesign株式会社の設立および活動の報告会をTEA‘s Design AFTERNOON TEA PARTYとして開催させていただくことができた。

 

 

ここアトムタワーにてアフタヌーンティーパーティーの開催、そして活動のご報告、活動を始めさせていただくことができましたのは、アトムリビンテック社の皆様、上田様をはじめアーバンスタイルの皆様の、ご指導や多大なご協力があり実現ができたということを皆様にご報告させていただきます。また、多くの皆様に支えられ、この日をむかえることができましたことを深く感謝しております。本当にありがとうございます。

 

 

今回クローズドタイプで行わせていただきましたが、局や新聞など報道関係はじめ、アーティストなど多岐の業種にわたる方お越しいただき、とても充実感いっぱいの素敵な2日間を過ごさせていただくことができました。その時の会場の風景を幾枚かアップしますね。

 

この他矢野TEA氏の夢の拡がるユニークな生け花やアレンジ

 

さらにともに活動しているメンバーが、とても素敵な食事を感動的なサービスで提供してくれました。



 

 

TEA‘sDesign株式会社は、まさにその名の通り、世界に誇るガーデンデザイナー矢野TEA氏の活動を支援し、そして植物や人を愛する様々な分野で活躍する人たちとともに、日本人が持つ感性の素晴らしさを世界に向けて発信していくことを目的に設立しました。




 私は、矢野TEA氏とは10年前に出逢い、その時から様々なプロジェクトを共にし、彼の産み出すデザインに魅了されてきました。また小さな頃から園芸業界に携わってきた中、生産に関わる人たちとの活動を通じ、その苦労を目の当たりにし、そして共に試行錯誤し歩んできた中、常に感じてきたことは、魅力ある植物やプロダクツは、素敵な生産者やクリエーターなしでは、産まれてくることは無いということでした。

 

そこで私たちは「産み出す者」の功績を最大限に評価し、その地位の確立と保護を行うことを前提として活動し、さらにそれらを後世につないでいくために、次世代の担い手の発掘と、教育にも力を入れていくことこそが、持続可能なビジネスにつながっていくと考えています。
 

 

 

私たちは出会いから10年、TEA’s Designは、新たなメンバーを迎え入れ、

「世界の感動を日本へ。日本の感性を世界へ。」とどけるため、始動いたします。

 

まだまだ思いばかりの情熱が先行してしまう私たちですが、何卒引き続きご支援、ご指導いただければと思っています。
 

2015.09.12

秋の気配

シンガポールから帰国した時を含めると、この一週間で3回の上京になった。

 

帰国後、そのまま都内に入たほうが効率的だろうと思うのだが、そんなわけにもいかないのが現実で3往復となってしまった。

 



 帰国し宝塚に到着した翌日、新設した会社のTEA’sDesign株式会社のお披露目会を兼ねたAFTERNOON TEA PARTYの打ち合わせのため新橋のアトムタワービルへと向かった。そこで偶然日程が合いとてもユニークな方をご紹介いただいた。

 

その方は、スペインではオリーブ農場をもち、日本では飲食店を開業されていて、日本とスペインを往復している、とてもユニークな方で、とても興味深い話を聞かせていただくことができた。そしてオリーブを用いた新しいプロジェクトの話で盛り上がり、何か一緒に行おうということで意気投合し、とても有意義な時間を過ごさせていただいた。

 


 

 

途中、外の空気を浴びに徒歩で日比谷公園まで足を運んだ。そこには日比谷花壇さんの日比谷公園店があり、せっかくの機会なので、ご挨拶をさせていただいた。

 

 

そしてちょうどその時に公園で行われていたビールのイベントをのぞいてみた。ご存知の方も多いかもですが、私はアルコールが飲めないのでワンフードをだけをいただいた。

 

 

あまりにもの大きさのため、これ一つで満腹になり、他に何も食べられなくなり、お腹をさすりながら、打ち合わせ会場に戻ることにした。

 

そして引き続きオリーブを中心に、多くの話をさせていただくことができた。そこで提案いただいた、ちょっと変わったプロジェクトについては、アップは不可能なので、事業化できた時に皆さんにお話させていただこうと思っています。乞うご期待。そしてその後私は次の用事があるので、場所を移動した。

 

翌朝、再びビジネスパートナーの矢野TEA氏と打ち合わせを行い、私は午後から大田市場で開催される全国花卸協会の理事会に出席させていただき、会議終了後、再び大阪に向けて飛行機にのり帰宅した。

 

そしてその二日後には、また都内でのJFMAのアフタヌーンセミナー、理事会、イブニングセミナーに出席、その後素敵なビジネスパートナーとディスカッションをさせていただき、その日初めて泊まる三軒茶屋のホテルへ向かい、部屋でデスクワークを行い、気が付けば午前2時ぐらいになったので横になった。

 

さらに次の日は、早朝からレンタカーに乗せていただき、千葉の生産者のもとへ。

出発から約2時間、目的地に到着。そこでとても貴重な情報を教えていただくことができた。おかげであるプロジェクトが大きく前に進んだような気がした。そのご教示いただいた方はもちろん、ご紹介いただいた方にも頭が下がる思いである。そしてミーティング終了後、足早に羽田空港へ。夕方に伊丹空港に到着し、車で移動し、次の打ち合わせに合流し、深夜帰宅となった。

 

 

その後数日は、シンガポールの課題や、新会社の開設パーティーの準備なので明け暮れ、バタバタの1週間となった。

 以上が、今回 ブログとFBのアップができなかった言い訳です。()

 

さて来週も東京の2往復。週末は新橋でTEA’s Design株式会社主催のアフタヌーンパーティー。忙しい一週間になりそうかも。 ではでは~~。

 

今日は、以前より大変お世話になっている中川暢三様の計らいにて、大阪富国生命ビルにある「まちラボ」に訪問させていただき、一般社団法人テラプロジェクト 理事長で大阪大学名誉教授の小林昭雄先生、一般社団法人シーズ・オブ・ライフ代表のジョン・ムーアさんと、面談の機会をいただけた。
 

 

そこで小林理事長が今まで手掛けられてきたことや、今後の方向性についてご教授いただき、ジョン・ムーアさんの活動や、めざすところもお教えいただき、本当に勉強になった。

 

そして私たちの活動や方向性を伝えさせていただくことができ、両名から過分な評価をいただくことができた。

私のような若輩が言うのは大変失礼であるが、互いの活動を理解し、共感するに至るまで、時間はかからなかった。

 

さらに今後大阪発信で進めていきたいことなどについて、かなり熱い議論を交わすことができた。そして「大阪から日本へ。世界へ。地球へ・・・」とつながっていく「食・植・教育」を基本に考えた「命」とう壮大なテーマで、大まかながらだが問題や目的意識、方向性も共有でき、新しいプロジェクトへの足掛かりとなる第一歩を踏み出すことができる絶好の機会になったと思っている。

 

 

そのようにして、とても有意義な時間は、経つのが早く、あっという間にタイムリミットを迎えてしまい、参加者全員がこの場を名残惜しく感じ、できるだけ早い再会を約束して、それぞれがまた次の地へと足を運んで行った。

 

このプロジェクトはまだきちんと動いてはいないが、近い将来、形にしたい。形にしなければならないということを痛切に感じた。

 

また皆さんに報告できる時が楽しみである。

朝からデスクワークを終え、花卉懇談会セミナーにご招待いただいたため、東京農業大学の世田谷キャンパスへと向かった。今回ご招待いただいたのは、次回セミナーの講師の一人として私にお声掛けいただいたためである。
 

 

経堂駅から早足で約15分。暑さのため結構汗だくでの会場入りとなった。

会場には皆さんがすでに到着済みで、到着後しばらくして簡単な打ち合わせが始まり、その後、昼食のお弁当をいただいた。

 

本日のテーマは「花き産業が必要とする商品開発の仕掛け人」である。参加者は生産者や流通、小売り、行政や大学、さらに大学生と幅広く、約220名が参加していただいていた。

 

講演および講師は下記である

「公的機関の考える商品開発」(茨城県農業総合センター生物工学研究所所長本図竹司氏)、「オンリーワン商品を経営に活かす」(株式会社Rose Universe代表取締役社長国枝健一氏)、「”7”が教えてくれる花トレンドの先読み法~これからの商品開発に生かす」(株式会社大田花き花の生活研究所取締役主任研究員内藤育子氏)でそれぞれの分野でとても素敵な内容を講演されていた。

 

その中でも私が興味深かったのは、やはり薔薇つながりでもある國枝氏の講演である。

内容は独創的なものや、共感できるものなどがあり、また興味をうまく惹きつける素敵な話術で、参加者を魅了して、特にしゃべりの苦手な私は感心させられるばかりであった。

 

講演は17時に終了し、その後は懇親会会場へと向かった。

 

懇親会も多くの方が出席され、とても賑わっていた。あまり社交的でない(シャイな)私は、会場の隅の方に陣取りながら、多くの人たちにと話をさせていただくことができ、素敵な時間を過ごさせていただいた。

本来は、19時過ぎの羽田―伊丹 最終便に乗る予定であったが、懇親会の居心地が良く、間に合わなくなってしまったため、21時過ぎの羽田―関空に変更し、深夜宝塚に帰ることにした。
そして会場を後にし、帰路についたのだが、長い付き合いの花マーケットの奥山氏たちとまだ話し足らずのため、品川駅で2次会をすることになり、深夜になってしまった。

 

 

当然変更した帰る予定の飛行機も乗ることはできず、チケットは変更できたのだが、ホテルがとれず、仕方なしに久しぶりに野宿でもしようかなと思ったのだが、今日は招待のためスーツを着ていたのでそういうわけにもいかず、新橋で持ち前のサバイバル能力を活かして、何とか屋根の下で朝を迎え、早朝空港へと向かった。

 

今回、このような素敵な機会をいただけた花卉懇談会のスタッフの皆様には本当に感謝である。苦手だからと言い訳せず、次回講演では私の触れてきた人や植物との縁の素晴らしさをお伝えできればと思っています。
そして、当日ホットな情報がお届けできるように、これからの半年も一生懸命、情熱をもって取り組んでいかなければ感じる上京となった。
 

ミラノから戻り、山積みなってしまったことや、新たに取り組むこと、思い通りに動かない肩で、またアップがしばらく遅れてしまい・・・すみません。

さて今日は、毎年この時期に開催されるJFグループ生産者協議会 総会に出席をさせていただいた。

懇親会においては、JF兵庫県生花 藤原社長、協議会会長の加藤会長、顧問である日体大理事長の松浪健四郎先生、歌手のBOROさん、園芸家の通称トミーで活躍中の富山昌克さんをはじめ、素敵な皆様とご一緒させていただくことになった。

懇親会はBOROさんの歌で始まった。懇親会のオープニングでありながら、発売予定の「どっちやねん。」なども含め6曲も歌っていただけた。

その中でも特に感動したのは、やはり「大阪で生まれた女」である。歌詞や曲も素敵だが、それにBOROさんの声が絡み、全身からにじみ出てくるものを感じることができた。

そして歌われた後、テーブルにつかれたのだが、ちょうど私の隣の席であったので、長くお話をさせていただくことができ、BOROという芸名の所以や、その他活動中の苦しかったときのことなど、素顔の部分を聞かせていただき、すごく貴重な時間を過ごさせていただくことができた。

また久しぶりに松浪健四郎先生ともお話ができ、来年の日体大125周年記念として植物を使った取り組みで少し面白いことが出来そうである。

そして隣のテーブルには、以前から懇意にさせていただいているトミーこと富山昌克先生も来られていて、久しぶりにゆっくりとまではいかないが、少し話をすることができた。
トミー氏は私と同い年で共感しあうところも多くあり、今回もあるテーマで盛り上がった。

私は業界の同年代よりは、ドタバタだが、まだ動いている方だと思うが、彼はその数倍アクティブに活動し、多くを発信している姿には学ばされることが多い。そんな彼が今回は今まで以上に私の背中を強く押してくれ、立ち上がる気持ちを強く湧き上がらせてくれた。本当にありがたい話である。

その他にも写真がうまく撮る機会を逸し、アップできないが、加藤会長をはじめ、多くの方々と話ができ、とても有意義な時間を過ごさせていただけた。

昨今、各市場は色んな機会を提供していただけるが、このような一味違った素敵な設えをするJF兵庫県生花の藤原社長、東専務には、ある意味、懐の深さを感じるとともに、ホスト役のスタッフの皆さんに本当に感謝である。一味違った仲卸としてもっと頑張らねばと思いを強くし、会場を後にした。