四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

早朝の国内線でバンコクに戻った。

今日は最終日のため、市内のイベントや店舗、植栽チェックをBTS(モノレール)に乗ってまわることにした。

これはショッピングセンターの一角で行われていたサボテンが中心の即売会である。ざっと見るところ約20店舗が出店しているようである。

出店者は個人で栽培などをしている方々のように見受ける。価格も高くないが、珍しいものはあまりない。特に目をひくものはなかったが、器で面白そうなものがあったので話を聞いてきた。

シンガポールなどではとても人気があり現在も大量注文を受けているとのこと。ただ価格はそう安くはない。植物もそうであったが、現地においての購入価格に日本はついて行けず、タイ国内や、シンガポール、ベトナムなどに、言葉は汚いが買い負けをしている状況である。私たちが、アジアにおいて安く仕入れて日本で販売するという構図は崩れてきており、むしろアジア諸国は、安いものを日本に探しに行こうという流れになってきている。良いとも悪いとも言えないが、今までの目線の高さを大きく変えて、ビジネスをあたらめて構築していかなければならないということを実感した。

そしてランチ。少しタイ料理に飽きてきたので日本食を食べることに。日本食といっても「吉野家」「かつや」であるが(笑)

どちらを食べるか悩んだ挙句、両方を食べることにした。「かつや」は日本と同様の味ではあったが、何となく豚の厚みが薄かったように感じた。

「吉野家」は見た目、ボリューム感は日本と同じではあったが、肉の味が違ったように思える。全く同じ肉で同じ味付けであったかもだが、タイ料理を食べ続けた私には、いつもの「吉野家」の味とは少し違ったように思えた。

そしてパンパンのお腹をさすりながら、カロリー消費のため積極的に歩いて移動することにした。

近代的な建物にビスマルキアは良く似合う。このような素晴らしい状態で日本に植栽できないかといつも思う。今まで輸入や国内生産を行ってはきたが、このビスマルキアを安定させることができなかったため、これを何とか解決するのも課題の一つと考えているので、これからの取り組みに注目をしていただければと思っている。

また、市内の路面店をいくつか見てみたが、そう多くない。まだまだ課題もありそうである。

ショッピングセンター内のフラワーショップ。以前に比べて花の品種が増えたと実感できる。

価格も、場所がらもあるが日本とそう変わらないように感じる。

街の露店の花屋さんも相変わらず元気に販売されていた。やはりこういうところでは価格は少し安い。ただ品質もそれなりのように感じた。

そしてAPEC会場近くまで歩いたので植栽チェックもふまえて会場前の池の外周を1周してみた。外周は約1.8キロとのことである。

急ピッチで改修を行っているようである。途中ミズトカゲにも遭遇。

このように、夕方まで街をとにかく周り続け、様々な状況を目に焼き付け、色んなことをイメージしながら歩きまわった。

タイ最後の夜は、タイのパートナーと今回の8日間のおさらいと整理をして、収穫の多さを実感できた。そして今後のことを確認し合い、また一歩前に進めることができた。
そしてさらにスピード感をもって進めていくと約束し、時間の許す限り夢を語り合いバンコク最後の夜を楽しむことができた。

さ~~明日は移動日。無事に一日を過ごせますように。
ありがとう素晴らしきパートナーたち。ありがとうタイの素敵な植物たち。

今日は、いつもと毛色が違うものを視察するために国内線にて移動である。

朝一番の飛行機に乗るためにスワンナプーム空港へ向かう。道は空いていたので30分程度で到着。駐車場に車を停めてチェックインを行った。

そして初めて乗るVietjetの機内に乗り込むと、若い男女のタレントのようなCAさんが出迎えてくれ、少し驚いた。


※HPやネットからの転載

素敵なコスチュームだなと思い、HPを見てみると、以前は水着の時もあったようで驚きである。人によって賛否両論が分かれるであろう。私はどちらかと言えば飛行機が苦痛なためこれぐらいユニークでも不快感はないが、万が一の時の安全面などを考えれば、確かに問題なのかもと思えた。

そのようなことを考えているとあっという間に着陸。早速レンタカーを借りて、農園を見て周った。

この辺りはゴムが多くとることができるとのこと。普段見かけることが少ないために面白く感じる。

またパームオイルも多くとれるなど、観賞用以外の植物による産業にも少しイメージが湧き今後に活かしていければと思う。
この地で素敵なパートナーにも巡り合うことができ、探していたものも見つけることができ、大きな収穫の一日となった。

夜はナイトマーケットを食事がてら見学した。

日本ではお祭りや屋台がCOVID-19の影響で軒並み姿を消してしまったので、久しぶりの感覚にワクワクすることができた。

竹に入ったカクテルやチーズいっぱいのフランクフルトやソウルフードが沢山ある。

さらにたこ焼きや、お寿司などもある。そこでいくつか買い込んでテーブルで食事をしながら、打ち合わせを行い、ホテルに戻ることにした。翌朝はまた朝一番の飛行機でバンコクへ戻る。

これがバンコクでの活動の最終日。何とか腰も耐えてくれているのがありがたい。さてと明日も良い日になりますように。

今日は郊外にある植物団地マーケットへと向かった。

途中、フィカスなど大型植物の生産者を訪問。少し荒削りのため日本に向けては調整が厳しいかも。ただきちんと管理さえすればまだまだ良くなるであろうと眺めながら、次へと進む。

幹線道路沿いにフィカスの大型ポンポンを置いているお店を発見。少しのぞいてみると奥は直接畑に繋がっていて、野性味あふれるポンポンになる前のフィカスを見つけることができた。ただ葉や枝が間延びしやすくコントロールが必要に思える。面白い商材でもあるので連絡先を交換して次へと進んだ。

少し進んだところにカラフルなブーゲンビリア専門のお店を見つけることができた。
色とりどりのブーゲンが形を整えられて並んでいて、少しメルヘンチックな気分にさせてくれた。
さらに進むとオリーブを販売しているところがあった。見るからにスペイン産のオリーブである。

またマキの木や、大きく仕立てたフィカスなどもあった。

さらにフィカスを椅子のように仕立てたものもあり、腰をかけさせてもらい王様気分で記念撮影。
私専用の椅子におもしろいな~~と思いながら、一応値段を聞いてみたところビックリして立ち上がり、ギックリ腰を悪化させてしまった。話によると世界に6つだけと言うがその辺は何とも・・・(笑)

その他にもユニークなものを拝見し、また次へと向かった。
そして目的地の少し前に新しくできたマーケットがあったので見学。植物は通常のマーケットと一緒であったが、少し気になるものがあり、話を聞いてきた。

話を聞いているうちに、血が騒ぎだし、色々深くお話をすることができた。きっと近い将来面白いことができると感じた。

そうしてやっと今日の目的地であるマーケットに到着。広い。とにかく広い。終点が地平線に見えるほど広い。

珍しいものは多くはないかもだが、他のマーケットにないものなどもある。ここに来ればほぼ流通しているものは買えるであろう。とにかくお店も何軒もある。そのような中一軒ずつ見ていくことは不可能なため、車で北へ南へ東へ西へと動きながら見て周った。

途中ビスマルキアなどもあるが、土に植わっているために当然日本へはNG。
ビスマルキアに関しては新しく別の取り組みを検討しているので期待していただきたい。

また寒冷紗を骨組みと併せてセンス良く建てているお店と遭遇。今後のヒントにさせていただこうと思う。

そして全て見終えるころに斑入りのバオバブを見つけることができた。

アフリカやマダガスカルでは見たことがなかったのだが、このような所にあり少し驚いた。小さな苗は流通していると聞いたことがあったが、大きなものは知らなかったので興味深かった。他にもいくつか気になるものを見つけ、連絡先の交換をしてこの日最後の目的地へと向かった。

非常に入り組んだ畑を縫うように走り到着。ここはサイカスを主に扱う生産者である。特にホリダスとカイルンシアナの保有数が半端ない。また発色もよく株もしっかりしていた。

ご存知の通りホリダスやカイルンシアナはワシントン条約対象種でappendix1と2になる希少種である。

見ているだけでうっとりしてしまうものが多くある。さらにオーナーがとても気になることを口にした。

それは現在流通しているソテツには気をつけろと言うことである。どういうことかと言うと、タイや日本だけではなくアフリカでも流通しているものは、純血種でなく価値の低いハイブリッドだというのである。写真でもハイブリッドと純血の違いを説明してくれた。これは貴重な情報である。そして彼らの育てているものは何十年と言う長い年月をかけた純血なので安心していいし、もちろんCITESの発行も可能であるとのこと。最近はこの手の希少種の依頼は少なくなってきたが。
陽も落ちてしまい、これ以上の視察は無理となったので来春の再訪を約束して、市内へと戻ることにした。

市内に着いた頃にはかなり夜も更けてきたので簡単に食事を済ませホテルに戻る。
さて明日は少し足を延ばしての視察。朝も4時起きなので、明日の準備をして休むことにします。おやすみなさい。

2日は早朝から日本とのリモート会議に出席。早めに終わったので、少しの時間だがホテル近くの植栽を見に回った。

バンコクを代表するEMPORIUMとEMQUARTIER。植物満載で滝もあり、いつ見ても迫力満点である。

メイン以外にもところどころに素敵な植栽が施されている。他にもいくつか視察をしているうちに時間となり、昼からはお馴染みチャドチャックへと向かう。

軽く資材販売施設を視察し、日本園芸資材や欄間などの資材を提案できる相手先を探ってみた。

前回よりはCOVID-19の影響も減少したのか随分店舗が再開されるようになり空きスペースが減ってはきていたものの、まだ少しは残っている状況であったのでヒヤリングをさせてもらった。

その後はマーケット内の植物販売をチェック。依頼を受けている植物の流通状況を調べさせてもらった。

その他にも気になるものがあったので産地などを紹介していただき、郊外にある素敵なCaféへと移動することにした。

とても素敵なCaféであったが、写真掲載の許可をもらっていないので今回は控えるがとても魅力的なスポットである。

スタッフの方に聞いてみるとバンコクなどで著名な施設を多く手掛けているとのこと。そして私たちのことを伝えると、大変興味を持ってもらえ、その場でオーナーに電話をつないでいただけ、簡単にご挨拶をすることができた。そして来月もしくは年明け早々に再訪の約束をとることができた。何ともありがたいことである。

そして予想していなかった繋がりに興奮しつつ夕焼けを眺めながらバンコク市内へと戻ることになった。ワクワクが止まらない。

月も変わり今日から11月。
今年も出雲に行けずではあるが、帰国後の参拝でお許しいただき、遠く離れた地にて今日も活動。

昨日と同じく朝食がついていないのでチェックアウトをして街中へ。ただ昨日よりもさらに時間が早いためまだほとんどの店があいていなく市場へと向かった。

そこには串の焼き豚があった。1本5バーツ。約20円。4本買い込んで車で移動中に食べることにした。

途中、石屋さんも多くある。ガーデンに使ったりもするのと、懇意にしている知人の参考になればと思い見学をさせてもらった。

その後カオヤイへと向かう。カオヤイは日本で言う軽井沢みたいなところで、とてもおしゃれなカフェが林立している。日本より素敵かもしれないと思えるほどである。

そこで日本人が経営するフラワーパークを訪問した。

アスターやケイトウなどを栽培されていて、素敵なフォトスポットになっている。多くの方が写真をいっぱい撮られていた。

またイチゴも沢山作られており、それにちなんだソフトクリームなどスウィーツも販売され、観光バスなども停まり活況だったのが印象的であった。ここでしばらくオーナーにお話を聞かせていただき、再会を約束して、目的地へと向かった。

途中には、本当に素敵なカフェが数十軒あり、失礼な意味ではなくタイとは思えない風景に思えた。

そして車移動で約1時間30分。目的地近くの大型植物を販売する団地へと到着した。そして興味深いものをいくつか見つけることができた。さらに他の生産者もご紹介いただけるとのことで、ランチ後訪問することにした。

今日のランチも、ガイヤーン(焼き鳥)。お気に入りのバンコクのお店のようにはいかないが、鶏肉好きの私には嬉しいランチである。ここでサッと食事を済ませ、ご紹介いただいたナーセリーに向かう。

ここが想像以上に魅力的なナーセリーであった。その魅力は、興味深い植物を保有していることもあるが、タイ国内の大型施設への納品実績や輸出経験までもあり、日本への輸出の難易度も理解していただけていた。

また何と言っても人柄が良いというのが一番であった。ちょうど先客であったDubaiからのバイヤーにも私たちのことを紹介してくれて、繋いでいただくことまでしてくれた。

さらに急遽の訪問にも関わらず様々な圃場を案内いただき、カフェでのミーティングでは私たちの活動に共感いただけ、彼らの方から、「各国1社制度をとっているが、是非日本のパートナーとして一緒に」とまでお声掛けいただけた。

そして年明けの再訪と今後も連携しながら行うことを互いに約束をして、バンコクに戻ることにした。

しかしながらタイ人の自我優先ではなく損得を別にして惜しげもなく人を紹介してくれる感覚はとてもありがたいし素敵である。正直日本ではこうもいかないであろうと思う。彼らのような人たちと共に活動し、彼らをしっかり日本に向けて紹介していきたいと尚更に思う。

そして遅くなったがバンコクに無事に到着。足つぼマッサージを少しして休むことにします。

東北方面2日目。ホテルには朝食がついていないので、街に出て朝食を食べることにした。

街で有名な寺院の近くに駐車し、朝食会場を探したが、朝早くもあり中々あいておらず、やっと見つけることができたところで朝食をとった。

これが結構おいしく、上機嫌の1日のスタートになった。
そして車に戻る際に、少し素敵な感じの壺?のようなものが数多く飾られており、華美でなくアンティークな感じが良かったので、相変わらずの突撃質問で公園管理者や周りの方々への聞き取り調査を行った。

するとお役所の方?が親身になって色々検索してくださり、生産している街をみつけてもらえた。今日の行動予定の街近くでもあったので後ほど時間がとれれば訪問することにした。

朝一番はフィカスパークを訪問。長雨の爪痕が少し痛々しかったが、面白いデザインを拝見することができた。

そしてしばらく公園内を散策。途中可愛らしいネコちゃんとも遭遇し、ほのぼのとした気分で次へと移動。車で約1時間強で到着。ここは今朝ほどご紹介いただいた陶器をつくる村である。

ただいろんなお店を拝見するも派手派手しいものが多く、中々先ほどのようなものを見つけることができない。そこで仕方ないのである一件に飛び込み、先ほどの写真のようなものについて尋ねると、まさに「兄弟がつくっているよ」とのこと。何百分の一の引き当てである。同行者の縁に感謝したい。

その方の窯を拝見させてもらった。そしていくつかの質問もさせてもらい、話を進めていくと、オーダーでつくってくれると提案もいただけた。

実際に今まで作ったもののラフ案などをみせてもらうこともできた。私からは、製作は少し難しいかもだが、あるデザインの提案をさせてもらったところ、早速取り組んでくれるとのこと。嬉しく思う。

そして会話の途中で、「水は漏れますか?」などの問題提議もしたところ、「防水加工もできるが100%ではなく、水は沁みでてしまう」など、弱点についてもきちんと告知してくれた。ありがちな適当な人ではなく、とても信頼できる人であると感じ、うまくいけば面白いものになり、新しいプロジェクトにできるのではと感じたので、試作のお願いと今後について前向きな話をさせてもらいこの地を後にした。

そうこうしているうちにお昼を大きくまわったので、この街の幹線道路に面する陶器センターに立ち寄り、休憩をとることにした。

ここは入口にあるようなしっかりコーティングしたものを販売する事業者が数多く入っていた。

招き猫ややたら強そうなサイなど色んなものがあった。

中には着色せずに素焼きのものなども・・・・・・

たまにはドリアンはじめ、このようなよくわからないものをコンテナいっぱい買って、スタッフの度肝を抜いてやろうかと思ったが、その子供じみたギャグのためにお金を使い、私は会社での立場を追われることになるので自制することにした(^_^

午後からはマーケットの視察を繰り返す。お目当ての植物もチラホラ。

エレファントイヤー?とも思えるものやフィロデンドロンなど、どうしても大きなものに魅かれてしまう。

また盆栽売り場では、又右衛門はさみのご紹介などもさせてもらった。そして時間がゆるす限り点在するマーケットをくまなく探索し、陽が落ちてきたのでホテルに戻ることにした。今日は長く歩いたおかげで腰も少しずつ良くなってきたような気がする。

明日も早朝なので、そろそろパソコンを閉じて休もうかな~~。おやすみなさい。

月末から2泊にてタイ東北方面を目指した。今回はタイにおいて調達可能な植物の捜索のための訪問である。

早朝まだ暗い中、セブンイレブンで朝食を買い、部屋でさっといただいてから出発した。車で約5時間超えの移動になる。

日曜日と言うこともあり道路は空いていたので順調に進む。途中、お目当てではないが訪問依頼を受けていたナーセリーに到着。このナーセリーの状況はお伝えできないが、低迷する稲作やキャッサバの代わりに観賞用植物の生産を始めていた。まだまだ良い生産体制が組めているとは言えず、本当に簡単な所だけのアドバイスはさせてもらったが、実際のパートナーや契約農場ではないので、深くアドバイスすることはできなかった。

ただ彼らの産業が伸びていくことを望んでいるので今後も可能な範囲で連絡をとりながら、お互いが良いかたちで進められるタイミングを待とうと思っているので期待したい。

途中、比較的気候の良いところを通るので道端で売っている果物やパーキングエリアで売っているものを食べながら移動をした。
まずはパーキングで売っていた青マンゴ。甘くもなく、くせもなくサラダ感覚である。あっさりした味が嬉しい。

そして道端のお店で売っている釈迦頭を購入してみた。名前の由来は、お釈迦様(仏像)の頭に似ていることらしいです。お釈迦様の頭を食べることに少し抵抗を感じながら実食。別名「バンレイシ」、「シュガーアップル」と言うようで、その名の通りとても甘く、一個食べきるのが難しかった。

お昼をまわって現地近くへと到着。食事をとることにした。
本日のランチは写真のようなスープ。辛すぎずあっさりしていて、ほのかなレモングラスの風味が体に優しく感じ、とても気に入ることができた。

さらに玄関には、とても良い感じの流木があったので、どのようにして手に入れたのかを聞いてみると、いくつかのヒントを親切に教えてもらうことができ、興味があるので情報があったらお願いしますと電話番号を残して、次の目的地へと移動した。

そして以前より訪問依頼を受けていたアデニウム アラビカムの生産者を訪問した。大きなサイズから小さなサイズまで、手をかけて作られているのが印象的であった。

以前はもっと多くあったようだが、最近アジアの大国などの爆買いがあり、大幅に減少したとのこと。日本での需要はあまり多くもないかもだが、今後日本にて起業したり出店するアジア諸国が場合によっては必要とする可能性もあったりするので有意義な訪問であったと言える。また以前から日本製の園芸資材にも興味を持っていただけていたので、ご紹介することができた。

夕方になってきたのでホテルに向かう途中、先ほどのカフェの方から連絡があり、流木の情報が少しあるとのことで、少し引き返して訪問。

小さいながらいくつかの流木を確認。探せばまだあるだろうとのことで、引き続き調査をお願いすることにした。本来目的のものではなかったが、興味深いものでもあるし、現地の収益につながるのであれば良いことであると思うので、楽しみである。

そして暗くなったのでホテルに向かう。今日の夕食はホテルから歩いて10分程度の場所で、最近出店が多くなってきたという「ターミナル21」というモールへと向かった。

空港さながらの様子で、3階は東京をイメージして作られていて日本語がいっぱいである。すき屋なども出店していたのでいろいろと見学した。

その後はホテルに戻り、いつものようにデスクワークを行って眠ることにした。

バンコクに早朝到着。相変わらず眠れずの私は少しキレが悪い状態で空港からホテルを目指し、6時に到着。行動開始が9時のため、朝食を食べながらデスクワークを行い、粘りに粘って待ち合わせ時間となったので、現地パートナーと合流して、まずは車で生産者のもとへと向かった。

車で約2時間、定刻に到着。とても興味深い商品と生産工程を拝見させてもらった。ただ申し訳ないがここでは何の生産かは控えたいので、生産者とともに過ごしていた、かわいいネコちゃんの写真でご勘弁いただきたく思う。そのうちにきちんとした形でご報告できるかと思うのでしばしお待ちいただければです。

そして午後は総合展示会である「IMPACT CHALLENGER」へと向かう。この展示会は植物や電化製品など総合的な展示会であり、年に4回ほど開催しているらしく、今回はハサミや欄間などバラエングループが扱う日本の花き園芸品や園芸資材の提案と、次回以降に出展を検討するための訪問である。

会場の大きさは幕張メッセぐらいであろう。既に多くの人が来場されていて駐車場も満車である。しばらくして車も停められたので早速会場を目指すことにした。

一番奥の入口から入ると、目の前には多くの植物販売ブースが拡がっていた。

ヘリコニアなど南国を感じさせるブースや、前回訪問したバナナ農園なども出展していた。

カラジュームやアロイド系の植物も相変わらず多く出展されていた。ただ斑入りモンステラは、引き続き人気下降気味のようにも感じた。

サボテンなども少し価格は落ち着いたようである。

このサボテンには少し心惹かれたかも・・・

盆栽調のものも多く出展されていた。
その方たちに日本のハサミを紹介したところ興味を持っていただき、次の訪問に繋げることができた。

またスペイン産オリーブの古木を販売している会社が数件あった。
樹齢についてスタッフにたずねてみると、専門スタッフでなかったのかもだが、私の見立てとは大きく差があり約1.5~2倍ぐらいの樹齢を告げられた。価格に関しては小さなものは日本の販売価格と同じぐらいで、大きなものは少し安めの設定であったように感じた。

他にも少しではあるが簡易な植物栽培装置などもあり、私たちの製品とすり合わせることができ、良い訪問の機会となった。

他にも多くはないが、器などの提案もあり、私たちバラエングループが提案する商品も可能性を感じることができたので、出展要件などについて簡単に説明を聞くことにした。

日本と大きく違うのは出展期間が長く、価格は安い。ある意味お得であるが、考えようによっては拘束時間が長く、負担になってしまうことも考えられる。

ただいろいろ考えてもわからないので、展示会の名前のように「IMPACT CHALLENGER」となり、近いうちに出展を検討してみたいと思う。きっと何らかの収穫は得られるであろう。楽しみである。

展示会視察後はバンコクにおいて大のお気に入りであるガイヤーン(焼き鳥)のお店である「ソイポロチキン」に向かった。ここのチキンとそれにかかっているガーリックフライは最高である。

またあっさりしたパパイヤサラダとのコンビネーションは本当に病みつきになる。是非バンコクに行かれた際には、実食されることをお勧めする。

そして夜も更けてきたのでホテルに戻り、明日からの小旅行(出張)の準備を行い、眠ることにした。
中々長く腰の痛い1日となった。明日は少しでも痛みが和らいでいることを願っておやすみなさい。

今日は1日都内で活動し、深夜便でバンコクへと向かう。
バンコクの再訪の目的は、進行中の共同プロジェクトの推進が主である。しばらくは2~3か月に1度の訪問になるのであろう。

未だにギックリ腰の痛みが癒えずで、特に目覚めの腰痛が一番きつく、座薬を入れながら自宅を出発することになった。重たいスーツケースを出発カウンターに預けるまでが一苦労である。空港までは車で送ってもらい、駐車場からボチボチとスーツケースをおしながら、何とかカウンターに預けることができた。

そして羽田に到着。羽田にはアシストしてくれるスタッフが待ってくれていたので荷物をゆだねて、早速目的地へと向かった。

今日の目的地は東京ビッグサイトである。ここではアグリニュービジネスの展示会やアグロイノベーションという展示会が開催されていて、知人が出展をしており「是非来場を」と勧められたので、出発前に訪問をしてきた。

知人は秋田で採取できるとてもユニークな資材を扱っている。確かに、その効果は絶大であると説明を聞かせてもらうと興味が湧く資材であり、その可能性は大きいということが容易に想像できた。なので実際に自分たちで使用してみて、今後を検討してみたいと思う。楽しみである。またその時に預けてくれた粉状の資材は、痛いところなどにあてていると傷みを軽減するとも説明があり、早速コルセットの中に袋ごと挿入し、大きな期待を寄せながら、次の会場へと向かった。

隣接するフローラルイノベーションにも顔を出してきた。そこには長年お世話になっているインパック社やJFMA(日本フローラルマーケティング協会)のブースがあり、久しぶりにご挨拶をすることができた。
アグロニュービジネスでも気になる出展者にはお声掛けし、色々資料をいただくことができた。そして、近くで食事を済ませ、出発時間までカフェで打ち合わせを行った。

そのように過ごしていると、少し離れた席の方からお声掛けいただき、名刺交換をさせてもらった。その方はとても有名な企業の方で、私の活動を知っていただいており、ブログなども見ていただいていたようで今回お声掛けいただいたということである。とてもありがたいことである。自分で言うのも何だが私は比較的?かなり?声をかけにくいタイプかなと思うが、女性であり若く素敵な方であったので、かなり勇気がいったのではと思う。素晴らしい。私たちの会社のメンバーの多くは、私を筆頭に消極的なところが多く、このような方をみると輝いて見える。私たちのグループに迎えたいぐらいである。業界は違えど、是非活躍をしていただきたいと思う。いつかあるかもしれない再会が楽しみである。

その後は、恵比寿に移動。ここは普段通っている整体院の東京の店舗があるので腰痛を少しでも軽減してもらいたく治療を行ってきた。

再び羽田空港に戻り、出国ゲートへ。
検査場でボディーチェックを受けると、腰にしっかりと撒いたコルセットに手がかかる。検査官は私の身体を気遣いながら丁寧にコルセット周りをチェック。その時コルセット内に粉の袋を挟み込んでいたことを思い出す。そして勝手な想像で、「この袋の粉は何?」ということになれば、別室に連れていかれてしまうのではとビクビクしながらコルセットに挟み込んだことを後悔したが、無事に検査場を通過でき一安心であった。

そして、いつものラウンジで食事とデスクワークを行いながら出発時間までを過ごし、日付が変わった0時35分出発の飛行機に乗り込んで、いつものようにデスクワークを行い眠れぬうちに無事にバンコクへと到着した。

さてと今日からバンコクでの8日間。やらなければならないことが山積みである。時間がとれ、報告できるものはできる限りブログアップしていきたいと思うので引き続きお読みいただければである。ではでは~初日頑張ります。

27日。技術者講習会2日目は、私たちが深く関わらせていただいている同郷の植物園「あわじグリーン館」にて開催した。

現地集合であったが、ほとんどの方が定刻よりも速くお越しいただけ、スムーズに開催することができた。

まずは私のご挨拶、そして瀧本副館長より「あわじグリーン館」のご説明をいただき、早速、瀧本副館長先導のもと館内を案内していただいた。

入り口から入ると幻想的なエスカレーターを登り、温室へと向かう。

途中大きなかぼちゃがとても気になった。

そして温室内へと進む。淡路島名産の玉ねぎのオーナメントもユニークである。

続いて眼下には、私たちからの植物であるディクソニアなどが元気そうにしているのが目に入り、ホッとする。

奥まで進むと大きなアロエ ディコトマが見えてきて、その迫力に多くの参加者は魅了されていた。

さらに進むと先ほどのアロエやサボテンなどとは一転して、みどりが茂るエリアに。

そこにはペトレア・ヴォルビリスが咲いていて、とても魅力的であった。

さらに進むと希少な青いラン類クレイソントロンが目に入る。世界にたった3種類のボルネオの青い蘭とのことである。とても可憐で魅力的である。

そこを過ぎると、私たちからの植物が多く展示されている「しんかのにわ」である。
マクロザミア ムーレイやディクソニア アンタルクティカなどが多くの人を元気に出迎えてくれていた。ところどころにおかれた恐竜たちが可愛らしく、子どもたちに人気のゾーンになっているとのことである。嬉しい話である。

人気スポットになったということで副館長の説明にも力が入る。さらに管理責任者の後藤さんにも登場していただき、皆さんからの質問にお答えいただいた。質問者も実際の植物管理に携わる人が多いため、ひっきりなしに質問があり、とても活発な見学会となった。

最後に参加者全員による集合写真を撮り、2日間のプログラムを終了することになったが、皆さん名残惜しいのか、中々その場を離れずその後も多くの意見交換がなされた。
そしてかなり時間も経ったころ、少しずつハケていき、私たちもお世話になった副館長はじめ参加者の皆さんにお礼を伝え、「あわじグリーン館」を後にした。

今回、私たちのような立場の者がホスト園になることがどうかとは思ってはいたが、私たちにとってはとても良い機会となった。
さらに参加者や事務局の方々にも価値ある2日間であったと言っていただけ、本当にやった甲斐があったと思う。次の私たちの順番は10年後ぐらいになるであろうから、もう私は引退をしているかと思うが、今回多く人との出逢いの時間がつくれたのは本当に価値があり嬉しくある。

園は持たないが、縁を持つことができ、大いに実りある腰の痛みも薄れる2日間であった。皆さんとの再会が楽しみである。