四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2016.12.17

みどり。そして赤の主張!

先月から活動させていただいた「みどりのサンタ」プロジェクトのイベントと、その余韻の中、バタバタの2週間があっという間に、過ぎてしまった。ただこの2週間ブログはサボっていたが、ぐーたらしていたわけではなく、むしろ大忙しであった。


1週目は、「みどりのサンタ」に関する問い合わせと年末商戦の最終調整などで、あっという間の一週間。

2週目は、まずは赤いハプニングからのスタートとなった。日曜日、仕事を終え帰宅したら、いつものように我が家のネコボス レンくんが、以前の写真のように、肩に飛び乗ってきて、私の髪の毛に顔をうずめながら、頬ずりをしてきた。



しばしその感触を双方が楽しみながらいたのだが、私が仕事の続きをしたくて、肩から降りてもらうことを促したら、それが逆鱗に揺れたのか、私の顔を噛んで走り去っていった。


普段であれば、「痛いじゃん」と、しかりつけるぐらいで済むのであるが、今回は場所が悪かったのか、床に大量の血だまりができるほどの大量出血で、眼を開けることもままならず、自分の処理ではかなわぬことになり、そのまま救急病院へと行くことになってしまった。52歳にしてネコに噛まれて顔面が真っ赤に染まり、救急病院とは、恥ずかしいばかりで、恥ずかしさで紅潮してしまった。

そのようなマスクの取れない恥ずかしい顔でスタートした後半の一週間は、スケジュールも真っ赤に染まるほどの過密さであった。ただ内容の殆どは、来年再来年開催予定のイベントや新しいプロジェクトなどの依頼で、ワクワクするようなものが多かった。まだまだこの場ではお話しすることができないが、楽しみにしていただければと思っています。



そして今日は千両市。松に続いての年末商材の大市である。市況は予想通りであった。ここ近年は、ネット普及のため、競りには盛り上がりはない状況。それを仲卸としてできるだけの支えをしようとしても、中々歯止めも聞かない状況で価格は終わりに連れて下げていく形となった。また市場全体の雰囲気も当日開業している仲卸は弊社ローズガーデンのみで、市場自体の活気も低調であったように感じる。そのような中、少し厳しい商戦を強いられることになったが、品質は私たちスタッフ目利きのおかげで素敵な赤く輝く千両が集まってきている。

私たちは、これからも眼を真っ赤にしながら頑張るスタッフとともに、ほぼ年中休みなく営業している仲卸として、市場とともに、お取引先様に素敵な植物にメッセージを添えて提供できる熱い仲卸として使命感をもって活動していかなければならないと感じ、この週を締めくくることになった。

 

私は、今回、病院の待合室で真っ赤に染まった手のひらを、拡げて見つめながら、この赤から多くのことを学べたように思う。ここで言葉にすると私の文章力ではおかしくなるような気がするので、今後の自身の活動で表現していければと思う。そんな緑に囲まれながら、赤の主張を強く感じた2週間であった。