四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2015.10.03

スペイン訪問記 2015 秋 ③ エルチェ

朝一番の列車で、バレンシアからエルチェに向かった。

早朝出発のためホテルで食事はできず、駅で簡単にコーヒーを飲み、列車に乗り込んだ。

出発してから約2時間、アリカンテ駅に到着した。駅にはいつものようにパートナーの会社から迎えに来ていただいており、車に乗り込み約20分で、エルチェに到着した。

エルチェには以前からのビジネスパートナーである2社があり、初日は2社とのミーティングである。

まずは1件目。ここは、私が初めてスペインよりオリーブを輸入した会社で、Officeではいつものメンバーが笑顔で出迎えていただけた。

そして簡単にミーティングを行い、早速、圃場を視察した。

昨年とは少し違ったものもあり、元気に活動しているのが確認できてほっとした気分になった。その後来年度の仕込みで、デザインなどの話し合いを行い、お昼すぎにホテルにチェックインをした。

朝食は殆んどとれなかったので、チェックイン後、早速行きつけのお店で、ランチをとることにした。

このお店は、スープがとても美味しい。この他に、サラダ、メイン、デザートがついて、9ユーロ。ちなみにフランス  シャルルドゴール空港でのコーラは4ユーロ弱なので、それから比べるととても安く、さらに美味しいため、いつも多くの人でにぎわっている。

 

そして食事を堪能して、次のナーセリーへと向かった。

このナーセリーは、ヤシ類を主に扱っている。

 

今年は40℃を越える夏の暑さで、思ったように生育してないものもあり、万全の品質までには、もう少し時間がかかるように感じたので、年内はスぺインにて養生になるであろう。


これはDypsis decaryi ディプシス。植物園からも依頼が来る希少な品種。うまく育っていてくれればと思っていたが、もう少し養生が必要である。このままの輸送もできなくはないが、輸送中のストレスや、日本に着いてからの生育によっては、かなり厳しい状態になってしまう可能性が高いので涙をのんで今回は見送ることにしようと思う。

後は、今後についてのミーティングをデスクで行い、夕方遅くになったので、ホテルにもどり、シャワーを浴びて、食事がてら街中へ出かけた。

この日、詳細はわからないが、おまつりのようで、マリア様の像を、神輿のように女性が担ぎ、街中を歩いていた。

しばし、初めて出くわすお祭りを見学し、いつも通うお店へと食事に向かった。

ただ到着が少し早く、お目当ての店がまだ準備中のため、近くのタパス屋さんへ。

ここで本日の反省会と明日の予定についてしばしミーティング。そうこうしているうちに、時間も経ったのでお目当ての店へと移動。

ここは前回も訪れたお店で安くて、塩分控えめで味がいい。

魚介も新鮮で、大好物のムール貝をひたすら食べ続け、お腹も心も満たされた気分になったので、ホテルに戻りました。
そして再びデスクワーク。気がつけば深夜になったので、そろそろ眠ります。

おやすみなさい。