四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2026.03.17

大和橘のバトン550km

今回は世界に誇る日本の固有種であり準絶滅危惧種でもある「大和橘(やまとたちばな)」についてアップです。

 

「大和橘」は以前よりプロデュースや苗木の生産にも深く関わらせていただいており、大変思い入れのある果樹になります。その「大和橘」を生産地から生まれ故郷に届けたさせていただきました。

 

 

早朝、私たちの本社である宝塚山本(兵庫)を出発し、淡路島経由で横目に渦を観ながら鳴門大橋を渡り、途中SAでトイレ休憩をして、出発から約2時間半で、目的地である香川県、鬼無の半田植物園に到着。

 

そこには代表の半田さんの姿があった。半田さんには以前よりバラエングループの様々なプロジェクトに関わっていただいているかけがえのない仲間である。中でもこのプロジェクトの要と言える「大和橘」の生産を行っていただいており、今年も素晴らしい出来の苗木を提供いただけた。

 

苗木の検品後、生産場所などを見学させていただいた。ここは完全に環境に配慮した栽培をされている。にもかかわらずとてもきれいに整備をされており、日ごろの努力が窺い知れる。

 

 

その後AIR-POTにて栽培している圃場へと向かった。さすがにAIR-POT。徒長せずしっかり育っている。

 

 

もちろんロングポット栽培も良い出来である。輸送や栽培場所効率を考えれば理にかなってはいると言える。

 

 

どちらも挿し木から6年経過。その違いには驚かされたのではないだうか。見ておわかりかと思うが、木がしっかりしているので徒長して大きくなっているのではないことがわかる。これだけ違えば地におろしたときからの生長でも大きな差が出るのは確実である。

 

あらためて半田植物園の生産技術とAIR-POTとマリネックスの価値をあらためて実感することができ、とても良い気分で荷物を積み込み、一転納品先である奈良へと向かうことにした。

 

途中、ゆっくり食べる時間はないがせっかくなのでうどんを流し込んで、コーヒー片手に高速をひた走る。約3時間半で「なら橘プロジェクト」の事務所に到着することができた。

 

そこにはプロジェクトの代表である城会長が私たちの到着を待ってくれていたので、しっかり検品をしていただき、無事に納品を完了させていただくことができた。

 

今回の苗木のできも高く評価いただけ一安心である。ただ評価いただけたのはそこにいたメンバーだけではない。というのは車から降ろすと同時に、蜂が集まってきた。恐らく自然の良い香り誘われたのであろう。環境に配慮して育てられた橘だからこそであると感じた瞬間であった。

荷物を降ろし終えて、しばし事務所で歓談。いくつかの大和橘関連商品をご案内いただいた。そこでは世界的に有名な菓子のコンテストで、この大和橘を著名なパテシエが採用し、最高賞も受賞したとのことである。素晴らしいことである。

 

 

他にも食用の乾燥果実や葉の案内などもいただけ、大和橘の可能性を大いに感じることができた。写真の様なスワッグもつくられている。橘は邪気を払い浄化することもできる素晴らしい柑橘なのでスワッグにすると多くに人が興味を持つであろう。ちなみにこのスワッグは乾燥させているので5年ほど、このままの状態であるとのことで、とても興味深く感じた。

 

その後しばらくして交通渋滞を避けるために大和の国を出発。約1時間半で出発地である宝塚山本へ到着。そこに荷物を降ろして今日の役割を終えることができた。

 

ちょうど12時間。走行距離550kmの宝塚山本~鬼無(香川)~大和の国~宝塚山本の大和橘バトンリレーであった。ただその割には不思議に疲れも何もない。むしろ橘の素敵な香りと一緒の旅であったせいか、浄化のせいか出発より元気になったようにも思える。そのような感じの、気持ちが良い一日となった。大和橘と関わる皆さんとのご縁に感謝である。