四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2022.11.27

又右衛門、オーストラリアへ⑤ ~ツリーファーンを求めて~

一昨日の午後にブリスベンを出発。

夕方、空港に到着。気温は低く肌寒いが空気は綺麗。レンタカーにて移動し、街中で予約済みのホテルにチェックインした後、夕食をいただくために街に出た。
せっかくなのでネイティブな食事をと思っていたが、時間が遅いということもあり、手軽な中華にすることにした。

味は海外でよく出会う中華味であり、そこそこのおいしさではあったが、価格はさすがオーストラリアか、王将の約5~6倍の値段であった(^_^

その後は部屋に戻り明日からの準備に遅くまでかかったので、終わり次第眠ることにした。

翌朝気温は7度。比較的薄着の私は少し震えながらホテルで朝食をいただき、レンタカーで目的地をめざした。

そして車で約1時間。ナーセリーに到着。到着するや否や手厚い歓迎を受けることができた。

実際にツリーファーンを目の前に説明をしていただき、こちらからも多くの質問をさせてもらったが、とても親切丁寧に色々教えてくださった。

さらに実際にハーベスト中である自生地にも案内してもらった。

写真で見るとわかるように、ここは松やユーカリなど材木の収穫のために伐採を行っている現場である。ただツリーファーンは材木にはならないので、ライセンスをもったナーセリーがそれらを引き取り、ビジネスを行い、その収益を森に還しているというモデルである。これはナーセリーや植物、森にとっても良い循環であると感じた。

▶︎又右衛門とツリーファーン動画

とても大きなサイズのツリーファーンがたくさんあり、これがただ単に倒されてしまうのではなく、きっちり政府の許可を得て、国際ルールを遵守した上で、流通にのり各国の需要者のところに届くのは良いことであろう。

中にはウェーブしているものや、複数の頭をもつマルチタイプのものなど多くあり、とても興味深かった。

後は国際ルールなどいくつか大切なことを調査した上で、今後について検討をしていければと思っている。今後がとても楽しみである。

その後はネイティブプランツが多く植えられた植物園などを探索。

また、マスクを外して公園を探索し、良い空気をめーいっぱい吸うことができ、とてもリフレッシュすることができた。

さらに夜はアンガスビーフをごちそうになり、今日もまた全てに満たされた1日となった。

そして最終日である日曜はナーセリーなどが休みのため、近くの渓谷など素敵な自然を堪能した後、ランチをいただくことにした。
イギリスではないが、オーストラリアでランチといえば一度は食べておかなければと思うフィッシュ&チップスにすることにした。ただチップス(ポテト)は好きなのだが現在控えているので、フレッシュサラダに変更してもらい、美味しくいただくことができた。

食事後は、地元のガーデンセンターを見学に行くことにした。

屋外には植物、広い店内には様々な物が並べられており楽しい。
せっかくなのでお土産代わりに作業着をゲット。ただ支払いを終えたすぐ後にサイズを間違えていたのに気づき、レジにて交換をお願いしたところサービスカウンターにて手続きをと指示され、サービスカウンターにて手続きしたところ、OKはしてくれたものの35セントを要求され、何のチャージか理解はできなかったがとりあえず支払って交換してもらい退店することにした。

その後時間となったので帰路に着くことにした。車を走らせ約1時間。少し早めに空港に到着。レンタカーを返し、搭乗手続きを済ませて、搭乗口でゆっくりすることができた。

そして定刻に搭乗。少し遅れて離陸そして到着となり、無事再びブリスベン空港に到着。
その後車で再びベースキャンプのDannyの家に戻り、今回の産地での状況を報告と、今後についてディスカッションを行った。

今回の国内移動は、ツリーファーンビジネスだけではなく、彼らとの今後について話をすることができたとても貴重であり、素敵なショートトリップとなった。

そして夜も更けてきたのでベッドルームに向かい、今回の現地視察が大きな価値があったことを喜びながら眠りにつくことにした。

さて明日からはいよいよ帰国に向けて移動である。少し寂しい気持ちもあるが日本で待つ素敵なスタッフに土産話をいっぱい持ち帰ってあげたいと思っている。
みんな待っててね。