四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2021.03.16

いってらっしゃい。いらっしゃい。

3月20日から開催される淡路花博20周年記念花みどりフェアの「1000年オリーブフォトスポット」の設営のために、パートナーの1000年オリーブくんと共に兵庫県立公園あわじ花さじきへと向かった。

何度も通った道でありながら、高速道路の出口をうっかり見逃して、気がつけば加古川まで行ってしまい、そこから慌ててUターンして急いで現地へ。何とか定刻ギリギリに無事現地に到着。まずは3mを超える巨大プランターを設置する。

そして慎重に慎重を重ねて1000年オリーブを吊り上げ、誘導。同時に根の再生と保護のためマリネックスを根の全体に散布。

その後、底石を敷き詰め、又右衛門スペシャルとして、保水性と水はけのよさでは日本一と言える十和田水砂・真砂土をベースに、完熟バークを加え専用土をつくった。

そこに方向を決めてオリーブを設置して、まずは一安心。

さらにチーム又右衛門の土壌医推奨のアースフィール社の植栽用オーレスG、自然界から最終選抜された数種類の有用土壌微生物と植物に有効な働きをもたらす菌根菌を添加、MM土(マリネックス ミネラル ソイル)とスペシャルな配合を施し、丁寧に植えこんだ。

そして仕上げの葉水を与える。これも浸透しやすいようにマリネックスでクラスタを細かくして、全体的に散布を行い、一連の作業を無事終えることができた。
手前味噌だが、いつもながらクレーンチームとの息の合ったコンビネーションで、枝1本傷つけることなく完了できたことは、プロフェッショナルの技と言えるであろう。

そしてOPEN前ではあるが、突然現れたオリーブに惹きつけられた多くの方々が見に来られ、それぞれがオリーブの迫力に驚き、その雄姿に感嘆の声をあげていた。

この場所は少し風がきつく、植え替えたばかりのオリーブくんには、少し厳しい環境かもしれないが、しっかりと管理し、皆さんに多くのメッセージを伝えてくれればと思う。

詳細につきましては下記リンクから見ていただければです。
https://www.awajihanahaku20th.jp/event/detail.php?eid=70

また5月22・23日には淡路島国営明石海峡公園にてワークショップも開催予定です。是非、お越しいただければと思います。お楽しみに。

そして翌日、1000年オリーブ君がいた大阪の営業所には大きなプランターだけが残り、何となく寂しい気持ちであった。