四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2020.12.02

お朔日と松市

週末(先月末)から、とても大事であり、ワクワクするプロジェクトの打ち合わせのため都内へと向かった。

もちろんCOVID-19対策としてマスクと、私が旅の救急箱と呼んでいる携帯用マリネックスを装備し、4社のプロジェクトと特殊植物のメンテナンスを行ってきた。

植物は健康であり、また今までの活動について高い評価をいただき、とても興味深い新しいプロジェクトのお声掛けをいただけるなど、分刻みの移動でかなりバタバタしながらも、嬉しい悲鳴が出るようなワクワクの出張となった。内容においてはまた後日?数年後?に・・・

帰阪し、1日遅れでの氏神様参拝となった。昨年までは海外プロジェクトで月初は日本にいないということもしばしばあったが、今年はCOVID-19の影響で国内のみの活動になっていたので、1日にお朔日参りできないのは久しぶりである。

そして2日は生花仲卸ローズガーデンが入場する梅田生花市場の迎春用花材のメインとも言える “松” が全国から集まり取引される「松大市」が開催された。

下馬評では昨年に続き、良い商材が少ないとのことであったが、当日確認すると、かなりしっかりした品ぞろえで、不作?など感じられるものでは全くなかった。


しっかり葉がしまりバランスも良い厳選された盛花用「若松」


実際にスタッフが現地にて厳選収穫する「秋田美人松(八竜松)」


又右衛門のお気に入りで「縁結び松」と呼んでいる素敵な松


地元から持ち込みの「蛇の目松」など厳選した魅力的なものが多く品ぞろえできており、素晴らしい松を出荷していただけた生産者の皆様はもちろん、手前味噌と言われるかもだが、弊社現場スタッフの目利きの素晴らしさと、集荷努力には頭が下がる思いがした。

COVID-19の影響により、年末はどのような生活スタイルになるのかわからないが、このような時こそ、是非、企業や家庭においては、Go to Green&Flower迎春用のお花を飾り、無病息災を願ってもらいたいと思っている。

気がつけば今年もあと1か月。不安な要素を上げればきりがない。しかし、この厳しい中でもまだまだ植物の役割は多くあり、まだまだ期待も多くある。目を閉じれば真っ暗だが、しっかり目を見開いて前を向けば、まだまだ視界は良好である。