四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

3月20日から開催される淡路花博20周年記念花みどりフェアの「1000年オリーブフォトスポット」の設営のために、パートナーの1000年オリーブくんと共に兵庫県立公園あわじ花さじきへと向かった。

何度も通った道でありながら、高速道路の出口をうっかり見逃して、気がつけば加古川まで行ってしまい、そこから慌ててUターンして急いで現地へ。何とか定刻ギリギリに無事現地に到着。まずは3mを超える巨大プランターを設置する。

そして慎重に慎重を重ねて1000年オリーブを吊り上げ、誘導。同時に根の再生と保護のためマリネックスを根の全体に散布。

その後、底石を敷き詰め、又右衛門スペシャルとして、保水性と水はけのよさでは日本一と言える十和田水砂・真砂土をベースに、完熟バークを加え専用土をつくった。

そこに方向を決めてオリーブを設置して、まずは一安心。

さらにチーム又右衛門の土壌医推奨のアースフィール社の植栽用オーレスG、自然界から最終選抜された数種類の有用土壌微生物と植物に有効な働きをもたらす菌根菌を添加、MM土(マリネックス ミネラル ソイル)とスペシャルな配合を施し、丁寧に植えこんだ。

そして仕上げの葉水を与える。これも浸透しやすいようにマリネックスでクラスタを細かくして、全体的に散布を行い、一連の作業を無事終えることができた。
手前味噌だが、いつもながらクレーンチームとの息の合ったコンビネーションで、枝1本傷つけることなく完了できたことは、プロフェッショナルの技と言えるであろう。

そしてOPEN前ではあるが、突然現れたオリーブに惹きつけられた多くの方々が見に来られ、それぞれがオリーブの迫力に驚き、その雄姿に感嘆の声をあげていた。

この場所は少し風がきつく、植え替えたばかりのオリーブくんには、少し厳しい環境かもしれないが、しっかりと管理し、皆さんに多くのメッセージを伝えてくれればと思う。

詳細につきましては下記リンクから見ていただければです。
https://www.awajihanahaku20th.jp/event/detail.php?eid=70

また5月22・23日には淡路島国営明石海峡公園にてワークショップも開催予定です。是非、お越しいただければと思います。お楽しみに。

そして翌日、1000年オリーブ君がいた大阪の営業所には大きなプランターだけが残り、何となく寂しい気持ちであった。

今日は、今春の新商品をご案内いたします。

このブログでも紹介したことがあるのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、刃物製造において歴史と実績のある新潟三条。その中でもこだわりの鋏を世に送り出している外山刃物の「四代目 秀久」と、わたくし「四代目 又右衛門」が、今春久しぶりにオリジナルの鋏をリリースいたしました。

【商品名】又右衛門花鋏
色は、緑×黒、橙×黒、黄×黒の三種。
最近、特に海外で人気が高まってきた大久保鋏をベースに、扱いやすいサイズに変更し、小回りを利かせやすいモデルに改良。
さらに左右のパーツが色違いという、今までになかったデザインが面白いのではと思っています。

色も流行りの緑×黒に、関西で人気の黄色と関東で人気の橙色をつくってみました。
さらにマットな仕上がりではなく、ラメを加えて高級感を出したので、プロにはここ一番のステージで使っていただいたり、海外へのお土産にしていただいたり、新しい生活様式によりお家やお庭で植物に触れることが多くなった方々には自分へのご褒美にいかがかな~~と思っています。

四代目 秀久の刻印に加え、又右衛門のマークをつけた数量限定での発売となります。
切れ味に関しては、秀久のお墨付き。この切れ味のよさが使う人はもちろんのこと、植物への負担を大きく軽減してくれますよ。

ラメ色は角度によって輝き方に個体差が出るので、当面は対面店舗でのみの販売になるかと思いますので、よろしければ是非ご来店を。
一般の方は販売店舗をご紹介できますのでお問い合わせくださいませ。

薔薇園植物場大阪営業所  事業企画
TEL:0668673900
担当:齋藤

今回、屋内緑化推進協議会にて特別講演の機会をいただき、
『Green Goldの時代
今こそ植物(みどり)の力で、地球をリ・デザインする ~見えるデザイン 見えないデザイン~』
と題してお話をすることとなった。

当日は朝から色々な用事を済ませ、時間に余裕をもって会場へと向かった。

講演はリモートなので、私の事務所からでもよかったのであるが、着陸間際の航空路直下ということもあり、時折轟音で途切れてしまうおそれがあるため、日本みどりの研究所でお世話になっている(一社)テラプロジェクトの事務所にて行うことにした。

1時間前から万全の準備をしたつもりであったが、開始早々はミュート解除を忘れて音声が流れなかったり、また設定を間違え途切れてしまったりなどのトラブルから、かなり焦ってしまったが、皆さんの協力で何とか始めることができた。

今回の講演は上記の内容で、スライドは200枚超。普通に話していると4時間ぐらいかかるであろうものを、割り当てられた90分という持ち時間の中で、ピックアップしながら行った。

皆さんを目の前にしてお話しするリアルの講演も緊張があり苦手ではあるが、リモートでは、皆さんの表情が読み取れず難しい。特に必要もないが関西特有のボケを入れても、反応が伝わってこないので、ダダ滑りにしか感じられない(実際に滑っていたと思うが・・・)。

そのような複雑な心境もあったが、何とかモチベーションを高めて、植物から預かったメッセージを90分間休憩なしで一生懸命伝えた。
リモート講演で90分間話しっぱなしというのは、聞く方もかなり苦痛であったかもしれないが、ほとんど?全員?が最後まで退室せずに聴いてくださったことは本当に嬉しく感じた。
また講演終了後にはメッセンジャーやメール、また電話で「感動した」「一緒にプロジェクトを」…と、たくさんのお声掛けをいただけ、この時間をつくってもらえたことが本当に良かったと感じた。

とにかく今後も健康な植物(みどり)で社会の課題を解決し、私たち花き園芸業界の地位の向上をめざし、次世代に繋げていくために頑張っていきたいと思う。

さ~~、Green Goldの時代!
競合などの考えは捨てて、みんなで力を合わせ、みどり溢れる最高の時代を創り上げ、そして普遍的なものにしていきたく強く想う。

あっという間に3月に入り、1日から取材やミーティングでバタバタのまま3日に福島へと向かった。

ただ福島行の飛行機の便があまり良くないため、仙台からレンタカーで移動することになった。

富士山を横目に見ながら、飛行機は無事に仙台空港に到着。
空港からレンタカーに乗り、途中美味しい丼を食べて、眠い目をこすりながら目的地へとひた走る。

そして約2時間で初日の目的地であるJヴィレッジに到着した。

私は縁あってJヴィレッジのアンバサダーをつとめており、この施設には多くのオリーブを植栽しているので定期点検とメンテナンスをしてきた。

寒暖差や強風によって少し弱りかけている子もいたので特別な治療を行ってきたが、前回に植え替え治療を行った子が以前とは見違えるほど元気になっていて、とても嬉しく感じた。
そうしているうちに暗くなりかけたので、一旦川内村へと移動。岩本社長ご一行と田村の「やすけ」へと食事に向かう。相変わらずの美味しい料理に舌鼓をうちながら、今後について有意義なお話をし、また川内村に戻り就寝した。

翌朝、皆さんより一足先に川内村の宿「我逢人」を出発し、矢祭町へと向かった。

事前の情報では川内村から矢祭町は2時間ぐらいとのことだったのだが、出発前のナビでは3時間強となっていたので、途中「Café Amazon」に寄って植栽のチェックを行い、オリーブやロストラータなどの元気な姿を確認して大急ぎで目的地をめざした。

途中、路面凍結や対向車線の大型車にヒヤッとするところもあったものの、山道も順調に進むことができ、何とか約束の時間までに目的地に到着をすることができた。

今日の目的地は矢祭園芸さんである。
花き園芸業界では、ほとんどの人が知っている方で多くの功績を残されてきた方である。
これまでのお仕事を次の代に移行させていたところ、予期できない不幸なことで、ご子息大樹氏を失われてしまわれた。
私は大樹くんとは、トルコ アンタルヤ国際園芸博の実行委員をつとめていた時に知り合いになり、その後交流を続けながら今後の業界についてお話をしてきており、彼の取り組む姿勢には多く学ばせてもらってきた。
昨年、訃報が届いた時には本当に信じられないと驚いたとともに、今後の花き業界の発展には欠かせない人物になってくれると思っていただけに、残念な気持ちでいっぱいであった。

彼が呼んでくれたのか、今回、父上である金澤さんと会うことができ、たった半日にも満たない時間であったが、温かく迎え入れてもらえただけではなく同志として接してくださり、とても力強い支援の言葉をいただいた。
そして、とても重要な宿題も出してもらい、あらためて自分の目的に向かって進む力を与えられたように思う。

大樹くんの遺影に向かってお話をした。
今後進めていくことの報告と、安らかに眠って、大変な時には降りてきて手伝ってほしいとお願いをした。

その後、広大な圃場を拝見し、母の日のために準備されているカーネーションや大樹くんが育てていたラベンダーや多肉植物を拝見しながら、今後について多くを学ぶことができた。

たった半日にも満たない滞在時間ではあったが、何年分もの力をいただけたように思える。本当に有意義な時間であった。金澤さん、奥さんの言葉一つ一つを大切に感じることができ、本当に嬉しく思った。
きっとこの縁を大樹くんは繋げてくれたのだと思う。その恩を忘れず、これからもしっかり活動しなければならない。そして次世代を担う若い方々に繋げていかなければならないと強く感じた。そのような力を湧き上がらせてくれる素敵な訪問となった。

金澤さん。皆さん。お世話になりました。またお会いできるのが楽しみです。ありがとうございました。

先日アップした「マリネックスを使用して育てたネコ草への効果」を書いた記事への反響の大きさに驚き、気を良くしている私は、スーパーで購入した豆苗を美味しくいただいた後、その残りを実際に水耕にて育ててみたのでその報告を~~。
ただし、設備の整った実験室ではなく、通常の室内で行った実験結果だということと、個体差もあるかもしれないので、あくまでも参考として楽しみながら見ていただければと思います!

まずはまずは、市販されている豆苗2パックを無作為に選び購入。どちらも普通にカットし美味しくいただきました。

そして、その根の部分を、「水道水」と「マリネックスを水道水で1000倍に薄めたもの(=マリネックス1000倍液)」でそれぞれ管理しました。
すると上の写真のように両方ともしっかり茂りました!
「マリネックス1000倍液」の方が見た感じ根の張りが促進されたように感じます。葉の部分も少し伸びている感じがします。

そして上の写真のように、再び収穫!!美味しくいただきました。
ただ「マリネックス1000倍液」で育てたほうが多く収穫できましたし、食べた人の好みもあるかもと思いますが、私は「マリネックス1000倍液」で育てた方が購入してすぐ食べた時より旨味が増した感じがしました。

そして再び「水道水」と「マリネックス1000倍液」で栽培。(上の写真)

するとまたまたしっかり茂ってくれました。ここまでくるとマリネックスの能力を感じますね~~。まだまだ数回食べられるかな(#^.^#)

ちなみに下の写真は、別のお家で試されたもので、「驚きの効果!」と言って写真を送ってくれました。

茂りすぎです~~。成長効果とか、経済的とか、美味しくなったとかいうより、楽しくて~~。

次は食べた後のネギで実験します!乞うご期待!!

コロナ禍において自宅で家庭菜園をされる方が増えているようですが、これなら庭がなくてもミニ家庭菜園が楽しめますよ~~。その際には是非マリネックスを(^_-)-☆

早朝、前田ナーセリーさんを訪問した後、急ぎ足で岐阜県立国際園芸アカデミーへと向かった。

お約束していた時間ちょうどにアカデミーに到着。
早速、講演を行う場所でセッティングや調整をし、準備万端の態勢でお昼休憩をとった。

そして午後からアカデミーの生徒や先生方による発表が行われた。
私は自分の講演の時だけの着席でよかったのだが、せっかくなので皆さんの取り組みや研究発表を聞かせていただいた。中にはとてもユニークなものもあり、私も多くを学ぶことができた。
本学年中にコンテストなどで授賞した生徒の表彰式も行われ、1年間の成果を拝見することができた。

休憩をはさんで、リモートでの卒業生からの発表があり、その後、私の講演となった。

立ち上がりに少し機械トラブルもあったりしたが、何とかクリアでき、早速『Green Hospitality Japan ~Green Goldの時代~「健康な植物(みどり)で社会の課題を解決する」』として講演を行った。

会場では生徒をはじめ先生方、リモートでは卒業生や企業の方もお聴きになっているということで、力が入って大きな声になっていしまい、予定時間を少し超えた75分後には声がかすれるほどになってしまった。

それにしても少し長い講演であったが、皆さんはしっかり聴いてくれており、講演台から見た生徒の皆さんは、それぞれがまるで個性豊かな花のつぼみのようで、とても生き生きとした素敵な表情をしていた。
彼らの表情を見ていると、いかにこのアカデミーで今西学長はじめ先生方、素敵な仲間たち、そして植物たちと素晴らしい時間を過ごしてきたことが読み取れ、日本の花き園芸業界はまだまだ期待ができると感じられた。

講演後に記念撮影をし、皆さんに温かく見送っていただき、帰社するために荷物をまとめ車に乗り込もうとしていると、講演を聴いていてくれた方が駆け寄ってこられ、立ち話ではあるが少しお話をした。

彼は実家が造園業で来年からは他社に就職するとのことである。現在、伐根作業などで多くの木々を掘り返している中、私の木の命に対する考え方が胸に刺さったとのことである。その気持ちを持ってもらえたことが本当に嬉しく思えた。将来どのような進路に行くかはまだわからないかもしれないが、その気持ちを持ったまま仕事をして欲しい。私も作庭の際には草をひくこともある。でもそのような時にはそっと声をかけるようにしていることを伝えた。

そして彼のリクエストに応えて、握手をした。
ただ私は彼からのリクエストで講師として握手をしたわけではない。私はこれから同じ業界で活動するものとして握手ではなく、バトンを渡したつもりである。きっと彼らのような若い担い手が日本の園芸界を支えてくれるであろう。そのような楽しみさえ感じることができた素敵な機会となった。

このような機会をいただけた今西学長をはじめとする教職員や関係者の皆さん、そして生徒の皆さん、本当にありがとうございました。

「土を養えば、花は自ずと開く。己を耕そう!」
春はきっとくる!大きな花を咲かせてください!大いに期待しています~~(^^)v

2021.02.18

素敵な来客

昨日に続き今日も結構寒い。

そのような中、素敵なお客様がお越しになり、私たちの仲卸売り場をご案内した。今まで見たことがなかった植物に驚かれ、いろんなイメージが湧かれたようで今後の取り組みが楽しみである。

午後からは、以前よりお世話になっている名古屋の前田ナーセリーの代表である前田さんが来社された。
前田さんにも同様に弊社を見学していただき、その後いろんな意見交換を行った。肥料のことなど話が弾み、急遽翌日早朝に今度は私が前田さんの圃場へ行くことになった。

ただそのためには明日4時ぐらいに出発しなければならず、かなり荒れ模様の天気なので、明日朝出発は危険と思い、前田さんを駅まで送った後、急遽自宅に戻り、準備をして名古屋へと向かった。
途中、かなり吹雪いているうえ、高速道路では作業や速度規制などもあり、結構時間がかかってしまったが、何とか日付が変わるまでにホテルへと到着した。

そして翌朝、前田さんの圃場を訪問。早速ハウス内の椿を拝見させてもらった。

私の顔ぐらいあるような大きい花のものや、薔薇のようなもの、変わった花びらのものや、とてもいい匂いのするものなどいっぱいある。

いったいどれくらいの種類の椿があるのかとたずねてみると、何と1600種類ほどとのこと。驚きである。

他にも魅力的な椿がいっぱいあり、もっと長い間滞在したかったが、昼から大事な講演も控えているので、車いっぱいのお土産を積み込んだ後、後ろ髪をひかれる思いで圃場を後にし、次の目的地へと向かうことにした。

前田さんとはいくつかの面白い取り組みができるように思っているので乞うご期待である。

今日は、3月末から開催される淡路花博20周年記念事業のイベントの下見と打ち合わせのため、淡路島にある “兵庫県立公園あわじ花さじき” へと向かった。
昨日からの寒波に強風が加わり天気は荒れ模様。明石大橋を渡る時には、愛車「おにぎりくん」が風で吹き飛ばされるのでは?と思うぐらいに左右に振られながらの走行であったが、定刻には無事現場へと到着した。

かなり寒く感じる中、ストックの花がきれいに咲いていて、海とのコントラストがとてもきれいである。

そして県職員、輸送関係の方々と設置計画などのすり合わせを行った。会場はかなり強い風が吹いているので、しっかりと対策をとって行わなければならないと感じた。

来場される皆さんに、力強い植物を見て触れていただき、コロナ禍の閉塞感を吹っ飛ばすことができればと思っているので乞うご期待である。

帰り際に見た、強風の中でも楽しそうなスマイルマークの刈込が微笑ましく、一か月後のイベントがとても待ちどおしく感じた。

2月11日、ベガホールにてフラワーバレンタインコンサートin宝塚が開催された。

早いもので、8回目となった。今年はコロナの影響もあり、開催できるかどうかの心配もあったが、無事開催することができて本当にうれしく思う。

多くの人にお越しいただけ、開会前にはほぼ人数制限いっぱいの状況であった。

そして今回はコンサート前のプレトークとして私も舞台に上がることとなった。それもみどりのサンタの恰好で・・・。

みどりのサンタの前触れのない登場に何事かと思われた方も多かったと思うが、みどりのサンタの活動と、フラワーバレンタインとは?ということについてお話をすることができ、たったの数分間ではあるが会場の皆さんから、とても心温まる視線をいただけた。

コンサートは無事に進行され、多くの拍手を浴びながら幕を下ろすことができた。

今までであれば終了後に、出口付近で出演者自らミニブーケをプレゼントするのだが、今回はコロナの感染予防のため手渡しを控え、少し距離をとってご挨拶をし、来場者の皆さんには個々にテーブルの上のミニブーケを手にしていただいた。

この時期行うコンサート。賛否両論あるかもしれないが、結果として開催して良かったと思う。

それは、マスク越しに言葉にせず挨拶をしてくれた多くの人のとても優しい目を見ることができたからである。音楽、花・・・とっても素敵な組み合わせだとあらためて感じられた。

このような中、お越しいただいた皆様、出演してくださった皆様、お手伝いをしてくださった皆様。本当にありがとうございました。

フラワーバレンタインは大切な人に花を贈る日です。生産者と私たちの心のこもったミニブーケとともに素敵なバレンタインをお過ごしください!

緊急事態宣言の発令から不要不急の外出を控えることは当然ながら、必要であっても少々の犠牲を払って外出を控えているが、今回は必要に迫られて都内へと向かった。

移動に使う飛行機の中は、空気が循環するため安全ということで今回も飛行機にて移動。結構多くの人が利用していた。

羽田に到着後は少しでも密度が少ない時間帯と路線を選んで移動。午前中にはとても大切なミーティングがあり、物事が大きく動き出す内容の会談を行うことができた。

午後からは、都庁にてのミーティング。色々なことが話題となるが、私は送り出された植物のことだけを考えながらお話をしてきた。厳しい中ではあるが、東京五輪が皆さんに望まれて開催されることを願っている。

翌日は、2022年にオランダにて開催されるアルメーレ国際園芸博覧会の屋内出展実行委員会の会議に検討委員として出席した。
国際園芸博は、私たち日本の花き園芸業界にとっては園芸技術や文化、日本人のもつ美意識や感性の素晴らしさを世界に向けて発表できる絶好の機会である。さらに2025年の大阪・関西万博、2027年の横浜で開催される花博につなげていくための重要な役割となる。
会議は農水省・国交省の方々と各団体から選出された検討委員によって開催され、前回の内容と経験値を合わせ、新しい取り組みなど有意義な意見交換がなされた。
2022年と言えばもう来年。すぐそこと言ってもいい。

コロナ禍において中々動きにくい状況ではあるが、必要なことはしっかり動いていかなければならない。でなければコロナが収束した時の回復スピードに明らかに違いが出てきてしまう。今こそ頭を働かせ、心の中では想いを熟させていきたいと強く感じた。