四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2013.09.11

オーストラリア訪問記⑤4日目 ダーウィン到着

4日目 ダーウィン到着
ブリスベンを出発し、多くの感動にくるまれながら約4時間、 ダーウィン空港へ到着。
待たせてはいけないと足早に、飛行機をおりて、ゲートをくぐり、
荷物を取りにターンテーブルがある場所に向かおうとしたら、
私の方を向いて手を振るオージーと小柄な可愛らしい女性がいた。
誰に振っているのかな?よくある人違いかな?と思いながら近づいていくと、
さらに寄ってきて? Mr Kanaoka?という。
なんで??とかなりキョトンとしてしまい、しばらく経って迎えに来てくれた生産者と、
通訳をかってでてくれた豪日協会の女性であったことがわかった。
確かに迎えに来てくれているはずで、そして待ってくれているのだから、
私がびっくりするのがおかしいのであろうが、私にはそれなりの理由があった。
それは迎えに来てくれている場所が、飛行機を降りてすぐ売店があるところで、
荷物をとるターンテーブルの手前であったからである。
私もいくつかの空港をまわったけど、記憶の中ではそんな空港は記憶にないからだった。
本当は、初めて会う人たちに対し、第一印象は肝心だと思って、自分なりの
ハチャメチャ英語だけど、喜びは思いっきり伝えたいためにオーバーアクション気味
で表現しようと思っていたのに、いきなり肩透かしをくらってしまった感じがした。
そんなハトが豆鉄砲を食らったかのような表情にきっと彼らも???と思ったはず。
その言い訳をさせていただきながら、挨拶も早々に車に乗り込んで目的地にむかった。
車を快調に走らせている中、彼が急遽車を止めた。
いったい何があったのかなと思っていたらこの写真。

スイカを買うために選び始めた。
日本でも道路サイドで桃やりんご、たまにカニを売っている光景を見るけど、それとは大きく違い
何となく今回は、大陸的というか、とても心地よい良い感じがした。
せっせとスイカを積み込むとクイーンズランドと同じようなハイウェイをひた走る。
ただ同じようなハイウェイでも景色が違う。それは生物のいる感を感じられないと言うか何と言うか・・・
クイーンズランドの時は、広い草原の道路わきには羊や山羊、馬や牛、時にはカンガルーだったけどノーザンテーストでは、岩が多く、赤土、さらに動物はほとんど見られず、あるのはこれ!

何にだと思いますか?これは蟻塚です。
こんな蟻塚が無数にある。かなり驚いた。
そこで迎えにきてくれた生産者Joeに「何でこんなに大きく高い蟻塚をつくるんだろう?」
聞いてみるといとも簡単に答えてくれた。
それは「NICE! View!!」だって~~~。
かなりうけた。どこの国でもオヤジはおやじか~~と思った(笑)
そして数時間して目的地に着き、早速、ナーセリーとボタニカルガーデンを見学






自生や地植えされた植物、栽培された植物を明日の為の予習のように
簡単に拝見させていただいてるうちに夜が更けた。
素敵な夕焼けを背にオフィスへと入り早速、
植物の説明と相互の取り組みについての相談をさせていただいた。

今回のこのナーセリーとのミーティングの目的は大きく2つ。一つは植物と施設の確認。
そして肝心なのは以前からペンディング状態であったこのナーセリーとの
取引についての最終確認であった。お互いの今後を見据え話は尽きない。
そうこうしているうちに時間も経ち夕食の時間に。
今晩の夕食はホームメードカレー。

シンプルであったけどその分とても温かく感じ、余計においしく感じた。
食後も話は尽きない。そうこうしているうちに、外はもう暗くなっていた。

お互いの方向性を確認し合い、結論は持ち越して、この日は休むことにした。
続きは次回に・・・