四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2026.10.08

【又右衛門スペイン紀行2026年10月⑤】~オリーブその1~

さてここからのアップは、今回のスペイン訪問で出逢った魅力的な植物について書かせていただきます。ただし全行程を終え、帰国前のホテルもしくはトランジットのラウンジ、日本に向かう機内で書かせていただいているので、最終稿以外は実際活動していた日付とは異なるものもあるのでご容赦くださいませ。

 

スペインの植物と言えば、まずはオリーブが連想されるかと思う。そのためオリーブについては2話にわけてアップ、ヤシやその他の植物などで2話書かせていただく予定です。

ただバタバタで頭がまわっていない中での作文で意味が解りにくいかと思うので、写真を楽しんでいただければと思う。

 

 

私のブログをお読みいただいている方には植物に関係ない方もいらっしゃるため専門家の方にはくどい話になるがご容赦くださいませ。

 

まず日本へオリーブを輸入するには、様々な規制がある。それは虫付着がないことであったり、病気に罹患していないことであったりする。それはあらかじめ日本から事前検査の陰性証明が要求されるものもあれば、オリーブ癌腫のように事前検査による陰性証明は要求されないが、罹患していれば日本に入国ができないものもある。この問題については長くなるのでまたこのアップでは控え、機会があれば別途直接話をできればと思う。

 

 

病害虫以外では、オリーブに限らずだが土の100%除去である。そのためまずは高圧洗浄機などでしっかり土を落としていく。そして最終仕上げでは、植物に地面の土が着かないように、オリーブを吊り上げ再度洗浄し最終確認。

 

 

そしてココピートやピートモスに植え込み、梱包し出荷である。ただ気をつけなければいけないのが、ココピートなどは新しいものを使うこと。ここができていなくて野ざらしのココピートを使っているナーセリーが結構ある。私のパートナーには毎回口酸っぱくいっているので問題ないが、ナーセリーにまかせっきりは、緩んでくることもあるので要注意である。

 

少し前置きが長くなったがここからいろんなタイプのオリーブを紹介させていただく。ただ多くのタイプがあり書ききれないのと、ブログで公開できないものが結構あるので了解くださいませ。

 

まずは小さいものから。このようなChupaChups(チュッパチャプス)のような形状のもの。ヨーロッパのガーデンセンターなどで人気が高いとのこと。多くの生産者が日本へと提案いただいたが、日本でも作られているので、基本的には受け入れは検討外である。ただ日本での生産がなくなったり、大量な需要や生産者からの輸入依頼があったりすれば検討の余地はあるかもしれないが又右衛門は日本の生産者と価格で競うことになる輸入は基本行わないため、今は静観になるかな・・・・・

 

 

これも多く生産されている。十数年前オリーブの輸入を始めたころ。とても多くの方にお買い上げいただけたタイプ。その頃からすれば円安や輸入経費の倍増もあり、高くなってしまうが、根強い人気がある。

 

 

そして一番多いのがこのようなサイズ。樹齢はおおよそ100年ぐらいかなと。日本でも値ごろ感があるため人気である。

 

それらに手を加えたこのようなものもある。ドイツなどで引き合いがあるとのこと。このまま日本で人気が出るとは考えにくいが、又右衛門のセンスが古いかもなので読者の方にご意見をいただきたい。

 

 

 

 

生産者は少ないが、木肌を活かした真柏盆栽のようなものもある。写真は大きめだが小さいものが日本では今人気である。今回の訪問したところは少し大きいが、良い形をしたのもあったのと、訪問中にMessengerにて連絡をくれて、日本にとても友好的で又右衛門との取引を熱望してくれていたので、前向きな検討になるかと思う。到着の際はお楽しみに。

 

 

 

少し大きくはなるが、このように曲線が美しいものもある。一つひとつ色んな表情があり見ているだけで楽しい。それも見る方向によって表情が変わるため、ネットやカタログでの判断は難しい。現地に来てからこそできる判断なので選び甲斐がある。また朝と夕方でもその表情には違いがあることもある。ただ限られた時間内で、魅力的なものを探し当てるのは至難の業である。ある意味宝探しのようなものでもあるのがこのようなオリーブであろう。

 

とりあえず長くなったので今回のアップはこの辺で。次号では又右衛門の大好きなタイプをお届けします。