四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2025.09.29

又右衛門 大和の国へ。「食」へのチャレンジ

今日は朝ミーティングの後、大和の国(奈良)へと向かった。奈良といえば母方の故郷であり以前より日本の国有種であり準絶滅危惧種である橘(大和橘)の復興プロジェクトに参加させていただいるため、身近に感じている町である。

 

 

そして今回は、奈良 山の辺にて就農された技術者にお声掛けいただき、かねてから進めてきている農業(花き除く)分野において、協業等の検討を進めるために現地を訪れた。

 

途中高速道路の事故渋滞にて少し遅れてしまったが、無事に現地に到着。ただレインマン又右衛門らしく雨が降っていた。そのような中、肩と足もとを濡らしながら現地にて活動する自然農法を実践するパートナーとグループ会社の顧問、弊社土づくりアドバイザーとで、協業候補地の確認をさせていただいた。

 

まずは何といっても重要な要素である水源のチェックである。山の上部に位置しているがすり鉢状になっているため水量は豊富。また同地域でも雨が降りやすいとのことで渇水の心配はないとのこと。農業において何よりも大切なことである。さらに前途のように山の上部に位置しているため、山で長年堆積された腐植物を含んだ水であり、水源より上には耕作地がないため他から化成肥料や農薬の流れこみもないため、運搬や作業のことなどを別にすれば、健康な野菜を生産するには絶好の場所である。

 

 

現地のパートナーは自然農法のスペシャリストであるのと、弊社が開発する「マリネックス(高濃度フルボ酸)」の特異性や性質の素晴らしさを熟知し、可能性を十分に理解してくれており、実際に他社が今夏の猛暑で生産できなかったものを、しっかり作り上げていて、クライアントに高く評価をされているようである。実際に私もその生産物を拝見し、彼の農法を納得させていただいた。

 

現地視察を終えて、場所を変えて今後についてお話をさせていただき、お互いを尊重しながら協業を始めることに概ね同意ができ、さっそく準備に入ることになった。

 

自然農法のスペシャリスト、微生物農法のスペシャリスト、土づくりアドバイザー、そして唯一無二である「マリネックス」と恵まれた大和の国の土壌によって産み出されるものは他ではできないような産品になるであろう。また年月をかけてこの地に関わる全ての者が、他では得られない知識と技術を得ることは間違えないであろう。大いに期待をしたいし、弊グループにとっては取り掛からなければならないプロジェクトであると言える。

 

私としても、幼いころよく遊んだ奈良にて、大和橘に続いてこのプロジェクトに関われることはとても意義深いし、楽しみである。皆さんも是非、期待してくださいませ。