四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今回は2か月ぶりの訪問であるタイについて書かせていただき、今回の訪問目的は現在進めている共同プロジェクトの進捗確認や契約産地における生育状況に確認、来年再来年の大きなイベントに向けての取り組み、日本以外の国からの依頼による植物調達などが主な目的であるが、多くは今まで進めていることの確認と、社外秘の取り組みになるため、この場で真新しいことをお伝えできず、ちょっと薄い報告になるかもですがご容赦くださいませ。
いつもように今回も朝一番のJALで伊丹空港を出発し、羽田空港経由でバンコク スワンナプーム空港へと向かった。
途中、富士山を拝み、ひたすら宿題のデスクワークを行う。
しばらくして機内食が配られ、照り焼きチキンとハンバーグの2択であり、チキンでもハンバーグでも、魚でも照り焼きの甘さがあまり好みではないので、ハンバーグを選択させていただいた。
そしてパソコンをたたいているうちに、気がつけばスワンナプーム空港に到着。そこからは現地に向けて車で移動。パートナーと合流後、ミーティングを行い食事をしてから明日に備えてホテルに入った。
翌日、目的地でパートナーであるノンヌット トロピカルガーデン へと向かったhttps://www.nongnooch.world/landing
ここは東京TDLの約5倍という広大な敷地に、溢れんばかりの希少性が高く、巨大な植物や強大な恐竜、レストランや宿泊施設も完備し、世界からの多くの人を呼び寄せている。さらに教育コンテンツもあり、国内の子どもたちにとっても価値が高い必要なテーマパークである。
そのような魅力的な場所で前々回よりアクアセルや日本で20年前に開発され今では世界が注目する
バイオスティミュラント「マリネックス(海洋性腐植抽出液 高濃度フルボ酸)」https://marinex.co.jp/ やアースフィールMN https://earthfeel.co.jp/ の試用試験が始まっているので経過観察のために訪問した。
ザミアやペペロミアにはマリネックス&アクアセルキューブを使用。しっかり違いが出てきている。
写真ではわかりづらいがビンカでも成長の差が大きかった。徒長したのでは?と思う方もいるが節間がつまり、軸がしっかりしていることから成長を促したことは間違えないであろう。
パフィオでは、マリネックス&アースフィールMNを使用。色の濃いのが使用したものである。見た目にすぐわかるほど歴然とした差が出ており、開花も促進されている。
またバンダなどでも、元気な根が多く出てきており、現場の人もこの結果に驚き、ランにおけるマリネックスなどの強く有効性を感じていただけた。
この他にも様々な良い結果が出ているので次回からは品種や用途を広げて、テストから実用に向けた調整にはいる。
この暑いタイでの結果は酷暑に見舞われた日本における暑熱対策にも有効であるといえる。実際に日本でも著名な生産者はマリネックスで暑熱対策を行っている。このような今回の結果は、来年に再来年と続く世界での植物の祭典EXPOにおいても有効であろう。
私はビジネスとしてよりも、私たちの技術や開発商品で、短期間に行われるイベントなどにおいて植物にかかるストレスを少しでも軽減させ命を護っていければと思っている。
まだまだやらなければならないことがあるな~~と感じながら、再訪を約束しノンヌット トロピカルガーデンを後にした。