四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.03.15

又右衛門 スペイン紀行3月⑥ ~オリーブの日~

今日の午前は次回にアップさせていただく予定のナーセリー訪問を行い、そこから車で約一時間、次の訪問地へと向かった。ここは昨年知り合うことができた実際に多くのオリーブ農場をもつ生産者で、展示会やエルチェなどで展開するナーセリーとは違う生産者そのものである。

彼らは自社農園のオリーブの中から、形や表情をみながら選んで掘り起し、ナーセリーなどに販売する川上の存在になる。ただ多くの生産者とは違うのは、彼自体ガーデンデザインも行うことから、植物への視点が他者と異なり、アーティストのようなセンスを持っている。

そして植物への想いやこだわりが強い魅力的な方である。では何故このような方に出逢えたのかというと毎年開催され特別招待を受けているイベルフローラというスペイン最大級の園芸展示会に参加していた時に、私の姿を見かけてお声掛けいただいたのである。

彼曰くこの地方のオリーブはアンダルシア地方のオリーブのどっしり感とは違い、様々な表情を持つのが特徴で、私にとても丁寧に1本1本説明を付加していただいた。オリーブ愛が強く、とてもこだわりの強い方である。

圃場を見学させていただいた後、ランチにパエリアとアロッソカルドッソを一緒にいただいた。その際にせっかくなので厨房においでと招かれ、薪をくめながら作るパエリアを見学し、とてもおいしくいただいた。

植物談義がつづき、その時に昨年何故、あれだけ多くの方が訪れている展示会にて、私を呼び止め、声を掛けいただいたのかを聞いてみると、多くの来場者の中でも、植物を見る時の眼が他者とは違いひときわ目立っていたため、失礼とは思ったが私に声掛けをいただいたのこと。その後私の活動をFacebookなどで見ていただいていたようで、さらに興味が深まり今回の訪問を心待ちにしていただいたとのことである。本当にありがたいことである。そして今回お互いが話すと植物に対しての考え方に多くの共通点があり、短い時間であったが今後についての夢を語り合うことまでできるようになった。

食事終了後は彼がひいおじいさんから受け継いだナーセリーの素敵な植物を特別に観に連れていっていただけた。彼からは素敵な提案もいただけ今後新しい取り組みを一緒にしていくことになる可能性が高い。今日3月15日は「オリーブの日」である。その日に相応しいお互いの記念日になった。そして年内の再会を約束し、かたい握手を交わして後ろ髪を引かれる思いでこの地を後にした。

その夜はサグントという街のひなびたホテルに泊まり、ラス・ファジャス(Las Fallas)で鳴り響く爆竹の爆音に何度も驚かされながら深夜眠りにつくことにした。さ~~スペインでの活動も終盤。引き続き頑張っていこう。明日も楽しみだ。