四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.02.27

又右衛門。タイへ。2月① 出発

今日から今年初めてのタイ訪問である。今回の目的は地元大学との共同研究の締結と新しい大学との研究打合せ、著名な生産者との連携協議、日本の生産者との連携プロジェクト、そして昨年より関わらせていただくことになったとても素敵な施設の方々をタイに迎えての現場ミーティングで、いつもより少し長い日程ではあるが、スケジュールはパンパン。荷物もスーツケース30kg弱のパンパンである。そのような感じで荷物を抱えてまだ暗い中、小雪まじりの自宅を出発した。

朝も早いので渋滞なく、伊丹空港に到着。荷物を預けて保安検査場へと向かった。

保安検査後、搭乗口に向かう際に、スマホが手元にないことに気づき、どこに置いてきたのだろうと記憶をたどってみたところ、保安検査場でダウンベスト脱いで、そのまま置いてきてしまったことを思い出し、急遽戻ったところ、検査場で預かっていただけたので引き取れ一安心。今回こそは忘れ物はしない。失くし物もしないと強く思っていたのだが、聞きなり出鼻をくじかれた?いや自分で挫いてしまった状況での出発となった。

無事に経由地である羽田空港に到着。しばらくして搭乗口に向かったが、搭乗時間になって準備が遅れているとのことで30分間、その場で待つことになった。今年初めの事故が重なったことからか、それか異常気象のせいか最近はやたら遅延が多い。安全第一なのでこれは仕方のないことであるが、お年寄りや小さなお子様も多いので、もう少し早めの告知があればいいのではとは感じた。

約30分後、搭乗。ドアクローズはされたが中々出発できずにいた。アナウンスでは、強風のため滑走路が1本しか使えないため、離陸の順番待ちで1時間とのことである。やれやれである。その後、やっと離陸できるようになり、滑走路で加速をしていったが、急に機体は減速し、離陸を取りやめてしまった。

しばらくして機長からのアナウンスで、離陸時に強い横風をうけ、その際にエンジンの異常を示す警告ランプが点灯し、急遽離陸を取りやめたとのことである。そして一旦機体確認及び整備のため引き返すことになり、機内で待機しながら、整備結果を待つことになった。

またしばらくして、アナウンスがあり、今から燃料補給を行うということである。飛んでもいないのに燃料補給とは、エンジンの検査で一旦燃料を抜いたのか、それとも燃料が漏れたのかなどメカ音痴の私には全くわからないが、燃料補給ということで飛ぶ可能性はでてきたことに期待と不安を抱きながら再び待つことになった。

そして定刻出発時間より約4時間遅れて再び滑走路へ。その後何とか離陸するこができた。

既に機内には4時間近くいるのでこれからバンコクまでの6時間半のフライトを足すと10時間を超すもので、前回の中東へのフライトと変わらぬ時間となってしまった。

スワンナプーム空港到着後は駆け足でファーストレーンを通り抜け、時間はおしてはいたがタクシーは使わずに電車を乗り継いで今日の目的地であるスクンビットの定宿へと向かった。

この日は遅くなってしまったので、現地パートナーと近くのカフェで簡単に今回の予定のすり合わせを行い、ホテルに戻って明日の契約の準備をして休むことにした。

さ~~このような感じで、前途多難のようになってしまったが、これで厄が落とせたと前向きに考えて気を取り直して、明日から頑張っていこうと思う。楽しみでいっぱいだ。