四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2021.01.15

夢に自粛なし

とうとう緊急事態宣言が大阪、兵庫、京都も発令されることになり、さらにCOVID-19感染拡大抑制に向けた取り組みを頭において活動をしなければならない状況となってきた。

当然、私たちも協調し、引き続き感染防止対策を講じている。もともとバタバタの日々を送っている私は不要不急でない行動がないため、制限するにも何を削るか難しいのだが、その中でも何とか工夫をしながら活動をしている。これは私だけがそのような状況ではなく、多くの方が同様もしくはそれ以上の制限の中で活動されているので、健康で動けているだけでもありがたいと思い、自粛をしなければならないと思う。

そのような中、今週はリモートや完全防備でのプロジェクトで、あっという間の一週間であった。
最近注目が集まる大和橘の配達をし、パートナー企業であるハイトカルチャ株式会社の研究所にて、セラミック栽培式野菜工場について素敵なお客様を交えてミーティングをおこなった。

まずは、体中の衣服についた埃をとり、手足をきれいにクリーニング。さらにエアーシャワーにて、完全にきれいになる。その上で白衣に着替えてセラミック栽培式野菜工場内部を見学。

葉物野菜が生き生きとしているのがよくわかる。ハーブ類はとても良い香りをしている。さすがセラミック栽培式である。

そしてトマト。めちゃくちゃ甘い。またイチゴもある。

さらに最近流行りのエディブルフラワーもモリモリに育っている。花壇より元気である。

その後は密を回避して大きな会議室でミーティングをおこなった。
お越しいただけた著名な企業の方は、このセラミック栽培式をとても高く評価され、その可能性を強く感じていただけたと思う。

私たちもこのシステムの優れているところは熟知しているが、それだけでは中々越えられない壁が多くある。しかしその壁を越えることができるかもしれない様々な提案やアイデアが湧き出てくるとても価値あるミーティングとなった。さすが第一線で商品開発やデザインを行っている企業の方である。今後が楽しみである。

会議を終えると、次へのステップに向かう約束をして、貴重な時間は終わりとなった。通常であればその後は会食というのが流れではあるが、当然、このような環境下であるため、自粛し、再会を約束して解散となった。

▼セラミック栽培式野菜工場PDF 
http://www.baraen-rosegarden.co.jp/pdf/ceramic_farm.pdf

私たちは、土耕の有機栽培の指導をおこなっている。セラミック栽培式では土耕の良さと水耕の良さを兼ねそなえ、更に独自の良さを産み出している。何といってもこの技術の優れているところは、味や香り。そして排水がないためエコである。また小規模で栽培が可能で、最低限の条件がそろっていれば、南極でも砂漠でも安心安全で新鮮な野菜が栽培可能である。

私は将来宇宙にて野菜栽培を可能にする技術に一番近いのはこのシステムでないかと思っている。本当に夢が広がる話である。

現在、海外どころか県外に行くことすら容易ではない。そのような時だからこそ、夢ぐらいはより遠い宇宙に向かっていきたいものである。